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72回国会衆議院1974/06/03

内閣委員会 第35号

発言数
70
登壇者
6
会派数
2
開催日
1974/06/03

会議録

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 これより会議を開きます。  理事の補欠選任に関する件につきましておはかりいたします。  理事箕輪登君が去る五月二十八日委員を辞任されましたことに伴いまして、現在理事が一名欠員となっておりますので、これよりその補欠選任を行ないたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは、理事に奥田敬和君を指名いたします。      ————◇—————

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 内閣提出、参議院送付、文部省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 本案につきましては、さきの第七十一回国会におきまして、本院において議決され、参議院において継続審査となり、去る三月六日、再び本院に送付してまいったものであります。したがいまして、その趣旨は、すでに十分御承知のとおりと存じますので、この際、提案理由の説明は省略し、直ちに質疑に入りたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、これを許します。横路孝弘君。

横路孝弘日本社会党

○横路委員 六月一日に、先日のストに関連して、日教組の幹部が逮捕されるというところまで来たわけですが、教育という、ある意味では、警察権力から一番遠いところに不当な弾圧が加えられたということで、この問題に関連して若干お尋ねをしていきたいと思います。  初めに、警察庁のほうから、現在の捜査の状況とこれからの見通し、皆さん方のほうは、十二県捜査されたわけですけれども、これがどうなっているのか、簡単に御報告を願いたいと思います。

山本鎮彦警察庁警備局長

○山本(鎮)政府委員 お答えいたします。  日教組については、去る四月十一日に実施した全一日ストについて、関係都道府県警察で地方公務員法六十一条四号違反ということで捜査を進めてきたところでございますが、去る六月一日から二日にかけて警視庁、北海道、埼玉、岩手の各都道府県警察において、それぞれの教組の幹部など、二十名を逮捕したということになっております。  内容的に見ますと、警視庁が九人、北海道が五人、埼玉五人、岩手一名ということでございますが、その他の強制捜査にかねてから踏み切っておりました県については、私どもとしては、捜査の最終段階に入ったというふうに判断をしておりますが、現在までのところ、逮捕するかどうかというようなことについては、われわれのほうに何ら報告がございませんので、どうなるか、われわれ現在判断する材料を持っておりません。ただ、日教組の中央執行部については、これは、やはり必要な捜査を続けていかざるを得ないというふうに、われわれは判断をいたしております。

横路孝弘日本社会党

○横路委員 つまり、いまの四つのところ以外については、これは被疑者として任意出頭をかけているというようなところはあるわけですか。現在の時点で。

山本鎮彦警察庁警備局長

○山本(鎮)政府委員 それはございます。そういうところは、任意出頭で出てきていただければ、それは、それで終結したいというふうに考えておるわけでございます。

横路孝弘日本社会党

○横路委員 まあ、任意出頭でも出るか出ないか、これは向こう側の自由ですから……。ただ、いずれにしても、事件としては、日教組の中央本部は別にして、ほかのところについては、もう大体最終段階だということで理解をしてよろしいわけですか。

山本鎮彦警察庁警備局長

○山本(鎮)政府委員 そういうふうに理解していただいてけっこうです。

横路孝弘日本社会党

○横路委員 文部大臣、四月十一日のストに関連して捜査が始まって、警察庁の長官が教育界に一石を投じたかったという発言をして、この点、委員会でも議論されたわけですけれども、この一連の強制捜査、とうとう逮捕というところまで皆さん方のほうは踏み込まれたわけですけれども、文部大臣として、今回の事態を一体どのようにお考えになっておりますか。

奥野誠亮自由民主党文部大臣

○奥野国務大臣 私が文部大臣になりまして以来、最も努力を尽くしてまいりましたことは、先生方の組合が、法律で明確に禁止されている行動をあえておとりになる、ぜひやめてもらいたい、また、それを続けられた場合には、警察ざたになることは必至だ、こういう心配を持ち続けておったわけでございます。したがいまして、あらゆる会合におきまして、法を守ってくれるように呼びかけてまいりましたし、また、文部広報を通じまして、そういう理由を明確にしてもまいったわけでございます。しかしながら、結果的には守っていただけませんで、今日のような事態になったわけでございまして、たいへん残念なことだ、かように考えているわけでございます。これを機会に、法を守る教育界、法を守る子供を育てる教育界が充実してまいるように、心から念願をいたしておるところでございます。

横路孝弘日本社会党

○横路委員 問題は、教育というのは、やはりこれは現場の教師、それから父母が一体となって、だれでも自分の子供がすこやかに成長することを願い、持って生まれてきた潜在的な力とか可能性というものが発揮できるような、そういう教育というのをみんなが望んでいるわけです。今度のこの警察の介入について、地方の教育委員会の中には、現場に混乱を持ち込むなという形で、いろいろな行動を起こしてくれている委員会もあるわけです。文部省としては、法がどうこうと言う前に、やはり現場の教師の立場に立つという姿勢が必要なんじゃありませんか。

奥野誠亮自由民主党文部大臣

○奥野国務大臣 現場の先生方が何を望んでおられるか、それにこたえる努力をしなければならないと、それなりに懸命に努力を続けてきたところであります。一つは、処遇の改善の問題もございましょう、あるいは教職員の定数の改善もございましょう、あるいは定年の延長といったような問題もございましょう、いろいろなことについて、最善の努力を尽くしてきたつもりでございます。同時にまた、国民が教師に何を求めているか、そのことにつきましても、私なりに国民の求めているところを把握して、教師あるいは教師集団に対しまして、強く求めてきたつもりでございます。  やはり父母の立場から考えますと、何をおいても、児童生徒の教育には情熱をささげてもらいたいということだろうと思うのでございます。したがいまして、先生方が何か訴えたい、集団ででも訴えたいというお気持ちがあるのなら、まず児童生徒の授業はきちっと終わってから後にしていただけぬものだろうか、その気持ちは今日もなお持ち続けておるわけでございます。児童生徒の教育をおっぽり出して、法の禁止するストライキに参加する、これは私、大多数の父母は強く反対をしているところではないだろうか、かように考えておるものでございます。

横路孝弘日本社会党

○横路委員 組合活動に熱心な先生というのは、意外と父兄に人気のある教育熱心な先生が多いんですね、一応見てみますと。  今度のこの刑事捜査で、ともかくもう相当多数の任意出頭がかけられ、現場の中で相互に不信感におちいったり、たいへんな混乱というのがやはり一つあると思うんですよ。その辺のところを、文部大臣は、法の執行、法の執行ということだけ言われるだけで、現場の教師の悩みとか、そういう立場に全然立っていない。あなたの立場というのは、警察の立場なんで、文部省というのは、そういう立場じゃないと思うのです。現場の教師の教育に現実に当たっているその立場に立って、今度のようなことを少し——警察に対してだって、地方の教育委員会のように、いろいろそういうところもあるわけです。  たとえば、こういうケースもあるわけです。子供の補導なんという問題で、少年係の刑事というのがいますね。それから学校の中にも、補導係の先生方というのがいるわけですね。これが協力し合って子供の補導に当たってきた。これが、いいか悪いかという議論は別にします。ただ、現実の事実としてそういう面があるわけです。そうすると、今度の捜査では、そういう少年係の刑事の、いままでのつき合いを利用して、うまいことを言っては、ストの問題とかあるいは現場の教師のいろいろな思想の問題を聞くというようなところから、いろいろな問題というのも現実に生まれてきているわけです。  これは北海道でも、幾つもそういうケースがあるんですよ。ですから、法を守れとか言う前に、もうちょっと文部大臣としては、今度の一連の刑事捜査について発言をする必要があるんじゃないか。あなた、そういうこと全然考えたことがありませんか。

奥野誠亮自由民主党文部大臣

○奥野国務大臣 先生方が組合をおつくりになる、これは、勤務条件の維持改善をはかることを目的とすると法律に明記しているわけでございます。しかしながら、今度のストライキに掲げられている項目は、スト権の奪回でありますとか、あるいは教頭職法制化法案の撤回でありますとか、政治的な目的を掲げるものが非常に多いわけでございます。しかも御承知のように、昨年の七月の群馬県の前橋大会で今日のストライキが決定されておるわけでございまして、一年前に決定されているわけでございます。ことしだけではなしに、昨年の四月の半日ストライキも、一昨年きめられているわけでございます。したがいまして、私は、こういうような政治的の色彩のきわめて濃い運動、しかも法律の禁止している行動、これは、もうぜひ避けてくださいと強くお願いし続けてまいったわけでございます。  同時に、いま教師の気持ちをくみ上げる努力をしないかというお話がございましたから、私は、それなりに最善の努力を尽くしてきたつもりでございますと、こうも具体的に例をあげてお答えをしているつもりでございます。今後もそういう努力は積極的に尽くしていきたい、かように念願をしているわけでございます。  しかし、いずれにいたしましても、先生方がぜひ秩序を守っていただきたい、まずは児童生徒の教育に情熱を傾けてもらいたい、こういう希望を強く抱き続けてまいってきているものでございます。

横路孝弘日本社会党

○横路委員 そのスト権奪還というのだって、別に政治ストじゃないですよ、自分たちのことなんですからね。まさに憲法で認められた権利の問題ですし、教頭法制化法案の問題だって、これはある意味では、自分たちの労働条件なり勤務条件なりということだって言えるわけなんです。  ただ、そういう議論はする時間がありませんから、終わりますけれども、つまり、お話を聞いておって、文部大臣は、今度の捜査は、警察はよくやったという感じなんですか。

奥野誠亮自由民主党文部大臣

○奥野国務大臣 繰り返し申し上げますように、今日の事態を招かないために、私は、文部大臣就任以来、最善の努力を続けてまいりました。私が一番努力してきたということは、今日のような事態を招かないようにしたいということであったわけでございます。しかしながら、先生方に聞き届けられなくて、一部の組合がやはり例年どおりのスケジュール闘争をおやりになった、そうして今日の事態を招いてしまった、非常に残念な感じを持っておるものでございます。

横路孝弘日本社会党

○横路委員 ですから、今回の一連のこういう刑事捜査、しかも強制逮捕にまで踏み切った、このことについて、法を守れという指示をずっとしてきたというのは、それはいいですよ。ただしかし、教育というのは、ほんとうは警察権力というのから一番遠いところにあるものでしょう。そうじゃありませんか。あなたのこの姿勢というのは、やはり現場の教師が苦労してやっている、そういう教育をさらによりよいものにしていくためにどうするか、行政サイドでやらなければならぬことというのは、たくさんあると思うんですね。しかし、今度のようなこういう警察権力の大幅な、こんな任意出頭なんていうものはひどいものですよ。  だから、こういう一連の捜査、それが教育の現場にいろいろな混乱を現実として巻き起こしているというようなことについて、あなたのほうは、いやよくやってけっこうですというのか、それとも、やはり教育というところに、こういう形で警察権力を介入されるというのは、あまりいいことではないと考えているのか、その辺のところはどうなんですか。

奥野誠亮自由民主党文部大臣

○奥野国務大臣 好ましいことではないから、こういう事態を起こさないように、私としては最善の努力を払ってきたのです。しかしながら、聞き入れられなくて今日の事態を招いたのです。努力が報いられなくて、私としてはたいへん残念でございますと、こうお答え申し上げているわけであります。

横路孝弘日本社会党

○横路委員 どうも現場の教師のほうから言わせると、その文部大臣が一生懸命に聞き入れてもらうよう言ってきたというような状況、とてもそんなことではないようでありますが、文部大臣、大体日教組というのを、どういうぐあいにお考えになっておりますか。

奥野誠亮自由民主党文部大臣

○奥野国務大臣 日教組といいましても、組合個々人がすべてそうだと申し上げるわけではございません。私は、日教組が運動方針ととらえているところ、あるいは倫理綱領でありますとか、毎年の大会の運動方針でありますとか、あるいはまたスケジュール闘争でありますとか、そういうことから総合的に判断いたしまして、階級的大衆組織であって、社会主義革命に参加するものとみずからを規定しておられると受け取られます、こう考え、かつ、そう受け取っております資料を、国会に提出してまいってきているわけでございます。

横路孝弘日本社会党

○横路委員 もう何か日教組を敵にして考えておられるような発言ですが、ほんとうにみんなが子供の成長というのは考えているわけですよ。子供の持っている無限な可能性というものを引き出してやるための条件というのは、幾つかあると思うんですね。行政サイドでやる条件というものも幾つかあると思うのです。そんな意味では、どうもいまの文部大臣の姿勢では、警察の姿勢、 つまり、取り締まりをする姿勢と全く変わりがないということを指摘せざるを得ないわけです。  時間がありませんから議論ができないのが残念なんですが、ちょっといまの逮捕に関連して、警察庁のほうに一、二点だけ質問をしてみたいと思うのです。  北海道では、第二次家宅捜索というのを、逮捕に際して個人宅と組合事務所を行なっているわけですね。これは、どういうわけですか。

山本鎮彦警察庁警備局長

○山本(鎮)政府委員 それは、証拠をさらに補充的に集めるという意味でございます。

横路孝弘日本社会党

○横路委員 あなたたちが逮捕したのは、あなた方の立場で容疑が固まったから逮捕したのでしょう。おかしいじゃありませんか。

山本鎮彦警察庁警備局長

○山本(鎮)政府委員 それは、容疑はあることはありますけれども、まだ完全に証拠が整っているというわけではございません。

横路孝弘日本社会党

○横路委員 そうすると、証拠はそんなに固まっていない段階でやって、今度は、またさらに何かあるかという見込み捜査みたいなものですか。

山本鎮彦警察庁警備局長

○山本(鎮)政府委員 それは、やはり見込みというわけではなくて、われわれとしては、きちっとした形で裁判官に令状の請求をして、その上で捜査をし捜索をしているわけでございます。

横路孝弘日本社会党

○横路委員 普通強制捜査、特に強制逮捕ですね、逮捕というのは、刑事訴訟法で幾つか要件があって、それに基づいて逮捕するわけでしょう。その要件自身だって、私から言わせれば、非常に整っていないと思うのです。ただ、その逮捕の段階で、四月から捜査をやってきて、そしてまた家宅捜索をやるなんということは、これは、やはり完全に政治的な弾圧というようなねらい、しかも、まだまだ証拠がない、ある意味では何か見込み捜査でないか、そういう家宅捜索だと受け取ってもやむを得ないのじゃないかと思われるわけなんですが、その辺のところを、ひとつこれは注文をつけておきたいと思うのです。  もう一つは、いまの取り調べが毎日十時過ぎまで及ぶ取り調べになっているんですね、北海道あたりでも。しかも食事の時間も、取り調べ室でそのままそこでもって食事だ。取り調べ室がまた狭いところで、ほんとうに中には血圧なんか上がってしまっている人もあるわけなんですけれども、そういう意味で、捜査についてこんな捜査も、別に逃げ隠れするわけでもない、みんな責任者なわけですから、夜の十時十一時まで延々と夜間取り調べを行なうなんということもぜひひとつ考えて、できるだけそういうことのないように、これは、ひとつ考えていただきたいと思うのです。

山本鎮彦警察庁警備局長

○山本(鎮)政府委員 取り調べの時間がおそくまでなるということですが、個々に聞いてみますと、やはりお食事の時間なり休息の時間なりは、御本人の必要な範囲内で十分とった上でやっておるということでございますが、いずれにしろ、人権というような問題、これは十分考えて、無理のないような形で調べは進めていくように指導してまいりたいと考えております。

横路孝弘日本社会党

○横路委員 無理がないようにといっても、朝八時から夜の十時まで、しかも弁護士が接見に行っても、ほんとうになかなか会うのにたいへんなんですよ。六時間も七時間も待たされたり、そんな意味では、その辺のところは、これは権利があるわけですから、ひとつ警察としても十分考えていただきたいというように、これは皆さんのほうに要望しておきます。  時間がありませんので、これで終わりにします。

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。     —————————————

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 これより討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もございませんので、直ちに採決に入ります。  内閣提出、参議院送付、文部省設置法の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、ただいま議決いたしました法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————   〔報告書は附録に掲載〕      ————◇—————

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 国家公務員災害補償法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。  本案に対し、別に質疑の申し出もありませんので、直ちに討論に入ります。  討論の申し出もありませんので、直ちに採決に入ります。  国家公務員災害補償法等の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、ただいま議決いたしました法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————   〔報告書は附録に掲載〕      ————◇—————

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 おはかりいたします。  ただいま本委員会に付託になりました内閣提出に係る一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案を議題とするに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 趣旨の説明を求めます。小坂総務長官。

小坂徳三郎自由民主党総理府総務長官・沖縄開発庁長官

○小坂国務大臣 ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  昭和四十九年度における公務員給与の改定については、さきに、衆議院内閣委員会及び参議院内閣委員会で、それぞれ御決議をいただいているところでありますが、さらに、去る五月三十日、人事院は、一般職の職員の俸給月額について、昭和四十九年度に限り、暫定的に一〇%増額することを内容とする勧告を行ないました。  政府としては、勧告の内容を検討した結果、この際、一般職の職員の給与について、勧告どおり本年四月一日からこれを改定するとともに、特別職の職員についても、一般職の職員に準じてその給与を増額することとし、このたびこの法律案を提案することとした次第であります。  次に法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。  第一は、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正し、昭和四十九年度に限り、一般職の職員の俸給月額及び非常勤の委員等に支給する手当の支給限度額を一〇%増額することとしたことであります。  第二は、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正し、昭和四十九年度に限り、特別職の職員の俸給月額及び非常勤の委員等に支給する手当の支給限度額を一〇%増額することとしたことであります。  第三は、防衛庁職員給与法の一部を改正し、昭和四十九年度に限り、防衛庁の職員の俸給月額及び学生手当の月額を一〇%増額することとしたことであります。  第四は、沖繩国際海洋博覧会政府代表の設置に関する臨時措置を改正し、昭和四十九年度に限り、政府代表の俸給月額を一〇%増額することとしたことであります。  以上のほか、附則において、この法律の施行期日、適用日及び特定の職員についての所要の措置を定めることとしております。  以上が、この法律案の提案理由及びその内容の概要であります。  何とぞ、慎重御審議の上、すみやかに御賛同くださいますようお願い申し上げます。

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。     —————————————

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 これより質疑に入ります。  本案に対し、別に質疑の申し出もありませんので、直ちに討論に入ります。  討論の申し出もありませんので、直ちに採決に入ります。  一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、ただいま議決いたしました法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————   〔報告書は附録に掲載〕      ————◇—————

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 おはかりいたします。  ただいま本委員会に付託になりました小富山重四郎君外四名提出に係る恩給法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案を議題とするに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  小宮山重四郎君外四名提出に係る恩給法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 提出者より趣旨の説明を求めます。小宮山重四郎君。

小宮山重四郎自由民主党

○小宮山議員 ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して提案の趣言及びその内容を御説明申し上げます。  最近の経済情勢にかんがみ、恩給等の改定措置が行なわれ、その実施時期は、本年十月からとされておりますが、恩給等の受給者に対しては、福祉の向上をはかる必要があると考えまして、この際、昭和四十九年度における恩給法、国家公務員共済組合法、公共企業体職員等共済組合法、地方公務員等共済組合法、私立学校教職員共済組合法、農林漁業団体職員共済組合法、戦傷病者戦没者遺族等援護法、未帰還者留守家族等援護法及び戦傷病者特別援護法の年金年額の改定措置等の実施時期につきまして、その実施時期を一月繰り上げて九月一日から実施しようとするものであります。  以上が、本法律案の提案の理由及びその内容であります。  何とぞ、御審議の上、すみやかに御賛成くださるようお願い申し上げます。

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。     —————————————

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、これを許します。小宮山重四郎君。

小宮山重四郎自由民主党

○小宮山委員 総務長官に御質問申し上げますけれども、さきの恩給法等の一部を改正する法律案の附帯決議をよく御承知のことと思います。その中で、恩給の改定時期の繰り上げについては、年度当初からの実施を目途として検討することとございます。政府は、この恩給の実施時期繰り上げ問題について、総務長官どのようにお考えか、お聞きいたしておきたいと思います。

小坂徳三郎自由民主党総理府総務長官・沖縄開発庁長官

○小坂国務大臣 お答え申し上げます。  恩給の実施時期の問題につきましては、さきの当委員会における附帯決議の趣旨を尊重いたしまして、今後十分検討してまいり、善処してまいりたいと存じます。

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。  この際、本案について国会法第五十七条の三の規定により、内閣において御意見があればお述べ願いたいと存じます。小坂総務長官。

小坂徳三郎自由民主党総理府総務長官・沖縄開発庁長官

○小坂国務大臣 ただいま御提出になりました恩給法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案につきましては、政府としては、やむを得ないものと考えております。     —————————————

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 これより討論に入るのでありますが、別に討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。  小宮山重四郎君外四名提出に係る恩給法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 起立総員。よって本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、ただいま議決いたしました法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————   〔報告書は附録に掲載〕      ————◇—————

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 これより請願の審査に入ります。  今会期中、本委員会に付託されました請願は、本日の請願日程に記載してありますとおり、六百四十八件であります。  請願日程全部を議題といたします。  各請願の内容につきましては、配付されております文書表で御承知のことでありますし、また、本日の理事会で慎重に検討願いましたので、この際、各請願について紹介議員の説明並びに政府の所見聴取等は省略いたし、直ちにその採否の決定に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  これより採決いたします。  本日の請願日程中、第二四、第二九ないし第三一、第三六、第四一、第一〇六、第一六四ないし第一六五、第一七六ないし第一八六、第二二三ないし第二五一、第三〇九ないし第三七八、第四一七ないし第四六四、第四六七ないし第四六九、第四八五ないし第五一〇、第五九三ないし第五九五、第六四六ないし第六四七の各請願は、いずれも採択の上内閣に送付すべきものと決するに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  なお、残余の各請願は、いずれも採否の決定を保留いたしたいと存じますので、御了承願います。  ただいま議決いたしました各請願に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————   〔報告書は附録に掲載〕     —————————————

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 なお、今国会中におきまして本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしておりますとおり、総数四十二件であります。念のため御報告申し上げます。      ————◇—————

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 閉会中審査に関する件についておはかりいたします。  大出俊君外六名提出に係る国の行政機関の休日  に関する法律案  一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正  する法律案及び休日の範囲の改定等のための民  事訴訟法等の一部を改正する法律案  行政機構並びにその運営に関する件  恩給及び法制一般に関する件  国の防衛に関する件  公務員の制度及び給与に関する件  栄典に関する件以上の各件につきまして、議長に対し閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  内閣提出、第七十一回国会閣法第二七号、内閣法等の一部を改正する法律案、及び内閣法の一部を改正する法律案、以上の各件につきまして、議長に対し閉会中審査の申し出をいたしたいと存じます。これに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 起立多数。よって、各案について閉会中審査の申し出をすることに決しました。  委員派遣承認申請の件についておはかりいたします。  閉会中審査にあたり、現地調査の必要が生じました場合には、派遣地、派遣期間、派遣委員の選定等については委員長に御一任願い、議長の承認を求めることといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

徳安實藏自由民主党

○徳安委員長 御異議なしと認めます。よって、  そのように決しました。  本日は、これにて散会いたします。    午後五時十八分散会

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