議院運営委員会 第20号
- 発言数
- 18 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1974/03/28
会議録
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 まず、本日、大蔵委員会の審査を終了した村山達雄君外一名提出にかかる会社臨時特別税法案について、委員長から緊急上程の申し出があります。 右案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 右案につきまして、各党それぞれ御意見があるようでございますが、本会議の時間の関係もあり、討論は行なわないことにいたしたいと存じますので、御了承を願います。 この際、発言を許します。 山口鶴男君。
○山口(鶴)委員 ただいまの委員長の発言は、私ども絶対に反対であります。 今回の会社臨時特別税、わが党は付加税方式でかねてから提案をいたしました。野党の中には利得税方式で提案をされたところもございましたが、経過はすでに御案内のように、自民党側がわが党の付加税方式が妥当であるということを認めて、共同提案しようというようなお話し合いもありましたが、自民党内の御都合で突如これがまた変更された、いろいろな経過をたどりました。したがいまして、私どもとしては、この会社臨時特別税、内容的にはきわめて不満でありますが、しかし、国民世論の意向を考えて、この際、内容は不満であるけれども、これを成立させることが国民の期待に沿うものだというつもりで協力をしてきたところです。 しかし今回まで与党と私どもの間にありました経過、わが党としても承服しがたい点は多々あるわけであります。そういう点を少なくとも本会議において明らかにするということは、これは当然のことではないかと思います。 しかも、時間的な制約云々と言われておりますが、これにつきましては、決算の趣旨説明に対する質疑のやり方をくふうするとか、あるいは各党がそれぞれ意見を述べたいという申し出があった場合に、意見が一致しなかった場合は、これは国会のルールとして、発言順位表に従ってやるということも、これは当然のことなんです。そうなれば、自民党さんが賛成討論をやりたければやってもよろしい、またそうなれば、当然野党第一党たる私どもが反対討論をするということをやっても、これは十分理屈のある話であります。また、他党が十分おやりになりたいという御希望があるならば、これは先ほど申し上げたように、趣旨説明に対する質疑をくふうする方法で、各党すべて御発言をいただくという方法も、やればできないことはないと思います。 これらの点を考えますならば、時間的な制約云々でもって野党の発言を封ずるという自民党の暴挙に対しては、私ども絶対に承服することはできません。このことを明確に申し上げておきます。
○佐々木委員長 東中光雄君。
○東中委員 いまの会社臨時特別税法案の本会議での取り扱いについての委員長のやり方に、私たちは反対であります。 もともとこの法案は、石油危機の中での異常な不当利得をどのように吸収するかということで、臨時利得税として立法すべきだという大きな国民の世論の中で、自民党もそういうものとして構想を発表され、進んできたものでありますが、御承知のように態度が急変されて、そしてまたどたんばになっての再度にわたる態度変更ということで出てきた法案であります。 私たちも、本来、臨時利得税を課すべきだ、大企業のむちゃくちゃな利益がむしろ投機を誘うもとでもあり、これは国民のために吸収すべきだという立場から、臨時利得税の法案を提出して、大蔵委員会で審議を要求してきた立場からいいましても、この問題について、はっきりとした討論で意見を述べるということが、国民の期待にこたえることでもあり、国会審議として当然あるべきことだ、こう考えております。 そういう点で、討論の発言を許されないということははなはだ遺憾であり、それに対しては強く反対の意思を表明しておきたいと思います。
○佐々木委員長 大久保直彦君。
○大久保(直)委員 本法案につきましては、その内容または大蔵委員会におきます成立の経緯にいたしましても、各党の態度は非常に微妙でありますし、また大きな相違がございます。それを明確にするために、本会議場において討論するのは当然であると主張いたしますし、したがって、ただいまの委員長の発言については反対でございます。
○佐々木委員長 小沢貞孝君。
○小沢(貞)委員 会社臨時特別税については、いま大久保委員から発言のあるように、各党それぞれ意見が違うわけであります。そして、最初は社会党案に自民党が同調をして、それによって成立する、こういうような向きであったので、われわれも万やむを得ず、それがよかろう、こういう立場で参りました。ところが、どたんばになってまた大きく変わったわけであります。しかも、各党はそれぞれ自分の法案を出しているわけであります。私たちはそういうことができないので、本会議を通じて、われわれの主張をぜひこの機会に発言させていただきたい、こういう意思であったわけであります。 ところが、その理由が、時間が足りない、こういう理由であります。決算の時間については、自民党も質疑をしない、民社党もやめる、そういうことでいくならばよかろうということで、われわれは各党の決算の質疑までおりておるわけであります。 こういう経過から考えて、討論をやらないということについては、絶対に承服できないわけであります。
○佐々木委員長 藤田君。
○藤田委員 社会党の基本的な立場は、山口理事からいま主張したとおりでありますが、私は、先ほど委員長のいわゆる時間的な都合というような、きわめて薄弱な理由によって、討論の機会を結果的に封殺することは、議院運営委員会自身の自殺行為になるんじゃないか、このように考えます。 それで、先ほど各野党の代表からも言いましたように、この法案自身の性格、そして国民がこの法案に対してどういう関心を持っておるかという立場から見れば、少なくとも賛成、反対の討論は、より議会の機能を発揮する立場からも、当然私は討論をやるべきであって、いわゆる時間的な都合といったって、賛成、反対やったところで、十分ずつで二十分でしょう。それで片一方、山口理事が言ったように、決算のほうの大臣の答弁のほうをみんなで話し合いをして、七人なにするところを二人にすれば、むしろそのほうが、時間的な関係からいけば、時間的にもまだ少なく済むことですから、そういう努力なりくふうをやらないで、これをやみからやみに葬るような形で、反対、賛成の討論をやらないで強行することは、私は絶対反対です。 —————————————
○佐々木委員長 次に、福田大蔵大臣から、昭和四十七年度決算の概要について発言の通告が参っております。 右の発言は、本日の本会議において行なうことにするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 なお、右の発言に対し、自由民主党の唐沢俊二郎君、日本社会党の稲葉誠一君、日本共産党・革新共同の庄司幸助君、公明党の坂井弘一君から、それぞれ質疑の通告があります。 質疑時間は、おのおの十五分以内とするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 なお、質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。
○佐々木委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
○藤野事務総長 まず、日程第一に入りまして、仮谷農林水産委員長の御報告がございます。全会一致でございますが、日本共産党・革新共同が棄権でございます。 日程第二に入りまして、福永公職選挙法特別委員長の御報告がございまして、全会一致でございます。 次いで、ただいま御決定の緊急上程にかかる会社臨時特別税法案につきまして、安倍大蔵委員長の御報告がございます。日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党が反対でございます。 次いで、ただいま御報告のありました決算に入ります。決算に対する福田大蔵大臣の御説明は、約八分程度と承っております。以下、印刷物のとおりの順序で質疑が行なわれます。それぞれ十五分以内でございます。 以上でございます。
○佐々木委員長 それでは、本日の本会議は、午後一時五分予鈴、午後一時十五分から開会いたします。 —————————————
○佐々木委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明二十九日金曜日午後二時から開会することにいたします。 なお、次回の委員会は、同日午前十一時理事会、正午から委員会を開きます。 本日は、これにて散会いたします。 午後一時散会