大蔵委員会 第1号
- 発言数
- 28 件
- 登壇者
- 10 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1980/07/24
会議録
○綿貫委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 私、このたび各位の御推挙によりまして、はからずも当大蔵委員会の委員長に就任いたしました。 財政再建が緊急な課題となっている今日、本委員会の使命はまことに重大なものがあると存じます。 委員各位の御鞭撻、御協力を得まして、円満かつ公正な委員会運営を行ってまいりたいと存じます。 何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) ————◇—————
○綿貫委員長 これより理事の互選を行います。 理事の員数は、議院運営委員会の決定の基準に従いまして、その数を八名とし、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○綿貫委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 それでは、 越智 伊平君 大原 一三君 小泉純一郎君 山崎武三郎君 佐藤 観樹君 沢田 広君 渡部 一郎君 竹本 孫一君 をそれぞれ理事に指名いたします。 ————◇—————
○綿貫委員長 この際、渡辺大蔵大臣より発言を求められておりますので、これを許します。渡辺大蔵大臣。
○渡辺国務大臣 今回、はからずも大蔵大臣を拝命いたしました渡辺美智雄でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 わが国経済は、現在、かじ取りの非常にむずかしい局面を迎えております。このような時期に、財政金融政策の運営の任に当たることとなりまして、その責任の重大なことを痛感いたしております。今後政策運営に誤りなきを期するために全力を尽くしてまいる所存でございます。 最近の経済情勢を見ますると、消費や生産など景気の先行きについて注目すべき指標があらわれておりますが、輸出、設備投資が堅調に増加していることから、わが国経済はこれまでのところ総じて着実な拡大が続いており、雇用情勢も改善傾向にあります。 他方、物価について見ますると、卸売物価は最近の円高傾向や国際商品市況の下落などから、おおむね落ちつきを見せているものの、消費者物価は卸売物価上昇の影響を受けており、引き続き警戒を要する状況にあります。 さらに、国際収支の面においても、原油等の価格上昇を主因として、経常収支が赤字を続けております。 このような情勢のもとに、政府といたしましては、景気の維持、雇用の安定に留意しつつ、当面、特に物価の安定に重点を置いた政策運営を行っているところであります。 私といたしましては、これまでとられた諸施策の効果の浸透を注意深く見守っているところであり、今後とも物価や景気の動向に細心の注意を怠らず、従来の経済運営の方向を堅持しながら情勢の推移に応じて適切に対処していく考えであります。また、今後の国際収支の動向についても十分注意を払ってまいる考えであります。 次に、緊急かつ重大な課題である財政再建について申し上げます。 わが国の財政は、石油危機を契機とする経済の停滞の中で、租税収入の水準低下にもかかわらず、国民生活の安定と景気の回復を図るため、あえて指導的な役割を果たし、大きな成果を上げてまいりました。しかし、その間に財政収支は巨額の赤字に落ち込み、昭和五十年度以降毎年大量の公債に依存せざるを得ない状況が続いております。 御承知のように、昭和五十五年度には初めて一兆円の公債減額を行い、財政再建の第一歩を踏み出したところであります。しかし、それでもなおわが国財政は十四兆を超える巨額の公債発行を余儀なくされ、歳入の三分の一をこれに依存するという異常な状態が続いております。 私は、この異常な事態が単に財政の破綻を招くのみならず、わが国経済全体に耐えがたいひずみをもたらし、経済の発展と国民生活の安定を図る上において重大な障害となることを深く憂慮しております。 このような財政の公債依存の体質を改善し、財政の対応力の回復を図るため、私は全力を挙げて財政再建に取り組むこととするとともに、それを国民自身の問題として受けとめていただくよう広く訴えていく決意でございます。 財政再建のためには、まず歳出の徹底的な抑制が必要であり、このため本年度も昨年度に引き続きサマーレビューを実施し、歳出全般にわたる抜本的な見直しを行い、縮減合理化方策について検討を進めております。 昭和五十六年度の公債減額については、最終的に予算編成過程で決めることになりますが、現在実施しているサマーレビューにおいては、公債をさらに二兆円程度減額することを目標としているところであり、今後とも最大限の努力を払ってまいる所存でございます。 財政再建の方途は、結局のところ、負担の増加を回避するために公共サービスの水準を思い切って低下させるか、公共サービスの維持向上を目指すために負担の増加をお願いするか、あるいはこの両者の組み合わせによるか、この三つの中から選択をしていくしかないと考えております。 すでに申し上げましたように、財政再建は国民的課題でありますので、皆様方におかれましても、国民の代表として、そのいずれの道を選択するのがよいのか十分一緒にお考えを願い、お知恵を拝借さしていただきたいと考えております。 皆様の御理解と御協力を切にお願いを申し上げまして、私のあいさつとする次第でございます。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)
○綿貫委員長 次に、今般新たに就任されました保岡大蔵政務次官、浅野大蔵政務次官より発言を求められておりますので、順次これを許します。保岡大蔵政務次官。
○保岡説明員 このたび大蔵政務次官を拝命いたしました保岡興治でございます。 もとより浅学非才でございますが、大臣と一体となりましてその職務の遂行に全力を挙げる決意でございますので、綿貫委員長初め委員各位の皆様方におかれましては、よろしく御指導、御鞭撻いただきますよう心からお願い申し上げます。(拍手)
○綿貫委員長 浅野大蔵政務次官。
○浅野説明員 このたびはからずも大蔵政務次官を拝命いたしました浅野拡でございます。 ただいま渡辺大蔵大臣のおっしゃいましたとおり、大変時局が重大なときでございますので、大臣と保岡政務次官と一緒になりまして一生懸命努力をしてまいりたいと思います。各先生方の御指導、御鞭撻を賜りますれば大変幸いだと思います。よろしくお願いいたします。(拍手)
○綿貫委員長 次に、先般新たに就任されております田中大蔵事務次官等より発言を求められておりますので、順次これを許します。田中事務次官。
○田中説明員 今般新たに事務次官に任命されました田中でございます。 理財局長、主計局長在任中、本委員会から賜りました御指導、御教示に対しまして心より御礼を申し上げます。今後ともよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○綿貫委員長 山口官房長。
○山口説明員 大臣官房長を拝命いたしました山口でございます。どうかよろしくお願いいたします。(拍手)
○綿貫委員長 松下主計局長。
○松下説明員 主計局長を拝命いたしました松下でございます。 官房長在任中、当委員会におきましていろいろ御指導をいただき、お世話になっておりましたが、今後とも引き続きましてよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○綿貫委員長 清水関税局長。
○清水説明員 関税局長を拝命いたしました清水でございます。どうかよろしくお願いいたします。(拍手)
○綿貫委員長 渡部国税庁長官。
○渡部説明員 国税庁長官を拝命いたしました渡部でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○綿貫委員長 川崎国税庁次長。
○川崎説明員 国税庁次長を拝命いたしました川崎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ————◇—————
○綿貫委員長 この際、御報告申し上げます。 本委員会に付託になりました請願は二件であります。両請願の取り扱いにつきましては、各党間におきまして御協議願ったのでありますが、両請願の採否の決定は保留することになりましたので、さよう御報告いたします。 なお、本会期中、参考送付されました陳情書は、一般消費税の新設反対等に関する陳情書一件であります。 ————◇—————
○綿貫委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 まず、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。 国の会計に関する件 税制に関する件 関税に関する件 金融に関する件 証券取引に関する件 外国為替に関する件 国有財産に関する件 専売事業に関する件 印刷事業に関する件 造幣事業に関する件 の各件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○綿貫委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 次に、閉会中小委員会設置に関する件についてお諮りいたします。 それぞれ小委員十六名よりなる 税制及び税の執行に関する小委員会 金融及び証券に関する小委員会 財政制度に関する小委員会 金融機関の週休二日制に関する小委員会 を設置することとし、各小委員及び小委員長は委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○綿貫委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 小委員及び小委員長は、追って指名の上、公報をもってお知らせいたします。 なお、小委員及び小委員長の辞任の許可並びに補欠選任につきましては、あらかじめ委員長に御 一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○綿貫委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 次に、閉会中審査におきまして、委員会及び各小委員会において、参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合は、参考人の出席を求めることとし、その人選及び出席日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○綿貫委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 次に、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。 閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣委員の人数、氏名、派遣地、期間その他所要の手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○綿貫委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 本日は、これにて散会いたします。 午前十時四十四分散会