本会議 第6号
- 発言数
- 34 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1979/02/08
会議録
○議長(灘尾弘吉君) これより会議を開きます。 ————◇————— 永年在職議員の表彰の件
○議長(灘尾弘吉君) お諮りいたします。 国会議員として在職二十五年に達せられました曽祢益君に対し、先例により、院議をもってその功労を表彰いたしたいと存じます。表彰文は議長に一任せられたいと存じます。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(灘尾弘吉君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 表彰文を朗読いたします。議員曽祢益君は国会議員として在職すること二十五年に及び常に憲政のために尽くし民意の伸張に努められた よつて衆議院は君が永年の功労を多とし特に院議をもつてこれを表彰する 〔拍手〕 この贈呈方は議長において取り計らいます。 —————————————
○議長(灘尾弘吉君) この際、曽祢益君から発言を求められております。これを許します。曽祢益君。 〔曽祢益君登壇〕
○曽祢益君 ただいま、私の国会在職二十五年に及びましたことに対し、御丁重なる表彰の決議を賜り、まことに感激にたえません。(拍手)この決議は、私にとりましては身に余る光栄であり、深い感銘を覚えるものでございます。議長並びに本院議員各位の御厚情に対しまして、心から御礼を申し上げます。(拍手) 今日の私の栄誉と喜びとは、これまで御指導、御鞭撻を賜りました先輩、同僚各位、各種の運動にともに参画してこられました同志諸君及び終始変わらず私を支持していただきました神奈川県有権者の皆様方のお力添えによるものであることは、いまさらちょうちょうするまでもございません。改めてここに、これらの方々に御礼を申し上げなければならないと存じます。(拍手) 私が、昭和二十五年六月、第二回参議院議員選挙で初めて議席を得て、議会の子としての政治活動を開始したのは、その直後の朝鮮動乱の勃発、サンフランシスコ平和条約、日米安保条約の締結と、わが国が占領の終えんから独立の回復へのまさに激動の時期であり、また、新憲法下の議会制民主主義の真価が問われるときでありました。自来今日まで忽忙たる三十年、いま静かに顧みますとき、まことに感慨無量なものがございます。 昭和四十二年一月以降、私は、本院議員として皆様方の御協力と御支援をいただき、今日、この表彰の栄誉に浴することができたのであります。 この間に、私が昭和二十四年から所属しておりました日本社会党は、二十六年には左右に分裂、そして三十年には再統一、さらに三十年にはついに民社党が分離誕生と、波乱万丈でございました。私も政党人として苦難と曲折の道を歩まなければなりませんでした。 しかしながら、私は、その間にあって、ひたすら世界の平和と祖国の安全、わが国民の福祉と繁栄を念願し、生まれたばかりの議会制民主主義の確立と発展のために微力をささげてまいりました。(拍手) この間、私なりに、終始一貫、自己の信念と信条に誠実に生き続けてきたつもりでございます。ただ、悲しいことに、非力、非才、志の大なるに比してその成果の余りにも小なるを、いま顧みて恥じ入るばかりでございます。 今日、つらつらわが国現下の状況を見まするとき、私どもが追い求めてきた理想の社会、すなわち福祉国家と隔たること余りにも大きく、いまだ道遠しの感を深くするものでございます。また、われわれを取り巻く国際環境も、日々これ変転、全く予断を許さない厳しいものがあります。このような内外の諸情勢を考えますとき、われわれ国会議員に課せられた任務の重大さを痛感するものであります。 私は、今日与えられましたこの栄誉に、一層心を引き締め、自粛自戒、国民より負託せられたる議会人としての責務を十全に果たしたいと存ずるものであります。(拍手) 終わりに臨み、同僚各位より賜りました長年の御指導に改めて深謝し、向後も変わらざる御厚情をお願いいたしまして、感謝の言葉といたします。 ありがとうございました。(拍手) ————◇—————
○玉沢徳一郎君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。 すなわち、細田吉藏君外十一名提出、航空機輸入問題に関する決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略して、この際これを上程し、その審議を進められんことを望みます。
○議長(灘尾弘吉君) 玉沢徳一郎君の動議に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(灘尾弘吉君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加せられました。 ————————————— 航空機輸入問題に関する決議案(細田吉藏君外十一名提出)
○議長(灘尾弘吉君) 航空機輸入問題に関する決議案を議題といたします。 提出者の趣旨弁明を許します。細田吉藏君。 ————————————— 航空機輸入問題に関する決議案 〔本号末尾に掲載〕 ————————————— 〔細田吉藏君登壇〕
○細田吉藏君 ただいま議題となりました航空機輸入問題に関する決議案につきまして、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブを代表し、提案の趣旨を御説明申し上げます。 案文を朗読いたします。 航空機輸入問題に関する決議 今回の米国証券取引委員会の調査報告にかかるマクダネル・ダグラス社及びグラマン社の航空機輸入をめぐる問題が、我が国の国民感情に与えた影響は甚大であり、その真相の解明は徹底的かつ迅速になされなければならない。 本院は、本問題に関するすべての疑惑を解明することが、真の日米友好にとつて重要であるのみならず、我が国の政治の信頼をとりもどし、国民の要望にこたえる道であると確信する。 ここに本院は、米国政府その他に対して、ダグラス・グラマン問題の我が国に関する一切の資料を提供されるよう特別の配慮を要請する。 政府においても、右の趣旨を体し、本問題の徹底的解明のため万全の措置を講ずべきである。 右決議する。 以上であります。(拍手) なお、一切の資料とは、いわゆる政府、国会関係者名を含むものであります。 何とぞ、提案の趣旨を御理解願いまして、全員の御賛同あらんことをお願い申し上げます。(拍手) —————————————
○議長(灘尾弘吉君) 採決いたします。 本案を可決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(灘尾弘吉君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。(拍手) この際、内閣総理大臣から発言を求められております。これを許します。内閣総理大臣大平正芳君。 〔内閣総理大臣大平正芳君登壇〕
○内閣総理大臣(大平正芳君) 衆議院における全会一致の決議は、きわめて重い意味を持つものと受けとめております。 今回のダグラス・グラマン問題につきましては、先月十九日の閣議決定を受けて、すでに日本国法務省と米国司法省の間に資料提供に関する司法取り決めが締結されたところでありますが、政府としては、本決議の意を体し、問題解明のため、今後ともできる限りの努力を続けてまいることでございます。この機会に重ねて表明いたします。(拍手) ————◇————— 裁判官訴追委員辞職の件
○議長(灘尾弘吉君) お諮りいたします。 裁判官訴追委員塩崎潤君から、訴追委員を辞職いたしたいとの申し出があります。右申し出を許可するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(灘尾弘吉君) 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。 ————◇————— 裁判官訴追委員の選挙
○議長(灘尾弘吉君) つきましては、この際、裁判官訴追委員の選挙を行います。
○玉沢徳一郎君 裁判官訴追委員の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されんことを望みます。
○議長(灘尾弘吉君) 玉沢徳一郎君の動議に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(灘尾弘吉君) 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。 議長は、裁判官訴追委員に中山正暉君を指名いたします。 ————◇————— 裁判官訴追委員の予備員の選挙
○議長(灘尾弘吉君) ただいまの選挙の結果、裁判官訴追委員の予備員が一名欠員となりました。 この際、同予備員の選挙を行います。
○玉沢徳一郎君 裁判官訴追委員の予備員の選挙は、その手続を省略して、議長において指名せられ、その職務を行う順序については、議長において定められんことを望みます。
○議長(灘尾弘吉君) 玉沢徳一郎君の動議に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(灘尾弘吉君) 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。 議長は、裁判官訴追委員の予備員に鳩山邦夫君を指名いたします。 なお、その職務を行う順序は、鳩山邦夫君を第五順位とし、第二順位の予備員である青木正久君を第一順位とし、第五順位の予備員である後藤田正晴君を第二順位といたします。 ————◇————— 東北開発審議会委員の選挙 中国地方開発審議会委員の選挙
○議長(灘尾弘吉君) 東北開発審議会委員及び中国地方開発審議会委員の選挙を行います。
○玉沢徳一郎君 東北開発審議会委員及び中国地方開発審議会委員の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されんことを望みます。
○議長(灘尾弘吉君) 玉沢徳一郎君の動議に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(灘尾弘吉君) 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。 議長は、東北開発審議会委員に川俣健二郎君を指名いたします。 次に、中国地方開発審議会委員に佐藤守良君を指名いたします。 ————◇—————
○議長(灘尾弘吉君) 日程第一は、委員長提出の議案でありますから、委員会の審査を省略するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(灘尾弘吉君) 御異議なしと認めます。 ————————————— 日程第一 昭和五十三年度の水田利用再編奨 励補助金についての所得税及び法人税の臨 時特例に関する法律案(大蔵委員長提出)
○議長(灘尾弘吉君) 日程第一、昭和五十三年度の水田利用再編奨励補助金についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案を議題といたします。 委員長の趣旨弁明を許します。大蔵委員長加藤六月君。 ————————————— 昭和五十二年度の水田利用再編奨励補助金についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案 〔本号末尾に掲載〕 ————————————— 〔加藤六月君登壇〕
○加藤六月君 ただいま議題となりました昭和五十三年度の水田利用再編奨励補助金についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案につきまして、提案の趣旨及びその概要を御説明申し上げます。 この法律案は、去る二日大蔵委員会において全会一致をもって起草、提出いたしたものであります。 御承知のとおり、政府は、昭和五十三年度におきまして米の生産抑制の徹底と水田利用の再編成を図るため、稲作の転換を行う者等に対し、奨励補助金を交付することといたしておりますが、本案は、この補助金に係る所得税及び法人税について、その負担の軽減を図るため、おおむね次のような特例措置を講じようとするものであります。 すなわち、同補助金のうち、個人が交付を受けるものについては、これを一時所得とみなすとともに、農業生産法人が交付を受けるものについては、交付を受けた後二年以内に固定資産の取得または改良に充てた場合には、圧縮記帳の特例を認めることといたしております。 なお、本案による国税の減収額は、昭和五十三年度において約六億円と見積もられるのでありまして、大蔵委員会におきましては、本案の提出を決定するに際しまして、内閣の意見を求めましたところ、稲作転換の必要性に顧み、あえて反対しない旨の意見が開陳されました。 以上がこの法律案の提案の趣旨とその概要であります。 何とぞ、速やかに御賛成あらんことをお願い申し上げます。(拍手) —————————————
○議長(灘尾弘吉君) 採決いたします。 本案を可決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(灘尾弘吉君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。 ————◇—————
○議長(灘尾弘吉君) 本日は、これにて散会いたします。 午後零時二十五分散会