石炭対策特別委員会 第5号
- 発言数
- 8 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1979/05/17
会議録
○古川委員長 これより会議を開きます。 石炭対策に関する件について調査を進めます。 去る十五日の三菱石炭鉱業株式会社南大夕張炭鉱のガス突出災害により多数の犠牲者が出ましたことは、まことに痛恨のきわみであります。心からお悔やみ申し上げます。 まず、本件について政府より説明を求めます。石川通商産業省大臣官房参事官。
○石川説明員 去る五月十五日、北海道の南大夕張炭鉱において発生いたしましたガス突出災害について御説明いたします。 当該炭鉱は、三菱石炭鉱業株式会社が稼行している炭鉱でございまして、五十四年三月現在の生産量は約八万二千トン、従業員は二千四百七十四名でございます。 災害の起こりました場所は、一卸六片下層第二ガス抜き卸であり、坑口から四千十七メートルの距離で、海面下五百七十二メートルのところでございます。 当該個所は、通気及びガス抜きを目的とした沿層坑道であり、当日は係員一名と鉱員五名が掘進作業に従事しておりました。 二十一時ごろ、突然ガス突出が発生し、さらに後方で別の作業に従事していた鉱員を含め、計八名が突出物による埋没等により罹災いたしました。 会社は、直ちに救護隊を編成し、罹災者の救出に当たらせる一方、夕張鉱山保安監督署に災害事故報告を行いました。 夕張鉱山保安監督署の報告を受けた札幌鉱山保安監督局では、原因究明等のため、直ちに夕張鉱山保安監督署長、石炭課長、機電課長ほか七名の鉱務監督官を派遣し、現地に到着した後、直ちに会社からガス突出災害の状況の報告を受けていました。しかし、このとき、当該個所において二次的にガス爆発と思われる災害が発生いたしました。 このため会社側は、再度さらに救護隊を編成し、救助活動に当たったわけでございます。 この結果、十七日午前八時現在の罹災者の状況は、死亡者十一名、負傷者十二名、行方不明五名となっていますが、行方不明五名については、現在ガス突出による突出物を取り除きながら救出に当たっているところでございます。 原因等については、現在、罹災者の救出を第一義としつつ、事情聴取等を行い、究明調査中でございます。 なお、通商産業省といたしましては、事の重大性にかんがみ、立地公害局長を派遣し、現地の指揮に当たらせております。 今後は、これらの調査の結果に基づいて、同じような災害を起こさぬよう監督指導を強化してまいる所存でございます。
○古川委員長 これにて政府の説明は終わりました。 —————————————
○古川委員長 この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。 ただいま説明を聴取いたしました三菱石炭鉱業株式会社南大夕張炭鉱のガス突出災害につきまして、本委員会から北海道の現地に委員を派遣し、その実情を調査するため、議長に対し、委員派遣の承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○古川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 なお、日時、人選等は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○古川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 ————◇—————
○古川委員長 理事の補欠選任についてお諮りいたします。 去る五月九日、理事山本悌二郎君が委員を辞任され、現在理事が一名欠員になっております。これよりその補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○古川委員長 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に稲富稜人君を指名いたします。 本日は、これにて散会いたします。 午前十時二十三分散会