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69回国会参議院1972/07/06

災害対策特別委員会 第1号

発言数
18
登壇者
4
会派数
2
開催日
1972/07/06

会議録

濱田幸雄自由民主党

○濱田幸雄君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任について議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行ないます。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。

小林国司自由民主党

○小林国司君 委員長の選任につきましては、主宰者に指名を一任することの動議を提出いたします。

濱田幸雄自由民主党

○濱田幸雄君 ただいまの小林君の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

濱田幸雄自由民主党

○濱田幸雄君 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に松永忠二君を指名いたします。     —————————————   〔松永忠二君委員長席に着く〕

松永忠二日本社会党

○委員長(松永忠二君) ちょっと速記をとめて。   〔速記中止〕

松永忠二日本社会党

○委員長(松永忠二君) 速記をつけて。  ただいまから理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

松永忠二日本社会党

○委員長(松永忠二君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に小林国司君、世耕政隆君、松本英一君及び上林繁次郎君を指名いたします。     —————————————

松永忠二日本社会党

○委員長(松永忠二君) 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、総理府中央防災会議から昭和四十七年六月上旬からの断続した豪雨による災害の報告を聴取いたします。杉岡参事官。

杉岡浩内閣総理大臣官房参事官

○説明員(杉岡浩君) 昭和四十七年六月初旬からの断続した豪雨につきましての災害の状況を御報告申し上げます。  本年のつゆでございますが、梅雨でございますが、五月の初めに沖繩地方がつゆ入りをいたしまして、六月九州地方がつゆ入りになっております。その後日本付近に停滞いたしました梅雨前線に低気圧が、梅雨とともに冷たい雨が、断続的に豪雨が降っております。  六月の初旬からの豪雨につきまして申し上げますと、六月六日から八日でございますが、西日本地方に豪雨が降っております。それから六月の十一、十二日でございますが、九州の南部及び四国地方に豪雨がございました。それから六月の十七、十八日でございますが、九州南部に豪雨がございます。それから、六月の二十二、二十三日でございますが、九州、それから中国地方西部でございますが、そちらのほうに豪雨がございました。それから、六月二十六日から二十七日にかけまして九州とそれから四国のほうに豪雨がございました。そして、七月の三日から現在に至っておりますけれども、九州それから四国一帯に豪雨がございました。  この豪雨によりまして生じました被害につきましては現在鋭意調査中でございますが、判明いたしましたところをお手元の資料に基づいて御説明申し上げます。  お手元の資料にきょうの九時現在にまとめた資料が出てございます。これは六月の初旬から本日降っておるまでのトータルでございますが、死者が四十一名、行くえ不明五十五名、負傷が八十名。それから建物でございますが、全壊が百十二戸、それから半壊が百四十一戸、床上浸水三千八百五十四戸、床下浸水三万二百六十六戸という被害でございます。それから施設等の被害でございますが、道路の損壊個所が八百五十七、あるいは堤防の決壊個所が八十七、がけくずれ等が千二百五十六ということになっております。次のページに、それぞれの現在判明した施設の被害が出てございますが、公共土木施設が現在判明いたしたところによりますれば二百六十六億。それから農地等の被害でございますが、百三十億。それから農作物等が二十六億。これらがおもな被害で、トータル四百六十二億程度の被害が現在判明しております。  なお、この災害によりまして各地で災害救助法等が適用されておりますが、災害救助法はけさまで六市町村、高知県、鹿児島県、福岡県等で六カ所でございましたのですが、九時二十分になお高知県の安芸市に災害救助法が適用されております。  なお、災害対策本部でございますが、これはもう高知、それから鹿児島、長崎、それから福岡、佐賀——高知、鹿児島、福岡につきましては二回でございますが、こういった八県あるいは百四十六の関係市町村が災害対策本部を設けてございます。  以上が六月の初旬から現在に至る断続した豪雨の状況及びその被害でございますが、特に昨日高知県の土佐山田町のほうで大きな土砂くずれがございまして、相当の多くの人命を失ったわけでございますが、これについて続けて御報告申し上げますと、三日の日に中国の黄河地方に低気圧が発生いたしまして、それがゆっくりと北東に進んできたわけでございますが、そこで低気圧が梅雨前線を刺激いたしまして四日から五日にかけまして九州、特に四国地方に大雨を降らしております。四日から五日にかけまして一日の雨量約七百四十ミリというような大きな雨が降ったわけでございますが、五日の午前六時半でございますが、土佐山田の繁藤地区でございますが、がけくずれがございまして、消防団員の方がそこへかけつけたところ、その後一人の方が土砂に埋まりまして、それを消防団あるいは地元の方等が救出作業を急いでおったところ、同日の十時五十分ごろでございますが、大きながけくずれがございまして多くの——行くえ不明を含めまして大体六十名近い被害を受けておるわけでございます。  それで、現在まで判明いたしました被害でございますが、死者は九名、それから行くえ不明者でございますが、約五十名でございます。それから住家の全壊でございますが、約十棟。それから駅舎が一棟やられております。それから、国鉄の客車、貨車がそれぞれ一両ずつ被害を受けてございます。  この災害に対しまして昨日二時半に総理府といたしまして中央防災会議の局員会議を開催いたしまして関係各省に来ていただきまして、特にその必要な被災者の救出作業、これに当たる警察あるいは自衛隊あるいは消防、こういった方々の連絡を密にする、そして救出が一そう効果あらしめるよう措置いたしております。  なお、現地の自衛隊も、高知の三百二十連隊でございますが、二十四名の派遣をいたし、さらに、香川の善通寺のほうから百名の自衛隊も現地に急行いたしまして救出作業を急いでおります。なお、警察につきましてもすぐに対策本部を設けまして、機動隊を約百五十名でございますが、現地にかけつけて救出に当たっております。  なお、関係各省もこの災害がございまして、急遽係官をそれぞれ派遣いたしております。農林省は林野庁の課長、それから運輸省は国鉄本社、それから厚生省は社会局の参事官、あるいは建設省は地すべり対策室長、災害査定官、それから消防庁は消防課長といった係官が昨日現地に急行いたしまして、現地の調査及び復旧等の緊急の指導に当たっております。  以上が六月の末から現在までに至るもの、特にその一連ではございますが、高知県の土佐山田町を中心といたしますがけくずれについての御報告でございます。

松永忠二日本社会党

○委員長(松永忠二君) 特に何か御質問があれは——それでは、四十七年六月上旬の断続した豪雨によるこの災害の被害の各県別の被害額を、トータルをしてその資料を出してください。

小林国司自由民主党

○小林国司君 できましたら、六月上旬から七月上旬にかけての雨量の分布を県別に、どこにどれだけの雨が何日に降ったか、時間雨量まではけっこうでございますが、せめて日雨量ぐらいまでずっと出してもらえば、大体これと結びつけてわかるんですが、それがないとかいもく見当がつきませんのでお願いします。

杉岡浩内閣総理大臣官房参事官

○説明員(杉岡浩君) はい、わかりました。     —————————————

松永忠二日本社会党

○委員長(松永忠二君) 委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。  今回発生いたしました高知県土佐山田町における土砂くずれによる災害の実情調査のため委員派遣を行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

松永忠二日本社会党

○委員長(松永忠二君) 御異議ないと認めます。  なお、閉会中委員派遣を行なう必要が生じた場合、これを行なうこととし、先ほどの土砂くずれの委員派遣を含め、派遣委員等の取り扱いについて、これを委員長及び理事に御一任いたしますと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

松永忠二日本社会党

○委員長(松永忠二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————

松永忠二日本社会党

○委員長(松永忠二君) 継続調査要求に関する件についておはかりいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中、なお調査を継続することとし、本院規則第五十三条により、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

松永忠二日本社会党

○委員長(松永忠二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成、提出の時期につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

松永忠二日本社会党

○委員長(松永忠二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日は、これにて散会いたします。    午前十一時四十四分散会

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