大蔵委員会 第1号
- 発言数
- 31 件
- 登壇者
- 12 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1979/11/16
会議録
○増岡委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 私、このたび各位の御推挙によりまして、はからずも当大蔵委員会の委員長に就任いたしました。 財政再建が緊急課題となっている今日、財政金融を担当する本委員会の使命はまことに重大なものがあると存じます。 委員各位の御鞭撻、御協力を得まして、円満かつ公正な委員会運営を行ってまいりたいと存じます。何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) ————◇—————
○増岡委員長 これより理事の互選を行います。 理事の員数は、議院運営委員会の決定の基準に従いまして、その数を九名とし、先例によりまして委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増岡委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 それでは、 愛知 和男君 稲村 利幸君 高鳥 修君 綿貫 民輔君 佐藤 観樹君 山田 耻目君 坂口 力君 正森 成二君 竹本 孫一君 をそれぞれ理事に指名いたします。 ————◇—————
○増岡委員長 この際、竹下大蔵大臣より発言を求められておりますので、これを許します。竹下大蔵大臣。
○竹下国務大臣 今般、はからずも大蔵大臣を拝命いたしました。 わが国経済は、現在、国内、対外の両面にわたりきわめてむずかしい局面を迎えております。このような時期に、財政金融政策の運営の任に当たることとなり、その責任の重大なることを痛感いたしております。今後政策運営に誤りなきを期すべく全力を尽くしてまいる所存であります。 最近の経済情勢を見ますと、個人消費、設備投資等の国内民間需要が堅調に増加しており、全体として経済は着実な拡大傾向にあるほか、雇用情勢も緩やかながら改善が続いており、わが国経済は、現在のところ総じて順調に推移していると申してよいと考えます。 しかしながら、他方では、年初来再三にわたり原油価格の引き上げが行われ、供給面でも今後の見通しが明らかとは言えないことなど、景気の先行きには必ずしも予断を許さないものがあります。また、消費者物価はいまのところ比較的安定しているものの、卸売物価は原油を初めとする海外原材料価格の高騰や、最近における為替相場の変動等により相当上昇しており、物価についても警戒を要する状況にあります。 さらに、国際収支の面においても、原油等の価格上昇や、景気回復に伴う輸入の増大を主因として、最近では、経常収支が赤字を記録するに至っております。 このような情勢のもとに、金融政策の面では、すでに四月と七月に公定歩合の引き上げが行われ、石油情勢の変化等に伴うインフレ心理の醸成などにより、物価が一層押し上げられることのないよう措置されておりますが、今回さらにこの効果をより確実なものとするとともに、あわせて為替相場の安定にも資することを期待して、第三次公定歩合の引き上げが行われたところであります。 また、財政の執行面につきましても、公共事業等について第三・四半期末の契約目標率を定めるなど経済情勢に応じた適切な施行を図ることといたしております。 私といたしましては、これらの諸施策の効果の浸透を注意深く見守りつつ、経済の推移に応じ適時適切に対処することにより、景気の動向に配慮するとともに物価の安定を図ってまいる所存であります。また、今後の国際収支の動向についても、十分注意を払ってまいる考えであります。 次に、緊急かつ重大な課題である財政再建について申し述べます。 御承知のように、わが国の財政は、十五兆円を超える巨額の公債発行を余儀なくされ、実に歳入の約四割をこれに依存するというきわめて異常な事態に立ち至っております。 私は、この異常な事態が単に財政の破綻を招くのみならず、わが国経済全体に耐えがたいひずみをもたらし、経済の発展と国民生活の安定を図る上で重大な障害となることを深く憂慮しております。 このような財政の公債依存体質を改善し、財政の対応力の回復を図るため、私は全力を挙げて財政再建に取り組む決意であります。 このため昭和五十五年度予算においては、税の自然増収は優先的に公債減額に充てることとし、公債発行額を前年度より相当程度減額することを基本方針とする考えであります。 この場合、歳出面においては、極力経費の節減合理化に努め、既定経費の徹底的な見直しを行うほか、新規施策については、真に緊急やむを得ないもの以外はこれを認めないこととするなど歳出規模を極力圧縮するとともに、歳入面においては、租税特別措置の整理等を通じ、税負担の公平確保をさらに推進してまいる所存であります。しかしながら、これらの努力によってもなお最小限必要な歳出の増加を賄うのに財源が不足する場合は、国民の御理解を得て、負担の増加を求めることも検討課題とせざるを得ないと考えております。 皆様の御理解と御協力を切にお願い申し上げる次第であります。(拍手)
○増岡委員長 次に、今般新たに就任されました小泉大蔵政務次官、遠藤大蔵政務次官より発言を求められておりますので、順次これを許します。小泉大蔵政務次官。
○小泉説明員 このたび大蔵政務次官を拝命いたしました小泉純一郎でございます。誠心誠意職務に精励いたしますので、皆様方の御指導と御鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。(拍手)
○増岡委員長 遠藤大蔵政務次官。
○遠藤説明員 このたび政務次官を拝命いたしました遠藤要でございます。厳しい時局のさなかにあって、皆様方の御指導と御協力をいただきながら職責の遂行に全力を注ぎたいと思います。よろしくお願いいたします。(拍手)
○増岡委員長 次に、先般新たに就任されております長岡事務次官等より発言を求められておりますので、順次これを許します。長岡事務次官。
○長岡説明員 去る七月十日付をもちまして事務次官を拝命いたしました長岡でございます。ごあいさつの機会が大変遅くなりまして恐縮でございます。 過去二年間、主計局長としてもっぱら予算委員会の方に出ておりましたので当委員会はごぶさた申し上げておりますが、その前二年間は官房長として当省関係の法案の審議その他に大変お世話に相なりました。大蔵省関係の仕事につきましては難問山積の時代でございまして、身の引き締まる思いがいたします。何とぞ従来にも増して御指導、御鞭撻のほどをお願い申し上げたいと思います。(拍手)
○増岡委員長 田中主計局長。
○田中説明員 主計局長を拝命いたしました田中でございます。 過去二年間、理財局長といたしまして当委員会におきましては主として国債問題を中心に格段の御指導をいただきましたこと、ありがたく御礼申し上げます。財政再建のかなめでございます予算編成に向かって渾身の力を尽くしてまいりたいと存じますので、何とぞよろしく御支援のほどをお願い申し上げます。(拍手)
○増岡委員長 米山関税局長。
○米山説明員 去る七月、国税庁の次長から関税局長を拝命いたしました米山でございます。引き続き御指導をお願いいたします。よろしくお願いいたします。(拍手)
○増岡委員長 渡辺理財局長。
○渡辺説明員 七月に理財局長を拝命いたしました渡辺でございます。非常にむずかしい局面でございますので、皆様方、先生方の御指導のもとに一生懸命やってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。(拍手)
○増岡委員長 吉本証券局長
○吉本説明員 去る七月、理財局次長から証券局長を拝命いたしました吉本でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○増岡委員長 米里銀行局長。
○米里説明員 同じく去る七月に銀行局長を拝命いたしました米里でございます。金融関係もまことに多事多端でございますが、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○増岡委員長 加藤国際金融局長。
○加藤説明員 七月に主計局の次長から国際金融局長を拝命いたしました加藤でございます。よろしくお願いいたします。(拍手)
○増岡委員長 伊豫田国税庁次長。
○伊豫田説明員 去る七月に主税局の審議官から国税庁次長を拝命いたしました伊豫田でございます。よろしくお願いいたします。(拍手) ————◇—————
○増岡委員長 この際、申し上げます。 本委員会に付託になりました請願は二百八件であります。各請願の取り扱いにつきましては、各党間におきまして御協議願ったのでありますが、各請願の採否の決定は保留することになりましたので、さよう御報告いたします。 なお、本会期中、参考送付されました陳情書は、文化財団等に対する寄付金の税法上の優遇措置に関する陳情書外二件であります。 ————◇—————
○増岡委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 まず、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。 国の会計に関する件 税制に関する件 関税に関する件 金融に関する件 証券取引に関する件 外国為替に関する件 国有財産に関する件 専売事業に関する件 印刷事業に関する件 造幣事業に関する件 の各件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増岡委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 次に、閉会中小委員会設置に関する件についてお諮りいたします。 それぞれ小委員十六名よりなる 税制及び税の執行に関する小委員会 金融及び証券に関する小委員会 財政制度に関する小委員会 金融機関の週休二日制に関する小委員会 を設置することとし、各小委員及び小委員長は委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増岡委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 なお、小委員及び小委員長は、追って公報をもって指名いたします。 なお、小委員及び小委員長の辞任の許可並びに補欠選任につきましては、あらかじめ委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増岡委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 次に、閉会中審査におきまして、委員会及び小委員会において、参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合は、参考人の出席を求めることとし、その人選及び出席日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○増岡委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 本日は、これにて散会いたします。 午前十時四十七分散会