沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第12号
- 発言数
- 6 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1973/09/18
会議録
○浅井委員長 これより会議を開きます。 沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。 この際、北方領土の返還に関する件について決議をいたしたいと存じます。 まず案文を朗読いたします。 北方領土の返還に関する件 戦後四半世紀余にわたり、いまなおわが国固有の領土である歯舞、色丹及び国後、択捉菜アドの北方領土が返還されていないことは、日本国民にとつてまことに遺憾なことである。 よつて政府は、すみやかに北方領土問題の解決をはかり、日ソ間の永続的平和の基礎を確立するよう努力すべきである。 右決議する。 以上であります。 北方領土の返還の方途については、各党の主張に若干相違がありましたが、各党は、この案文にそれぞれの主張を織り込むことができたと判断し、国民の多年の悲願にこたえ、本決議案の可決成立を期するものであります。 北方領土問題は、第二次大戦後のいまなお残るわが国の大きな懸案であり、その一日も早い解決により、日ソ両国の友好親善の一そうの推進をはかるべきであります。この際、政府の格段の努力を切望するものであります。 以上をもって、本決議案の趣旨の説明といたします。何とぞ、御賛同あらんことをお願いいたします。 —————————————
○浅井委員長 採決いたします。 北方領土返還に関する件を本委員会の決議とするに賛成の諸君の起立を求めます。
○浅井委員長 起立総員。よって、北方領土返還に関する件は本委員会の決議とするに決しました。 ただいまの決議に対しまして、大平外務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。大平外務大臣。
○大平国務大臣 ただいまの御決議に対しまして所信を申し述べます。 政府は、これまでソ連政府に対し、日ソ関係を真に安定した基礎の上に発展させるため、両国間の最大の懸案である北方領土問題を解決して、日ソ平和条約を締結すべきである旨を一貫して説いてまいりました。 政府といたしましては、ただいま採決されました御決議の趣旨を体し、これを検討し、来たる十月上旬の総理訪ソに際し、ソ連側最高首脳との話し合いにおいて最大限の努力を払う所存であります。
○浅井委員長 なお、ただいまの決議の関係当局への参考送付等の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○浅井委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。 午後零時五十二分散会