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84回国会衆議院1978/03/23

災害対策特別委員会 第6号

発言数
8
登壇者
2
会派数
1
開催日
1978/03/23

会議録

川崎寛治日本社会党

○川崎委員長 これより会議を開きます。  参議院提出の災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。参議院災害対策特別委員長村田秀三君。     —————————————  災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案     〔本号末尾に掲載〕     —————————————

村田秀三日本社会党

○村田参議院議員 ただいま議題となりました災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。  御承知のとおりわが国は世界でも有数の災害国と言われており、毎年自然災害により幾多のとうとい人命と貴重な財産が失われておりますことは、まことに遺憾にたえません。  特に、最近における災害の傾向は、集中豪雨によるがけ崩れ、台風による家屋の流失、倒壊の頻発に加え、活動火山の噴火による降灰被害、さらには、大地震による激甚被害の発生等、全国的に多様化を深めており、個人災害の面においても悲惨な事態が繰り返されているのであります。  こうした個人災害に対する救済策としましては、第七十一回国会におきまして、災害弔慰金の支給、災害援護資金の貸し付けのための制度を議員立法により発足させたところでありますが、その後、第七十四回国会、第七十八回国会におきまして、災害弔慰金の支給限度額の引き上げ等の改正を経て、今日に至っているのであります。  しかるに、近年における個人災害の増大と社会経済情勢の変化の中で、災害弔慰金の支給額及び災害援護資金の貸付額の引き上げと、支給及び貸付基準の緩和について強い要望が寄せられておりますことは周知のとおりであります。  かかる状況のなかで、過日の伊豆大島近海の地震による多大の死者、罹災者の発生を機に、三たび災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案を提案し、立法化を図ろうと決意した次第であります。  次に、法律案の要旨について御説明申し上げます。  第一は、災害弔慰金の支給限度額の引き上げについてであります。  本法第三条第三項中、災害弔慰金の支給について、「死亡者一人当たり百五十万円を超えない範囲内で死亡者のその世帯における生計維持の状況を勘案して政令で定める額以内」となっておりますが、この「百五十万円」を「二百万円」に改めるものとすることであります。  第二は、本法改正の遡及適用についてであります。  改正後の本法第三条第三項の規定は、昭和五十三年一月十四日以後に生じた災害に関して、さかのぼって適用するものとすることであります。  なお、災害援護資金の貸付額につきましては、現在、一災害における一世帯当たりの限度額は、百二十万円を超えない範囲内と政令で定められておりますが、弔慰金の支給額の引き上げに対応して、所要の政令改正が行われることを期待するものであります。  以上がこの法律案の提案の理由及びその要旨でありますが、当委員会におきましても、何とぞ慎重御審議の上、速やかに御可決いただきますようお願い申し上げる次第であります。(拍手)

川崎寛治日本社会党

○川崎委員長 以上で提案理由の説明は終わりました。     —————————————

川崎寛治日本社会党

○川崎委員長 次に、本案について質疑、討論に入るのでありますが、別に申し出もありませんので、直ちに採決いたします。  参議院提出の災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕

川崎寛治日本社会党

○川崎委員長 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ただいま議決いたしました本案に関する委員会報告書等の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川崎寛治日本社会党

○川崎委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。     —————————————     〔報告書は附録に掲載〕      ————◇—————

川崎寛治日本社会党

○川崎委員長 次に、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  本日の災害対策の基本問題に関する小委員会において、活動火山対策、特に火山噴火予知等について、東京大学地震研究所教授下鶴大輔君、北海道大学理学部教授横山泉君の両君に参考人として出席をお願いし、意見を聴取いたしたいとの小委員長からの申し出があります。  つきましては、同小委員会に参考人の出席を求め、意見を聴取することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川崎寛治日本社会党

○川崎委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、小委員会は午前十時三十分から第十一委員室において開会されることになっておりますので、小委員各位の御出席をお願いいたします。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十時十一分散会      ————◇—————

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