議院運営委員会 第32号
- 発言数
- 14 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1978/05/17
会議録
○細田委員長 これより会議を開きます。 先ほど来、日本社会党、公明党・国民会議の委員に出席を要請しておりますが、いまだに出席を得られませんので、やむを得ず議事を進めます。 まず、会期延長の件についてでありますが、去る十二日、自由民主党の大平幹事長から、会期を五月十八日から六月二十四日まで三十八日間延長せられるよう議長においてお取り計らい願いたい旨の申し入れがありました。 本件につきましては、先日来の理事会において種々御協議を願ったのでありますが、いまだ各党の御意見が一致するに至っておりません。 また、本件につきまして、先ほど常任委員長会議が開かれ、議長から、各常任委員長の意見を徴されたのでありますが、常任委員長会議におきましても、御意見は一致いたしておりません。 それでは、御協議を願います。 塩川正十郎君。
○塩川委員 ただいま衆参両院におきましては、重要議案や国民生活関連法案が山積しておる状況にかんがみ、自由民主党といたしましては、これを議了することが国民の負託にこたえる道と考え、今国会の会期三十八日間延長を議長に申し出た次第でありますが、議長から、今後の円満な議会運営を考慮して、会期の延長幅を協議せよとの御意向もあり、また、野党各党の御主張も参酌して、再度慎重に協議をいたしました結果、今会期を三十日間延長するのが適当であるとの結論に達した次第であります。 よって、わが党といたしましては、六月十六日まで三十日間の会期延長を議長に答申するよう決定されたいと存じます。 よろしくお取り計らい願います。
○細田委員長 吉田之久君。
○吉田委員 民社党を代表して、この会期延長について反対の意見を申し上げたいと思います。 きょうは、定められた第八十四回通常国会の最終日でありまして、われわれは、百五十日間、絶えず誠実にその審議に協力し、国民の負託にこたえてまいったものと自負いたしております。 しかしながら、今日の時点においてなお、主として参議院においてでございますが、日韓大陸棚の関連法案等がほとんど審議されないままに残っていることも事実であります。私どもはこの事実を大変憂慮いたしております。ぜひとも今国会において成立を図らなければならない重要案件であると判断いたしております。したがって、必要にしてかつ最小限度の会期延長を図るべきものと判断いたしました。われわれは、その期間を三週間程度と算定いたしまして、このことを提唱いたしてまいりました。 しかし、ただいま御提案ありましたとおり、三十日間の会期延長のようでございます。それは、いかにもむだな日数を含んでいるものと思います。延長後、あしき慣例として常に惹起いたしております空白期間、そういうものをあらかじめ織り込んでの会期幅のように思われてならないのでございまして、われわれはその点において、三十日間の会期延長に反対であることを表明いたします。
○細田委員長 東中光雄君。
○東中委員 日本共産党・革新共同を代表して、反対の意見を申し上げます。 議運委理事会において話し合いがまとまらないままで本委員会に出されてきたということについては、私たちは強く反対もし、非常に遺憾に考えております。 今度の会期延長問題は、日韓大陸棚関連国内法を今国会中に成立させようというのがその目的のように見受けられます。そしてまた、本院の法務委員会にかかっておる弁護人抜き裁判特例法も、あわよくばというふうに考えておられるように見受けるわけでありますが、両法案は、いずれも日本の主権、また民主主義にかかわる非常に重要な案件であり、百五十日の会期が終了して、いまなお審議が未了という段階では、廃案にされるのが当然のことではないか。そういう点で、両法案を通そうというねらいをもってやられる会期延長は、延長自体に私たちは強く反対するものであります。(「弁護人抜き裁判なんて法案は出ていない」と呼び、その他発言する者あり)いわゆる弁護人抜き裁判特例法について申し上げたのでありますので、誤解のないように申し添えておきます。
○細田委員長 甘利正君。
○甘利委員 私は、新自由クラブを代表して、三十日という大幅な会期延長に反対をいたします。その理由について簡単明瞭に申し上げます。 会期延長問題が出れば審議ストップが慣例であるとの意見もありますが、このような慣例は是正さるべきものであると考えます。政府・与党が、健康保険法一部改正法案、環境アセスメント法案等、主要法案を現段階で提出しないのであれば、今国会は延ばすべきではない、このように考えます。ただし、参議院で審議中の予算関連法案等が今会期中に事実上議了しないのであれば、最小必要限度の延長をすることはやむを得ないと考えるわけであります。 したがって、諸主要案件について政府の準備が整い次第、直ちに臨時国会を召集し、かねて私ども新自由クラブが提案しているように、中長期の経済見通しの論議とあわせて審議すべきであると考えるわけでございます。これらを踏まえて、国会審議のあり方と、会期についての考え方について、抜本的な改革をすべきであると考えるわけであります。 終わります。
○細田委員長 各党から御意見を承りましたが、各党の御意見が一致いたしませんので、採決いたします。 会期を五月十八日から六月十六日まで三十日間延長すべきものと議長に答申するに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○細田委員長 挙手多数。よって、さよう決定いたしました。 なお、本件に対し、自由民主党の箕輪登君、民社党の吉田之久君、日本共産党・革新共同の東中光雄君、新自由クラブの甘利正君から、それぞれ討論の通告があります。 討論時間は、おのおの十分以内とするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細田委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○細田委員長 次に、本日の議事日程第一ないし第七は、これを延期することとするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細田委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○細田委員長 それでは、本日の本会議は、午後五時予鈴、午後五時十分から開会いたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後四時二十分散会