運輸委員会 第6号
- 発言数
- 14 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1971/12/23
会議録
○小峯委員長 これより会議を開きます。 これより請願の審査に入ります。 本委員会に付託されました請願は、全部で百四十七件でございます。 本日の請願日程第一から第百四十七の請願を一括して議題といたします。 まず、請願の審査の方法についておはかりいたします。 各請願の内容につきましては、文書表で御承知のことでもありますし、また、先ほどの理事会におきましても御検討願いましたので、この際、各請願について紹介議員からの説明聴取等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小峯委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 これより採決いたします。 本日の請願日程中、第一、第三、第一九、第二〇、第二二、第二六ないし第三〇、第三二ないし第三四、第三七ないし第四二、第五〇ないし第五二、第五六ないし第九三及び第二二五ないし第一四六の各請願は、いずれも採択の上内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小峯委員長 御異議なしと認め、さよう決しました。 残余の各請願は、採否の決定を保留いたしますので、御了承願います。 おはかりいたします。 ただいま議決いたしました各請願の委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小峯委員長 御異議なしと認め、さよう決しました。 ————————————— 〔報告書は附録に掲載〕 —————————————
○小峯委員長 なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付してありますとおり、徳島空港の二社就航実現に関する陳情書外二十八件でございます。 ————◇—————
○小峯委員長 この際、日本国有鉄道に関する小委員長から小委員会の経過について報告いたしたい旨の申し出がありますので、これを許します。徳安實藏君。
○徳安委員 日本国有鉄道に関する小委員会の経過につきまして、その概要を御報告申し上げます。 本小委員会は、第六十五回国会の本年五月に設置されて以来、前国会及び今国会に引き続き設置され、各国会とも小委員の数は十名でありまして、小委員長は私がつとめさせていただいたのでございます。小委員会は、第六十五回国会には四回、前国会には三回、今国会には四回、通算いたしまして十一回にわたり会議を重ねて今日に至った次第でございます。 その詳細は小委員会議録及びお手元の小委員会経過によって御承知をいただくことにいたしたいと存じます。 本小委員会は、発足以来、各般にわたる資料を収集し、運輸省、国鉄当局から詳細な説明を聴取いたしますとともに、各小委員の方々が種々の問題点について徹底した質疑を行ない、また小委員相互において意見の交換を行なう等、熱心に審査を進めてまいったのでございますが、去る十月二十六日の小委員会におきまして、お手元にお配りしてあります国鉄再建に関する試案等が提示されたのでございます。すなわち、自由民主党の加藤六月君からは「国鉄財政の再建に関する基本条件」と題します同君の試案が、日本社会党の久保三郎君からは「国鉄経営再建方策」と題します日本社会党案が、公明党の松本忠助君からは「国鉄経営改善についての基本的考え方」と題します同君の私案が、民社党の河村勝君からは「国鉄再建について」と題します案が提示され、それぞれ御提示の案につきまして趣旨とその内容について御説明がございました。 各案の内容は多岐にわたっておりますので、これを項目別に整理し、お手元にお配りしてあります国鉄再建に関する小委員提示案対照表により、去る十七日の小委員会におきまして、各案について、つとめて一致の方向で意見の交換を行ない、さらに昨二十二日の小委員会において本委員会への報告について協議をいたしました結果、以下申し述べますとおり報告することに決定した次第であります。 一、再建期間については、加藤試案は五十六年度までとするのに対し、他の三案は現行どおり五十三年度までとしておりまして、意見の一致を見るに至りませんでした。 二、運賃改定については、加藤試案は三回、河村案は二回行なうものとするのに対して、社会党案及び松本私案はいづれも運賃値上げは反対としており、意見の一致は見られなかったのであります。 三、公共負担については、社会党案は公共負担法(仮称)を制定して国鉄経営の安定をはかるべきであるとしており、また他の三案は法定限度までの是正及び国庫負担等による是正を行なうべきものとしておりまして、公共負担の改善をはかるべきであるとする点においては各案ともおおむね一致いたしました。 四、国鉄債務の取り扱いについては、各案とも大幅な国の財政援助の必要性をひとしく強調している点において一致いたしました。 五、地方交通線の存廃については、八十三線区は全額赤字地元負担または廃止とするもの、地方線区は運行の維持をはかりつつ経営再建をはかるべきであり、八十三線区は撤去すべきでないとするもの等、その措置については種々の相違があり、意見の一致を見なかったのであります。 六、要員の削減については、社会党案が人員削減を考えていないとする以外は、いずれも七万人または十一万人程度の削減を提案しておりますが、意見の一致をみなかったのであります。 七、市町村納付金については、条件づき存続、国の肩がわり、廃止等と意見が相違し一致を見ませんでした。 八、工事資金に対する利子負担については、各案とも三・五%を上回ることのないよう措置すべきであるとする点において一致いたしました。 九、在来線の工事規模については、各年五千億円とすることについて、おおむね意見が一致いたしました。 十、新幹線建設については、山陽、東北、上越、成田の新幹線は現行計画どおり推進すべきものであるとする点において意見が一致いたしました。 十一、鉄建公団のA・B線の扱いについては、地方公共団体が経費を負担する場合を除き、主として域内交通の用に供され、かつ、自動車輸送が低廉と認められる地方閑散線は、基本的には工事を中止すべきであるとする点において各案ともおおむね一致いたしました。十二、関連事業については、社会党案が現在の事業の再検討が先決であるとするのに対し、他の三案はいずれもその拡大、充実をはかるべきものとしておりまして、これまた意見の一致を見られなかったのであります。 十三、再建に関するその他の事項については、各案とも種々の提案がありましたが、これについては論議を尽くすに至りませんでした。 十四、各小委員提示案及びその対照表は、委員会議録に掲載されるようお取り計らいを願いたいと存ずるのであります。 以上でございます。 これをもちまして、小委員会の経過の御報告を終わります。(拍手)
○小峯委員長 以上で、報告は終わりました。 この際、政府側から発言を求められておりますので、これを許します。丹羽運輸大臣。
○丹羽国務大臣 ただいま、日本国有鉄道小委員会委員長からの御報告を伺った次第でございますが、当面の最も大きな課題でございます国鉄の問題に関しまして、自由民主党、社会党、公明党、民社党、各党それぞれ貴重なる御意見を御提出いただきまして、小委員会におきまして御熱心に御討議をいただきまして、ただいま小委員長の御報告がございましたような、いろいろの角度からの貴重な意見をおまとめいただきました。私、それを伺いまして、責任者といたしまして、皆さまのほんとうにありがたい御意見につきまして、深くお礼を申し上げる次第でございます。 今日の国鉄問題は、内政上の最も重大問題でございまして、皆さまの貴重な御意見をとくと体しまして、これから国鉄行政の推進に全力を尽くすつもりでございますので、ひとつ一そうの御叱正と御鞭撻をお願いする次第でございます。 また、この機会に、常に運輸委員会におきましては、先生方の格別な、適切なる御意見を拝聴いたしまして、私、当面いろいろ問題をかかえております運輸行政を推進する上におきまして、これまた非常に力強い、私どもの推進の基礎となるものと確信をしておりますので、一そうの御鞭撻をお願いする次第でございます。 心からお礼を申し上げまして、ごあいさつにかえる次第でございます。(拍手)
○小峯委員長 速記をとめて。 〔速記中止〕
○小峯委員長 速記を始めて。 この際、おはかりいたします。 ただいま小委員長の報告にありました各小委員提示案及びその対照表につきましては、本日の会議録に掲載するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小峯委員長 御異議なしと認め、さよう決定しました。 ————————————— 〔各小委員提示案及びその対照表は本号末尾に掲載〕 ————◇—————
○小峯委員長 次に、閉会中審査に関する件についておはかりいたします。 すなわち、 陸運に関する件 海運に関する件 航空に関する件 日本国有鉄道の経営に関する件 港湾に関する件 海上保安に関する件 観光に関する件 気象に関する件 以上各件について、閉会中もなお調査を行なうことができますよう、議長に対し申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小峯委員長 御異議なしと認め、さよう決定しました。 本日は、これにて散会いたします。 午前十時五十一分散会 ————◇—————