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84回国会衆議院1978/05/23

本会議 第33号

発言数
20
登壇者
6
会派数
2
開催日
1978/05/23

会議録

保利茂無所属議長

○議長(保利茂君) これより会議を開きます。      ————◇—————

加藤紘一自由民主党

○加藤紘一君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  すなわち、細田吉藏君外十名提出、国際連合軍縮特別総会に関する決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略して、この際これを上程し、その審議を進められんことを望みます。

保利茂無所属議長

○議長(保利茂君) 加藤紘一君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

保利茂無所属議長

○議長(保利茂君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加せられました。     —————————————  国際連合軍縮特別総会に関する決議案(細田吉藏君外十名提出)

保利茂無所属議長

○議長(保利茂君) 国際連合軍縮特別総会に関する決議案を議題といたします。  提出者の趣旨弁明を許します。有馬元治君。     —————————————  国際連合軍縮特別総会に関する決議案     〔本号末尾に掲載〕     —————————————     〔有馬元治君登壇〕

有馬元治自由民主党

○有馬元治君 ただいま議題となりました国際連合軍縮特別総会に関する決議案につきまして、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党及び新自由クラブを代表し、提案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。    国際連合軍縮特別総会に関する決議案   広島、長崎に原爆が投下され、早くも三十三年を経過し、この間、あらゆる機会を通じ核兵器の廃絶を強く希望する日本国民の悲願にもかかわらず、現実には核兵器を中心とするはてしない軍拡競争が展開されている。このような国際情勢の中で、本年五月国際連合軍縮特別総会が開催されることは意義深いものであり、この際、本院は、政府が左の事項につき誠実に努力するよう要請する。  一 人類共通の崇高な目標である世界の恒久平和と安全に到達するために全面完全軍縮をめざしつつ、総会において核兵器の窮極的廃絶、生物、化学兵器の禁止について、それが早急に実現するよう強く訴えること。  一 唯一の被爆国であり、非核三原則を国是として堅持する我が国は、特に核兵器不拡散条約を真に実効あらしめるために、すべての核兵器国に対し、地下核実験を含めた包括的核実験禁止条約の早期締結及び核兵器の削減並びに核兵器が二度と使われないよう要請するとともに同条約未加盟国の加盟について強く訴えること。  一 非核武装地帯構想が、世界の平和の維持に重要な意義を有していることにかんがみ、適切な条件の整っている地域から漸次世界の各地域に非核武装地帯の設置が実現するよう国際的努力をするとともに、同地帯に核保有国による核攻撃が行われない保証をとりつけること。  一 際限のない軍備の増強は、現在の国際社会が看過し得ない問題であるため、通常兵器の国際的移転の規制、軍事費の削減を各国に強く訴えること。   右決議する。 以上のとおりであります。  核兵器を全廃し、軍備なき国際社会を実現することは、全世界共通の課題であり、全人類のひとしく熱望するところであります。  申すまでもなく、わが国は世界で唯一の被爆国として、わが国民の悲願を背景に、いかなる国の核保有、いかなる国の核実験にも反対してまいりました。しかし、現状は、核兵器を中心とする果てしない軍拡競争が展開されており、まことに憂慮にたえないところであります。  このような国際情勢の中で、国連史上はもとより、世界軍縮史上に前例を見ない平和討議の機会が訪れましたことは、まことに意義深いことと言わなければなりません。  政府は、軍縮特別総会に臨むに当たって、本決議の趣旨を体し、永続する真の世界平和を樹立する上から、軍縮への主導的役割りを果たすために最善の努力を払うべきであります。  何とぞ、議員各位の御賛同をお願い申し上げます。(拍手)     —————————————

保利茂無所属議長

○議長(保利茂君) 採決いたします。  本案を可決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

保利茂無所属議長

○議長(保利茂君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。(拍手)  この際、外務大臣から発言を求められております。これを許します。外務大臣園田直君。     〔国務大臣園田直君登壇〕

園田直自由民主党外務大臣

○国務大臣(園田直君) 軍縮特別総会に関する決議に対しまして、政府の所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択されました本決議の趣旨を体し、国際連合創設以来初めて開催される軍縮特別総会において、平和国家であり、かつ唯一の被爆国としての立場から、全面完全軍縮、なかんずく、核廃絶を究極の目的とする核軍縮達成のために、最大限の努力をいたす所存でございます。(拍手)      ————◇—————

加藤紘一自由民主党

○加藤紘一君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  すなわち、木野晴夫君外十名提出、雇用の安定に関する決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略して、この際これを上程し、その審議を進められんことを望みます。

保利茂無所属議長

○議長(保利茂君) 加藤紘一君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

保利茂無所属議長

○議長(保利茂君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加せられました。     —————————————  雇用の安定に関する決議案(木野晴夫君外十名提出)

保利茂無所属議長

○議長(保利茂君) 雇用の安定に関する決議案を議題といたします。  提出者の趣旨弁明を許します。木野晴夫君。     —————————————  雇用の安定に関する決議案     〔本号末尾に掲載〕     —————————————     〔木野晴夫君登壇〕

木野晴夫自由民主党

○木野晴夫君 ただいま議題となりました雇用の安定に関する決議案につきまして、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブを代表し、提案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。    雇用の安定に関する決議案   石油危機以来、三年余にわたり厳しい雇用失業情勢が続いている中で、昨年来の円レートの急激な上昇、構造不況業種の問題等も加わり、雇用安定資金制度、特定不況業種離職者臨時措置法等の制定にもかかわらず、なおいまだに、雇用失業情勢の顕著な改善は、みられていない。  今後、中長期にわたって進められる産業構造の転換の過程において、雇用の安定を確保することは、国の政策の最重要課題である。  よつてこの際、政府は、次の事項について、さらに努力すべきである。  一 経済諸政策の策定と運営に当たっては、雇用機会の創出と積極的拡大に十分配慮すること。  一 産業、企業の実情に応じ、労使の自主的努力を基本としつつ、労働時間の短縮と週休二日制の推進及び定年の延長等が、着実に進められるよう、指導援助を強化すること。  一 雇用の現況と将来展望について、的確には握し、現行諸制度の弾力的運用と制度の一層の改善、充実を図ること。   右決議する。 以上のとおりであります。  御承知のとおり、今日の雇用失業情勢は、深刻なものがあります。これを改善するためには、一日も早い景気の回復と新しい職業分野の開拓等による雇用機会の創出及び積極的な拡大を図り、国民生活の基盤を守ることが当面の急務であります。  また、今後、わが国にとって最もふさわしい産業構造への転換を進めるに当たっては、有効適切な各種の方策を積極的に推進し、何よりもまず雇用の安定を確保することが、国政の最重要課題であります。  本院としては、この問題の重要性にかんがみ、政府に対し、院の決議をもって、労働者の雇用の安定に関し、さらに一層努力するよう強く要請するものであります。  何とぞ、議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手)     —————————————

保利茂無所属議長

○議長(保利茂君) 採決いたします。  本案を可決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

保利茂無所属議長

○議長(保利茂君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。(拍手)  この際、労働大臣から発言を求められております。これを許します。労働大臣藤井勝志君。     〔国務大臣藤井勝志君登壇〕

藤井勝志自由民主党労働大臣

○国務大臣(藤井勝志君) ただいまの雇用安定に関する決議に対しまして、政府の所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択されました決議の御趣旨を体し、一日も早く景気を回復し、雇用機会の積極的拡大を図るとともに、産業構造の換転の過程において、労働者の円滑な職業転換等により、雇用の安定が適切に図られるよう、さらに一層の努力を尽くす所存でございます。(拍手)      ————◇—————

加藤紘一自由民主党

○加藤紘一君 議事日程は延期し、本日はこれにて散会されんことを望みます。

保利茂無所属議長

○議長(保利茂君) 加藤紘一君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

保利茂無所属議長

○議長(保利茂君) 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午後三時五十六分散会      ————◇—————  出席国務大臣         外 務 大 臣 園田  直君         労 働 大 臣 藤井 勝志君      ————◇—————

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