沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
- 発言数
- 14 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1980/11/26
会議録
○小沢委員長 これより会議を開きます。 沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。 この際、北方領土問題等の解決促進に関する件について決議をいたしたいと存じます。 本件に関しましては、各党代表者間におきまして御協議願っておりましたが、協議が調い、案文がまとまりました。 まず、案文を朗読いたします。 北方領土問題等の解決促進に関する件 本委員会は、これまで再三にわたり北方領土問題解決促進に関する決議を行ってきたところであるが、いまなお返還が実現せず、ソ連が北方領土において新たな軍事力を配備し、増強を続けていることは、日ソ両国の平和友好関係の促進のために誠に遺憾なことである。 北方領土の早期返還の実現は国民の総意であり、要求である。政府は、北方領土早期返還を求める国民の声をふまえ、これを啓発するための行事の日の設定などの検討を始め、北方地域旧漁業権者等及び北方領土元居住者等に対する救済援護措置の拡充はもとより、北方領土隣接地域の振興のための強力な措置を講じつつ、北方領土におけるソ連の軍事的措置を撤回するよう重ねてソ連政府に要求するとともに、北方領土の早期返還を図り、平和条約を締結して日ソ間の安定的平和友好関係を確立すること。 右決議する。 以上であります。 趣旨の説明をいたします。 趣旨は案文をごらんになっておわかりと存じますが、あえて御説明いたしますと、わが国の固有の領土である北方領土が、日本全国民の要望にもかかわらず、戦後三十五年を経た今日もなおその返還が実現しておりません。しかも、再三にわたる国会決議にもかかわらず、ソ連は北方領土に軍事力を配備し、増強していることは、日ソ友好関係促進にとりまして、まことに遺憾なことであります。 北方領土の早期返還の実現は日本全国民の長年にわたる悲願であります。したがいまして政府は、北方領土の早期返還を求める国民の声を踏まえ、これを啓発するための行事の日の設定などの検討を始め、北方領土問題が未解決であるために北方地域旧漁業権者等の方々及び北方領土元居住者等の方々並びに北方領土隣接地域の置かれている特殊事情にかんがみまして、これらの方々に対する救済援護措置の拡充と北方領土隣接地域の振興のための強力な措置を講ずるとともに、北方領土におけるソ連の軍事的措置を撤回するよう重ねてソ連政府に要求するとともに、北方領土の早期返還を図り、平和条約を締結して日ソ間の安定的平和友好関係を確立するよう格段の努力をすべきであります。 以上をもって、本決議案の趣旨の説明といたします。 何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。 採決いたします。 北方領土問題等の解決促進に関する件を本委員会の決議とするに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○小沢委員長 起立総員。よって、本件は本委員会の決議とすることに決定いたしました。 この際、ただいまの決議に対しまして政府から発言を求められておりますので、これを許します。中山総理府総務長官。
○中山国務大臣 政府といたしましては、ただいま採択されました御決議の趣旨を十分体しまして、今後とも引き続き北方領土問題の解決のために努力をいたしてまいる所存でございます。
○小沢委員長 ただいまの決議の議長に対する報告及び関係各方面への参考送付等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小沢委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 ————◇—————
○小沢委員長 次に、請願の審査に入ります。 今会期中、本委員会に付託されました請願は、本日の請願日程に掲載してありますとおり一件でございます。 本請願を議題といたします。 まず、審査の方法についてお諮りいたします。 本請願につきましては、先ほどの理事会におきましても慎重に御検討願いましたので、紹介議員からの説明聴取等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小沢委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 本請願は、採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小沢委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 なお、ただいま議決いたしました本請願に関する委員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小沢委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 ————————————— 〔報告書は附録に掲載〕 —————————————
○小沢委員長 なお、今国会、本委員会に参考送付されました陳情書は、嘉手納基地の爆音被害防除等に関する陳情書外二件でございます。念のため御報告申し上げます。 ————◇—————
○小沢委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 沖繩及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小沢委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 次に、閉会中委員派遣に関する件についてお諮りいたします。 閉会中審査案件が付託になり、その審査のため委員派遣の必要が生じた際には、委員長において議長に対し、委員派遣承認の申請をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小沢委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 なお、派遣委員の員数、派遣期間、派遣地、その他所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小沢委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 本日は、これにて散会いたします。 午前十一時十六分散会