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71回国会参議院1973/07/10

内閣委員会 第19号

発言数
23
登壇者
5
会派数
2
開催日
1973/07/10

会議録

高田浩運自由民主党

○委員長(高田浩運君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、柳田桃太郎君が委員を辞任され、その補欠として古賀雷四郎君が選任されました。     —————————————

高田浩運自由民主党

○委員長(高田浩運君) 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  建設省設置法の一部を改正する法律案の審査のため、必要に応じ日本住宅公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高田浩運自由民主党

○委員長(高田浩運君) 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選等については、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高田浩運自由民主党

○委員長(高田浩運君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————

高田浩運自由民主党

○委員長(高田浩運君) 次に、建設省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、すでに趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。

前川旦日本社会党

○前川旦君 それでは、まず最初に、今回新たに建設本部を設置するというのが内容でありますが、筑波での研究機関の建設は昭和四十三年から開始されているはずであります。四十三年でありますから、もうすでに五年ですね、従来の営繕事業が進められていたにもかかわらず、今回特にこういう独立した組織をあらためて設置するという理由はどこにあるのか。この前言われました提案理由説明だけではたいへん表現が簡単で、しかも抽象的でありますので、その理由について御説明をいただきたいと思います。

大津留温建設大臣官房長

○政府委員(大津留温君) 従来は、筑波におきます研究施設の建設工事は、建設省の関東地方建設局で受け持ってやっておりましたが、この場合の年間の事業量はせいぜい十億程度でございます。昨年の閣議了解に基づきまして、筑波におきます研究施設を昭和五十年度までにおおむね建設を完了するという目標が示されましたので、この目標までに建設を終えますためには建設省の営繕で担当いたします事業量は三年間で約手五百億になります。したがいまして、従来のような組織ではこの事業量をこなすことはたいへん困難でございますので、今回新たな組織を持ちましてこの事業を目標年次までに完成したい、こういうわけでございます。

前川旦日本社会党

○前川旦君 大臣は閣議に出ていらっしゃったわけですから、大臣にお尋ねしますけれども、これは前期五年、後期五年だったはずですね。それを特に三年に短縮して、もうあと二年半ちょっとしかないじゃないでしょうか、いまから言うと、昭和四十九年度末ですから。そういうふうにぐうっと短縮してこれからスピードを上げてやろうとなさる、そういう閣議決定はどういう理由でそういうふうにされたんでしょうか。

金丸信自由民主党建設大臣・近畿圏整備長官・中部圏開発整備長官・首都圏整備委員会委員長

○国務大臣(金丸信君) 最近の首都における過密の結果の状況にかんがみまして、首都に集中する諸機能の一部を分散するという必要をこの時点で認めたわけでありまして、その中で研究環境が著しく悪化してきましたので、まず国がそのお手本を示すということで国の関係の研究機関を移すということにきめたわけでございます。

前川旦日本社会党

○前川旦君 この問題はあとでまた機会を見ましてもっと突っ込んだ質問をしたいと思いますが、それじゃ、これはどこになりますか、首都圏整備委員会になりますかね。これは六つの町村にまたがっていますかね。これは行政区域としては将来どういうことを指向されているんでしょうか。これは担当は首都圏かな。

小林忠雄首都圏整備委員会事務局長

○政府委員(小林忠雄君) これは本来あるいは自治省からお答えするのが適当な問題かもしれません。都市の経営という点から理想的に申しますれば、町村合併をいたしまして一つの市としてまとまるのが望ましいわけでございますが、しかし、それぞれの自治体の合併というようなことはそれぞれの公共団体の自主性にまつわけでございますので、都市経営につきましては、地方自治法によります一部事務組合とかその他の事務の共同処理方式を活用して運営していくというのが必要であろうかと思います。

前川旦日本社会党

○前川旦君 私は現場をちょっと見せてもらいましたけれども、現場事務所に、これは住宅公団の現場事務所、まん中に将来の中枢地区の模型というのがありました。その中で将来の市役所の位置とか建物なんかボール紙でやっぱりつくってありますが、ですから私はその辺は一体どうなるのかという疑問がありましたので、これはどこでしょうか、やはり首都圏整備委員会でしょうか。

小林忠雄首都圏整備委員会事務局長

○政府委員(小林忠雄君) 将来の都市運営を考えますれば、上下水道にいたしましても、教育機関、医療機関の運営にいたしましても、一体的に運営することが望ましいわけでございますので、プランといたしましては中央地区に何らかの行政センターをつくる予定にしております。しかし、そのために何らか国なり何なりが市町村に積極的に呼びかけて合併を促進するという段階にはまだ至っておりませんので、将来の問題としてはそういう方向が望ましいと考えております。

前川旦日本社会党

○前川旦君 それでは、これもまた次の機会に少し——きょうは特別な制限のある質問ですから、いたします。  それじゃ、区画整理をしてそれをもとの地主に戻すという計画になっているようですね。これは住宅公団でしょうか、担当は。これは区画整理をしてもとの地主に戻す、これは幾らか減歩して戻すんだろうと思いますけれども。戻されたあとは一体何に使ってもいいということになるんでしょうか。たとえば転売も自由である、ずいぶん値打ちが上がりますね、転売も自由。それから住宅以外にも使ってもいいとか、その辺の規制は何か考えているんでしょうか。何かありますか、それは。

小林忠雄首都圏整備委員会事務局長

○政府委員(小林忠雄君) 民地として換地をいたすわけでございますから、使用収益処分は土地所有者の自由でございますが、しかし、具体的な都市の経営という面から見まして、乱開発が行なわれますことは、せっかくの理想的な都市建設の点から思わしくありませんので、都市計画法、建築基準法の各種の土地利用規制を強化いたしまして、乱雑な市街地にならないように土地の利用を規制するということを考えております。

前川旦日本社会党

○前川旦君 これもちょっといまの御答弁ではどうもたいへん抽象的なもんで、もっと突っ込みたいんですけれども、残念ですね、これはまた次の機会にいたしましょう。  住宅公団、いろいろ計画は考えているようですけれども、私は一つふしぎに思うのは、いま建っている公務員住宅に、現場事務所のような、下に小さな店ができていますね。これは非常に不便な、品物もわずかです、私は、中をのぞいて見ましたけれども。いま入居者にとって非常に不便です。その後どうするかという計画を伺いましたら、いろいろな、どこか出資を得て会社をつくってショッピングセンターをあっちこっちつくるんだと、こういうような計画があるようです。ただ私は、その中で、あれほど多くの公務員が集まる、一万人でしょう、家族を入れたら数万人になりますね。新しい住宅地を形成して、そこのショッピングセンターをいろいろ考える中において、生活協同組合というものを全然考えに入れていないように思うのですね、将来の生活協同組合。あるいは公務員共済もいろいろ、売店を出すでしょうけれども、あれほどの集団になれば必ずこれは生活協同組合の問題が問題になってきますね。そう思いますが、全然これがどんな経過にもないし、それから現場で説明を受けましても、この土地をそういうふうにするつもりですというふうな計画もないようなんです。それは一体どういうふうに考えておられますか。政府のほうは生活協同組合を奨励するというあれもあったと思うのですが、それはいかがですか。

小林忠雄首都圏整備委員会事務局長

○政府委員(小林忠雄君) 日常生活の買い物その他の機関といたしましては、現在のところ、日本住宅公団、茨城県及び地元市町村、並びに若干の地元の民間企業の出資を得まして第三セクターの設立をいたす予定にしておりまして、すでに日本住宅公団の予算にも所要の予算が計上されております。さらに茨城の県議会におきましても出資金の議決をしておりますので、これによりましてそういう第三セクターをつくりまして、そのような施設をつくりたいと考えております。  で、その施設をつくりました中にどのような店を出店させるかということは今後の問題でございまして、御指摘のようなものが入居者等の間で自発的にできるということでありますれば、将来の問題といたしまして、第三セクターのつくりました建物を一部をリースする、賃貸しをするというようなことも十分考えられるわけでございますが、ただいままでのところそのような動きは聞いておりません。

前川旦日本社会党

○前川旦君 それを受け入れるための準備というか、全然考えていないということですか、いまのところは。

小林忠雄首都圏整備委員会事務局長

○政府委員(小林忠雄君) 第三セクターがショッピングの施設の建物をつくりまして、それをこま割りいたしまして何らかの店舗に貸す予定にしております。それを純然たる民間の業者に貸すのか、あるいは第三セクターが直営をするのか、あるいは共済組合なり、あるいは生活協同組合等が出店をすることになるのか、それは今後の問題でございます。

高田浩運自由民主党

○委員長(高田浩運君) 本案に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。     —————————————

高田浩運自由民主党

○委員長(高田浩運君) 次に、委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。  防衛庁設置法の一部を改正する法律案審査のため委員派遣を行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高田浩運自由民主党

○委員長(高田浩運君) 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員、派遣地、派遣期間等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高田浩運自由民主党

○委員長(高田浩運君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後八時四十一分散会      —————・—————

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