逓信委員会 第13号
- 発言数
- 4 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1978/05/30
会議録
○委員長(栗原俊夫君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。 郵便貯金法の一部を改正する法律案(閣法第六一号)を議題といたします。 去る十一日の当委員会における本法案に対する質疑中、各委員の皆さんもよく御承知のとおり、服部郵政大臣からの発言が問題として取り上げられました。本件は単なる大臣の失言問題では済まされないとの強い意見などもありまして、その取り扱いについて理事会等において協議を重ねてまいりました。昨日二十九日、服部郵政大臣から委員長に対して、去る十一日の委員会における発言について、遺憾の意が表明されると同時に、当委員会において発言の機会を与えられたいとの申し出がございましたので、先ほどの理事会にこれを報告し、本問題について協議いたしました結果、服部郵政大臣に発言の機会を与えるとともに、委員長が委員会を代表して同大臣にその真意をただすことで各会派の意見が一致いたしました。 それでは、理事会の決定に従いまして、私から大臣に一言お尋ねをいたします。 去る十一日の委員会における大臣の発言については、いろいろと意見、御批判が出てまいったわけでございます。第一は、法案決定の過程においていろいろと御苦労があったとは思いますけれども、答弁の発言は、内閣一体の原則に照らして国務大臣としていかがかというような観点からの御批判がございました。さらにまた、具体的な法案について、提出主管大臣として責任的にどうもいかがかというような批判、御意見もございました。さらに問題は、提案された法案についての主管大臣としての認識、評価について、果たしてこれはどうしても成立しなければならない法案であるかどうかについていろいろと疑念を抱かせるような発言がございました。そうした中で法案審議が進めかねるというような事態にあったのが今日までの状態でございます。 この機会に、これらの問題点について大臣から明確な所信の表明をしていただきたいと思います。 大臣の発言を求めます。服部郵政大臣。
○国務大臣(服部安司君) 私は、去る五月十一日、本委員会における郵便貯金法の一部改正案に関する質疑の答弁において、国務大臣として穏当を欠き、また主管大臣として適切を欠くがごとき印象を与える発言をいたしましたことはまことに遺憾であります。 私といたしましては、本案を提出するに当たり、最善の努力を払った次第でありますが、本制度は何分国といたしましては初めて行おうとするものでありますだけに、なお理想的というには遠いと言わざるを得ない次第であると考え、この点を申し上げるに当たっていささか穏当を欠くがごとき印象を与える表現となったのでありまして、私の真意を御理解いただきたいと存じます。 私といたしましては、今回のことを深く反省し、今後十分発言に注意いたしますとともに、委員各位の格段の御指導をお願いいたします。 また、郵貯進学ローンの積立貯金の利率、貸付利率、保証人の設定あるいは返済期間等、その制度の内容につきましては、御審議に際していろいろと御意見が提起されておりますことは十分承知いたしており、検討いたしました結果、御意見を十分尊重申し上げ、利用の実態を勘案しながら、さらによい制度となりますよう最善の努力を払ってまいる所存であります。 以上です。
○委員長(栗原俊夫君) 以上をもって郵政大臣の発言が終わったわけでございますが、お聞きのとおりでございます。 以上をもって本問題に対する質疑は終了をして、次回からは本法案の審査を続行することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(栗原俊夫君) それではさよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十八分散会 —————・—————