商工委員会 第1号
- 発言数
- 25 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1974/12/21
会議録
○委員長(林田悠紀夫君) ただいまから商工委員会を開会いたします。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび私は、商工委員長に選任されました。内外の経済情勢のきわめて重大な時局に大任をお引き受けいたすことになりまして、責任の重大さを痛感いたしております。理事各位をはじめ、委員の皆さま方の御協力と御支援を賜わりまして、委員長の職務を全うしたいと存じます。 何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) —————————————
○委員長(林田悠紀夫君) 剱木前委員長から発言を求められております。剱木君。
○剱木亨弘君 昨年の十二月石油ショック以来約一年間、不肖、委員長の席を汚しまして、たいへん皆さまに御迷惑をおかけしましたけれども、商工委員の皆さまの非常な御協力によりまして大過なく過ごさせていただきましたことを、心から厚く御礼を申し上げます。 まことにどうもありがとうございました。(拍手) —————————————
○委員長(林田悠紀夫君) 委員の異動について、御報告いたします。 去る十八日、細川護熙君及び竹内藤男君が委員を辞任され、その補欠として矢野登君及び岩動道行君が選任されました。 また、一昨十九日、植木光教君が委員を辞任され、その補欠として楠正俊君が選任されました。 本日、桑名義治君が委員を辞任され、その補欠として相沢武彦君が選任されました。 —————————————
○委員長(林田悠紀夫君) この際、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。 竹内藤男君の委員異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(林田悠紀夫君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に楠正俊君を指名いたします。
○楠正俊君 どうぞよろしく。 —————————————
○委員長(林田悠紀夫君) 次に、調査承認要求に関する件についておはかりいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、産業貿易及び経済計画等に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(林田悠紀夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(林田悠紀夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(林田悠紀夫君) 次に、小委員会の設置に関する件を議題といたします。 産業貿易及び経済計画等に関する調査の一環として、小委員十名よりなる資源エネルギー対策小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(林田悠紀夫君) 御異議ないと認めます。 つきましては、小委員及び小委員長の選任につきましては、先例により、これを委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(林田悠紀夫君) 御異議ないと認めます。 それでは、小委員に楠正俊君、剱木亨弘君、吉武恵市君、林田悠紀夫君、小柳勇君、阿具根登君、対馬孝且君、須藤五郎君、相沢武彦君、藤井恒男君を指名いたします。 また、小委員長に阿具根登君を指名いたします。 なお、小委員の辞任及びその補欠の選任並びに小委員会から参考人の出席要求がありました場合の取り扱いにつきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(林田悠紀夫君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。 —————————————
○委員長(林田悠紀夫君) 産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題といたします。 三井石炭鉱業株式会社三井砂川炭鉱における災害に関する件及び三菱石油株式会社水島製油所における重油流出事故に関する件について、まず、政府側から報告を聴取いたします。下河辺参事官。
○説明員(下河辺孝君) 今回、北海道の炭鉱におきまして大災害が発生いたしました。皆さま方にもたいへん御心配をおかけしておりますことを、心から申しわけなく思います。 本日、資料を用意してまいったんでございますが、事務局、お配りいただけませんでしょうか。——資料に基づきまして御説明いたします。 会社は、三井石炭鉱業でございまして、三井砂川炭鉱第一坑で事故が発生しております。 事故の発生いたしました個所は、美唄区域の六百六十メートルレベルの南三号部内でございまして、発生の日時は、十九日二十一時五十分ごろでございます。 災害の種類としましては、ガス爆発の疑いが濃厚であるということになっております。 罹災者は、死亡者が十一名、負傷者が十二名、行くえ不明者四名、合計二十七名でございます。 まず、この炭鉱の操業の概況につきましてごく簡単に御説明いたします。 三井砂川炭鉱は、美唄地区及び登川地区の二つの区域に分かれておりまして、その労働者数は約二千三百三十名、月産約八万トンを生産しております。原料炭と一般炭を生産しておりますが、それらは、それぞれそこに書いてございますようなところに納入しているわけでございます。 今回災害が発生いたしました美唄区域でございますが、この区域は、この炭鉱の全出炭量の約八五%を占めておりまして、採炭法といたしましては、水を使って掘る水力採炭、それから払い跡全充てん欠目払いという二つの採炭法を採用しておりまして、今回災害が発生いたしました個所は、水力採炭を行なっているところでございます。 それで、その個所の概要でございますが、三枚目をあけていただきますと、坑内骨格図というものがございます。この図面の上は東になっている図面でございますが、この上部のほうが登川部内でございまして、ちょうどまん中辺から下が美唄部内になっております。今回災害が発生いたしましたのは、右の下のほうに赤くまるで囲んであるところがあると思いますが、Sの三号風道——南三号風道と書いた個所がございます。この付近で災害が発生しております。 この図面につきまして若干御説明いたしますと、ちょうど中央部に第一立て坑でございますが、この立て坑で人員が昇降しております。中央部の左のほうに選鉱所の絵がございまして、そこに中央立て坑と書いたものがございますが、ここから炭を巻き上げております。なお、通気に関しましては、この中央立て坑と第一立て坑が入気、それから左のほう北部に当たりますが、ここに立て坑が一つ、それから右のほう、これは南部になりますが、第二立て坑でございます。これが排気でございます。まん中から入れて両わきから排気をするというような坑内構造になっております。 それで、災害の概況でございますが、十九日午後九時五十分ごろ、六百六十メートルレベル南三号上添え立て入れ付近で係員が圧風を感じたわけでございます。この異常を感じまして、直ちに坑外の事務所にその旨を報告いたしました。坑外事務所では、誘導無線によって美唄区域全般に直ちに待避命令を発するとともに、入坑者の安否を調べたところ、災害が発生していることがわかったというような状態でございます。 それで、直ちに救護活動に入ったわけでございますが、当時、美唄区域には二百四十八名が入坑しておりました。救護隊の活躍によりまして大部分が脱出したわけでございますが、十一名が死亡、十二名が負傷したというような状態でございます。本日ただいまの時点におきましても、なお四名が行くえ不明になっている状態でございます。 五枚目をあけていただきますと、また簡単な図面がございまして、死亡者罹災位置の図がございます。これで上のほうに横棒がございますが、これが五百六十メートルレベルの坑道、それから、下のほうに横棒がございますのが六百六十メートルの坑道でございまして、この間ちょうど百メートルございますが、これに対応する炭層、かなり急傾斜で立っている炭層を五つに分けまして、二十メートルの厚さごとに区画して採炭しているわけでございます。ちょうどまん中に斜めの坑道がございますが、これが九番盤下卸斜坑でございます。この斜坑の下の中間点から、連絡坑道と書いてございますが、水平坑道を切りまして炭層に着炭させ、その着炭した個所から左右に展開して採炭を行なっているわけでございます。 災害発生後の罹災者の状況としましては、九番の上添えサブレベルの一番奥部のところで五名、それから、その奥にございます九番下層の上添えサブレベルとの交差点におきまして一名、この斜坑の上部で二名、それから、その斜坑上部から五百六十メートル坑道との連絡口において三名の罹災者、合計十一名の死亡者が発見されております。なお、行くえ不明の四名でございますが、これは九番の下層上添えサブレベルと書いた個所がございまして、まるで囲って点々とした個所がございますが、ここが現在崩落している個所でございまして、崩落部の長さは約二十メートルございます。事故発生直後は、この個所にかなり濃い濃度のメタンガスあるいは一酸化炭素などが存在したために救出作業ができなかったのでございますが、その後、有害ガス等の排除につとめました結果、現在取り明け作業にかかっておりまして、本日の八時の状況で、ちょうど八・六メートル取り明けが進行いたしております。しかしながら、今後はかなり危険な個所に向かいつつありますので、現在のところ、いつごろ終了できるか見込みは立っておりません。 災害の原因でございますが、罹災者の状況、火傷レベル、あるいは坑内のワク、坑道ワク、あるいはそこについていますすすのような状態から、ガス爆発の疑いがきわめて濃厚でございますが、現在は主力を行くえ不明者の救出に当てておりまして、それが終了後、本格的に原因の究明を行なうという予定にいたしておるわけでございます。 なお、当局といたしましては、昨日、立地公害局長外一名を現地に派遣しております。 なお、札幌監督局におきましては、局長以下多数の監督官が現地に参りまして、行くえ不明者の救出並びに原因の究明等に当たっている次第でございます。 災害の概況の報告を終わります。
○委員長(林田悠紀夫君) 次に、左近石油部長。
○政府委員(左近友三郎君) 三菱石油株式会社の水島製油所におきます重油流出事故について御報告申し上げます。 最初に、こういうふうな非常に広範な影響の及ぶ事故が起きましたことにつきまして、まことにわれわれといたしましても監督が至らなかったということでございますが、今後も十分な処置をいたしたいというふうに考えております。 お手元に報告の資料がございますが、それに基づいて御説明申し上げます。 第一に、事故の状況でございますが、昭和四十九年の十二月十八日の午後八時四十分ごろでございますが、三菱石油株式会社水島製油所——これはそこにもございますように、倉敷市水島海岸通四というところにございます。そこのタンクヤードの二百七十号タンクというタンクでございます。これは容量が五万キロリットル入るタンクでございますが、そこに脱硫済みのC重油が三万八千キロリットル入っておったわけでございますが、このタンクの底部に亀裂が生じまして重油が流出しているということが発見されたわけでございますが、この発見直後に流出が激しくなりまして、タンクの横につけてありました鉄製のはしごの基礎部分がえぐられて倒壊いたしまして、これが防油堤の一部にぶつかりまして、そこで幅三メートル、高さ約八十センチの破損をいたしたわけでございます。 このために、中に入っておりました重油のほとんどすべて——すなわち約三万八千キロリットルが防油堤内に流出をいたしまして、しかも先ほど申しましたように、防油堤が一部破損をいたしましたので、約一万キロリットルが防油堤外に流出したわけでございます。製油所といたしましては、土のうを積みまして海上への流出防止につとめましたわけですが、一部の重油が海上へも流出いたしました。海上への流出量は千キロリットルというふうにも言われておりますが、あるいはそれ以上かもしれないということでございまして、現在正確な量を調査しておる最中でございます。 海上へ流出いたしました油につきましては、切り込み港湾の入り口に二重のオイルフェンスを張りまして拡散を防いだわけでございますけれども、これを越えまして拡散いたしまして、備讃瀬戸に出ましてそこに広がり、高松、丸亀方面にも近づいているというふうに見られております。このため、岡山県側ではノリ網に被害が生じましたが、その他地区でも漁業被害が広がるおそれがあるわけでございます。 なお、火災とか死傷者の発生はございませんでした。 以上が事故の状況でございますが、それに対してとった措置でございますが、防油堤内の流出した油が約二万八千キロリットルございますが、これにつきましては移動ポンプで九十九号タンク——これは三万七千キロリットル入るわけでございますが、ここへの回収を実施中でございます。それから、防油堤外に流出いたしまして構内に滞留しています油についても、廃油タンクに回収を進めておるわけでございます。 第二に、海上へ流出した油につきましては、アジア共石株式会社の坂出製油所、出光興産株式会社の徳山製油所等へ回収船の出動を要請いたしまして、その出動により処理をするということでございますが、そのほかの作業船、漁船等百数十隻を集めまして、それによりまして回収とかあるいは吸着剤による吸着、あるいは処理剤の使用というようなことをやって処理をいたしております。現在まで海上から約三百キロリットルが回収されて、回収を続行中でございます。 通産省といたしましては、広島通産局に対策本部を設けまして、汚染処理資材の手配、需要先に対する石油製品の供給に支障がないように、近隣の日本鉱業株式会社水島製油所等からの応援出荷の手配を行なったわけでございます。 石油製品の需給面から見ますと、三菱石油水島製油所の供給比率は約四%でございますので、現在、同工場の生産設備は全面的に停止しておりますけれども、これが全国の石油供給に与える影響はさしあたってございません。 今後の措置でございますが、現場に派遣しております当省——これは本省及び通産局の係官、それから関係省の係官、これは実は、タンクそれ自体についての監督は消防庁のほうの監督でございますので、その辺の御調査があると思いますが、そういう詳細な報告、それから事故原因の解明というものをやっていただきまして、それと相まって関係省庁と今後の対策を協議していくというふうに考えております。しかし、そういう事態を待っておれませんので、とりあえず石油精製企業の全社に対しまして、タンクをはじめ石油精製工場全体の点検を含めて注意を喚起いたしまして、その結果について早急に報告するように本日、通達をいたしております。 以上が現状と、とった措置の御報告でございますが、今後十分、この問題を起こしました企業を監督するとともに、通産省としてもとり得る措置を十分とってまいりたいというふうに考えております。
○委員長(林田悠紀夫君) 海上保安庁山本警備救難部長。
○説明員(山本了三君) 海上保安庁から御報告申し上げます。 十八日の午後九時三十八分に、現地の海上保安部が三菱石油製油所から事故の発生の情報を受け取っております。 水島海上保安部は、さっそく船艇をもって状況を調査いたしますとともに、六管本部——これは広島にございますけれども、六管本部は現地に対策本部をつくり、船艇、航空機を集結いたしまして処理作業に当たっております。 流出油の拡散状況でございますが、十九日の朝は大体水島の港内にとどまっております。で、午後になりまして下津井瀬戸を通って備讃瀬戸に流出開始する。それから二十日、きのうでございますが、二十日の朝は備讃瀬戸一帯に拡散いたしております。 けさの状況を申し上げますと、水島の港内は、いま石油部長が申しました川崎製鉄の切り込み港、ここのところと、それからその対岸に、水島の東側になりますけれども、そこに濃いのがあります。それから、港外から下津井瀬戸にわたって濃い油がある。もう一カ所非常に広範囲に及んでおりますのは、坂出から高松に至ります四国の北岸でございます。海岸に漂着いたしております。浮流の範囲は、いま申しました水島、坂出、高松、それから小豆島、玉野、こういった港を結んだ海面全域に及んでおります。ただし、薄いところと濃いところ、あるいは浮流油が認められない海域もその中にはありますけれども、全般から見ますとそういう範囲に広がっておる、そういう状況であります。 これの油の拡散防止の措置でございますけれども、現在までオイルフェンス約五千メートルを十数カ所に展張いたしまして、油の拡散を防止いたしておりますけれども、風あるいは海峡流、潮流、こういった原因によりまして、ただいま申し上げたような拡散の経過をたどっておる、そういう状況であります。 次に、油の回収でありますが、油の回収船四隻、これはいま報告がありましたような坂出、徳山、それから姫路、堺、そういったところの油の回収船の出動を要請いたしまして回収に当たらせる一方、バキュームカー、それから水中ポンプ、そういったものをできるだけ動員いたしております。 また、油の処理につきましては、油処理剤約三十五万リットル、現在のところ三十五万リットルですが、油吸着剤が二十万キロ、こういったものを使用して、現在のところ私どもの推定では、約一千キロリットルを回収処理いたしたものと考えております。 本日の処理状況について最後に御報告いたしますと、油回収船は五隻、バキュームカーが六台、これで回収に当たる。それから油の処理につきましては、油処理剤が十八万キロリットル、吸着剤が五万キロ、こういったものを用意する。それから船艇は、当庁巡視船艇二十六隻、それから地方自治体の所属船六隻、漁船四百三十隻、小型作業船四十八隻、計五百十五隻をもって本日は流出油の処理に当たっております。 以上、御報告いたします。
○委員長(林田悠紀夫君) 消防庁永瀬予防課長。
○説明員(永瀬章君) 三菱石油水島製油所のタンク漏洩事故の概要について御報告申し上げます。概要の大部分につきましては、すでに通商産業省のほうから御説明のあったところでございますが、消防側といたしまして関係のあることを御報告申し上げます。 この事故を消防側が知りましたのは、三菱石油の工場から救急車の要請がございまして、出動いたしました救急車が現場に参りまして油漏れを知り、報告いたしております。これが入りましたのが二十一時三十四分でございます。それからあと消防車を出しまして、なお、警戒のために消防車、化学車等倉敷市消防本部の機能をあげて現場に着きまして、警戒に当たったわけでございます。 事故を起こしましたタンクは、先ほどお話がございました重油の直接脱硫装置の油を受けますところの貯油タンクでございまして、このタンクは昨年の十二月の十五日に倉敷市の消防本部の水圧検査に合格したタンクでございまして、それ以後、聞くところによりますと、五月ごろから使用されていたようでございます。公称五万でございますが、許可数量が四万八千キロリットルのタンクでございます。直径が五十二メーター三〇二、高さが二十三メーター六七〇というかなり大きなタンクでございます。 工場におきましては、先ほど御説明ございましたように、二十時四十分ごろ、パトロール中の作業員が二百七十番タンクから油が漏れているのを発見いたしまして、応急措置をとっております間に、二十一時十分ごろ大きな音がいたしまして、同時に油が急に流れ始めたという状況でございます。その当時、タンクに収容されておりました油は、先ほど三万八千キロリットルという御報告がございましたが、大体これを少し下回る程度の油の量でございまして、このタンクの施設といたしまして、周囲に油がこぼれましても出ないような壁を設けております、防油堤と申しております。これによって、もし万一漏油いたしました場合も、堤外に油の拡散をすることを防いでおりますが、運悪くこのタンクについておりました昇降用の階段が、独立しておりましたが、これが油の流出のために倒壊いたしまして、それが防油堤をこわした関係上、防油堤の中から油が堤外に流れ出まして、海上にまで流出する結果と相なったわけでございます。 応急措置につきましては、先ほどお話ございましたように、海上部門と陸上部門とに分かれますが、堤内のものは回収につとめまして、次第に減ってきております。また、陸上の道路等の部分につきましても、極力回収を急いでおりまして、間もなくほとんどのものが回収されるのではないかと考えられるわけでございます。 原因といたしますと、非常に新しいタンクでございまして、いろいろなことが予想はされておりますが、非常に希有な原因によって起こったのではないかと現在考えております。 消防庁といたしましては、十二月十九日、事故の翌日でございますが、さっそく担当官を現地に派遣いたしまして事故の状況の把握につとめますとともに、現在鋭意原因の究明につとめておりますが、何しろ現場が油につかっておりますので、この油を早く取り除いて漏洩個所を十分検査し、また、いろいろ関係機関等の御協力等を得まして究明をし、今後の安全対策の充実につとめたいと考えている次第でございます。
○委員長(林田悠紀夫君) ただいま御報告がありました両件に対しての質疑は、後日に譲ることといたします。 —————————————
○委員長(林田悠紀夫君) 委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。 三井石炭鉱業株式会社三井砂川炭鉱における災害の実情調査のため、来たる二十四日、北海道へ委員派遣を行なうこととし、派遣委員については委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(林田悠紀夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後零時五十分散会 —————・—————