議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号
- 発言数
- 19 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1979/01/16
会議録
○石井小委員長代理 これより図書館運営小委員会を開会いたします。 小委員長に所用がありますので、小委員長の指名により、私が小委員長の職務を行います。 まず、私から、昭和五十四年度国立国会図書館関係予算の折衝の経過並びに結果につきまして、主な事項を簡単に御報告申し上げます。 第一は、国立国会図書館の別館建設に必要な経費のうち、基本設計料一億二百万円を計上することといたしました。これによって、来年度は基本設計を委託することにいたしました。 第二は、立法調査業務の機能拡充に必要な経費でございますが、昭和五十三年度当初予算額八千一百八万三千円を、一千二百五十三万一千円増額して、九千三百六十一万四千円を計上することといたしました。その内訳は、専門知識を有する非常勤職員を六名増員して二十三名とするのに必要な経費の増額、立法資料購入費四百九十万八千円の増額等でございます。 第三は、図書館資料の購入に必要な経費でございますが、昭和五十三年度当初予算額五億三千六百三十八万一千円を、二億六千三百八十六万三千円増額することとし、八億二十四万四千円を計上することといたしました。増額の内訳は、図書購入費は九千二万円、納入出版物代償交付金は八百四十七万五千円、科学技術関係資料費は一億六千四十六万円でございます。 第四は、業務機械化の充実に必要な経費でございますが、現在の電子計算機を、記憶容量が約四倍に相当する機種に変更するのに必要な経費を計上いたしました。 第五は、米国の日本関係資料等の収集に必要な経費でございますが、占領関係文書収集計画の第二年度分の収集に必要な経費並びに旧満鉄資料の複製に必要な経費を、一千一百七十四万七千円増額して、四千九百四十三万九千円を計上することといたしました。 第六は、調査資料、目録、書誌等の作成に必要な印刷費及び図書館資料の製本に必要な製本費を、一千八万七千円増額して、一億六千五百三十九万五千円計上することといたしました。 第七は、職員の手当の改善でございますが、国会特別手当を、〇・〇四カ月分増額して、〇・七六カ月分とするのに必要な経費を計上することといたしました。 以上が、予算折衝の経過並びに結果の概要でございます。よろしく御了承をお願いいたします。 何か御発言はございませんか。
○広瀬(秀)小委員 予算の伸び率で言うと、どのくらいになりますか。
○岸田国立国会図書館長 昨年度の当初予算に比較いたしまして、九・七四%でございます。
○山田(太)小委員 一般の伸び率よりも悪いな、これだけ努力して。
○西田(八)小委員 これは、概算要求額が六十六億八千七百九十四万六千円で、内示額がこれよりも大きいのですか。
○岸田国立国会図書館長 そうでございます。
○西田(八)小委員 どの部分でふえたのですか。
○岸田国立国会図書館長 概算要求自体が一応枠をはめられておりまして、それでわれわれの要望を十分に満たさないものでございましたけれども、とにかくそういう大蔵省のルールになっておりますので一応それで出す、ただし、予算の査定の際にある程度の考慮をするというお話し合いが議運の委員長との間にありまして、それで、結論といたしましては、概算要求より四千万円ぐらい上回っておる額でございます。
○山田(太)小委員 館長の意向としては、伸び率はちょっと悪いようだけれども、この線で一応のなにですか。
○岸田国立国会図書館長 一応、私どもの重点といたしておりました別館建築の基本設計料というものが計上されまして、大体私たちが構想いたしております規模の別館建築は、来年度基本設計をつくりまして、再来年度から施行するという段取り、見込みが立つようになりましたので、これは非常にありがたいことだと思っております。 それから、図書購入費につきましては、両院の図書館小委員長あるいは議運の委員長が特別のお力添えをしていただきまして、約五〇%に近い大幅の増額になりました。これは、従来私ども非常に一つの弱点と考えておりますことを補強されることになりますので、この点は非常にありがたいと思っております。 また、業務の機械化につきましても、容量を四倍に引き上げる予算が一応とれましたので、重点項目といたしておりますものはこの予算に盛り込まれておりますので、事務的なことはまたいろいろございますけれども、私どもとしては、本年度はまずまずの予算であろうということでございます。
○山田(太)小委員 一応は満足しておるということですか、伸び弊はちょっと悪くても。
○岸田国立国会図書館長 そうです。
○広瀬(秀)小委員 ただ、将来の問題で、立法考査局の、特に調査員というか専門員というか、こういうスタッフの拡充の問題は、依然として大きい問題として残っておることをお忘れなく、来年度以降になるかもしれませんけれども、引き続いて努力をされたいことを……。
○岸田国立国会図書館長 立法考査局の機能の充実ということになりますと、これは人間をふやさなければできないわけです。それから図書業務の方も、相当に図書もふえてまいりましたし、人員が逼迫してきておるということでございますから、将来はいずれの機会かに、これらのことについてはまた増員の要求をどうしても通していただかなければならぬようなことになると思いますが、本年度はこの業務の改善ということで一応進みたい、こういうふうに考えておるわけでございます。
○山田(太)小委員 次は増員ですね。
○東中委員 去年から増員でしょう。
○石井小委員長代理 ほかに発言はございませんか。——それでは、本件につきましては、次回の議院運営委員会において小委員長から御報告いたしますので、御了承願います。 この際、岸田図書館長から発言を求められておりますので、これを許します。岸田寛君。
○岸田国立国会図書館長 今回の予算折衝におきまして、両院の議院運営委員長、図書館運営小委員長、また諸先生方の格別の御高配とお力添えによりまして、私ども念願といたしております重点的な費目はほぼ予算に計上することができましたことは、まことに感謝にたえません。厚く御礼申し上げます。同時にまた、今後ともさらに一層御指導、お力添えを賜りますことをお願いいたします。
○石井小委員長代理 ほかに発言がなければ、本日は、これにて散会いたします。 午後三時十二分散会