内閣委員会 第8号
- 発言数
- 11 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1972/04/07
会議録
○伊能委員長 これより会議を開きます。 皇室経済法施行法の一部を改正する法律案を議題といたします。 本案につきましては、すでに質疑を終了いたしております。 —————————————
○伊能委員長 ただいま委員長の手元に、加藤陽三君外三名より本案に対する修正案が提出せられました。
○伊能委員長 提案者より趣旨の説明を求めます。加藤陽三君。
○加藤(陽)委員 ただいま議題となりました皇室経済法施行法の一部を改正する法律案に対する自由民主党、日本社会党、公明党、民社党四党共同提案にかかる修正案につきまして、提案者を代表してその趣旨を御説明申し上げます。 案文はお手元に配付いたしてありますので、朗読は省略させていただき、その要旨を申し上げますと、原案ではその施行期日を「昭和四十七年四月一日」としているのでありますが、すでにその日が経過いたしましたので、これを「公布の日」に改め、本年四月一日より適用しようとするものであります。 よろしく御賛成をお願い申し上げます。
○伊能委員長 これにて修正案についての趣旨の説明は終わりました。 —————————————
○伊能委員長 これより原案及び修正案を一括して討論に付します。 討論の申し出がありますのでこれを許します。和田耕作君。
○和田(耕)委員 この前の委員会の質疑で、社会党の木原君から、いまたいへん問題になっております明日香村の高松塚の問題でございますけれども、あれは国民の気持ちの中に、ほんとうに大きな、いい意味の反響を呼び起こしておると思うのですね。木原君が主張なさった、御陵を開く、そしてああいうふうな貴重な文化財を見つけ出すというような趣旨の質疑があったのでございますけれども、その問題について宮内庁長官から、いやそういうことは考えてもいないし、皇室典範との関係もあってできないのだというような御答弁があったのですけれども、御答弁は内容的に、私は何か、そういうふうに御陵を開くということが不敬になるのではないか、御陵の尊厳を傷つけるというような感じを持っておられるのではないかというふうに聞いたわけですけれども、その点については、そういう非常に尊厳を傷つけるというようなことであってはやってはならない、これは私もそう思いますけれども、そういう意味ではなくて、私どもが誇りに思っておる民族の遠いいろいろな面影を知るということは、日本の国民として非常に大事な問題、私自身も共感を覚えておる問題、したがって、この開く開き方について慎重な計画と準備が必要だと思うのですけれども、そういうふうなことを前提にして、この問題をひとつ学界の諸君その他関係の諸君と協議をするような準備があってしかるべきじゃないか、こういうふうに私は思うのです。 それも、一つ開けば他を全部開くというふうなことをとめられないというような宮内庁長官の御意見もありましたけれども、これは学界の諸君も大体見当をつけての意向だと思いますので、そうやたらに全部を開くということにはなるまいと思うのです。せいぜい二つかあるいは三つのものになるというふうにも思うのですけれども、そういう問題う含めて、宮内庁として学界の皆さん方、関係者の皆さん方と前向きに検討してみたらどうだろう。非常な困難もあると思いますけれども、そういうような感じがするわけでございまして、私はこの法案に対しては、内容的に積極的に賛成の意向を民社党として持っておるわけですけれども、いまの要望を要望として、討論の形で申し上げておきたいと思います。 終わります。
○伊能委員長 皇室経済法施行法の一部を改正する法律案及びこれに対する修正案について採決いたします。 まず、加藤陽三君外三名提出の修正案について採決いたします。 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○伊能委員長 起立多数。よって、そのように決しました。 次に、ただいまの修正部分を除いて、原案について採決いたします。 これに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○伊能委員長 起立多数。よって、本案は修正議決すべきものと決しました。 なお、ただいま議決いたしました法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 ————————————— 〔報告書は附録に掲載〕 ————————————— 次回は、来たる十二日水曜日、午前十時より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後零時二十七分散会