議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号
- 発言数
- 10 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1976/01/22
会議録
○西岡小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。 本日は、昭和五十一年度国立国会図書館予定経費要求の件について審査をお願いいたします。 まず、宮坂図書館長の説明を求めます。 —————————————
○宮坂国立国会図書館長 国立国会図書館の昭和五十一年度歳出予算の要求につきまして御説明申し上げます。 まず、昭和五十一年度予定経費要求の総額は四十九億九千二百三十五万七千円でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、四億八千五百五十六万七千円の増額と相なっております。 次に、要求額の主なるものについての概略を予算要求額事項別表によって御説明申し上げます。 第一に、管理運営に必要な経費でありますが、その総額は四十七億九千百六十四万三千円でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、四億四千九百四十四万一千円の増額となっております。このうち、人に伴う経費の増加の主なるものは、職員二名の増員に要する経費、職員の給与改定及び国会特別手当の支給率の増加に伴う経費でありますが、二億八千三百五十六万七千円を増額し、総額三十七億四千三百九万六千円と相なります。 立法調査業務を充実するために必要な経費は五千百八十一万一千円でございまして、前年度予算額と比較いたしますと、七百六十五万七千円の増額と相なります。 図書館資料の購入に必要な経費は四千九百八十八万七千円を増額いたしまして、総額は二億三千四百三万七千円と相なります。このうち、図書購入費は三千四百四万七千円を増額いたし、総額は一億六千三百九十九万九千円と相なります。納入出版物代償交付金は一千五百八十四万円を増額いたしまして、総額七千三万八千円と相なります。 図書館業務の機械化に必要な経費は六千百八十万八千円を増額いたしまして、総額三億二千五百十九万一千円と相なります。これは、電子計算機等の借料、漢字処理機の購入費と業務実施に要する経費でございます。その他、目録類の印刷費及び製本業務、印刷カード作成の業務等に要する経費の増額も計上いたしております。 第二に、科学技術関係資料購入に必要な経費は三千四百十七万九千円を増額いたしまして、総額一億八千四百三十九万円と相なります。 第三に、国立国会図書館の施設整備に必要な経費として一千六百三十二万四千円を計上いたしております。これは、書庫棟避難誘導灯設備、公開書架室用書架の設置等に要する経費でございます。 なお、別館建築に関連するものとして、その規模、構造等について調査を行う経費を計上いたしております。 以上、当館の昭和五十一年度歳出予算要求の概略について、御説明申し上げました。 よろしく御審議のほどお願いいたします。
○西岡小委員長 ただいまの図書館長の説明に対し御質疑はございませんか。
○東中小委員 立法調査業務充実、これが若干の増額がされているわけですけれども、もっと飛躍的に充実さしていくべきだと思うのですが、これでどの程度の充実がさせられるのか、どういう点にまだ問題が残っているのか。 それから、科学技術関係の図書及びそれの関係の人の点でも、非常に要請が強いと思うのですけれども、どういうふうになっているのか。
○宮坂国立国会図書館長 御心配いただいている点については、私どもよく了解いたすわけでございますけれども、調査業務の拡充は、わが館としては最も必要な業務でございまして、逐年大蔵省に対して経費を要求しておりますが、何と申しましても調査員の充実を図らなければいけないのでございまして、この点については、ここ数年来大蔵省に対して要求いたしておりましたが、思うような増員がこの五、六年できなかったのでございまして、この点につきましては、何と申しましても人が中心でございますので、私ども機会あるごとに調査員の充実を図りたいと思っております。いま百五十五名の現員で最大に運用しまして御期待に沿うように努力しておりますが、まだ行き届かない点が多々あるように思いますので、今後充実いたしてまいりたいと思っております。 それから、科学技術関係資料につきましては、これは大蔵省の特段の御高配をいただいておりまして、補正予算の経費節約等のときにも、縮小率は他の半額、一五%と言えば七・五%、五%と言えば二・五%と、少額の減額になっておりまして、大蔵省の特段の処置は得られております。外国資料の購入についても特段の配慮を加えていきたいと存じております。
○大久保(直)小委員 二点申し上げたいと思うのですけれども、一点は、去年だと思いますが、カナダの国会図書館との交流が始まりましたね、バンクーバーですか。あの交流に伴う予算はどこに含まれているのですか、特にそのための予算措置というのは。
○宮坂国立国会図書館長 カナダのはまだ具体化しておりませんので、ことしの予算要求額には載っておりませんが、図書館間協力業務の経費がございますので、他の運用で一年ぐらいは賄っていけるのではないかと私は考えております。
○大久保(直)小委員 もう一点、四億八千五百五十六万七千円の前年度比アップ額の半分以上は人件費になっているということで、きわめて消極的に過ぎるのじゃないかと思います。やはり国会図書館のあり方というものを、諸外国のあり方と一度いつかの機会に対比していただいて、その規模、また業務内容、人員等も諸外国の状況はどうなっているのか、またわが国の国会図書館のいわゆる発展、推移状況等も一度グラフ等にしていただいて、抜本的に図書館のあり方というものを検討する時期に来ているのじゃないかと思いますので、昨年もたしか申し上げたと思うのですけれども、思い切った前進、改良をされるように、強く要求いたしておきたいと思います。
○西岡小委員長 ほかに御質疑はございませんか。——それでは、昭和五十一年度国立国会図書館予定経費要求の件につきましては、お手元の印刷物のとおり決定し、議院運営委員会においては、勧告を付さないで議長に送付すべきものとするに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西岡小委員長 御異議なしと認めます。よってさよう決定いたしました。 なお、明日の議院運営委員会において、以上の審査の経過並びに結果を私から報告いたしますので、御了承を願います。 本日は、これにて散会いたします。 午前十一時七分散会 ————◇—————