商工委員会 第32号
- 発言数
- 10 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1975/07/04
会議録
○山村委員長 これより会議を開きます。 閉会中審査申し出に関する件についてお諮りいたします。 内閣提出、日本国と大韓民国との間の両国に隣接する大陸棚の南部の共同開発に関する協定の実施に伴う石油及び可燃性天然ガス資源の開発に関する特別措置法案につきまして、議長に対して閉会中審査の申し出をしたいと存じます。 これに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○山村委員長 起立多数。 次に、近江巳記夫君外一名提出、伝統的工芸品産業の振興に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、議長に対して閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山村委員長 御異議なしと認めます。 よって、両案は、閉会中審査の申し出をすることに決しました。 十二時十五分から委員会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。 午前十一時三十五分休憩 ————◇————— 午後零時二十八分開議
○山村委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 通商産業の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、委員長より御提案申し上げます。 繊維関係伝統的工芸品産業の安定に関する件及び中小企業政策の確立に関する件について決議をいたしたいと思います。 両案に関しましては、各党の代表者間におきまして協議を願っておりましたが、その協議が調い、案文がまとまりました。 便宜委員長から案文を朗読いたし、その趣旨の説明にかえたいと思います。 繊維関係伝統的工芸品産業の安定に関する件(案) 最近、繊維関係の伝統的工芸品産業は、類似製品の輸入により重大な影響を受ける等困難な状況に直面している。 よつて政府は、このような繊維関係の伝統的工芸品産業をとりまく諸困難を克服するため、積極的に諸般の対策を講ずべきである。 右決議する。 ………………………………… 中小企業政策の確立に関する件(案) わが国経済が、今後安定成長、福祉増進型に移行するにあたり、中小企業の果すべき役割とこれに対する期待が極めて大きいことにかんがみ、政府は、現下の不況に対処しつつ経済環境の変化に即応した中小企業政策を確立し、中小企業の経営安定を期するため、中小企業対策予算及び財政投融資の大幅な増額を図るとともに、特に次の諸点につき適切な措置を講ずべきである。 一 官公需の中小企業向け発注割合の増大、下請中小企業の振興及び下請取引の適正化等、中小企業の事業活動を促進するための施策を一層充実し、特に、下請代金支払に占める現金比率の向上について強力な指導を進めること。 二 大企業が中小企業の分野へ進出し、深刻な影響を及ぼしている実情にかんがみ、中小企業の事業分野確保のため、早急に立法措置を検討すること。 三 政府系中小企業金融機関の資金量の増大と貸付金利の大幅引下げ、小企業経営改善資金融資制度の融資条件等の改善、信用補完制度の拡充等を図るとともに、民間金融機関に対し、歩積・両建の廃止、中小企業向け貸出金利の引下げ及び資金量の増大について強力に指導すること。 四 中小企業の個人事業税の大幅軽減、中小法人税率の引下げ、同族会社及び企業組合の課税の軽減、事業主報酬制度の改善、白色事業専従者控除額の引上げ等税制上の抜本的改善を図ること。 五 経済社会環境の変化に即応して経営指導、技術指導の施策の強化を図るとともに、新たな分野に進出し、或いは事業を転換しようとする中小企業者に対する強力な助成措置を確立すること。 六 経営指導員及び記帳指導員等の増員と待遇改善等により、小規模企業経営改善普及事業の量的質的充実を図り、小規模事業者の組織化対策の推進に努めるとともに、中小企業退職金共済制度の改善、小規模企業の従業員に対する社会保険制度の全面適用等従業員の福祉対策を強化すること。 七 地域経済の振興に重点を置いた中小企業近代化施策を推進することとし、特に中小企業高度化事業に関する地方公共団体の負担の軽減及び中小企業振興事業団の業務と資金量の拡充に努めること。 右決議する。 —————————————
○山村委員長 ただいま読み上げました両案文を、本委員会の決議とするに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○山村委員長 起立総員。よって、両件については、案文どおりこれを決議とすることに決しました。 この際、通商産業大臣よりただいまの両決議に対し発言を求められておりますので、これを許します。河本通商産業大臣。
○河本国務大臣 ただいま御決議のありました繊維関係伝統的工芸品産業の安定に関する件及び中小企業政策の確立に関する件につきましては、御決議の趣旨に沿ってできる限りの努力をしていく所存でございます。(拍手)
○山村委員長 なお、ただいまの両決議の議長に対する報告及び関係方面への参考送付の取り扱いにつきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山村委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 ————◇—————
○山村委員長 今国会の最後の委員会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。 今国会は、昨年十二月二十七日に召集されて以来、百九十日の長期にわたりましたが、その間、重要な多数の法案についてよく国民の負託にこたえ、終始熱心に委員会の審査に当たられた委員各位の御労苦に対し、深く敬意を表する次第であります。 私は、会期の半ば、商工委員長に選任されましたが、若輩の私がこれまで大過なくその任を果たしてこられましたのも、ひとえに練達堪能な理事及び委員各位の御支援、御協力のたまものであります。衷心より御礼申し上げる次第でございます。 委員各位におかれましては、いよいよ御自愛の上、一層御活躍あらんことを切望し、ごあいさつといたします。 ありがとうございました。(拍手) 本日は、これにて散会いたします。 午後零時三十五分散会