本会議 第8号
- 発言数
- 76 件
- 登壇者
- 14 名
- 会派数
- 6
- 開催日
- 1975/10/24
会議録
○議長(前尾繁三郎君) これより会議を開きます。 ————◇————— 発言時間に関する動議
○議長(前尾繁三郎君) 宇野宗佑君外二十四名から、本日の議事における発言時間は趣旨弁明については十五分質疑答弁討論その他については十分とするの動議が提出されました。 本動議は記名投票をもって採決いたします。 本動議に賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参せられんことを望みます。——閉鎖。 〔議場閉鎖〕
○議長(前尾繁三郎君) 氏名点呼を命じます。 〔参事氏名を点呼〕 〔各員投票〕
○議長(前尾繁三郎君) 投票漏れはありませんか。——投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開匣。——開鎖。 〔議場開鎖〕
○議長(前尾繁三郎君) 投票を計算いたさせます。 〔参事投票を計算〕
○議長(前尾繁三郎君) 投票の結果を事務総長より報告いたさせます。 〔事務総長報告〕 投票総数 三百十六 可とする者(白票) 百六十三 〔拍手〕 否とする者(青票) 百五十三 〔拍手〕
○議長(前尾繁三郎君) 右の結果、本日の議事における発言時間は、趣旨弁明については十五分、質疑、答弁、討論その他については十分とするに決しました。 ————————————— 宇野宗佑君外二十四名提出発言時間制限の動議を可とする議員の氏名 足立 篤郎君 阿部 喜元君 愛野興一郎君 赤城 宗徳君 赤澤 正道君 荒舩清十郎君 有田 喜一君 井出一太郎君 伊藤宗一郎君 伊能繁次郎君 稻葉 修君 稻村佐近四郎君 稲村 利幸君 宇野 宗佑君 上村千一郎君 植木庚子郎君 臼井 莊一君 内田 常雄君 内海 英男君 浦野 幸男君 江崎 真澄君 江藤 隆美君 小此木彦三郎君 小沢 一郎君 小澤 太郎君 小渕 恵三君 越智 伊平君 大石 千八君 大石 武一君 大竹 太郎君 大野 明君 大村 襄治君 奥野 誠亮君 加藤常太郎君 加藤 六月君 加藤 陽三君 海部 俊樹君 梶山 静六君 片岡 清一君 金丸 信君 金子 一平君 亀岡 高夫君 鴨田 宗一君 唐沢俊二郎君 仮谷 忠男君 瓦 力君 木野 晴夫君 木部 佳昭君 木村武千代君 北澤 直吉君 吉川 久衛君 熊谷 義雄君 倉石 忠雄君 小泉純一郎君 小島 徹三君 小平 久雄君 小林 正巳君 小宮山重四郎君 小山 省二君 河野 洋平君 國場 幸昌君 近藤 鉄雄君 左藤 恵君 佐々木義武君 佐藤 文生君 斉藤滋与史君 坂田 道太君 坂村 吉正君 坂本三十次君 櫻内 義雄君 笹山茂太郎君 塩川正十郎君 塩崎 潤君 塩谷 一夫君 篠田 弘作君 澁谷 直藏君 正示啓次郎君 白浜 仁吉君 菅波 茂君 瀬戸山三男君 染谷 誠君 田川 誠一君 田澤 吉郎君 田中伊三次君 田中 正巳君 高橋 千寿君 竹内 黎一君 竹中 修一君 谷川 和穗君 地崎宇三郎君 中馬 辰猪君 塚原 俊郎君 坪川 信三君 戸井田三郎君 渡海元三郎君 床次 徳二君 中尾 栄一君 中曽根康弘君 中村 弘海君 中山 正暉君 灘尾 弘吉君 丹羽 兵助君 西岡 武夫君 西村 直己君 西銘 順治君 根本龍太郎君 野原 正勝君 野呂 恭一君 羽田 孜君 羽田野忠文君 羽生 田進君 葉梨 信行君 萩原 幸雄君 橋口 隆君 橋本登美三郎君 橋本龍太郎君 旗野 進一君 八田 貞義君 浜田 幸一君 早川 崇君 林 大幹君 原田 憲君 廣瀬 正雄君 福田 篤泰君 福永 一臣君 藤井 勝志君 藤尾 正行君 藤波 孝生君 古屋 亨君 坊 秀男君 細田 吉藏君 前田 正男君 増岡 博之君 松澤 雄藏君 松永 光君 松野 頼三君 松本 十郎君 三池 信君 三木 武夫君 三ツ林弥太郎君 三原 朝雄君 三塚 博君 箕輪 登君 湊 徹郎君 宮崎 茂一君 宮澤 喜一君 村岡 兼造君 村上 勇君 村山 達雄君 毛利 松平君 粟山 ひで君 森 美秀君 森 喜朗君 森下 元晴君 安田 貴六君 山崎 拓君 山崎平八郎君 山下 徳夫君 山村新治郎君 山本 幸雄君 綿貫 民輔君 渡部 恒三君 渡辺 栄一君 否とする議員の氏名 阿部 昭吾君 阿部 助哉君 井岡 大治君 井上 泉君 石野 久男君 板川 正吾君 稲葉 誠一君 岩垂寿喜男君 上原 康助君 枝村 要作君 小川 省吾君 大出 俊君 岡田 哲児君 加藤 清政君 加藤 清二君 勝澤 芳雄君 勝間田清一君 角屋堅次郎君 金瀬 俊雄君 金子 みつ君 川俣健二郎君 木島喜兵衞君 木原 実君 久保 三郎君 久保 等君 久保田鶴松君 小林 信一君 兒玉 末男君 上坂 昇君 佐々木更三君 佐藤 観樹君 佐野 憲治君 佐野 進君 斉藤 正男君 坂本 恭一君 阪上安太郎君 島本 虎三君 嶋崎 譲君 下平 正一君 田口 一男君 田中 武夫君 田邊 誠君 高沢 寅男君 竹村 幸雄君 塚田 庄平君 土井たか子君 堂森 芳夫君 中村 茂君 楢崎弥之助君 野坂 浩賢君 芳賀 貢君 馬場 昇君 長谷川正三君 原 茂君 日野 吉夫君 平林 剛君 福岡 義登君 藤田 高敏君 古川 喜一君 堀 昌雄君 松浦 利尚君 三宅 正一君 美濃 政市君 武藤 山治君 村山 喜一君 村山 富市君 森井 忠良君 八百板 正君 八木 昇君 山口 鶴男君 山田 耻目君 山田 芳治君 山中 吾郎君 山本 政弘君 山本弥之助君 湯山 勇君 米田 東吾君 横路 孝弘君 横山 利秋君 和田 貞夫君 渡辺 三郎君 渡辺 惣蔵君 青柳 盛雄君 諫山 博君 石母 田達君 梅田 勝君 浦井 洋君 金子 満広君 木下 元二君 栗田 翠君 小林 政子君 紺野与次郎君 柴田 睦夫君 庄司 幸助君 瀬崎 博義君 瀬長亀次郎君 田代 文久君 田中美智子君 多田 光雄君 津金 佑近君 津川 武一君 寺前 巖君 土橋 一吉君 中川利三郎君 中路 雅弘君 野間 友一君 林 百郎君 東中 光雄君 平田 藤吉君 不破 哲三君 正森 成二君 増本 一彦君 三浦 久君 三谷 秀治君 村上 弘君 山原健二郎君 米原 昶君 浅井 美幸君 新井 彬之君 石田幸四郎君 大久保直彦君 大野 潔君 大橋 敏雄君 近江巳記夫君 岡本 富夫君 沖本 泰幸君 鬼木 勝利君 北側 義一君 小濱 新次君 坂井 弘一君 坂口 力君 鈴切 康雄君 瀬野栄次郎君 田中 昭二君 高橋 繁君 竹入 義勝君 林 孝矩君 広沢 直樹君 伏木 和雄君 正木 良明君 松尾 信人君 松本 忠助君 矢野 絢也君 山田 太郎君 渡部 一郎君 内海 清君 小沢 貞孝君 折小野良一君 河村 勝君 小宮 武喜君 佐々木良作君 竹本 孫一君 玉置 一徳君 —————————————
○議長(前尾繁三郎君) 藤田高敏君外三名から、議院運営委員長田澤吉郎君解任決議案が提出されました。 本決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略して、議題とするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前尾繁三郎君) 御異議なしと認めます。 ————————————— 議院運営委員長田澤吉郎君解任決議案(藤田 高敏君外三名提出)
○議長(前尾繁三郎君) 議院運営委員長田澤吉郎君解任決議案を議題といたします。 提出者の趣旨弁明を許します。藤田高敏君。 ————————————— 議院運営委員長田澤吉郎君解任決議案 〔本号末尾に掲載〕 ————————————— 〔藤田高敏君登壇〕 —————————————
○藤田高敏君 私は、ただいま議題となりました議院運営委員長田澤吉郎君の解任決議案につきまして、日本社会党、日本共産党・革新共同並びに公明党、三党を代表いたしまして、その趣旨を説明いたします。(拍手) 具体的なその理由を説明する前に、決議案の案文について朗読をいたします。 議院運営委員長田澤吉郎君解任決議案 本院は、議院運営委員長田澤吉郎君を解任する。 右決議する。 〔拍手〕 〔拍手〕 以下、私はこの決議案の趣旨に沿って、具体的な解任の理由を訴えたいのであります。 まず、その直接的な責任は、何といっても、この国会が始まりました当初、約一カ月半前にさかのぼらなければなりませんが、九月十六日、議院運営委員会理事会におきまして、いわゆる値上げ法案の処理に関する確認事項が決定をされました。 それは言うまでもなく、政府は、いわゆる値上げ法案の提出時期については、高度の政治判断をもって行うということであります。 いま一つの問題は、議運としては、これらの法案が提出された段階で、当然のことでありますが、その取り扱いについては従来の方法で協議する。従来の方法とは、議運の法案係において協議するということであります。この確認事項を田澤委員長みずからじゅうりんをしたということが、その責任を問われる第一の理由であります。(拍手) 第二の理由は、九月二十六日、いわゆるこの確認事項があるにもかかわらず、衆議院規則六十七条の二によりまして、いわゆる強行採決をやったのであります。 これまた、衆議院規則をひもとくまでもなく、六十七条の二は、「議院運営委員長は、特に緊急の必要があるときは、会期中、何時でも、委員会を開くことができる。」となっておるのでありますが、その時点において、果たしてどれだけの緊急性があったのか。委員長の職権をもって強行採決に付さなければならない緊急性は、今日の時日経過の中から判断をいたしましても、その緊急性は全くなく、まさに衆議院規則六十七条の二の乱用と言わなければならないのであります。(拍手) さればこそ、この責任を問われまして、今月に入って十月の十六日、議運委員会におきまして、具体的にその責任を問われたことは、議員諸君も御承知のところであります。そうして、その責任のとり方については、議運委員長はいわゆる職権をもって強行採決をし、そういう強引な議事運営をやったことは遺憾であり、陳謝するという、今日まで議運委員長が陳謝の意思表明をしたのは初めての出来事であります。そういう形で陳謝の意思表明をやったこの委員長が、さらに、昨日のこの議院運営委員会の理事会におきまして、本日の議院運営委員会並びにこの本会議の日程を強行するという暴挙に出たのであります。これは、まさにこの国会を混乱に陥れた直接的最大の原因でありまして、その責任はきわめて重大であり、田澤委員長の責任を問うゆえんのものが、ここにあるわけであります。(拍手) さて、私は、いま翻って考えるときに、今国会混乱の原因の政治的背景というものを考えるときに、直接的には、先ほど説明をいたしました田澤委員長の責任と同時に、この国会がかくのごとく混乱をしてまいりましたその政治的な背景というものは、まず第一に、三木内閣が全く無定見、国会運営に対する何の見通しもなく臨時国会を九月十一日に召集したところに、そもそもの問題点があったと思うのであります。そうして、この無定見な国会の召集にもかかわらず、これを強力にバックアップした自民党の党利党略的な国会開会並びにその運営に対して、議運委員長である田澤君が、そのいわば党利党略の先兵的な役割りを果たす、そういう議会の運営をやったところに、私は、大きな政治的な背景と問題点があると思うのであります。(拍手) なお、党利党略とは何か。私どもは、この国会の開会に当たりまして、社会党を中心とする野党各党はこぞって、まず予算案を出すべきである、補正予算案を出して、そうして、いま国民が最もこの国会に注目をしておる不況克服の問題、反インフレ、物価高をどのように抑制をしていくのかという問題、あるいは、前国会におきまして、衆議院で全会一致で決定を見ております独禁法の提出あるいは年金、郵便貯金法、簡易生命保険法、石油コンビナート等災害防止法案等々、いわゆる私どもが生活法案と言っておりますが、これらの生活法案を早期に提出をして、国民の期待にこたえ得る国会にすべきであるということを主張してまいりました。しかしながら、今日に至るも独禁法はいまだに提案をされておりません。そうして、先ほど指摘いたしました生活法案十本、条約案件一本のごときは、閣議決定をして一カ月間も値上げ法案の人質にするという、まさに党利党略的な議会運営をやってきたではありませんか。この責任は国民的な立場において厳しく追及されてしかるべきものであります。(拍手) 私たちは、このように見てまいりますと、自民党は、あるいは三木内閣は、値上げ法案、いわゆる値上げ三法優先審議のために、かくのごとくまで強行に次ぐ強行採決をやり、そうして、強引な、むちゃくちゃとも言うべき国会運営をやってきたところに、今日の国会混乱の最大の原因があるのではないでしょうか。(拍手) 特に、私ども社会党を中心とする野党四党は、昨日の議院運営委員会の理事会におきましても、目下予算委員会において真剣な審議が展開をされておる、議長裁定による国会正常化の端緒として予算委員会が開会をされておる。しかしながら、いわゆる議長裁定が出された後においても、仮谷問題という、いいかげんな国会答弁という失言問題が起こってきた。こういう新しい条件の中で、われわれは、きょうの本会議を強行することについては、慎重を期すべきであるということをまず第一に主張いたしたのであります。 第二は、予算委員会の開会中であり、そうして、予算委員会の開会中にこのような本会議を強行する悪例をつくることは、議院運営委員会の面目にかけて、またその権威において行うべきでないということを主張いたしました。 三つ目の問題は、この予算審議の中には、当然のこととして、補正減額の対象として問題になっております酒、たばこ等の法案が具体的な対象になっておるわけでありまして、こういう予算案の審議、結論が出ないまま、法案だけを先行して、無謀とも言うべき議会運営を行うことは、従来の議会慣行から見ても、その責任はきわめて重大と言わなければならない。こういう観点からも、本日のこの本会議の設定に対して、私どもは厳しく注意と反省を求めてきたところであります。 さらに、もしわれわれの以上指摘したようなそういう意見、主張に耳をかさないで本会議を強行する場合、再び国会が混乱するおそれがある。せっかく国民の目は予算委員会に集中をしておる。そのときに、この種の無謀とも言うべき国会運営によって、国会が再び混乱をするようなことになれば、まさに、これは国民のひんしゅくを買い、国民の立場から言えば、国会不信のそしりを免れないではないか。こういうことを考えるときに、私どもは、いわゆる高度の政治的判断をする立場からも、このような本日の本会議の開会は行うべきでないということを強く主張してきたのであります。しかしながら、これらの具体的な主張に対しては、何ら耳をかしませんでした。 私は議員諸君にも訴えたいのであります。いま私が訴えておるこのような主張点というものは、客観的に十分評価してしかるべき主張点ではないかということであります。にもかかわらず、このような謙虚にして、国会の権威を高め、議会制民主主義を発展さす立場から主張してきた私どもの主張を退けて、そうして、今日このような無理な本会議を設定した政治的意図は何かと言えば、私はそこには非常に恐るべき条件が隠されていると思うのであります。 その一つは、言うまでもなく、予算委員会の審議を通じて、三木内閣は有言不実行の内閣である、いいかげんな政治姿勢というものが国民の前に明らかになってきた、このことを恐れたのではないか。さらに、仮谷建設大臣のいいかげん答弁の責任追及を回避する手段として、こういう国会運営の暴挙に出てきたのではないか。さらには、クリーン三木と言われてきた三木内閣が、そうではなかったという政治の実態が、昨日来から予算委員会を通して大きく浮き彫りにされてきた。さらには、不況克服というけれども、それは独占資本のための不況克服であって、額に汗して働く勤労国民のための反インフレ、雇用安定の不況克服でないという実態が明らかになってきた。いま一つは、三木内閣のいいかげんな外交政策の実体というものがだんだんと明確になってきた。 したがって、予算委員会において正常な議会審議が続けられれば続けられるほど、三木内閣の信頼というものが地に落ちていくということを恐れて、そうして、こういう強引な国会運営をやることによって、国民の目をごまかそうとする、そういう政治的陰謀が隠されておるところに、この国会運営の問題があると思うのであります。(拍手) こういう政治的な意図と背景の上に立って、田澤議運委員長は、昨日来から、このような委員会及び国会運営を、従来の慣行を無視し、そうして、せんだっての議運委員長の陳謝を行った経緯があるにもかかわらず、再びその責任を問われるような強引な議会運営をやった責任をここに厳しく追及をいたしまして、私の趣旨説明を終わりたいと思います。(拍手) —————————————
○議長(前尾繁三郎君) 質疑の通告があります。順次これを許します。森井忠良君。 〔森井忠良君登壇〕
○森井忠良君 対話と協調とか、社会的不公正の是正とか、国民向けにかっこよいことを言い続ける三木内閣が、去る九月十一日に本臨時国会を召集して以来、政府・自民党のいわゆる二段ロケット方式の審議要求は無残な影を残し、国会は依然として視界ゼロが続いておりますが、私は、その根源にメスを入れ、ただいま提案されました田澤議院運営委員長の解任決議案に賛成をする立場から、日本社会党を代表して、御質問いたしたいと存じます。(拍手) その第一は、去る九月十六日、衆議院議院運営委員会理事会の確認事項についてであります。 御承知のとおり、政府・自民党は、今国会を不況打開の国会と国民に宣伝をしながら、九月十一日に召集した時点では、そのための予算すら提案をせず、値上げ三法案の審議のみを要求するという、きわめて理不尽なものでございました。したがって、心ある国民や全野党の反撃を受けまして、国会は混迷を続けた後、九月十十六日の議院運営委員会理事会の確認事項となったわけでございます。すなわち、同理事会では、値上げ三法案の委員会付託に当たっては、高度な政治判断を行うこと、したがって、委員会付託は従来の方法で協議をする、つまり、各党合意の上でなければ付託をしないという中身であったではございませんか。 しかるに、田澤議院運営委員長は、この確認事項を無視いたしまして、九月二十六日、衆議院の議院運営委員会を職権開会いたしまして、自民党だけで採決を強行し、やがて、御承知のとおり、あの十月一日の大蔵、逓信両委員会での三法案の強行採決を生んだわけでございまして、田澤委員長の責任はきわめて重大であり、背信行為は、許すべからざる暴挙であると私は考えるのでございます。(拍手) 議会制民主主義を口にしながら、かつ、その推進を積極的に行う立場にある議院運営委員長が、みずからその逆を行ったのでございまして、一体、議院運営委員会理事会では、この確認事項をどのように扱われたのか明確にされるとともに、議院運営のかなめとも言うべき田澤委員長の背信行為を許しておいて、これからの国会運営が果たしてうまくいくのかどうか、この際、明確にしていただきたいと思うわけでございます。(拍手) 質問の第二点は、さきに申し上げました九月二十六日の議院運営委員会を田澤委員長が職権開会、そうして、値上げ三法案の委員会付託を自民党だけで強行採決したことについての法的な疑義についてでございます。 先ほどの藤田議員の説明によりますと、この職権開会は、衆議院規則第六十七条の二によるものと言われておりますが、私はきわめて問題があると思うのであります。この条項によれば、「緊急の必要があるときは、何時でも、委員会を開くことができる。」となってはおりますが、一体、何の緊急性があったのか、ぜひとも明らかにしていただきたい。酒やたばこや郵便料金の値上げは、国民のためには全く迷惑な法案であり、緊急どころか、おくれることによって国民に喜ばれる中身でございます。(拍手) 第三の質問は、さすがの田澤委員長も世論に押されまして、かつ、議長裁定もございまして、ついに、去る十月十六日の仮谷発言を処理する議院運営委員会におきまして、これまでの暴挙を陳謝いたしました。皆さん、遺憾の意ではありません。陳謝であります。これは、私の承知いたします限り、陳謝とは、初めてのことでありまして、一体どういう意味を持つのか。陳謝と遺憾の意の違いを、この際、明確にしていただきたいと思うわけでございます。 さらに重要なことは、この十月十六日の議院運営委員会で、次のように田澤委員長は発言をしております。つまり、「去る九月二十六日、議院運営委員会において、与野党の話し合いがまとまらぬまま委員会を強行したことは、まことに遺憾に存じ、陳謝いたします。今後、議院運営委員会は各党話し合いの場であることを確認して、委員会運営に当たりたいと存じます。」田澤議運委員長は、このように明確に陳謝をしておるわけでありますが、このように陳謝をしながら、またまた昨夜、衆議院議院運営委員会を職権で招集する、そして本日の本会議を生むという、全く反省の色のない行為をとっておるのでございます。一体、これで今後の議会運営に責任が持てるのかどうなのか、あわせてお答えをいただきたいと思うわけでございます。(拍手) 最後に、議長裁定との関係についてお伺いをいたします。 今回の議長裁定は、国会を正常化し、国民の生活を守るという期待にこたえるために出されたものであると私どもは理解をいたします。したがって、わが党も尊重するという立場をとったのでございますが、これは、当面の不況打開、暮らしを守る立場からでございまして、値上げ三法案に対しては、徹底的に反対して闘うと通告してあるのでございます。したがって、本日の本会議を強行開会し、値上げ三法案を可決しようという意図に対してわれわれが強く反対をすることは、議長裁定とは全く矛盾しないと思うのでありますが、その辺のお考えをぜひともお伺いいたしたいと存じます。 以上で私の質問を終わります。(拍手) 〔藤田高敏君登壇〕
○藤田高敏君 森井議員の質問に、懇切丁寧にお答えいたしたいと思います。(拍手) まず、第一の質問は、九月十六日の議運理事会におきまして、先ほど質問もございましたように、二つの確認事項があった、その意味するものは何か、こういうことでございます。こういう確認事項が弊履のごとく、一方的に、あるいは委員長の独断によってじゅうりんされるようなことでは、今後の議会運営について信頼を置くことができないのではないか、こういう質問であったと思います。 全くそのとおりでございまして、さればこそ、私どもはこのような解任決議案を出し、議会としての良識ある結論を求めているところでございます。 高度の政治的判断とは何かと言えば、これは先ほどもちょっと私申し上げましたが、いわゆる値上げ法案をめぐって、下手に、この扱いが間違った取り扱いをすると、国会は大変なことになる。そういうことで、その時点における議運理事会の確認といたしましては、率直に申し上げて、予算案が提出される時期までは、値上げ法案については出さないという意味のことであったわけであります。 また、法案の取り扱いにつきましては、議運理事会における法案係において、従来はどの法案はいつ本会議にかけるか、いつ委員会におろすかという点については、法案係で協議をいたしまして、そうして、各党の合意を見た上で、その処理をいたしておるのであります。ところが、残念ながら、この法案処理の委員会というのは、ただの一度も開かれなかったという経緯のあることをここに御報告しなければならないことを、きわめて残念に思う次第であります。(拍手) 次に、六十七条の二によって議運委員長があのような強行をやったが、その法的疑義は、法的に見てどういうところに疑義があるのか、それほどまでに緊急性があったのかということであります。 これは私の先ほどの趣旨説明の中でも申し上げましたが、それほどの緊急性はさらさらございませんでした。それは論より証拠でございまして、この強行採決をやったのは、九月の二十六日であります。きょうは十月の二十四日であります。かれこれ一カ月間、この法案が今日に至ってようやく強行採決という手段によって審議をされようとしておるこの実態を見ても、そこには何らの緊急性はなく、問題は、この値上げ法案に緊急性があったとするなれば、値上げ法案だけを先議して、そうして結論を出すという、党利党略的ないわゆる緊急性があったと答弁せざるを得ないと思うのであります。(拍手) 三つ目の問題は、議運委員長の遺憾の意と陳謝の意の表明の違いについてということであります。 これは、なかなか、率直に申し上げて、この答弁はむずかしいかと思いますが、遺憾の意というのは、きわめて常識的な意味において文字どおり遺憾の意でございまして、陳謝というのは、悪いことをした、今後は絶対このようなことはしないという、将来に向けての改心の意思を含めての、いわばわび証文でございまして、そこにはおのずから遺憾の意と陳謝の意におきましては、質的な意味において大きな違いがある、このように理解をいたしたいのであります。(拍手) 最後の御質問は、議長裁定を受けた立場から見て、私どもがいまこのように反対の立場で国会運営に当たることは、議長裁定との関係において矛盾することはないかということでありますが、絶対矛盾はしないどころか、議長裁定に最も忠実な私は立場であろうと思います。 なぜかと申しますなれば、私どもは、国会の権威とは何か、それは、何も自民党や与党に対する権威ではない、国民の立場に立って私ども国会の権威ということを守っていくべきであろう、国会の権威とは何か、それは国民の民主的な権利と生活を守るというところに私は基本が置かれるべきであろうと思います。 そういう観点から申しますと、私ども社会党初め野党、特に社会党の場合は、この裁定案を尊重するに当たりまして、酒、たばこ、郵便料金値上げ法案は大衆収奪の政策であり、さきの国会で廃案となった経緯から見て、これを成立させることはできない。あくまで粉砕のために、その成立を阻止するために全力を尽くして対決をする。また、議長が補正予算の審議途中で値上げ三法を処理するとの態度は適切でないので、高度の政治判断をするよう強く要請するということを、議長裁定を尊重するという立場に立ちながらも、値上げ三法に対する今後の私どもの対応の仕方としては、前尾議長に対しても明確に意思表示をしてきたところでございまして、何ら、この裁定案を尊重するというその立場に立った私どもの立場と、今日私どもがとっておる立場は、全然矛盾しないということを答弁いたす次第でございます。(拍手)
○議長(前尾繁三郎君) 坂井弘一君。 〔坂井弘一君登壇〕
○坂井弘一君 ただいま趣旨説明がありました議院運営委員長田澤吉郎君の解任決議案について、公明党を代表しまして、若干の質疑を行うものであります。(拍手) 国会が国権の最高機関であり、議会制民主主義のルールにのっとった運営が行われなければならないことは、いまさら私が指摘するまでもありません。なかんずく、衆議院における議院運営委員長という立場は、議長と並んで衆議院の運営のかなめでございまして、国会の権威を高め、議会制民主主義の発展に資する重要な役割りを担うものであります。 ゆえに、議院運営委員長は、その運営に当たりましては、当然、一党一派に偏することなく、議会制民主主義のルールを最大限に尊重する決意と自覚を持ち、さらには、国会を私物化せんとする暴挙に対しましては、断固闘い、これを排除して、国会の権威を守り、高からしめるところの正義感と、高潔にして高邁なる精神と人格を具備する、真の政治家とも言うべき人物がその任に当たるべきであります。 田澤委員長は、青森の四枚腰といわれるその粘り強さ、がまん強さには定評がございます。なおかつ、二十代で県会議員、三十代で県会議長、そして三十五年の総選挙で国会入りを果たした人でございまして、みずからは東北のケネディと称しているそうであります。ケネディと自称しているその根拠につきましては、私の知るところではございません。しかしながら、少なくとも今世紀の代表的政治家と自負している以上は、国民の政治不信を高めるような暴挙は断じて行えなかったと思うのでありますが、東北のケネディたる田澤委員長をして、今回のような暴挙を行わしめた原因は一体どこにあったのか、まずお尋ねをいたしたいと思います。 また、田澤君は、昭和四十六年以来、議院運営委員長としてその手腕を発揮し、その底抜けの陽気さは、与野党に特に反感も抱かせることなく今日に至ったのであります。このまま従来の姿勢を堅持して正常な議会運営を行っていたならば、さぞかし東北のケネディとしての名声が内外に定着したことは想像にかたくありません。 しかるに、議会の申し子と自称している三木内閣になってからは、全くその性格を一変するがごとき暴挙を繰り返したことは、一体どういう理由からでしょうか。まことに不可思議と言わざるを得ないのであります。片や議会の申し子であり、片や東北のケネディなのであります。 さて、田澤君は、自民党にあって大平派に属し、党副幹事長、郵政政務次官というポストを歴任し、どちらかと言えば、じみな分野で活躍されてきたようでありますが、今回の酒、たばこ、郵便の三値上げ法案については、みずからの派閥の領袖である大平大蔵大臣を助けるために、あえて強行採決を行ったという説もありますが、この間の事情について、御存じであればお答え願いたいと思います。 また、今日の混乱国会を招いた元凶は、田澤議院運営委員長による値上げ三法案の委員会への強行付託にあると考えますが、この点につきまして、明確、かつ詳細なる御答弁をお願いいたしたいと存じます。 特に、値上げ三法案の提出に関しましては、九月十六日の議運理事会におきまして、「高度の政治判断で対処する」「従来の慣例にのっとり、与野党合意で扱いを決める」ということで正式な合意を見ていたわけでありますが、しかるに、二十六日には議運委員会を自民党単独で開き、本会議を一方的に省略して各委員会に付託するという、議会制民主主義と国民を全く裏切る暴挙を行ったのであります。本会議における趣旨説明を省略して委員会に付託したことは、本会議における議員の審議権を剥奪するものでありまして、議会制民主主義を根底から破壊する重大な問題であり、断じて許せないところであります。(拍手) このような暴挙について、田澤君は、前国会で一院通過した法案については、本会議で趣旨説明を行わないで、そのまま当該委員会に付託されるという先例を盾にとって、その正当性を主張しておりました。しかし、インフレ、不況というかつてないこの深刻な状況下にありまして、いまや、国民生活に関連の深いこの値上げ三法案であります以上は、本会議で審議せよという野党の要求は、これまた当然と言わなければならないと存じます。慣例を盾にとりまして、国民生活に密着した値上げ三法案を委員会に強行付託した態度は、数を頼んだ、議会制民主主義を破壊する暴挙以外の何ものでもないことを重ねて断ずるものであります。この点につきまして、御見解を承りたいのであります。(拍手) 九月二十六日の田澤君の暴挙により、国会は完全にその機能をストップしたわけでありますが、正式に合意されたことがいとも簡単に破られるようでは、今後何を信頼し、法案の選択または国会での扱い方をすればよいというのでありましょうか。対話と協調は、三木内閣の表看板であります。しかるに、田澤君は、問答無用の方式を用いたのであります。これでは、真の国会正常化は達成でき得ないと思うものでありますが、いかがお考えでございましょうか。 しかも、許せないことには、再び同様の暴挙を田澤君が強行したことであります。すなわち、昨日の議運委員会において、委員長職権で一方的に計らい、二十四日午後二時本会議を開会することを公報に掲載させたのであります。一度ならずも二度も、議会制民主主義の精神である話し合いによる議会運営を踏みにじったことは、前代未聞のことでありまして、議会史に汚点を残すものであると思うのでございますが、この点に関しまして、提案者の御所見を伺いたいのでございます。 従来、各委員会委員長の解任決議案はたびたび本会議に提出されてまいりましたが、いまだかつて、議院運営委員長の解任決議案は、衆議院、参議院を通じまして、上程されたことはないと私は記憶をいたしております。議運委員長の解任決議案は前代未聞であると考えますが、この点については、いかがでありましょうか。 最後に、このような不名誉な決議案が採択される以前に、田澤君がみずからの暴挙を謙虚に反省し、みずからが委員長の座からおりることを強く要請いたしまして、私の質疑を終わる次第であります。(拍手) 〔藤田高敏君登壇〕
○藤田高敏君 公明党の坂井議員にお答えをいたします。 なかなかうがった質問でございまして、私、質問の要旨を的確に把握したかどうか、不十分なところがあろうかと思いますが、以下、お答えをいたしたいと思います。 まず第一は、東北のケネディを自称する田澤君をして、今回のような暴挙を行わしめた原因と背景はいかなるものであるか、詳細に説明されたいという意味であったと思います。 これは先ほどから説明をしてきましたように、あるいは森井議員への答弁でも答えましたように、その背景となるものは、私は、三木内閣及び自民党の今国会に対応する基本姿勢の誤りから来たと思うのであります。いわゆる独禁法を提案したり、あるいは生活関連法案を早く上程したり、あるいは予算案を出して、不況対策本来の審議をやるべきであるにもかかわらず、そういうものをすべて後回しにして、いわゆる値上げ法案を優先審議して結論をつけろと、こういう自民党のいわば至上命令といいましょうか、政治的圧力によって、田澤委員長がそういう態度をとらざるを得なかった。これは私、先ほども答弁したとおりでございまして、田澤委員長に直接その責任を問わなければならない条件と、いま言った政治的背景という、二つの条件があったと思います。 二つ目は、議会の申し子であると自任する三木内閣で、田澤君が性格を一変するようなことを引き起こした理由を、もし承知していたら明らかにしてもらいたい。 これは、先ほど私が答弁したこととも関連をいたしますが、これは党利党略のために、個人的には田澤さんという人はりっぱな人だ、しかし、個人の性格がりっぱであっても、やはり自民党という、こういう少し無理押しをする政党の圧力のためには、田澤さんもどうすることができなかったのじゃなかろうか、まあ、こう考えるわけであります。 三つ目の質問は、大平派に所属する田澤君が、大蔵大臣を助けるために強行採決を行ったのではないかといううわさがあるが、この間の事情を知っておれば、聞かしてもらいたいということであります。 これは私の考えでありますが、補正予算を優先審議するということは、田澤議員個人は十分その重要性を理解しておったとしても、前国会からの関連法案であるということで、たまたま、私の承知いたしております限り——派閥のことを言うのはどうかと思いますが、せっかくの質問でございますのでお答えをいたしますけれども、大平派に所属しておるというふうに聞いております。そういう点からいきますと、やはり大平大蔵大臣のメンツを立てる忠誠心のあらわれとしてこうやったのではなかろうか、こう考える次第であります。 第四点は、今日の混乱国会の元凶は田澤君の強行付託にあると思うが、どうか。 これは私、先ほども言いましたように、二つの条件がありまして、田澤委員長の責任を直接問われるものと、いわゆる政府・自民党の政治的な背景、この二つの条件があったと思います。 五点目は、本会議における議員の審議権を剥奪して、民主政治を根底から覆すようなことにならないかということでありますが、これはもう私は、憲法を引き合いに出すまでもなく、憲法の精神からいっても、御質問のとおり、全くそのとおりであろうと考えます。 六つ目の質問は、各野党が主張した、値上げ三法案の取り扱いに対する要求は不当なものであったと考えているが、御説明を願いたい。 これは、三木総理自身が、反インフレ、物価抑制を、あるいは、社会的不公正の是正ということを三木内閣の中心課題として政権の座についておるということは、しばしばこの本会議場を通し、委員会を通して国民の前に明らかにしたところでありまして、このような値上げ法案を行うということは、政府主導型の公共料金の値上げによってインフレを助長さし、物価を引き上げることになるわけでありますから、こういう取り扱いは、不当だと言わなければならないと思います。 次に七つ目の質問は、田澤君のようなやり方は、議会制民主政治を破壊し、国民の政治不信を高めるものとして厳しく指摘されているが、田澤君は反省しているかどうか説明しろ、こういうことであります。 これは半ば皆さんの御判断にゆだねることが適当かと思いますが、先ほどこれまた私が説明をいたしましたように、田澤委員長が、異例な陳謝の意思表明を議運委員会で行ったにもかかわらず、引き続いてこのような暴挙をやったところを見ると、少なくとも、今日時点では反省の色がない、こういうふうにお答えせざるを得ないと思うのであります。(拍手) あと二つであります。 前途ある田澤君が、解任されるよりもそれ以前に、その非を悔いて、みずから辞任するよう強く求めることが人間性あふれる方途とも思われるが、その辺をどうお考えになられるか。 私はそのとおりだと思うのであります。あえて言いますなれば、こういう辞任要求をされる前にみずから辞任されることが、いわば武士の情けともいうべきものではなかろうか、このように考えております。 最後に、今回の、議運委員長解任決議が本院で提案されて賛否を問われることは、かつてなかったものと承知しておるが、こうした悪例は議会政治に重大な汚点を残すものではないかという質問でございます。 その点につきましては、私も、この解任決議の趣旨説明に当たりまして前例を調べてみましたが、いままでこのような前例はございます。しかし、今回のように、一国会の中で二回までもこの議運委員長の責任を問われるような、いわば悪質な行動に出たということは、これは異例なことであろうと思います。 以上、答弁にかえたいと思います。(拍手) ————————————— 質疑終局の動議
○議長(前尾繁三郎君) 宇野宗佑君外二十四名から、質疑終局の動議が提出されました。 本動議を採決いたします。 この採決は記名投票をもって行います。 本動議に賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参せられんことを望みます。——閉鎖。 〔議場閉鎖〕
○議長(前尾繁三郎君) 氏名点呼を命じます。 〔参事氏名を点呼〕 〔各員投票〕
○議長(前尾繁三郎君) 投票漏れはありませんか。——投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開匣。——開鎖。 〔議場開鎖〕
○議長(前尾繁三郎君) 投票を計算いたさせます。 〔参事投票を計算〕
○議長(前尾繁三郎君) 投票の結果を事務総長より報告いたさせます。 投票総数 三百七十五 可とする者(白票) 二百十四 否とする者(青票) 百六十一
○議長(前尾繁三郎君) 右の結果、質疑は終局するに決しました。 ————————————— 宇野宗佑君外二十四名提出質疑終局の動議を可とする議員の氏名 安倍晋太郎君 足立 篤郎君 阿部 喜元君 愛野興一郎君 赤城 宗徳君 天野 公義君 天野 光晴君 荒舩清十郎君 有田 喜一君 井出一太郎君 伊藤宗一郎君 伊能繁次郎君 稻葉 修君 稻村佐近四郎君 稲村 利幸君 今井 勇君 宇田 國榮君 宇野 宗佑君 上田 茂行君 上村千一郎君 植木庚子郎君 臼井 莊一君 内田 常雄君 内海 英男君 浦野 幸男君 江藤 隆美君 小此木彦三郎君 小沢 一郎君 小澤 太郎君 小沢 辰男君 小渕 恵三君 越智 伊平君 越智 通雄君 大石 千八君 大石 武一君 大竹 太郎君 大野 明君 大野 市郎君 大橋 武夫君 大平 正芳君 大村 襄治君 奥田 敬和君 奥野 誠亮君 加藤 紘一君 加藤常太郎君 加藤 六月君 加藤 陽三君 海部 俊樹君 笠岡 喬君 梶山 静六君 粕谷 茂君 片岡 清一君 金丸 信君 金子 一平君 金子 岩三君 亀岡 高夫君 鴨田 宗一君 唐沢俊二郎君 仮谷 忠男君 瓦 力君 木野 晴夫君 木部 佳昭君 木村武千代君 北澤 直吉君 吉川 久衛君 久野 忠治君 熊谷 義雄君 倉石 忠雄君 倉成 正君 黒金 泰美君 小泉純一郎君 小坂徳三郎君 小島 徹三君 小平 久雄君 小林 正巳君 小宮山重四郎君 小山 省二君 河野 洋平君 河本 敏夫君 國場 幸昌君 左藤 恵君 佐々木秀世君 佐々木義武君 佐藤 孝行君 佐藤 文生君 佐藤 守良君 斉藤滋与史君 坂田 道太君 坂本三十次君 櫻内 義雄君 笹山茂太郎君 志賀 節君 塩川正十郎君 塩崎 潤君 塩谷 一夫君 篠田 弘作君 澁谷 直藏君 島田 安夫君 島村 一郎君 正示啓次郎君 白浜 仁吉君 菅波 茂君 鈴木 善幸君 住 栄作君 瀬戸山三男君 染谷 誠君 田川 誠一君 田澤 吉郎君 田中伊三次君 田中 角榮君 田中 龍夫君 田中 正巳君 高鳥 修君 高橋 千寿君 竹内 黎一君 竹下 登君 竹中 修一君 谷川 和穗君 地崎宇三郎君 塚原 俊郎君 坪川 信三君 戸井田三郎君 渡海元三郎君 徳安 實藏君 床次 徳二君 中尾 宏君 中川 一郎君 中曽根康弘君 中村 弘海君 中村 寅太君 中山 正暉君 灘尾 弘吉君 楢橋 進君 丹羽喬四郎君 丹羽 兵助君 西岡 武夫君 西村 英一君 西村 直己君 西銘 順治君 野田 卯一君 野原 正勝君 野呂 恭一君 羽田 孜君 羽田野忠文君 羽生 田進君 葉梨 信行君 橋本登美三郎君 橋本龍太郎君 長谷川四郎君 旗野 進一君 服部 安司君 浜田 幸一君 濱野 清吾君 早川 崇君 林 大幹君 林 義郎君 原田 憲君 廣瀬 正雄君 福田 赳夫君 福田 篤泰君 福田 一君 福永 一臣君 福永 健司君 藤井 勝志君 藤尾 正行君 藤波 孝生君 船田 中君 古屋 亨君 保利 茂君 坊 秀男君 細田 吉藏君 前田治一郎君 前田 正男君 増岡 博之君 松澤 雄藏君 松永 光君 松野 幸泰君 松野 頼三君 松本 十郎君 三池 信君 三木 武夫君 三ツ林弥太郎君 三原 朝雄君 三塚 博君 水田三喜男君 水野 清君 湊 徹郎君 宮崎 茂一君 宮澤 喜一君 村岡 兼造君 村上 勇君 村山 達雄君 毛利 松平君 粟山 ひで君 森 美秀君 森 喜朗君 森下 元晴君 森山 欽司君 安田 貴六君 保岡 興治君 山口 敏夫君 山崎 拓君 山崎平八郎君 山下 徳夫君 山田 久就君 山中 貞則君 山村新治郎君 山本 幸雄君 吉永 治市君 綿貫 民輔君 渡部 恒三君 渡辺 栄一君 渡辺 紘三君 渡辺美智雄君 否とする議員の氏名 安宅 常彦君 阿部 昭吾君 阿部 助哉君 阿部未喜男君 井岡 大治君 井上 泉君 井上 普方君 石野 久男君 板川 正吾君 稲葉 誠一君 岩垂寿喜男君 上原 康助君 枝村 要作君 小川 省吾君 大出 俊君 大柴 滋夫君 岡田 哲児君 岡田 春夫君 加藤 清政君 勝澤 芳雄君 勝間田清一君 角屋堅次郎君 金瀬 俊雄君 金丸 徳重君 金子 みつ君 川崎 寛治君 川俣健二郎君 河上 民雄君 木島喜兵衞君 木原 実君 久保 三郎君 久保 等君 小林 信一君 兒玉 末男君 上坂 昇君 佐々木更三君 佐藤 観樹君 佐藤 敬治君 佐野 憲治君 佐野 進君 斉藤 正男君 坂本 恭一君 阪上安太郎君 柴田 健治君 島本 虎三君 嶋崎 譲君 下平 正一君 田口 一男君 田中 武夫君 田邊 誠君 高沢 寅男君 竹村 幸雄君 楯 兼次郎君 塚田 庄平君 土井たか子君 堂森 芳夫君 中澤 茂一君 中村 茂君 楢崎弥之助君 成田 知巳君 野坂 浩賢君 馬場 昇君 長谷川正三君 原 茂君 日野 吉夫君 平林 剛君 広瀬 秀吉君 福岡 義登君 藤田 高敏君 古川 喜一君 堀 昌雄君 松浦 利尚君 三宅 正一君 美濃 政市君 武藤 山治君 村山 喜一君 村山 富市君 森井 忠良君 八百板 正君 八木 昇君 安井 吉典君 山口 鶴男君 山田 耻目君 山田 芳治君 山中 吾郎君 山本 政弘君 山本弥之助君 湯山 勇君 米田 東吾君 横路 孝弘君 横山 利秋君 吉田 法晴君 和田 貞夫君 渡辺 三郎君 渡辺 惣蔵君 青柳 盛雄君 荒木 宏君 諫山 博君 石母 田達君 梅田 勝君 浦井 洋君 金子 満広君 木下 元二君 栗田 翠君 小林 政子君 紺野与次郎君 柴田 睦夫君 庄司 幸助君 瀬崎 博義君 瀬長亀次郎君 田代 文久君 田中美智子君 多田 光雄君 津金 佑近君 津川 武一君 寺前 巖君 土橋 一吉君 中川利三郎君 中路 雅弘君 中島 武敏君 野間 友一君 林 百郎君 東中 光雄君 平田 藤吉君 不破 哲三君 正森 成二君 増本 一彦君 松本 善明君 三浦 久君 三谷 秀治君 村上 弘君 山原健二郎君 米原 昶君 浅井 美幸君 新井 彬之君 石田幸四郎君 大久保直彦君 大野 潔君 大橋 敏雄君 近江巳記夫君 岡本 富夫君 沖本 泰幸君 鬼木 勝利君 北側 義一君 小濱 新次君 坂井 弘一君 坂口 力君 鈴切 康雄君 瀬野栄次郎君 田中 昭二君 高橋 繁君 竹入 義勝君 林 孝矩君 広沢 直樹君 伏木 和雄君 正木 良明君 松尾 信人君 松本 忠助君 矢野 絢也君 山田 太郎君 渡部 一郎君 —————————————
○議長(前尾繁三郎君) 討論の通告があります。順次これを許します。加藤紘一君。 〔加藤紘一君登壇〕
○加藤紘一君 私は、ただいま藤田高敏君が議院運営委員長の解任決議案について述べられた提案理由説明を静かにお聞きいたしました。 しかし、その説明は、まさに事実を歪曲したものであり、全く党利党略に出たもの以外の何物でもありません。よって、私は自由民主党を代表して、かかる理不尽な決議案に断固反対の意見を申し述べるものであります。(拍手) 言うまでもなく、議院運営委員会の職責は、議長を補佐し、議院の円満にして正常な運営を図り、国会の機能を十分に発揮して、国民の負託にこたえることであります。 田澤委員長は、かつて昭和四十六年七月から約一年半の議院運営委員長の重責にあって、りっぱにその職責を果たされ、昨年十二月の第七十四臨時国会に、再びその手腕を買われこの委員長に就任され、現在に至っているのでございます。その間、与野党の意見が鋭く対立して、きわめて困難な事態に逢着したことが幾度かございましたが、田澤委員長は、望洋とした風貌の中に、卓越した識見をもって事に当たり、全身全霊を傾けて、公正な議事運営に努めてこられたのでございます。 提案者は、本決議案提出の理由として、今回の酒、たばこ、郵便三法案の付託決定に際して田澤委員長のとられた措置を挙げているのでございます。 わが党は、三法案の提出以来、再三にわたり、野党四党に対し、三法案の取り扱いについて協議に入るように求めてまいりましたが、野党の諸君は、あくまでもこれを拒否し続けたのであります。よって、わが党は、やむなく、直ちに委員会に付託するよう議長に答申することを提案いたしました。しかるに、野党の諸君は、これにも反対されましたので、田澤委員長は、やむを得ず委員会を開会し、議長において付託するよう決定を見たのであります。 議案の審議は、われわれ国会議員に課せられた最大の責務であります。提出されてすでに八日間も経過した三法案の取り扱いも決定しないまま、いたずらに放置することは許されません。田澤委員長は、この観点に立って、憲法、国会法の精神にのっとり処置されたのでありまして、これを第一の解任の理由に挙げていることは、国会みずからの審議権を否定しているもの以外の何物でもございません。 また、提案者は、本決議案提出の第二の理由に、今回の三法案の本会議上程について田澤委員長のとった措置を挙げておられるようでございます。 今回の三法案の扱いについては、党派を離れて、ひたすら公正な運営を念願されておる前尾議長が、各党の考え方を篤と聞き、慎重にも慎重を期し、熟慮の上、議長裁定を下されたことは、皆さん御承知のとおりでございます。各党それぞれの意見もあり、考え方もあるでありましょうが、一度議長の裁定が下った以上は、議長の権威を尊重し、これに従うことが、議会制民主主義のルールであります。(拍手)わが自由民主党が直ちにこれをお受けしたのも、この理由からにほかなりません。また、野党の一部には反対するかたくなな政党もありましたが、日本社会党及び民社党がこの裁定を尊重する旨を表明されたことは、議会制民主主義の発展のためにも敬意を表するものでございます。 議長裁定の骨子は、値上げ三法案は、補正予算の審議に入った後の本会議において議長が処理すること、そして、その処理は再来週、すなわち現時点で言えば、今週中に処理いたしたいというものでございます。 このような事態を踏まえて、田澤委員長は、議長裁定をいかに円満に具体化していくかについて心を砕き、心血を注がれたのでございます。しかしながら、結局与野党の歩み寄りは見られず、田澤委員長におかれましては、最後には、多数の意見に従って処するという民主主義の原則にのっとって判断し、みずからの責任をもって処置されたのであります。 しかるに、ただいま提案された決議案は、田澤委員長の議会人としてのこの当然の行為をいたずらに誹謗し、理由なき理由を付して解任せんとしているのであります。これは、いかにわれわれと政治的立場を異にするといえども、提出者の真意をはかりかねるところでございます。また、このようなルールを無視し、利己的な野党諸君を相手に連日奮闘しておられる田澤委員長に、心からの同情を禁じ得ません。(拍手)そのしんぼう強さ、そして話し合い尊重の精神だけでも、田澤委員長は名委員長と言えるのでございます。(拍手) ここに、正義と良識をもって任ずる議員諸君とともに、本決議案に断固反対の意思を表明して、討論を終わります。(拍手)
○議長(前尾繁三郎君) 斉藤正男君。 〔斉藤正男君登壇〕
○斉藤正男君 私は、日本社会党を代表し、議院運営委員長田澤吉郎君解任決議案の趣旨に賛成の討論を行うものであります。(拍手) 田澤吉郎君は、大正七年一月、青森県南津軽郡に生まれておりますが、実は、かく言う私も大正七年生まれであります。とかく、うま年の男は前ひざではね上がりぎみで、事は常に慎重に運ばなければいけないということを多くの人たちからも忠告をされ、私もまたその気配がありますので、きわめて日常活動には慎重を期してまいったつもりであります。同じ大正七年生まれの田澤君の今回のこの国会における行動は、同期に生まれた男としてもきわめて残念であります。 また、君は若くして志を立て、東北の名門東奥義塾に学び、早稲田大学の政経学部を卒業されております。大隈重信侯が地下で何とあなたのことを考えているであろうか。それにも増して、早稲田大学創立のために、多くの人には知られておりませんけれども、小野梓先生は、当時の憲法を十分研究をされ、当時としては、憲政の神様として、これまた早稲田大学に不朽の名を残しております。 そういう意味からいっても、私は、田澤吉郎君の今度の行動については、どうしても理解できません。 しかも、ことしは国民参政八十五周年、普選実施五十年、婦人参政三十年、あなたの名前で憲政記念館ではこの盛大な式典が挙行されたではありませんか。言うならば、あなたは、今時点における憲政の守護神として、当然憲政正常化のために挺身しなければならない。しかも、ことしは国際婦人年であります。酒が値上がりをし、たばこが値上がりをし、郵便料金が値上げをされ、家計を圧迫し、一番このことに苦しみ悩むのは婦人ではありませんか。私は、有権者の過半数を占める有権婦人の方々が、あなたを怨嗟の目で恨んでいる姿が、ほうふつとして眼に浮かぶのであります。(拍手) しかも、去る十六日、先輩各位に聞いてみましても、いまだかつて経験したことのないという、議院運営委員会を第一委員室で開催をされました。議院運営委員会は、普通、所定の場所で行われるのが当然でありますけれども、あのひのき舞台で、しかも、あなたは冒頭、なぜその不手際につき陳謝をしたのでありましょうか。先ほどの反対討論者は、謝ることはないと言われましたけれども、すでにあなたはあの委員会の冒頭で謝っておるのであります。謝る理由がなければ、なぜあのとき開き直らないのか、私には論理がわかりません。しかも、一度ならず二度まで、きょうこの本会議の冒頭、あなたに対する解任決議案が再度提出されるということは、よくよくのことでなければかようなことはないと存ずるわけであります。(拍手) 私は、あなたとは公私の間でいろいろな関係がございます。特に、韓国の青年李採九君の救済問題につきましては、立場は違います。与野党の差はありますけれども、あなたも人道的な立場から、きわめて熱心にこの問題と取り組んでくれました。私は、そういう点では、あなたの政治活動につき、高くこれを評価をし、実は感謝すらいたしておったのでありますけれども、そのあなたの快挙も、きょうのこの一事で、すべて帳消しであり、マイナスであります。(拍手) また、私は、あなたが第一回目の議院運営委員長に就任をされた当時、お供をして、欧米各国の議会制度の視察に同行させていただきました。どこへ行っても、そのあなたの行動たるや、本院の議院運営委員長として全く恥ずかしくない、うってつけの行動だったにもかかわらず、これまたそのあなたが、何で一度ならず二度までもこのような愚挙をあえてされたのか、全くわからないのであります。 私は、率直に申し上げて、あなたがこの本会議がこの行動に出る前に、自由民主党に対し、院に対し、議院運営委員長の職をみずから辞退する行動に出てほしかったと思います。しかし、そのようなことはできない事情があったのでありましょう。私は、国会の名において、あなた個人の問題というよりも、自由民主党のために、実にこの暴挙を惜しむものであり、憲政史上大きな汚点を残したと考えるわけであります。 欽定憲法と言われ、明治憲法と言われた旧帝国議会時代でも、予算委員会開会中に一つの法案が院を通過、成立するなんということは、恐らくなかったと考えております。これもまた、あなたが議院運営委員長時代に一つの汚点として歴史上残っていくことを考えますと、残念でたまりません。 私は、心から賛成者の提案に敬意を表し、そしてまた、この解任決議案に満堂の諸君の賛成を期待し、討論を終わるものであります。(拍手)
○議長(前尾繁三郎君) 松本善明君。 〔松本善明君登壇〕
○松本善明君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、議院運営委員長田澤吉郎君解任決議案に賛成の討論を行うものであります。(拍手) 議院運営委員長田澤吉郎君は、昨日から本日にかけて、わが党を初め野党の反対を押し切って、議題さえない本会議の設定を行い、その本会議の開会を強行したのであります。その行為は、国権の最高機関である国会の秩序を乱し、その民主的運営を踏みにじる不当不法をあえて犯したものであるばかりではなく、この本会議で政府・自民党が画策する値上げ三法案の成立に手をかし、加担したものであります。(拍手) そもそも、酒、たばこ、郵便料金の値上げ問題は、深刻な不況、インフレ対策が強く求められているこの国会において、大企業本位の不況対策を行うか、国民生活の立場に立った不況対策を行うかのかぎとなるものであります。また、国民からしぼり取って大企業に国家資金を注ぎ込み、てこ入れを行う反動政策の突破口を開かせるかどうかという重大な問題であります。 わが党は、今国会を、不況、インフレのもとできわめて困難な状態に陥れられている国民の生活を防衛するとともに、日米首脳会談の危険な実態の究明を行うなど、国民の立場に立って審議するものとしなければならないと主張してまいりました。ところが、政府・自民党は、前国会で国民の大きな批判を受けて廃案となった酒、たばこ、郵便料金値上げ法案をあくまで成立させようとして、補正予算の準備もできていない九月十一日に国会を召集し、七十五日という大幅会期を決定し、これら法案を提出してまいりました。 今国会は、このように開会劈頭から異常でありました。したがって、議院の運営は、旧来にも増して、慎重かつ公正に進めるべきことが求められていたにもかかわらず、議院運営委員長田澤吉郎君は、九月二十六日、わが党初め野党が一斉に反対しているにもかかわらず、議院運営委員会の職権開会を強行し、三法案の関係委員会付託を、自民党の単独で強行採決するという暴挙に出たのであります。 議院運営委員長田澤吉郎君のこの行為は、職権を乱用して委員会を混乱に陥れ、委員会の秩序を撹乱してはばからないものであります。 その後、これらの法案は、周知のように、五党国対委員長会談の行われている最中に、大蔵、逓信両委員会で自民党の単独強行採決が行われたのであります。田澤君の行為は、このような暴挙に道を開き、今国会全体の混乱の端緒をつくったものとして、その責任はきわめて重大であり、厳しく追及されなければならないものであることは言うまでもありません。(拍手) このようにして引き起こされた国会の異常事態に対して、議長が示した裁定案は、三法案について、補正予算の審議に入った後の本会議において議長が処理したいというものでありました。これは、新たな強行採決の日程を決めるものでありました。わが党は、このような裁定を認めず、やり直しを要求いたしました。 さらに重大なのは、現在予算委員会が開会され、予算が審議中であるということであります。 三法案の当否は、酒、たばこ、郵便料金の値上げ問題を含む補正予算の審議が終わって、初めて明らかになるものであります。現に、わが党の荒木議員は、この審議の中で、たばこの原価、郵便料金の値上げの影響についての資料と報告を求め、その資料提出と報告が二十五日に行われることになっておりました。そして、これに基づいて、二十七、八日にもわが党の再追及が行われる予定であったのであります。このような審議を無視して値上げ三法案を本会議に上程するということは、新たな暴挙を重ねるものと言わなければなりません。(拍手) 今国会では、仮谷建設大臣が、国会答弁をいいかげんなものという暴言を吐いて、陳謝をいたしました。予算委員会の審議を軽視した今回の暴挙は、予算委員会の審議をじゅうりんするものであり、いいかげん答弁以上に重大なものであります。わが党は、国権の最高機関の審議をこのようにないがしろにすることを、断じて許すことができません。(拍手) こうして、きわめて不当不法な本会議が強行されているのであります。議院運営委員長田澤吉郎君は、さきに述べた九月二十六日のこれら三法案の単独委員会付託について陳謝をしたのでありますが、本日の暴挙は、わが党が指摘していたように、この反省が全くの口先だけのものであったということを明白に証明をしております。(拍手) このような暴挙の責任は、一体どこにあるのでありましょうか。それは言うまでもなく、三木内閣、自民党にあります。政府・自民党が酒、たばこ、郵便料金の値上げを強行して、公共料金、独占価格値上げの引き金を引こうとしていることこそ、最も糾弾されなければならないことであります。田澤君は、これら一連の暴挙の中で重要な役割りを果たしました。この責任はきわめて重大であります。 さらに、九月二十六日と本日の議院運営委員会での暴挙については、直接責任を負わなければなりません。 このように、議会制民主主義をどろぐつで踏みにじるような田澤君に、とうてい議院運営委員長の資格がないことは、言うまでもありません。 私は、以上のような理由で、断固として、議院運営委員長田澤吉郎君の解任の決議案に賛成する意見を述べて、討論を終わります。(拍手) ————————————— 討論終局の動議
○議長(前尾繁三郎君) 宇野宗佑君外二十四名から、討論終局の動議が提出されました。 本動議を採決いたします。 この採決は記名投票をもって行います。 本動議に賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参せられんことを望みます。——閉鎖。 〔議場閉鎖〕
○議長(前尾繁三郎君) 氏名点呼を命じます。 〔参事氏名を点呼〕 〔各員投票〕
○議長(前尾繁三郎君) 投票漏れはありませんか。——投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開匣。——開鎖。 〔議場開鎖〕
○議長(前尾繁三郎君) 投票を計算いたさせます。 〔参事投票を計算〕
○議長(前尾繁三郎君) 投票の結果を事務総長より報告いたさせます。 〔事務総長報告〕 投票総数 三百五十八 可とする者(白票) 二百十 否とする者(青票) 百四十八
○議長(前尾繁三郎君) 右の結果、討論は終局することに決しました。 ————————————— 宇野宗佑君外二十四名提出討論終局の動議を可とする議員の氏名 安倍晋太郎君 足立 篤郎君 阿部 喜元君 愛野興一郎君 赤城 宗徳君 天野 公義君 天野 光晴君 荒舩清十郎君 有田 喜一君 井出一太郎君 伊藤宗一郎君 伊能繁次郎君 石田 博英君 稻葉 修君 稻村佐近四郎君 今井 勇君 宇田 國榮君 宇野 宗佑君 上田 茂行君 上村千一郎君 植木庚子郎君 臼井 莊一君 内海 英男君 浦野 幸男君 江藤 隆美君 小川 平二君 小此木彦三郎君 小沢 一郎君 小澤 太郎君 小沢 辰男君 小渕 恵三君 越智 伊平君 越智 通雄君 大石 千八君 大石 武一君 大竹 太郎君 大野 明君 大野 市郎君 大橋 武夫君 大平 正芳君 大村 襄治君 奥田 敬和君 奥野 誠亮君 加藤 紘一君 加藤常太郎君 加藤 六月君 海部 俊樹君 梶山 静六君 粕谷 茂君 片岡 清一君 金丸 信君 金子 一平君 亀岡 高夫君 鴨田 宗一君 唐沢俊二郎君 仮谷 忠男君 瓦 力君 木野 晴夫君 木部 佳昭君 木村武千代君 北澤 直吉君 吉川 久衛君 久野 忠治君 熊谷 義雄君 倉石 忠雄君 倉成 正君 黒金 泰美君 小泉純一郎君 小坂善太郎君 小坂徳三郎君 小島 徹三君 小平 久雄君 小林 正巳君 小宮山重四郎君 小山 長規君 小山 省二君 河野 洋平君 河本 敏夫君 國場 幸昌君 左藤 恵君 佐々木秀世君 佐々木義武君 佐藤 孝行君 佐藤 文生君 佐藤 守良君 斉藤滋与史君 坂本三十次君 櫻内 義雄君 笹山茂太郎君 志賀 節君 塩川正十郎君 塩谷 一夫君 篠田 弘作君 澁谷 直藏君 島田 安夫君 島村 一郎君 正示啓次郎君 白浜 仁吉君 菅波 茂君 鈴木 善幸君 住 栄作君 瀬戸山三男君 田川 誠一君 田澤 吉郎君 田中伊三次君 田中 榮一君 田中 角榮君 田中 龍夫君 田中 正巳君 高鳥 修君 高橋 千寿君 竹内 黎一君 竹下 登君 竹中 修一君 谷川 和穗君 地崎宇三郎君 塚原 俊郎君 坪川 信三君 戸井田三郎君 渡海元三郎君 登坂重次郎君 徳安 實藏君 床次 徳二君 中尾 宏君 中川 一郎君 中曽根康弘君 中村 弘海君 中山 正暉君 灘尾 弘吉君 楢橋 進君 丹羽喬四郎君 丹羽 兵助君 西岡 武夫君 西村 英一君 西村 直己君 西銘 順治君 根本龍太郎君 野田 卯一君 野原 正勝君 野呂 恭一君 羽田 孜君 羽田野忠文君 羽生 田進君 葉梨 信行君 橋本登美三郎君 橋本龍太郎君 長谷川四郎君 旗野 進一君 服部 安司君 浜田 幸一君 濱野 清吾君 早川 崇君 林 大幹君 林 義郎君 原田 憲君 廣瀬 正雄君 福田 赳夫君 福田 篤泰君 福田 一君 福永 一臣君 福永 健司君 藤井 勝志君 藤尾 正行君 藤波 孝生君 船田 中君 古屋 亨君 保利 茂君 坊 秀男君 細田 吉藏君 前田治一郎君 前田 正男君 増岡 博之君 松澤 雄藏君 松永 光君 松野 幸泰君 松野 頼三君 松本 十郎君 三池 信君 三木 武夫君 三ツ林弥太郎君 三原 朝雄君 三塚 博君 水田三喜男君 水野 清君 湊 徹郎君 宮崎 茂一君 武藤 嘉文君 村岡 兼造君 村上 勇君 村山 達雄君 毛利 松平君 粟山 ひで君 森 美秀君 森下 元晴君 森山 欽司君 安田 貴六君 保岡 興治君 山口 敏夫君 山崎 拓君 山崎平八郎君 山下 徳夫君 山田 久就君 山中 貞則君 山村新治郎君 山本 幸雄君 吉永 治市君 綿貫 民輔君 渡部 恒三君 渡辺 栄一君 渡辺美智雄君 否とする議員の氏名 安宅 常彦君 阿部 昭吾君 阿部 助哉君 阿部未喜男君 石野 久男君 板川 正吾君 稲葉 誠一君 上原 康助君 枝村 要作君 小川 省吾君 大出 俊君 岡田 哲児君 岡田 春夫君 加藤 清政君 勝澤 芳雄君 勝間田清一君 角屋堅次郎君 金瀬 俊雄君 金丸 徳重君 金子 みつ君 川俣健二郎君 河上 民雄君 木島喜兵衞君 久保 等君 小林 信一君 兒玉 末男君 上坂 昇君 佐々木更三君 佐藤 観樹君 佐藤 敬治君 佐野 憲治君 佐野 進君 斉藤 正男君 坂本 恭一君 阪上安太郎君 柴田 健治君 島本 虎三君 嶋崎 譲君 下平 正一君 田口 一男君 田中 武夫君 田邊 誠君 高沢 寅男君 竹村 幸雄君 楯 兼次郎君 塚田 庄平君 土井たか子君 堂森 芳夫君 中澤 茂一君 中村 茂君 楢崎弥之助君 成田 知巳君 野坂 浩賢君 芳賀 貢君 馬場 昇君 長谷川正三君 日野 吉夫君 平林 剛君 広瀬 秀吉君 福岡 義登君 藤田 高敏君 古川 喜一君 堀 昌雄君 松浦 利尚君 三宅 正一君 美濃 政市君 武藤 山治君 村山 喜一君 村山 富市君 森井 忠良君 八百板 正君 安井 吉典君 山口 鶴男君 山田 耻目君 山田 芳治君 山中 吾郎君 山本 政弘君 山本弥之助君 湯山 勇君 横路 孝弘君 横山 利秋君 吉田 法晴君 和田 貞夫君 渡辺 三郎君 青柳 盛雄君 荒木 宏君 諫山 博君 梅田 勝君 金子 満広君 木下 元二君 栗田 翠君 小林 政子君 紺野与次郎君 柴田 睦夫君 庄司 幸助君 瀬崎 博義君 瀬長亀次郎君 田代 文久君 田中美智子君 多田 光雄君 津金 佑近君 津川 武一君 寺前 巖君 土橋 一吉君 中川利三郎君 中路 雅弘君 中島 武敏君 野間 友一君 林 百郎君 東中 光雄君 平田 藤吉君 不破 哲三君 正森 成二君 増本 一彦君 松本 善明君 三浦 久君 村上 弘君 山原健二郎君 米原 昶君 浅井 美幸君 新井 彬之君 有島 重武君 石田幸四郎君 大久保直彦君 大野 潔君 大橋 敏雄君 近江巳記夫君 岡本 富夫君 沖本 泰幸君 鬼木 勝利君 北側 義一君 小濱 新次君 坂井 弘一君 坂口 力君 鈴切 康雄君 瀬野栄次郎君 田中 昭二君 高橋 繁君 竹入 義勝君 林 孝矩君 広沢 直樹君 伏木 和雄君 正木 良明君 松尾 信人君 松本 忠助君 矢野 絢也君 山田 太郎君 渡部 一郎君 —————————————
○議長(前尾繁三郎君) 議院運営委員長田澤吉郎君解任決議案につき採決いたします。 この採決は記名投票をもって行います。 本決議案に賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参せられんことを望みます。——閉鎖。 〔議場閉鎖〕
○議長(前尾繁三郎君) 氏名点呼を命じます。 〔参事氏名を点呼〕 〔各員投票〕
○議長(前尾繁三郎君) 投票漏れはありませんか。——投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開匣厘。——開鎖。 〔議場開鎖〕
○議長(前尾繁三郎君) 投票を計算いたさせます。 〔参事投票を計算〕
○議長(前尾繁三郎君) 投票の結果を事務総長より報告いたさせます。 〔事務総長報告〕 投票総数 三百七十四 可とする者(白票) 百五十七 〔拍手〕 否とする者(青票) 二百十七 〔拍手〕
○議長(前尾繁三郎君) 右の結果、議院運営委員長田澤吉郎君解任決議案は否決されました。(拍手) ————————————— 藤田高敏君外三名提出議院運営委員長田澤吉郎君解任決議案を可とする議員の氏名 阿部 昭吾君 阿部 助哉君 阿部未喜男君 井岡 大治君 井上 普方君 石野 久男君 板川 正吾君 稲葉 誠一君 岩垂寿喜男君 上原 康助君 枝村 要作君 小川 省吾君 大出 俊君 太田 一夫君 岡田 哲児君 岡田 春夫君 加藤 清二君 勝澤 芳雄君 勝間田清一君 角屋堅次郎君 金瀬 俊雄君 金丸 徳重君 金子 みつ君 川俣健二郎君 河上 民雄君 木島喜兵衞君 木原 実君 久保 三郎君 久保 等君 小林 信一君 兒玉 末男君 上坂 昇君 佐々木更三君 佐藤 観樹君 佐藤 敬治君 佐野 憲治君 佐野 進君 斉藤 正男君 坂本 恭一君 阪上安太郎君 柴田 健治君 島本 虎三君 嶋崎 譲君 下平 正一君 田口 一男君 田中 武夫君 田邊 誠君 高沢 寅男君 竹村 幸雄君 楯 兼次郎君 塚田 庄平君 土井たか子君 堂森 芳夫君 中澤 茂一君 中村 茂君 楢崎弥之助君 成田 知巳君 野坂 浩賢君 芳賀 貢君 馬場 昇君 長谷川正三君 日野 吉夫君 平林 剛君 広瀬 秀吉君 福岡 義登君 藤田 高敏君 古川 喜一君 堀 昌雄君 松浦 利尚君 三宅 正一君 美濃 政市君 武藤 山治君 村山 喜一君 村山 富市君 森井 忠良君 八百板 正君 八木 昇君 安井 吉典君 山口 鶴男君 山田 耻目君 山田 芳治君 山中 吾郎君 山本 政弘君 山本弥之助君 湯山 勇君 米田 東吾君 横路 孝弘君 横山 利秋君 吉田 法晴君 和田 貞夫君 渡辺 三郎君 青柳 盛雄君 荒木 宏君 諫山 博君 石母 田達君 梅田 勝君 金子 満広君 木下 元二君 栗田 翠君 小林 政子君 紺野与次郎君 柴田 睦夫君 庄司 幸助君 瀬崎 博義君 瀬長亀次郎君 田代 文久君 田中美智子君 多田 光雄君 津金 佑近君 津川 武一君 寺前 巖君 土橋 一吉君 中川利三郎君 中路 雅弘君 中島 武敏君 野間 友一君 林 百郎君 東中 光雄君 平田 藤吉君 不破 哲三君 正森 成二君 増本 一彦君 松本 善明君 三浦 久君 三谷 秀治君 村上 弘君 山原健二郎君 米原 昶君 浅井 美幸君 新井 彬之君 有島 重武君 石田幸四郎君 大久保直彦君 大野 潔君 大橋 敏雄君 近江巳記夫君 岡本 富夫君 沖本 泰幸君 鬼木 勝利君 北側 義一君 小濱 新次君 坂井 弘一君 坂口 力君 鈴切 康雄君 瀬野栄次郎君 田中 昭二君 高橋 繁君 竹入 義勝君 林 孝矩君 広沢 直樹君 伏木 和雄君 正木 良明君 松尾 信人君 松本 忠助君 矢野 絢也君 山田 太郎君 渡部 一郎君 否とする議員の氏名 安倍晋太郎君 足立 篤郎君 阿部 喜元君 愛野興一郎君 赤城 宗徳君 天野 公義君 天野 光晴君 荒舩清十郎君 有田 喜一君 井出一太郎君 伊藤宗一郎君 伊能繁次郎君 石田 博英君 稻葉 修君 稻村佐近四郎君 今井 勇君 宇田 國榮君 宇野 宗佑君 上田 茂行君 上村千一郎君 植木庚子郎君 臼井 莊一君 内田 常雄君 内海 英男君 浦野 幸男君 江崎 真澄君 江藤 隆美君 小川 平二君 小此木彦三郎君 小沢 一郎君 小澤 太郎君 小沢 辰男君 小渕 恵三君 越智 伊平君 越智 通雄君 大石 千八君 大石 武一君 大竹 太郎君 大野 明君 大野 市郎君 大橋 武夫君 大平 正芳君 大村 襄治君 奥田 敬和君 奥野 誠亮君 加藤 紘一君 加藤常太郎君 加藤 六月君 加藤 陽三君 海部 俊樹君 梶山 静六君 粕谷 茂君 片岡 清一君 金丸 信君 金子 一平君 金子 岩三君 亀岡 高夫君 鴨田 宗一君 唐沢俊二郎君 仮谷 忠男君 瓦 力君 木野 晴夫君 木部 佳昭君 木村 武雄君 木村武千代君 北澤 直吉君 吉川 久衛君 久野 忠治君 熊谷 義雄君 倉成 正君 黒金 泰美君 小泉純一郎君 小坂善太郎君 小坂徳三郎君 小島 徹三君 小平 久雄君 小林 正巳君 小宮山重四郎君 小山 長規君 小山 省二君 河野 洋平君 河本 敏夫君 國場 幸昌君 左藤 恵君 佐々木秀世君 佐々木義武君 佐藤 孝行君 佐藤 文生君 佐藤 守良君 斉藤滋与史君 坂本三十次君 櫻内 義雄君 笹山茂太郎君 志賀 節君 塩川正十郎君 塩崎 潤君 塩谷 一夫君 篠田 弘作君 澁谷 直藏君 島田 安夫君 島村 一郎君 正示啓次郎君 白浜 仁吉君 菅波 茂君 鈴木 善幸君 住 栄作君 瀬戸山三男君 染谷 誠君 田川 誠一君 田澤 吉郎君 田中 榮一君 田中 角榮君 田中 龍夫君 田中 正巳君 高鳥 修君 高橋 千寿君 竹内 黎一君 竹下 登君 竹中 修一君 谷川 和穗君 地崎宇三郎君 塚原 俊郎君 坪川 信三君 戸井田三郎君 渡海元三郎君 登坂重次郎君 徳安 實藏君 床次 徳二君 中尾 宏君 中川 一郎君 中曽根康弘君 中村 弘海君 中山 利生君 中山 正暉君 灘尾 弘吉君 楢橋 進君 丹羽喬四郎君 丹羽 兵助君 西岡 武夫君 西村 英一君 西村 直己君 西銘 順治君 根本龍太郎君 野田 卯一君 野原 正勝君 野呂 恭一君 羽田 孜君 羽田野忠文君 羽生 田進君 葉梨 信行君 橋本登美三郎君 橋本龍太郎君 長谷川四郎君 旗野 進一君 服部 安司君 浜田 幸一君 濱野 清吾君 林 大幹君 林 義郎君 原田 憲君 廣瀬 正雄君 福田 赳夫君 福田 篤泰君 福田 一君 福永 一臣君 福永 健司君 藤井 勝志君 藤尾 正行君 藤波 孝生君 藤本 孝雄君 船田 中君 古屋 亨君 保利 茂君 坊 秀男君 細田 吉藏君 前田治一郎君 前田 正男君 増岡 博之君 松澤 雄藏君 松永 光君 松野 幸泰君 松野 頼三君 松本 十郎君 三池 信君 三木 武夫君 三ツ林弥太郎君 三原 朝雄君 三塚 博君 水田三喜男君 水野 清君 湊 徹郎君 宮崎 茂一君 武藤 嘉文君 村岡 兼造君 村上 勇君 村山 達雄君 毛利 松平君 粟山 ひで君 森 美秀君 森下 元晴君 森山 欽司君 安田 貴六君 保岡 興治君 山口 敏夫君 山崎 拓君 山崎平八郎君 山下 徳夫君 山田 久就君 山中 貞則君 山村新治郎君 山本 幸雄君 吉永 治市君 綿貫 民輔君 渡部 恒三君 渡辺 栄一君 渡辺 紘三君 渡辺美智雄君 —————————————
○議長(前尾繁三郎君) 久保等君外八名から、逓信委員長地崎宇三郎君解任決議案が提出されました。 本決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略して、議題とするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前尾繁三郎君) 御異議なしと認めます。 ————————————— 逓信委員長地崎宇三郎君解任決議案(久保等 君外八名提出)
○議長(前尾繁三郎君) 逓信委員長地崎宇三郎君解任決議案を議題といたします。 提出者の趣旨弁明を許します。久保等君。 ————————————— 逓信委員長地崎宇三郎君解任決議案 〔本号末尾に掲載〕 ————————————— 〔議長退席、副議長着席〕 〔久保等君登壇〕
○久保等君 私は、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党を代表いたしまして、ただいま議題となりました逓信委員長地崎宇三郎君に対する解任決議案につきまして、その提案趣旨弁明をいたしたいと存じます。(拍手) まず最初に、決議案文を朗読いたしたいと存じます。 逓信委員長地崎宇三郎君解任決議案 本院は、逓信委員長地崎宇三郎君を解任する。 右決議する。 〔拍手〕 理由 遁信委員会地崎宇三郎君は、厳正公平であるべき委員会の職責に違反し、政府与党の意のままに十月一日遁信委員会を与党議員のみをもつて一方的に開会を強行し、「郵便法の一部を改正する法律案」の提案理由説明、質疑を行わしめ、更に強引な採決をも一挙に行つた。 かかる暴挙は、委員会としてあるまじき行為であるのみならず議会制民主主義をじゅうりんするものである。 国会役員たる委員長の責任はまことに重大であり、厳しく糾弾されなければならない。従つて委員長としてその任に値しないものと断ぜざるを得ない。 これが、本決議案を提出する理由である。 〔拍手〕 以下、理由について御説明申し上げますが、それに先立ちまして、まず一言申し上げたいことは、衆議院で議席をともにする同僚議員であり、しかも、同じ委員会のその委員長の職責にある地崎宇三郎君に対し、解任決議案を提案せざるを得ないことは、まことに遺憾であり、情において忍びないものがあるのであります。しかし、事はきわめて重大なる国権の最高機関たる国会の権威に関する問題であるだけに、一片の私情をも差しはさむことは許されないのであります。 そもそも、国会の常任委員長は、正副議長に次ぐ国会の役員として重要なる地位にあるものであって、そのときの政府や一党一派の立場に立つべきものではなく、高い見識をもって、公平中正な態度を堅持し、委員会の運営に当たっては、常に慎重にして公正な運営に努めなければならないのであります。しかるに、去る十月一日の逓信委員会における地崎委員長のとった行為は、委員長としての重責を忘れて、全く一与党の走狗となり果てて、委員長の権威はもちろん、国会自体の権威をも失墜させたものとして、厳しくその責任を追及しなければなりません。 そこで、まず指摘しなければならない第一点は、議長の権威を無視したことであります。 当日、正午ごろ、野党四党の国会対策委員長が前尾議長を訪ね、かねて郵便料金の値上げを初めとする値上げ三法案の扱いについては、与野党で十分に話し合えという議長の意向にもかかわらず、自民党はこれを無視して関係委員会の単独開会を強行し、審議をはかろうといたしておりました、この事態を打開するための善処方を議長に申し入れたものであります。前尾議長は、この申し入れに基づいてあっせんを行い、午後一時ごろ、議長室において与野党の国会対策委員長会談が持たれ、種々協議が行われておったのであります。 しかるに、地崎委員長は、こうした事情や衆議院議長のあっせんによる努力を全く無視して、われわれの情理を尽くしての説得と抗議にもかかわらず、午後一時三十分ごろより、逓信委員会を実力をもって開会せんとして、衛視多数を衆議院第十二号委員室に導入し、同一時五十分ごろ、ついにわれわれ野党議員を衛視の実力によって排除し、強引に開会を宜したのであります。このことは、重大なる事態解決のため議長が努力をしておったさなかのことでありまするだけに、議長のその努力を水泡に帰せしめただけではなく、国会の最高責任者である議長の権威を無視し、冒涜したるものとして、厳しく糾弾されなければなりません。(拍手) 次に、第二点は、国会の権威を失墜させたことであります。 国会の常任委員長は、国会法第十六条に定むるがごとく、議長、副議長に次ぐ国権の最高機関たる国会の役員として、委員会の運営に当たっては、常に公平厳正なる態度を堅持しなければなりません。ところが、逓信委員長は、特に国民に重大なる関係のある法案について、いたずらに審議を急ぐ自民党の要求するままに、国民には背を向け、今国会初の逓信委員会で、冒頭から衛視を使っての与党単独開会とは、まさに前代未聞、正気のさたではございません。民主政治、民主議会においてはあるまじきファッショ政治を思わせる暴挙であります。かかる問答無用式の不法不当な委員会の運営は、国会の権威を著しく失墜するものとして、国民とともに、断じて許し得ないものであります。(拍手) 第三点は、委員長としての重要なる職責を全く放棄したことであります。 付託せられた法案の扱いについて、委員長は、あくまでも与野党の十分なる話し合いを求め、対立する問題については、その妥協と調整を図り、法案の審議については、慎重かつ十分に審議を尽くすべきは当然であります。ましてや、重要法案と言われるものについてはなおさらであります。 国会法第五十一条には、「委員会は、一般的関心及び目的を有する重要な案件について、公聴会を開き、真に利害関係を有する者又は学識経験者等から意見を聴くことができる。総予算及び重要な歳入法案については、前項の公聴会を開かなければならない。」となっているのであります。郵便法の一部を改正する法律案については、前国会においては、単に一カ所、大阪市で参考人から意見を徴したにすぎないのでありまして、当然、今国会にあっては、国会法の定むるところによって正規の公聴会を開き、広く国民の意見を求めなければならないのであります。 ところが、今国会の逓信委員会は、十月一日、ただ一回、それも開会から散会までわずかに三十分間であります。すなわち、当日午後一時五十三分開会、村上郵政大臣の趣旨説明、そして自民党羽田孜委員が十分程度、同じく志賀節委員が七分、同じく高橋千寿委員が三分、合計わずかに二十分の質疑がなされたにすぎないのであります。しかも、それはほとんど聞き取れず、したがって、委員会会議録にもほとんど記録されてないのであります。かかる質疑の直後、同じく自民党三ツ林弥太郎委員より質疑打ち切りの動議が出されて質疑は打ち切られ、さらに地崎委員長は、ここで直ちに本案に対する採決まで強行しているのであります。慎重審議、公聴会どころではないのであります。審議らしい審議すら全然なされていないのであります。まさに、毒を食らわばさらまで式の暴挙であります。委員長の権威も職責もあったものではありません。かかる地崎委員長の行為は、全く言語道断と言わざるを得ないのであります。(拍手) 第四点として、委員長として、その手腕、見識にも欠けているということであります。 委員長は、委員会に付託せられた法案、わけても重要法案と言われるものについては、その性格、さらにはその意義というものについて、大所高所からの理解力と判断力を持たなければなりません。国民全般にとって、直接大きな利害関係を持つ今回の郵便料金の値上げ法案については、その及ぼす影響等について、高い見識と洞察力を備えるとともに、その法案の取り扱い、並びに委員会の円満なる運営についても格別の配慮が必要であります。 しかるに、特に慎重を期さなければならない本法案の扱いについて自主的判断を持たず、ただ政府・自民党の言うがままに、不法不当な委員会運営を行ったのであります。このことによって、委員会はいまだかつてない悪例をつくったものであると同時に、わが憲政史上に一大汚点を残したものであり、強い憤激を覚えざるを得ないのであります。 国会の権威を守り、日本の議会制民主主義の健全なる発展を念願する立場から、私は、賢明なる議員各位の御賛同を心から強く期待をいたしまして、逓信委員長解任決議案の趣旨弁明を終わりたいと存じます。(拍手) —————————————
○副議長(秋田大助君) 質疑の通告があります。順次これを許します。中村茂君。(発言する者あり)中村茂君。 〔中村茂君登壇〕
○中村茂君 私は、日本社会党を代表して、久保等君から提案になりました逓信委員長地崎宇三郎君の解任決議案に対し、賛成する立場から、若干の質問を行うものであります。(拍手) いま国民は、インフレと物価高、不況による中小企業の倒産や、失業者の増大、六価クロムなどの産業公害、地方自治体の行き詰まり、農業の危機、税金の悩みなど、生活の苦しみや、健康に対する不安でいっぱいであります。このような事態は、大企業優先、生産中心の人間性を無視した経済成長政策が生み出した自民党政治の積年の病根であります。これらの病根は悪質であり、根治することは困難であります。 このような厳しい条件の中で開かれた臨時国会であります。しかるに、自民党三木内閣は、国民生活を守る国会の使命に反し、酒、たばこ、郵便料金の値上げ三法案に固執し、前国会で廃案になり、国民の審判が明らかになったにもかかわらず、逓信委員会を自民党単独で開会し、一方的に郵便法の一部を改正する法律案の採決を強行いたしました。このような自民党の暴挙は、議会制民主主義を根本から否定するものであり、絶対に許すことのできないところであります。(拍手) この際、どうしても解明しておかなければならないことは、酒、たばこ、郵便料金の大幅値上げという、国民生活に関係の深い、しかも、廃案になった法案を、補正予算案の審議終了前に衆議院を通過させようとする自民党内閣の政治姿勢であります。 自民党の単独審議という、議会制民主主義を根本から破壊する暴挙までして強行しなければならない事情がどこにあるのか、全く理解に苦しむものであります。この党利党略を、国民の多くの人たちが一番疑問に思っているところであります。しかも、「対話と協調」を常に唱える三木総理の手でこの暴挙が進められているということであります。自民党は議席数を多数占めているから、どんな法案でも、原案どおり議決させなければ、自民党のメンツの問題であるということだとすれば、そのことが、国会の民主的な運営やルールを破壊している一番大きな原因ではないかと思うのであります。提案者に、自民党の党利党略の背景について解明していただきたいと思うのであります。(拍手) 第二の質問は、常任委員長の態度であります。 常任委員長は、国会の役員として、委員会の運営に当たっては、公正かつ厳正でなければなりません。各党の意見を尊重しなければなりません。自民党の党利党略に基づく強行採決に加担し、議会制民主主義の破壊行為を直接指揮し、実行した逓信委員長地崎宇三郎君は、常任委員長として、委員会の運営が公正かつ厳正であったのかどうか、提案者から具体的な説明をお伺いいたしたいのであります。(拍手) 第三の質問は、強行採決を行った自民党の党利党略の内容であります。 酒、たばこ、郵便料金値上げ三法案の優先審議を固執する余り、国会運営を混乱させ、補正予算案及び生活関連法案の国会提出をおくらせてきた自民党・三木内閣の政治責任を許すわけにはいきません。 この値上げ法案先行のやり方を逓信委員会で見た場合、郵便法の一部を改正する法律案は、九月二十日国会提出となっています。それに対し、昭和二十四年五月以前の簡易生命保険契約に関する特別措置法案及び郵便貯金法の一部を改正する法律案並びに簡易生命保険法の一部を改正する法律案は、十月十一日提出となっています。約二十日間おくらせて提出しているのであります。しかも、これはわが党の要請によって、やっと提出されたものであります。郵便料金値上げ法案もその他の法案も、前国会において廃案になった法案であるという条件は同じであります。 自民党の値上げ法案優先審議の態度を、政府がそのままうのみにしている三木内閣の自主性を喪失した姿は、三木総理の運命を如実にあらわしているものであると思います。 政府とその与党が一体となって、党利党略を国会に持ち込んだ場合の国会運営は、特に議長及び常任委員長の公正、厳正な態度が強く要請されなければなりません。逓信委員長地崎宇三郎君の逓信委員会運営の態度は、不法不当、問答無用の一方的な暴挙であり、国会の権威のために、国民とともに断じて許すことのできないものであります。(拍手) このように、郵便料金の値上げ法案だけ可決すれば、他の法案はどうなってもよいという自民党の国民不在の暴挙をそのまま受け入れた地崎宇三郎君の態度は、常任委員長として、国会法に照らし不適格者であると思いますが、提案者の見解をお聞きいたします。(拍手) 第四の質問は、強行採決の内容であります。 逓信委員会議録第一号によれば、 ○地崎委員長 これより会議を開きます。(発言する者多し)もう開会をいたしましたから……(発言する者多く、聴取不能)大臣の趣旨説明を求めます。(発言する者多し) ○村上国務大臣 ……(発言する者多く、聴取不能)昭和四十六年度に……(聴取不能)この間、 というようになっており、なお議事録は続いているのでありますが、何を説明しているのか、全くわかりません。 このようないいかげんの審議内容で法案の可決は有効であるとしているところに、仮谷建設大臣の失言問題のような土壌があると言わざるを得ないのであります。(拍手) 国会の審議は、形式よりも審議の内容が重要であります。国民の意見が十分反映されていなければならないのであります。こんな審議内容で強行採決した逓信委員長地崎宇三郎君の責任は重大であり、言語道断と言わざるを得ません。もっと時間をかけて審議を尽くすべきであります。このような国会審議軽視の態度に対し、提案者の見解を承りたいと思うのであります。 第五の質問は、郵便法の一部を改正する法律案そのものの内容であります。 前国会で審議した法案であるからと言いますが、国民の意見が十分反映されていません。十月二十一日付の日本農業新聞は、このように報道しております。「農民の知る権利奪う郵便料金の改定、とくに、新聞や機関紙などの第三種郵便料金の大幅値上げを政府が強行しようとしていることに対して、系統農協は一丸となって絶対阻止、を合言葉に反対運動に取り組んでいる。」と訴えています。 値上げ幅は、はがきの十円が二十円で二倍、書状の二十円が五十円で二・五倍、第三種の六円が三十円で五倍となっています。特に第三種郵便物は省令改正事項となっており、郵便物は認可が必要となっています。そして、その認可条件は、郵便法第二十三条で、定期刊行物であること、また「政治、経済、文化その他公共的な事項を報道し、又は論議することを目的とし、あまねく発売されるものであること。」となっています。このような政治、経済、文化その他の公共的な事項を報道する新聞の郵便料金を五倍も値上げするということは、言論の自由、国民の知る権利に重大な支障のあることは、火を見るよりも明らかであります。 国民生活を無視し、国民の基本的権利をじゅうりんした郵便料金大幅値上げ法案を、自民党の単独審議、単独採決の強行、審議時間二十分、審議内容不明確、委員会の問答無用の運営などの独善的な議会制民主主義の破壊行為を許すわけにはいきません。郵便料金値上げが、国民の知る権利に与える影響について提案者の御所見を承りたいのであります。 私は、以上五点にわたって、解任決議案に対し質問したのでありますが、逓信委員長地崎宇三郎君が、常任委員長として職責をわきまえ、議会制民主主義を守り、国民から信頼される国会運営を行うという信念と正常な判断力を持ち合わせていたならば、自民党の無謀な党利党略に流されることがなかったと思うのであります。地崎君のためにまことに残念であります。このような不名誉な記録は、将来、わが国会の歴史に長く残されることを地崎宇三郎君はよく知るべきであります。 以上で、解任決議案に対する質問を終わります。(拍手) 〔久保等君登壇〕
○久保等君 ただいま中村議員から私に対する質問がございました。 御質問の項目は、大体五点にわたっておると思うのでありますが、まず最初に、自民党のこうしたきわめて無謀な逓信委員会の運営につきまして、地崎委員長あるいは御本人は、本意ならずもやったことかもしれませんが、そのことに対するいわば自民党の党利党略の背景はどうであったか、解明をした答弁を求めるという御趣旨でございます。 そもそも三木内閣が発足をいたしまして、過ぐる七十五通常国会におきましては、国民向けのポーズをとっておった面もあるのでありますが、今回のこの七十六臨時国会に至りましては、御承知のように、国会の召集日早々から、会期の問題をめぐって、いきなり議院運営委員会におきまして、御承知のように、会期を自民党だけの単独議決によって七十五日間と決定をいたしました。国会の召集初日から自民党の単独議決によって、強引にこの臨時国会の運営を行っておる姿が、たまたま逓信委員会において、先ほども私申し上げましたように、十月一日、まさに、委員会においてはこうしたわずか三十分、委員会の開会から散会までわずかに三十分、しかも、質疑に至っては、先ほどもお話がございましたが、議事録にはほとんどまとまった記録は残っておりません。ただいま私も手元に持っておるのでありますが、わずかにこの一枚きりであります。少なくとも、国民にきわめて至大な関係のありまする公共料金の最たる郵便料金の値上げの問題につきましては、真に国民向けの民主政治を考える政党、政府であるならば、こうした暴挙はやり得ないのであります。残念ながら、国民に背を向けた、いわば国民不在の政治姿勢がこうした背景にあったものだと私は思うのでありまして、まことに遺憾にたえないところであります。(拍手) また、御質問の第二の、委員会の運営が公正かつ厳正であったのかどうかということでございますが、これは、先ほどの委員長解任決議案の趣旨説明の中で私が触れましたように、まさに、公正かつ厳正の反対の態度で終始をしたことは、十月一日、委員会における状況がこの速記録で物語っておりまするように、まことに不公正、かつ、まことに自民党の意のままに動かされた国会運営であったということを端的に申し上げることができると思うのであります。 さらにまた、自民党の意のままになった委員長の態度は、国会法に照らして不適格者であると思うが、一体提案者はどう思うかということでございますが、これも私が長々とここで繰り返し御説明を申し上げるまでもなく、まことに不適格そのものであります。地崎委員長個人といたしましては、あるいはりっぱな方であるかもしれません。しかし、事は国会人として、また逓信委員長という重要なる公職の立場に立っての委員会の運営は、おのずからその責任きわめて重大であります。したがって、国会役員の一員でありまする逓信委員長としてのその資格は、残念ながら不適格であると言わざるを得ないと思うのであります。(拍手) また、四番目の、ほとんど審議らしい審議もしない、全く無内容の、審議の形はとったにいたしましても、ほとんど内容のない審議に終わった。そういう直後に強行採決をした責任はきわめて重大で、もっと時間をかけて審議をすべきではなかったかということでございます。 これはもう当然、審議らしい審議は行われておらないのでありまするから、十二分に審議を慎重に行い、そして、私が先ほどもちょっと触れましたが、公聴会を当然開会をすべき性格の法案であると思うのであります。国会においての、特に関係の深い法案については、国会法の定めるところによって、公聴会を開かなければならないとなっておるのでありますが、前国会においても、残念ながら公聴会が開かれない。簡単な参考人の意見の聴取に終わっておりました経過から考えてみましても、今国会においては当然公聴会が開かれるべきでありまするが、残念ながら、公聴会どころではない、審議らしい審議すらなされておらない点から考えてみまするならば、まことに国会軽視もはなはだしいと言わざるを得ません。 さらに、最後にお話がございましたが、国民の知る権利に与える影響について、提案者の所見を聞きたいということでございます。 郵便という事業が、国民の政治、経済、文化の活動面から、きわめて重要な関係を持っておりまする事業でありますることは、私がいまさら申し上げるまでもございません。そのことは、特に三種郵便の問題につきまして、郵便法の中にも規定されておるのでありますが、郵便法二十三条の中に、第三種郵便物の条件といたしまして、定期刊行物であると同時に、「政治、経済、文化その他公共的な事項を報道し、又は論議することを目的とし、あまねく発売されるものであること。」という条件がついておるのであります。すなわち、第三種郵便につきましても、政治、経済、文化、その他公共的な事項を報道したり、あるいは議論することを目的とするもの、こういったことが指摘されておりまするように、いわば、きわめて郵便事業がそうした国民の諸活動に必要欠くべからざるものであり、したがって、第三種郵便物につきましては、認可料金とは言いながら、特別料金が制定をせられております。しかるに、こうした重要な関係のありまする第三種郵便物の料金改定につきまして、大臣の認可料金ではございまするが、今回の郵便法一部改正が国会を通過をいたしまするならば、現在六円の第三種郵便物の料金が三十円、すなわち五倍に大幅にはね上がる予定になっておるのでありますが、このことにつきましては、議員各位は御承知のように、全国各地から特に第三種郵便物に対する値上げの問題についての反対の陳情があることは、私が指摘するまでもございません。 こういった点を考えてみればみるほど、私は、今回の郵便法一部改正の法案については、慎重過ぎるほど慎重な審議をいたしましても決して慎重過ぎないのでありますが、そういった点から考えてみましても、まことに、その影響、国民の知る権利を侵害するおそれがきわめて大きいのでありまして、そういう点からいたしましても、逓信委員長のとった暴挙に対しましては、心から私どもは遺憾に存じますと同時に、委員長としての適格性を疑わざるを得ないのであります。 以上をもちまして、ただいまの中村議員からの質問に対する私の御答弁といたしたいと存じます。(拍手)
○副議長(秋田大助君) 土橋一吉君。 〔土橋一吉君登壇〕
○土橋一吉君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま提案理由説明がありました逓信委員長地崎宇三郎君の解任決議案について、提案者久保等君に、賛成をする立場から御質問をいたしますので、親切なる御答弁をお願いをしたいと思います。(拍手) 去る十月一白の逓信委員会委員長地崎宇三郎君の委員会開催に至るまでの行動、並びに委員会開催後、ごり押し強行を図り、自由民主党委員だけの単独採決を行うなど、この逓信委員会においては前代未聞の暴挙を行ったのであります。私は、このようなことが、国会法の規定や、その他国会に関する法令などにおいて正当なる審議、正当なる可決決定であるか、こういう点について、久保等君の明快なお答えをお願いを申し上げます。(拍手) 郵便法の一部を改正する法律案は、他の酒、たばこ値上げ法案と同様に、国民の大多数が値上げ反対の意思を表明いたしております。そういうきわめてまれな悪法であることは、私が言うまでもございません。さきの七十五国会において廃案となったものであります。わが党は、今回、七十六臨時国会では、国民本位の不況対策、生活防衛を最優先とする立場から、値上げ三法案の再提出を断念をし、これを撤回することを繰り返して要求してまいったのであります。また、自由民主党と前尾議長による値上げ法案の委員会付託強行に対して、議長が法案を取り戻すことを要求してまいりました。 十月一日、前尾議長のもとで、各党国対委員長の協議が進行しておりました際、地崎委員長による職権開会が行われたことは、かつてない破廉恥な行為であります。 わが党は、この情勢下において、逓信理事会及び委員会の開催は中止をし、議長、国対委員長の話し合いの決着がつくまで待つべきことを、再三再四地崎委員長に説明し、説得をしたにもかかわらず、威力と力ずくで午後二時ごろ委員会を開催し、騒擾のうちに八百長質問、村上郵政大臣の答弁の形をとって、約二十数分で自由民主党議員だけの単独強行採決をしたのであります。 ここにおいて、数年来、逓信委員会の理事会やまた常任委員会は、それぞれ平穏裏に進行してきたものであるにかかわらず、この慣例を破壊をし、文字どおり国民に挑戦をし、「対話と協調」をみずから破った地崎宇三郎委員長は、公平で中立であるべき委員長の職責をみずから放棄したものであると考えられるが、久保等さんはどう考えるのか、この点について御親切な答弁をいただきたいと思います。 質問の第二は、郵便法の一部を改正する法律案の持つ問題点であります。 今回の法案は、物価の安定を切実に求める国民の願いを全く無視をし、政府みずから物価値上げに拍車をかけるものであります。今日、三木内閣の物価が鎮静したとの宣伝とはうらはらに、物価は大幅にどんどん上昇しておるのが、国民の偽らざる実感であります。特に政府は、郵便財政の赤字の原因が、人件費の高騰であるかのように宣伝いたしておりますが、これが根拠のないものであることは、業務費に占める人件費の比率が、昭和四十年以来年々低下しておることでも明らかであります。今日の郵便財政の赤字の真の原因は、郵便物の急増に伴う局舎、ポスト等の増設、資材の高騰、配達の困難など、歴代自由民主党の政府による大企業本位の高度経済成長政策、インフレ、高物価政策にあることはきわめて明らかであると思うが、一体どうでございましょうか。(拍手) 質問の第三は、今回の値上げが、郵便法第一条に規定した郵便事業の公共的性格を真っ向から踏みにじるものであるということであります。 郵便法第一条に、「この法律は、郵便の役務をなるべく安い料金で、あまねく、公平に提供することによって、公共の福祉を増進することを目的とする。」と定めています。さらに、第二条においては、郵便事業は国営事業であると規定いたしております。このことを見れば、郵便事業の公共的性格がはっきりするのであります。 しかるに、三木内閣は、郵便事業の採算中心主義の誤った立場から、料金引き上げを強行しようとしておるのであります。一体、こんなことを国民大衆は許すものであるかどうか。異常なインフレと不況のもとに苦しんでおる国民の立場から、ひとつ、お答えをお願いをしたいと思うのであります。 政府は、郵便事業の公共性を認識するならば、局舎あるいはポストその他の施設の費用、及び郵便事業を管理監督をしておる郵政本省であるとか地方郵政局であるとか、特に監察局などの人件費を中心に、医療であるとか訓練であるとか、あるいはまた郵政大学校などの経費、さらには三種、四種の赤字分を一般会計で負担することは当然でございませんか。これに要する経費を国で負担をすれば、四十九年度には二百八十八億の黒字になるのであります。かくのごときことは、よく知られておりますように、この悪法に対して、久保委員はどのように御理解をいただいておるのか。また、こういうものを通過させることが、国民の立場からどういうふうに考えておられるか、御答弁をお願いしたいと思います。 質問の第四は、第三種郵便物の料金を値上げしたことであります。 第三種、第四種郵便物料金を一挙に五倍——五倍ですよ。これに引き上げることは、国民の言論表現の自由及び文化、科学の発展並びにそれを普及することに対して、重大な障害を来すものであります。このような第三種郵便物の値上げは断じて許すことはできません。 しかも、去る予算委員会におきまして、わが党を代表した荒木議員の質問に対しまして、まだ荒木議員に対するその趣旨の説明の内容が届いておりません。しかも、本日はこういう状態において急遽本会議を開催をして、これを無理やり通そうといたしております。皆さん、こんなことは、一体世間で通用することであるかどうか。 特に第三種郵便物の値上げについては、先ほどもお話がございましたように、専門誌あるいは業界紙、さらには文化、科学を中心とするそれぞれの協会の皆さんが、この法案をぜひとも廃案にしてくれというので、わが党のそれぞれの委員会並びに私どもに再三お出ましになっております。したがって、これを強行するならば、そういう学会なり協会なり、あるいは専門誌を発行されておるそういう方々が、全部お手上げという状態になりかねない状態であります。したがいまして、こういうことも久保委員は十分御承知と思いますが、こういう点について、久保委員の明快なお答えを賜りたいと考えております。 以上をもちまして、私の質問を終わります。(拍手) 〔久保等君登壇〕
○久保等君 土橋議員から私に対して御質問がございましたが、特に、自民党与党の皆さんに、十分にひとつお聞きを願いたいと思うのでありますが、無謀な委員会における運営、まことに逓信委員会の今日までの経過を考えてみましても、まさに前代未聞であり、ひとり逓信委員会のみならず、委員会の全般的な運営から考えてみましても、私が先ほど申し上げましたように、慎重審議を行い、十分に国民の各位から御意見なり、あるいはまた、いろいろと国民の方々にも御理解を願う意味合いから、公聴会を開かなければならないことは国会法の定めるところであります。 そうした重要法案であるにもかかわらず、残念ながら、先ほど申し上げましたように、審議らしい審議は何一つなされないままに強行採決まで行われてしまったことを考えてみますると(発言する者あり)まことに自民党、そして地崎委員長のとった態度というものは許しがたいものであります。(拍手)したがって、正当な可決決定などとは言えたものではございません。私は、このことは、いろいろいまやじっておられる諸君もおるようでありますが、みずから胸に手を当てて、国会の運営というものはいかにあるべきか、委員長がいかに重要なる職責を持っておるかを十分に考えてもらいたいと思うのであります。(拍手) 特に、衆議院におきましては、常任委員長は、自民党与党が独占をいたしておるのであります。そういった現実を考えれば考えるほど、私は、与党自民党の諸君に厳重なる反省を求めたいと思うのであります。 しかも、この郵便法の一部を改正する法律案は、御承知のように、七十五通常国会で出されてまいったわけでありますが、七十五通常国会は、会期実に百九十日間という長期の通常国会であったわけであります。この国会の中で衆議院で強引に通過をさせたものの、参議院においては廃案になった法案でありまするから、道義的に申しまするならば、今度の臨時国会には、この郵便料金の値上げ法案は出してくるべき性格のものではございません。少なくとも、国民の意向を反映して、国会の中で重要法案を審議する誠意があるといたしまするならば、当然今度の臨時国会でこの法案を出してくることについては遠慮してしかるべきであります。(拍手) ところが、先ほどもお話がございましたように、この逓信委員会の法案、並びに大蔵委員会における酒、たばこの法案を最優先的に強行採決によって成立をさせようとする態度、そして、国民の当面するインフレあるいは物価対策、こういった問題を後に回して、料金値上げの法案を強行しようとする態度は、まことに、国民不在と申しますか、国民無視の暴挙であると言わざるを得ないと思うのであります。(拍手) いま土橋議員の御指摘もございましたように、委員会の運営は、従来からきわめて自主的な委員長の判断に基づき、かつ、平穏裏な運営がなされてまいっただけに、私は、先般十月一日の逓信委員会における非常に無謀な運営がなされましたことに、限りない残念な気持ちがいたすのでございまして、この点については、ただいま質問者からのお話にございましたように、私もまことに心から残念に思うわけでありますし、また、委員長がみずからの重要な職責を忘れた行動をとったことに対しまして、強く委員長に対して反省を求めたいのであります。 同時にまた、土橋議員は、赤字の原因についていろいろ触れられました。土橋議員の方から、赤字問題についてございました。しかし、赤字は、確かに人件費の問題だけではなくして、物価の高騰によって、いわば料金の値上げをせざるを得ないというのが、政府提案の意味合いのようでありまするが、これは先ほどもお話がございましたように、高度経済成長政策に基づく、いわば経済政策の失敗から来る面が多分にあることは、私が指摘するまでもございません。 これらの問題につきましても、当然委員会の中で十二分に論議をすべき問題であったと思います。また、審議をしなければならない問題であります。したがって、そういう点から申しましても、委員会において審議らしい審議がなされなかったことについては、まことに残念至極と言わざるを得ないのであります。 さらに、この公共的な性格をじゅうりんし、郵便法の第一条にもございますように、この郵便料金というものは、できるだけ安価で、しかも、あまねく国民が利用できるものでなければならぬという規定があるのでありますが、そういう点から考えてみましても、当然、公共料金の最たる郵便料金の大幅値上げ、先ほどもお話がございましたように、特に三種が五倍に上る大幅値上げでありますだけに、このことにつきましては、国民の立場からいたしまするならば、まことに大変な影響がある。先ほどもちょっと申し上げましたが、経済生活あるいはまた文化、政治活動の面からも、大変なこの大幅値上げというものが障害になり、いわば言論、出版の自由をも侵す危険性が多分にある大幅値上げであると言わざるを得ないのであります。 そういう点を考えてみますると、まことにはかり知れない、郵便料金の大幅値上げは、国民生活、国民の文化的な生活あるいは政治的な活動に大打撃を与える可能性を持っておるのであります。 それだけに、先ほども申し上げましたように、慎重過ぎるほど慎重な扱いがなされなければなりませんし、それがためには、委員長は高邁なる識見を持って、与党の単なる委員長ではございません、国会役員たる委員長という立場を十二分に自覚をせられまして、こうした法案について扱ってまいるのが、委員長としての職責を果たすゆえんであると私は思うのであります。 そういう点から、残念ながら地崎委員長に対しての解任決議案を提出せざるを得なかったわけでございまして、そういう点で、ぜひひとつ与党の諸君を含めて、良識ある議員各位に、私の提案いたしました地崎逓信委員長に対する解任決議案に御賛成をいただきたいと思うのであります。心からお願いを申し上げまして、私の土橋議員に対する答弁を終わりたいと存じます。(拍手) ————————————— 質疑終局の動議
○副議長(秋田大助君) 宇野宗佑君外二十四名から、質疑終局の動議が提出されました。 本動議を採決いたします。 この採決は記名投票をもって行います。 本動議に賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参せられんことを望みます。——閉鎖。 〔議場閉鎖〕
○副議長(秋田大助君) 氏名点呼を命じます。 〔参事氏名を点呼〕 〔各員投票〕
○副議長(秋田大助君) 投票漏れはありませんか。——投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開匣。——開鎖。 〔議場開鎖〕
○副議長(秋田大助君) 投票を計算いたさせます。 〔参事投票を計算〕
○副議長(秋田大助君) 投票の結果を事務総長より報告いたさせます。 〔事務総長報告〕 投票総数 三百九十四 可とする者(白票) 二百二十二 否とする者(青票) 百七十二
○副議長(秋田大助君) 右の結果、質疑は終局するに決しました。 ————————————— 宇野宗佑君外二十四名提出質問終局の動議を可とする議員の氏名 安倍晋太郎君 足立 篤郎君 阿部 喜元君 愛野興一郎君 赤城 宗徳君 天野 公義君 天野 光晴君 荒舩清十郎君 有田 喜一君 井出一太郎君 伊藤宗一郎君 伊能繁次郎君 石田 博英君 稻葉 修君 稻村佐近四郎君 稲村 利幸君 今井 勇君 宇田 國榮君 宇都宮徳馬君 宇野 宗佑君 上田 茂行君 上村千一郎君 植木庚子郎君 臼井 莊一君 内田 常雄君 内海 英男君 浦野 幸男君 江崎 真澄君 江藤 隆美君 小川 平二君 小此木彦三郎君 小沢 一郎君 小澤 太郎君 小沢 辰男君 小渕 恵三君 越智 伊平君 越智 通雄君 大石 千八君 大石 武一君 大竹 太郎君 大野 明君 大野 市郎君 大橋 武夫君 大平 正芳君 大村 襄治君 奥田 敬和君 奥野 誠亮君 加藤 紘一君 加藤常太郎君 加藤 六月君 加藤 陽三君 海部 俊樹君 梶山 静六君 粕谷 茂君 片岡 清一君 金丸 信君 金子 一平君 亀岡 高夫君 鴨田 宗一君 唐沢俊二郎君 仮谷 忠男君 瓦 力君 木野 晴夫君 木部 佳昭君 木村 武雄君 木村武千代君 北澤 直吉君 吉川 久衛君 久野 忠治君 久保田円次君 熊谷 義雄君 倉石 忠雄君 倉成 正君 栗原 祐幸君 小泉純一郎君 小坂徳三郎君 小島 徹三君 小平 久雄君 小林 正巳君 小宮山重四郎君 小山 長規君 小山 省二君 河野 洋平君 河本 敏夫君 國場 幸昌君 近藤 鉄雄君 左藤 恵君 佐々木秀世君 佐々木義武君 佐藤 孝行君 佐藤 文生君 佐藤 守良君 斉藤滋与史君 坂村 吉正君 坂本三十次君 櫻内 義雄君 笹山茂太郎君 志賀 節君 塩川正十郎君 塩谷 一夫君 篠田 弘作君 澁谷 直藏君 島田 安夫君 島村 一郎君 正示啓次郎君 白浜 仁吉君 菅波 茂君 鈴木 善幸君 住 栄作君 瀬戸山三男君 染谷 誠君 田川 誠一君 田澤 吉郎君 田中伊三次君 田中 榮一君 田中 覚君 田中 龍夫君 田中 正巳君 高鳥 修君 高橋 千寿君 竹内 黎一君 竹下 登君 竹中 修一君 谷垣 專一君 谷川 和穗君 地崎宇三郎君 中馬 辰猪君 坪川 信三君 戸井田三郎君 渡海元三郎君 登坂重次郎君 徳安 實藏君 床次 徳二君 中尾 栄一君 中尾 宏君 中川 一郎君 中曽根康弘君 中山 利生君 中山 正暉君 灘尾 弘吉君 楢橋 進君 丹羽喬四郎君 丹羽 兵助君 西岡 武夫君 西村 英一君 西村 直己君 西銘 順治君 根本龍太郎君 野田 卯一君 野中 英二君 野原 正勝君 野呂 恭一君 羽田 孜君 羽田野忠文君 羽生 田進君 葉梨 信行君 橋口 隆君 橋本登美三郎君 橋本龍太郎君 長谷川四郎君 長谷川 峻君 旗野 進一君 服部 安司君 浜田 幸一君 濱野 清吾君 林 大幹君 林 義郎君 原田 憲君 廣瀬 正雄君 深谷 隆司君 福田 赳夫君 福田 篤泰君 福田 一君 福永 一臣君 福永 健司君 藤井 勝志君 藤尾 正行君 藤波 孝生君 藤本 孝雄君 船田 中君 古屋 亨君 保利 茂君 坊 秀男君 細田 吉藏君 前田治一郎君 前田 正男君 増岡 博之君 松澤 雄藏君 松永 光君 松野 幸泰君 松野 頼三君 松本 十郎君 三池 信君 三ツ林弥太郎君 三原 朝雄君 三塚 博君 箕輪 登君 水田三喜男君 湊 徹郎君 宮崎 茂一君 武藤 嘉文君 村岡 兼造君 村上 勇君 村山 達雄君 毛利 松平君 森 美秀君 森 喜朗君 森山 欽司君 安田 貴六君 保岡 興治君 山口 敏夫君 山崎 拓君 山崎平八郎君 山下 元利君 山中 貞則君 山本 幸雄君 吉永 治市君 綿貫 民輔君 渡部 恒三君 渡辺 栄一君 渡辺 紘三君 渡辺美智雄君 否とする議員の氏名 安宅 常彦君 阿部 昭吾君 阿部 助哉君 阿部未喜男君 井岡 大治君 井上 泉君 井上 普方君 石野 久男君 板川 正吾君 稲葉 誠一君 岩垂寿喜男君 上原 康助君 江田 三郎君 枝村 要作君 小川 省吾君 大出 俊君 大柴 滋夫君 太田 一夫君 岡田 哲児君 加藤 清政君 勝澤 芳雄君 勝間田清一君 角屋堅次郎君 金瀬 俊雄君 金丸 徳重君 金子 みつ君 川俣健二郎君 河上 民雄君 木島喜兵衞君 久保 三郎君 久保 等君 小林 信一君 兒玉 末男君 上坂 昇君 佐々木更三君 佐藤 観樹君 佐藤 敬治君 佐野 憲治君 佐野 進君 斉藤 正男君 坂本 恭一君 柴田 健治君 島本 虎三君 嶋崎 譲君 下平 正一君 田口 一男君 田邊 誠君 高沢 寅男君 竹内 猛君 竹村 幸雄君 楯 兼次郎君 塚田 庄平君 土井たか子君 中澤 茂一君 中村 茂君 楢崎弥之助君 成田 知巳君 野坂 浩賢君 馬場 昇君 長谷川正三君 日野 吉夫君 平林 剛君 広瀬 秀吉君 福岡 義登君 藤田 高敏君 古川 喜一君 堀 昌雄君 松浦 利尚君 三宅 正一君 美濃 政市君 武藤 山治君 村山 喜一君 村山 富市君 森井 忠良君 八百板 正君 八木 昇君 安井 吉典君 山口 鶴男君 山田 耻目君 山田 芳治君 山中 吾郎君 山本 政弘君 山本弥之助君 湯山 勇君 米田 東吾君 横路 孝弘君 横山 利秋君 吉田 法晴君 和田 貞夫君 渡辺 三郎君 青柳 盛雄君 荒木 宏君 諫山 博君 石母 田達君 梅田 勝君 浦井 洋君 金子 満広君 木下 元二君 栗田 翠君 小林 政子君 紺野与次郎君 柴田 睦夫君 庄司 幸助君 瀬崎 博義君 瀬長亀次郎君 田代 文久君 田中美智子君 多田 光雄君 津金 佑近君 津川 武一君 寺前 巖君 土橋 一吉君 中川利三郎君 中路 雅弘君 中島 武敏君 野間 友一君 林 百郎君 東中 光雄君 平田 藤吉君 不破 哲三君 正森 成二君 増本 一彦君 松本 善明君 三浦 久君 三谷 秀治君 村上 弘君 山原健二郎君 米原 昶君 浅井 美幸君 新井 彬之君 有島 重武君 石田幸四郎君 小川新一郎君 大久保直彦君 大野 潔君 大橋 敏雄君 近江巳記夫君 岡本 富夫君 沖本 泰幸君 鬼木 勝利君 北側 義一君 小濱 新次君 坂井 弘一君 坂口 力君 鈴切 康雄君 瀬野栄次郎君 田中 昭二君 高橋 繁君 竹入 義勝君 伏木 和雄君 正木 良明君 松尾 信人君 松本 忠助君 矢野 絢也君 山田 太郎君 渡部 一郎君 池田 禎治君 受田 新吉君 内海 清君 小沢 貞孝君 折小野良一君 春日 一幸君 河村 勝君 小平 忠君 小宮 武喜君 佐々木良作君 竹本 孫一君 玉置 一徳君 塚本 三郎君 永末 英一君 宮田 早苗君 渡辺 武三君 —————————————
○副議長(秋田大助君) 討論の通告があります。順次これを許します。志賀節君。 〔志賀節君登壇〕
○志賀節君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました逓信委員長地崎宇三郎君に対する解任決議案に対し、反対の討論を行おうとするものであります。(拍手) 久保等君の趣旨弁明によりますと、あたかも、地崎逓信委員長が独断をもって一切の話し合いを拒否し、郵便法の一部を改正する法律案を採決せられたかのごとくであります。 果たしてそのとおりでありましょうか。事実は全く逆であります。地崎委員長は、理事懇談会、理事会等を再三招集し、出席を求めたのでありますが、野党の諸君は、理不尽にも話し合いを拒否し、理事会への出席を断り、かと思えば、やむを得ず開いた委員会に大挙してなだれ込み、委員長席を占拠、真摯に続行しようとしている羽田孜、志賀節、高橋千寿、三委員らの審議を罵声のもとに妨害するなど、国会を混乱に陥れることのみを目的としているがごとき態度の見受けられたごとは、議会制民主主義をみずから踏みにじる暴挙であり、これは、厳粛にして崇高であるべき国会の権威を失墜させるものであり、言語道断、まことに憂慮にたえないところであります。(拍手) ただいま提案された逓信委員長地崎宇三郎君に対する解任決議案のごときは、まさにその顕著な例であります。 御承知のように、郵便料金は、昭和四十六年度に改定されて今日に至っておりますが、この間、諸経費、特に人件費の著しい上昇のために、事業財政は昭和四十九年度当初から多額の不足を生ずる状況となり、このまま推移すれば、収支の不均衡はますます大きくなることが予測されることから見て、現在提案されている郵便法の一部を改正する法律案の速やかな成立が、ぜひとも必要な状況であります。 この法律案は、施行日を別とすれば、前国会において各党の質問が十分に尽くされ、本院を可決、通過したのと全く同一の内容のものでありまして、今国会において、地崎委員長は、十分審議を尽くすべく、再三再四にわたって野党各党の委員に対し審議への参加を根気よく要請したのでありますが、残念ながら、各党のかたくなな態度は変わらず、出席が得られなかったため、やむなく審議の上、適法に採決を行ったのであります。 国会は国権の最高機関であり、唯一の立法機関であることは申すまでもありません。およそ国会議員たる者は、国民の負託にこたえ、提出された法律案について、十分に審議を尽くすべき義務があります。また、委員長たる者は、付託された法律案につき最大の努力を払って、これが審議の場を確保すべきであります。地崎逓信委員長はこの努力を怠ったでありましょうか。否であります。地崎委員長は、まさに審議の場を確保すべく、忍耐強く野党の諸君に審議に参加するよう呼びかけ、努力をされたのでありまして、地崎委員長の態度こそ、国会に託された使命の具現であると断言してはばかりません。(拍手)むしろ、委員長のたび重なる要請にもかかわらず、法律案に反対であるそのことだけで審議を拒否した野党の態度こそ、議会制民主主義を踏みにじるものと言わなければなりません。(拍手) 地崎委員長は、円満高潔、常に党派に偏せず、中立公正な立場で委員会を運営、特に、前国会における郵便法の一部を改正する法律案の衆議院通過に際しては、名委員長としての評価を得たことは御承知のとおりであります。 私は、ここに逓信委員長地崎宇三郎君を強く信任するものであり、解任決議案に対し、断固反対するとともに、野党各党に猛省を促して、反対の討論を終わります。(拍手)
○副議長(秋田大助君) 大橋敏雄君。 〔大橋敏雄君登壇〕
○大橋敏雄君 私は、ただいま議題となりました逓信委員長地崎宇三郎君の解任決議案に対し、公明党を代表し、衷心より賛意を表するものであります。(拍手) すでに提案者からきわめて適切に地崎宇三郎君解任の理由が述べられましたが、私もここに郵便法改正の問題点を指摘するとともに、その成立を図るため、自由民主党の横暴きわまる強行採決を黙認し、加担した地崎宇三郎君の責任をさらに明確にし、解任決議案に賛成する理由を申し述べたいと思います。(拍手) まず、郵便法改正案は、前国会におきまして、国民の強い反対の声を背景に廃案となった問題法案であります。もし仮に改めて提出するとしましても、その審議に当たっては、国民世論を十分考慮するとともに、公聴会や参考人等の意見を的確に聴取するなど、慎重な審議を必要とすべきものであることは当然のことであります。 また、郵便料金は、公共料金の主要な柱の一つであり、安易な引き上げを行うべきでないことは言を待つまでもありません。そのときの経済の動向並びに国民生活に与える影響等を十分考慮し、慎重に行われなければならない重要事項であります。したがって、現在の社会、経済情勢の中で、大幅な公共料金の値上げを行うなどとはもってのほかと言わねばなりません。 今日の不況の深刻さは、ことしに入って大型化してきました企業倒産の姿の中にも明らかであります。負債額一千万円以上の倒産に限ってみても、約七千五百件、その負債総額は一兆数百億円を数えるに至り、完全失業者も約百万人に上り、潜在失業者を加えると二百万人に達すると言われているのであります。(拍手) さらに、求人倍率もすでに〇・五六倍に落ち込み、また、百万人を上回ると見られる来春の新卒者の就職難は、これを悲観して自殺をする者さえ出ているという深刻な状態に追い込まれているのであります。 また、勤勉な勤労者は、ことしの春闘で政府が不当にも示した賃上げ一五%のガイドライン、これを下回る一三%でがまんしましたのも、さらにそれより低いベースアップでがまんした弱体中小企業労働者も、それは、ひとえに職場と家庭生活を守り、また、失業者を出さないことと、物価の高騰を抑えたいと期待したからであります。 このように経済が停滞し、国民が不況、インフレにじっと耐え続けようとしている状態の中でも、大幅な公共料金の引き上げができると考える政党があるとすれば、それはまさに反国民的政党であると言わねばなりません。(拍手)いわんや、そのような国民生活に重要な影響を与える法案を、数と力によって成立を図ろうとする厚顔無恥な政党が存在することは、自民党の中でも良識ある諸君ならば、恥ずかしくて、これを許すことはできないはずであると思うのであります。(拍手) 中でも、私が非常に残念に思うことは、こうした社会情勢の中で、生活苦に悩む国民に大きな打撃を与える郵便料金値上げ法案を、十分な審議もなさず、自民党の単独強行採決という暴挙を許した逓信委員長の地崎宇三郎君の態度であります。 地崎宇三郎君は、国会議員として当選四回を重ね、北海道にあっては、みずから建設会社を経営する傍ら、全国の建設業界の会長の任にあるという社会的重要な立場にあり、北海道のケネディとまではいかないまでも、豊かな見識を持った政治家である。私も個人的にはひそかに信頼の念を抱きつつあったのでありますが、それは完全に裏切られましたし、消滅してしまいました。すなわち、委員長の職権を乱用して、委員会運営のルールをみずから破棄してしまう、こういう姿というものは、まさに狂気のさたであります。 去る十月一日、逓信委員会は、与野党の十分な合意もなく、一方的に職権をもって開会されたのであります。大混乱の中で行われたこの委員会は、郵政大臣の説明も、何を言っているのかわからない、騒然とした聴取不能な最悪状態の中にあって、一方的にそれを押し通した議会運営は、いかなる理由をつけようとも、断じて認めるわけにはまいらないのであります。 委員長というものは、各党から常任された各委員を掌握し、委員会が正常に進行されるために全力を尽くしていく立場にあることは、当然の責務であるはずであります。それが政府・自民党の一方的な強行採決の専横を許し、議会制民主主義を破壊したことは、もはや委員長としての責任を放棄したものであり、委員長の資格をみずから失脚したものと私は考えるものであります。 国民はこうした国会運営の実態を見て、果たして何と感じたでありましょうか。不況克服国会として召集されながら、その不況克服のため当然行われるべきであった財政演説や補正予算案提出を故意におくらせ、値上げ三法案を優先的に提出し、なおかつ単独強行採決を行った政府・自民党はもちろん、それを許した委員長の態度は、不況克服に期待する国民の願いを無残に打ち砕き、国民をして、深い失望と、一層の政治不信を駆り立てたことは間違いない事実であります。その責任は重大であり、許さるべきものではありません。これはひとえに、地崎委員長の委員長としての自覚と責任感を喪失した姿勢を立証する何ものでもないと私は申し上げたいのであります。 委員長は飾りでも何でもないのであります。したがって、ロボットのような自主性、主体性のない行動と、国民生活の窮状を無視した冷酷無残な行動から判断し、地崎宇三郎君は、委員長としてまことに全く不適格、不適任であると考えるものであります。解任決議案に心より賛同する大きな理由の一つがここにあるのであります。(拍手) また、解任決議案の提案説明によって明らかになりましたように、かくのごとく、国民生活に直接影響を与える郵便料金値上げ法案の審議すら満足に行うこともなく、議会制民主主義のルールを完全に無視し、みずからの役割りと任務を忘れ、強行採決に加担し、日本の民主主義の歴史にいやすことのできない汚点を残したのであります。 こうした地崎逓信委員長の暴挙は、まさに国民に対する背信行為であり、国会の権威をみずから放棄し、自壊の道を進むことであり、戦後三十年間に営々として築き上げてきた日本の民主主義体制を一挙に葬り去る行為と言わなければなりません。したがって、逓信委員長地崎宇三郎君の解任は当然のことであり、余りにも明白な帰結であります。 政府は、物価安定を常々公約しながら、その一方では郵便料金の大幅な値上げを平然として行い、国民生活の安定という最も重要な政治課題をみずから放棄しているのであります。政府・自民党は、郵便料金値上げが国民生活に与える影響が、野党各党の追及にあって明白になることをおそれ、また、物価安定が根拠のない空論であることを追及されるのを避けるため、強行採決によってその事態を覆い隠そうとしているのであります。 私は、解任決議案が民主主義の手続問題にとどまることなく、郵便法の値上げによる影響と問題点をとらえ、その提案理由に掲げていることに特に賛意を表するものであります。この点こそが問題の本筋であり、解任決議案の正当性と妥当性を理由づけるものではないかとかたく信ずるものであります。 また、今国会には、公務員共済組合年金改正法案を初め、十一本の生活関連法案が提出されておりますが、こうした生活法案こそ、国民が早期成立を期待しているのであります。しかし、地崎委員長の暴挙が国会運営を混乱させ、この十一本もの生活関連法案の審議がいまだにできない状態をつくり出したと言わざるを得ないのであります。したがって、地崎委員長の責任は、議会民主主義を破壊したことにとどまらず、生活関連法案の審議を妨害した重大な責任があることを深く自覚すべきであります。地崎委員長は、国民の前にその罪状の重大なることを率直に認め、辞任すべきであると私は申し上げたいのであります。 わが公明党は、民主主義の危機を救わんがために、ここに地崎逓信委員長の辞任を強く要求し、解任決議案に賛同の意を表し、討論を終わる次第であります。(拍手)
○副議長(秋田大助君) 折小野良一君。 〔折小野良一君登壇〕
○折小野良一君 私は、ただいま提案になっております地崎逓信委員長解任決議案に対し、民社党を代表して、賛成の討論を行わんとするものであります。(拍手) 去る十月一日、自民党の諸君は単独で郵便料金値上げ法案の採決を強行いたしました。郵便料金値上げ法案は、今日、国民の要請として物価抑制が強く叫ばれている折から、きわめて重要な法案であることは言うまでもありません。さらに、郵便料金の値上げに関連して、郵政当局の経営の状況が果たして適当であるかどうか、国会の場を通じて十分に審議すべき事柄でありました。 わが党は、本年初頭より郵政当局の経営の実態について十分なる調査を行い、郵政行政にいかに多くの非能率、むだがあるかを明らかにしてまいりました。(拍手) さらに、私がここで声を大にして申し上げたいことは、郵政部内における組織暴力に対して、法治国家でありながら、当局がきわめて優柔不断な態度をとってきたことであります。われわれは、過去再三にわたって、郵政当局が、労働問題以前の問題である組織暴力に対して断固たる姿勢をとるべきことを要求をしてまいりました。(拍手)にもかかわらず、郵政当局は、事なかれ主義の立場から、今日、なお組織暴力を許している現状であります。われわれは、このような状態の中で発生した赤字を、直ちに国民に転嫁させようとするこの値上げ法案に、断じて賛成することはできないのであります。(拍手) いかに圧力があったとは言え、地崎さん、あなたは衆議院の逓信委員長であります。あなたは国民のために、そして、わが国の議会政治を守る立場からも、自民党の圧力をはねのけ、この値上げ法案を慎重審議すべきでありました。しかるに、あなたは圧力に属し、逓信委員長としてあのような暴力的採決を強行いたしたのであります。われわれは、このような態度を断じて許すことができないのであります。(拍手) このことが、私が地崎逓信委員長の解任決議案に賛成する最大の理由であります。 皆様の御賛成を期待して、私の討論を終わります。(拍手) ————————————— 討論終局の動議
○副議長(秋田大助君) 宇野宗佑君外二十四名から、討論終局の動議が提出されました。 本動議を採決いたします。 この採決は記名投票をもって行います。 本動議に賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参せられんことを望みます。——閉鎖。 〔議場閉鎖〕
○副議長(秋田大助君) 氏名点呼を命じます。 〔参事氏名を点呼〕 〔各員投票〕
○副議長(秋田大助君) 投票漏れはありませんか。——投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開匣。——開鎖。 〔議場開鎖〕
○副議長(秋田大助君) 投票を計算いたさせます。 〔参事投票を計算〕
○副議長(秋田大助君) 投票の結果を事務総長より報告いたさせます。 〔事務総長報告〕 投票総数 三百七十八 可とする者(白票) 二百十三 〔拍手〕 否とする者(青票) 百六十五 〔拍手〕
○副議長(秋田大助君) 右の結果、討論は終局するに決しました。 ————————————— 宇野宗佑君外二十四名提出討論終局の動議を可とする議員の氏名 安倍晋太郎君 足立 篤郎君 阿部 喜元君 愛野興一郎君 赤城 宗徳君 天野 公義君 天野 光晴君 荒舩清十郎君 有田 喜一君 井出一太郎君 伊藤宗一郎君 伊能繁次郎君 石井 一君 稻葉 修君 稻村佐近四郎君 稲村 利幸君 今井 勇君 宇田 國榮君 宇都宮徳馬君 宇野 宗佑君 上田 茂行君 上村千一郎君 植木庚子郎君 臼井 莊一君 内田 常雄君 内海 英男君 浦野 幸男君 江崎 真澄君 江藤 隆美君 小川 平二君 小此木彦三郎君 小沢 一郎君 小澤 太郎君 小沢 辰男君 小渕 恵三君 越智 伊平君 越智 通雄君 大石 千八君 大石 武一君 大久保武雄君 大竹 太郎君 大野 明君 大野 市郎君 大橋 武夫君 大平 正芳君 大村 襄治君 奥野 誠亮君 加藤 紘一君 加藤常太郎君 加藤 六月君 海部 俊樹君 笠岡 喬君 梶山 静六君 粕谷 茂君 片岡 清一君 金丸 信君 金子 一平君 金子 岩三君 亀岡 高夫君 鴨田 宗一君 唐沢俊二郎君 仮谷 忠男君 瓦 力君 木野 晴夫君 木部 佳昭君 木村武千代君 北澤 直吉君 吉川 久衛君 久野 忠治君 久保田円次君 熊谷 義雄君 倉石 忠雄君 栗原 祐幸君 小泉純一郎君 小坂善太郎君 小島 徹三君 小平 久雄君 小林 正巳君 小宮山重四郎君 小山 長規君 小山 省二君 河野 洋平君 國場 幸昌君 左藤 恵君 佐々木秀世君 佐々木義武君 佐藤 孝行君 佐藤 文生君 佐藤 守良君 斉藤滋与史君 坂村 吉正君 坂本三十次君 櫻内 義雄君 笹山茂太郎君 志賀 節君 塩川正十郎君 塩崎 潤君 塩谷 一夫君 篠田 弘作君 澁谷 直藏君 島田 安夫君 島村 一郎君 白浜 仁吉君 菅波 茂君 鈴木 善幸君 住 栄作君 瀬戸山三男君 染谷 誠君 田川 誠一君 田澤 吉郎君 田中 榮一君 田中 覚君 田中 龍夫君 田中 正巳君 高鳥 修君 高橋 千寿君 竹内 黎一君 竹下 登君 竹中 修一君 谷垣 專一君 谷川 和穗君 地崎宇三郎君 中馬 辰猪君 戸井田三郎君 渡海元三郎君 登坂重次郎君 徳安 實藏君 床次 徳二君 中尾 栄一君 中尾 宏君 中川 一郎君 中曽根康弘君 中村 弘海君 中山 利生君 中山 正暉君 灘尾 弘吉君 楢橋 進君 丹羽喬四郎君 丹羽 兵助君 西岡 武夫君 西村 英一君 西村 直己君 西銘 順治君 根本龍太郎君 野田 卯一君 野原 正勝君 野呂 恭一君 羽田 孜君 羽田野忠文君 羽生 田進君 葉梨 信行君 橋口 隆君 橋本登美三郎君 橋本龍太郎君 長谷川 峻君 旗野 進一君 八田 貞義君 浜田 幸一君 濱野 清吾君 林 大幹君 林 義郎君 原田 憲君 廣瀬 正雄君 深谷 隆司君 福田 赳夫君 福永 健司君 藤井 勝志君 藤尾 正行君 藤波 孝生君 藤本 孝雄君 船田 中君 保利 茂君 細田 吉藏君 前田治一郎君 前田 正男君 増岡 博之君 松澤 雄藏君 松永 光君 松野 頼三君 松本 十郎君 三池 信君 三ツ林弥太郎君 三原 朝雄君 三塚 博君 箕輪 登君 水田三喜男君 水野 清君 湊 徹郎君 宮崎 茂一君 宮澤 喜一君 武藤 嘉文君 村岡 兼造君 村上 勇君 村山 達雄君 毛利 松平君 森 美秀君 森 喜朗君 森下 元晴君 森山 欽司君 安田 貴六君 保岡 興治君 山口 敏夫君 山崎平八郎君 山下 元利君 山下 徳夫君 山田 久就君 山本 幸雄君 吉永 治市君 綿貫 民輔君 渡部 恒三君 渡辺 栄一君 渡辺 紘三君 渡辺美智雄君 否とする議員の氏名 安宅 常彦君 阿部 昭吾君 阿部 助哉君 阿部未喜男君 井岡 大治君 井上 泉君 井上 普方君 石野 久男君 石橋 政嗣君 板川 正吾君 稲葉 誠一君 岩垂寿喜男君 上原 康助君 江田 三郎君 枝村 要作君 小川 省吾君 太田 一夫君 岡田 哲児君 加藤 清政君 勝澤 芳雄君 角屋堅次郎君 金瀬 俊雄君 金子 みつ君 川崎 寛治君 川俣健二郎君 河上 民雄君 木島喜兵衞君 久保 三郎君 久保 等君 小林 信一君 兒玉 末男君 上坂 昇君 佐々木更三君 佐藤 観樹君 佐藤 敬治君 佐野 憲治君 佐野 進君 斉藤 正男君 坂本 恭一君 阪上安太郎君 柴田 健治君 島本 虎三君 嶋崎 譲君 下平 正一君 田口 一男君 田中 武夫君 高沢 寅男君 竹内 猛君 竹村 幸雄君 楯 兼次郎君 塚田 庄平君 土井たか子君 堂森 芳夫君 中澤 茂一君 中村 重光君 成田 知巳君 野坂 浩賢君 馬場 昇君 長谷川正三君 日野 吉夫君 平林 剛君 広瀬 秀吉君 福岡 義登君 藤田 高敏君 古川 喜一君 堀 昌雄君 松浦 利尚君 三宅 正一君 美濃 政市君 武藤 山治君 村山 喜一君 村山 富市君 森井 忠良君 八百板 正君 八木 昇君 安井 吉典君 山口 鶴男君 山田 耻目君 山田 芳治君 山本弥之助君 湯山 勇君 米田 東吾君 横路 孝弘君 横山 利秋君 吉田 法晴君 和田 貞夫君 渡辺 三郎君 青柳 盛雄君 荒木 宏君 諫山 博君 石母 田達君 梅田 勝君 浦井 洋君 金子 満広君 木下 元二君 栗田 翠君 小林 政子君 紺野与次郎君 柴田 睦夫君 庄司 幸助君 瀬崎 博義君 瀬長亀次郎君 田代 文久君 田中美智子君 多田 光雄君 津金 佑近君 津川 武一君 寺前 巖君 土橋 一吉君 中川利三郎君 中路 雅弘君 中島 武敏君 野間 友一君 林 百郎君 東中 光雄君 平田 藤吉君 不破 哲三君 正森 成二君 増本 一彦君 松本 善明君 三浦 久君 三谷 秀治君 村上 弘君 山原健二郎君 米原 昶君 浅井 美幸君 新井 彬之君 石田幸四郎君 小川新一郎君 大久保直彦君 大野 潔君 大橋 敏雄君 近江巳記夫君 北側 義一君 小濱 新次君 坂井 弘一君 坂口 力君 鈴切 康雄君 瀬野栄次郎君 田中 昭二君 高橋 繁君 竹入 義勝君 林 孝矩君 広沢 直樹君 伏木 和雄君 松本 忠助君 矢野 絢也君 山田 太郎君 渡部 一郎君 受田 新吉君 内海 清君 小沢 貞孝君 折小野良一君 春日 一幸君 河村 勝君 小平 忠君 小宮 武喜君 佐々木良作君 竹本 孫一君 玉置 一徳君 塚本 三郎君 永末 英一君 宮田 早苗君 和田 耕作君 渡辺 武三君 —————————————
○副議長(秋田大助君) 逓信委員長地崎宇三郎君解任決議案につき採決いたします。 この採決は記名投票をもって行います。 本決議案に賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参せられんことを望みます。——閉鎖。 〔議場閉鎖〕
○副議長(秋田大助君) 氏名点呼を命じます。 〔参事氏名を点呼〕 〔各員投票〕
○副議長(秋田大助君) 投票漏れはありませんか。——投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開匣。——開鎖。 〔議場開鎖〕
○副議長(秋田大助君) 投票を計算いたさせます。 〔参事投票を計算〕
○副議長(秋田大助君) 投票の結果を事務総長より報告いたさせます。 〔事務総長報告〕 投票総数 三百九十七 可とする者(白票) 百六十四 〔拍手〕 否とする者(青票) 二百三十三 〔拍手〕
○副議長(秋田大助君) 右の結果、逓信委員長地崎宇三郎君解任決議案は否決されました。(拍手) ————————————— 久保等君外八名提出逓信委員長地崎宇三郎君解任決議案を可とする議員の氏名 安宅 常彦君 阿部 昭吾君 阿部 助哉君 阿部未喜男君 井岡 大治君 井上 泉君 井上 普方君 石野 久男君 石橋 政嗣君 板川 正吾君 稲葉 誠一君 岩垂寿喜男君 上原 康助君 江田 三郎君 枝村 要作君 小川 省吾君 太田 一夫君 岡田 哲児君 加藤 清政君 勝澤 芳雄君 角屋堅次郎君 金瀬 俊雄君 金子 みつ君 川崎 寛治君 川俣健二郎君 河上 民雄君 木島喜兵衞君 久保 三郎君 久保 等君 小林 進君 兒玉 末男君 上坂 昇君 佐々木更三君 佐藤 観樹君 佐藤 敬治君 佐野 憲治君 佐野 進君 斉藤 正男君 坂本 恭一君 阪上安太郎君 柴田 健治君 島本 虎三君 嶋崎 譲君 下平 正一君 田口 一男君 田中 武夫君 高沢 寅男君 竹内 猛君 竹村 幸雄君 楯 兼次郎君 塚田 庄平君 土井たか子君 堂森 芳夫君 中澤 茂一君 中村 重光君 成田 知巳君 野坂 浩賢君 馬場 昇君 長谷川正三君 日野 吉夫君 平林 剛君 広瀬 秀吉君 福岡 義登君 藤田 高敏君 古川 喜一君 堀 昌雄君 松浦 利尚君 三宅 正一君 美濃 政市君 武藤 山治君 村山 喜一君 村山 富市君 森井 忠良君 八百板 正君 八木 昇君 安井 吉典君 山口 鶴男君 山田 耻目君 山田 芳治君 山本弥之助君 湯山 勇君 米田 東吾君 横路 孝弘君 横山 利秋君 吉田 法晴君 和田 貞夫君 渡辺 三郎君 青柳 盛雄君 荒木 宏君 諫山 博君 石母 田達君 梅田 勝君 浦井 洋君 金子 満広君 木下 元二君 栗田 翠君 小林 政子君 紺野与次郎君 柴田 睦夫君 庄司 幸助君 瀬崎 博義君 瀬長亀次郎君 田代 文久君 多田 光雄君 津金 佑近君 津川 武一君 寺前 巖君 土橋 一吉君 中川利三郎君 中路 雅弘君 中島 武敏君 野間 友一君 林 百郎君 東中 光雄君 平田 藤吉君 不破 哲三君 正森 成二君 増本 一彦君 松本 善明君 三浦 久君 三谷 秀治君 村上 弘君 山原健二郎君 米原 昶君 浅井 美幸君 新井 彬之君 石田幸四郎君 小川新一郎君 大久保直彦君 大野 潔君 大橋 敏雄君 近江巳記夫君 鬼木 勝利君 北側 義一君 小濱 新次君 坂井 弘一君 坂口 力君 鈴切 康雄君 瀬野栄次郎君 田中 昭二君 高橋 繁君 竹入 義勝君 林 孝矩君 広沢 直樹君 伏木 和雄君 松本 忠助君 矢野 絢也君 山田 太郎君 渡部 一郎君 受田 新吉君 内海 清君 小沢 貞孝君 折小野良一君 春日 一幸君 河村 勝君 小平 忠君 小宮 武喜君 佐々木良作君 竹本 孫一君 玉置 一徳君 塚本 三郎君 宮田 早苗君 和田 耕作君 渡辺 武三君 否とする議員の氏名 安倍晋太郎君 足立 篤郎君 阿部 喜元君 愛野興一郎君 赤城 宗徳君 天野 公義君 天野 光晴君 荒舩清十郎君 有田 喜一君 井出一太郎君 伊藤宗一郎君 伊能繁次郎君 石井 一君 石田 博英君 稻葉 修君 稻村佐近四郎君 稲村 利幸君 今井 勇君 宇田 國榮君 宇都宮徳馬君 宇野 宗佑君 上田 茂行君 上村千一郎君 植木庚子郎君 臼井 莊一君 内田 常雄君 内海 英男君 浦野 幸男君 江崎 真澄君 江藤 隆美君 小川 平二君 小此木彦三郎君 小沢 一郎君 小澤 太郎君 小沢 辰男君 小渕 恵三君 越智 伊平君 越智 通雄君 大石 千八君 大石 武一君 大久保武雄君 大竹 太郎君 大野 明君 大野 市郎君 大橋 武夫君 大平 正芳君 大村 襄治君 奥田 敬和君 奥野 誠亮君 加藤 紘一君 加藤常太郎君 加藤 六月君 加藤 陽三君 海部 俊樹君 笠岡 喬君 梶山 静六君 粕谷 茂君 片岡 清一君 金丸 信君 金子 一平君 金子 岩三君 亀岡 高夫君 鴨田 宗一君 唐沢俊二郎君 仮谷 忠男君 瓦 力君 木野 晴夫君 木部 佳昭君 木村武千代君 北澤 直吉君 吉川 久衛君 久野 忠治君 久保田円次君 熊谷 義雄君 倉石 忠雄君 倉成 正君 栗原 祐幸君 小泉純一郎君 小坂善太郎君 小坂徳三郎君 小島 徹三君 小平 久雄君 小林 正巳君 小宮山重四郎君 小山 長規君 小山 省二君 河野 洋平君 河本 敏夫君 國場 幸昌君 左藤 恵君 佐々木秀世君 佐々木義武君 佐藤 孝行君 佐藤 文生君 佐藤 守良君 斉藤滋与史君 坂村 吉正君 坂本三十次君 櫻内 義雄君 笹山茂太郎君 志賀 節君 塩川正十郎君 塩崎 潤君 塩谷 一夫君 篠田 弘作君 澁谷 直藏君 島田 安夫君 島村 一郎君 正示啓次郎君 白浜 仁吉君 菅波 茂君 鈴木 善幸君 住 栄作君 瀬戸山三男君 染谷 誠君 田川 誠一君 田澤 吉郎君 田中伊三次君 田中 榮一君 田中 覚君 田中 龍夫君 田中 正巳君 高鳥 修君 高橋 千寿君 竹内 黎一君 竹下 登君 竹中 修一君 谷垣 專一君 谷川 和穗君 地崎宇三郎君 中馬 辰猪君 坪川 信三君 戸井田三郎君 渡海元三郎君 登坂重次郎君 徳安 實藏君 床次 徳二君 中尾 栄一君 中尾 宏君 中川 一郎君 中曽根康弘君 中村 弘海君 中山 利生君 中山 正暉君 灘尾 弘吉君 楢橋 進君 丹羽喬四郎君 丹羽 兵助君 西岡 武夫君 西村 英一君 西村 直己君 西銘 順治君 根本龍太郎君 野田 卯一君 野中 英二君 野原 正勝君 野呂 恭一君 羽田 孜君 羽田野忠文君 羽生 田進君 葉梨 信行君 橋口 隆君 橋本登美三郎君 橋本龍太郎君 長谷川四郎君 長谷川 峻君 旗野 進一君 八田 貞義君 浜田 幸一君 濱野 清吾君 早川 崇君 林 大幹君 林 義郎君 原田 憲君 廣瀬 正雄君 深谷 隆司君 福田 赳夫君 福田 一君 福永 一臣君 福永 健司君 藤井 勝志君 藤尾 正行君 藤波 孝生君 藤本 孝雄君 船田 中君 保利 茂君 坊 秀男君 細田 吉藏君 前田治一郎君 前田 正男君 増岡 博之君 松澤 雄藏君 松永 光君 松野 幸泰君 松野 頼三君 松本 十郎君 三池 信君 三木 武夫君 三ツ林弥太郎君 三原 朝雄君 三塚 博君 箕輪 登君 水田三喜男君 水野 清君 湊 徹郎君 宮崎 茂一君 宮澤 喜一君 武藤 嘉文君 村岡 兼造君 村上 勇君 村山 達雄君 毛利 松平君 森 美秀君 森 喜朗君 森下 元晴君 森山 欽司君 安田 貴六君 保岡 興治君 山口 敏夫君 山崎 拓君 山崎平八郎君 山下 元利君 山下 徳夫君 山田 久就君 山中 貞則君 山村新治郎君 山本 幸雄君 吉永 治市君 綿貫 民輔君 渡部 恒三君 渡辺 栄一君 渡辺 紘三君 渡辺美智雄君 —————————————
○副議長(秋田大助君) 明二十五日午前零時三十分から本会議を開くこととし、本日は、これにて散会いたします。 午後十一時三十五分散会 ————◇—————