本会議 第60号
- 発言数
- 10 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1973/09/20
会議録
○副議長(秋田大助君) これより会議を開きます。 ————◇————— 北方領土の返還に関する決議案(浅井美幸君外四名提出) (委員会審査省略要求案件)
○中山正暉君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。 すなわち、浅井美幸君外四名提出、北方領土の返還に関する決議案は、提出者の要求のとおり委員会の審査を省略してこの際これを上程し、その審議を進められんことを望みます。
○副議長(秋田大助君) 中山正暉君の動議に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(秋田大助君) 御異議なしと認めます。 北方領土の返還に関する決議案を議題といたします。
○副議長(秋田大助君) 提出者の趣旨弁明を許します。浅井美幸君。 〔浅井美幸君登壇〕
○浅井美幸君 ただいま議題となりました北方領土の返還に関する決議案につきまして、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表し、五党共同提案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 北方領土の返還に関する決議案 戦後四半世紀余にわたり今なおわが国固有の領土である歯舞、色丹および国後、択捉等の北方領土が返還されていないことは、日本国民にとってまことに遺憾なことである。 よって政府は、すみやかに北方領土問題の解決を図り、日ソ間の永続的平和の基礎を確立するよう努力すべきである。 右決議する。 以上であります。(拍手) 北方領土の返還の方途については、各党の主張に若干相違がありましたが、各党は、この案文にそれぞれの主張を織り込むことができたと判断し、国民の多年の悲願にこたえ、本決議案の可決成立を期するものであります。 北方領土問題は、第二次大戦後のいまなお残るわが国の大きな懸案であり、その一日も早い解決により、日ソ両国の友好親善の一そうの推進をはかるべきであります。 この際、政府の格段の努力を切望するものであります。 以上をもって、本決議案の趣旨の説明といたします。 何とぞ、全員の御賛同あらんことをお願いいたします。(拍手) —————————————
○副議長(秋田大助君) 採決いたします。 本案を可決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(秋田大助君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。(拍手) この際、外務大臣から発言を求められております。これを許します。外務大臣大平正芳君。 〔国務大臣大平正芳君登壇〕
○国務大臣(大平正芳君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。 政府は、これまでソ連政府に対し、日ソ関係を真に安定した基礎の上に発展させるため、両国間の最大の懸案である北方領土問題を解決して、日ソ平和条約を締結すべきである旨を一貫して説いてまいりました。 政府といたしましては、ただいま採択されました御決議の趣旨を体し、これを検討し、来たる十月上旬の総理訪ソに際し、ソ連側最高首脳との話し合いにおいて、最大限の努力を払う所存であります。(拍手) ————◇—————
○副議長(秋田大助君) 本日は、これにて散会いたします。 午後二時九分散会 ————◇————— 出席国務大臣 外 務 大 臣 大平 正芳君 ————◇—————