物価等対策特別委員会 第2号
- 発言数
- 21 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1971/07/24
会議録
○理事(山下春江君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。 佐田委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が委員長の職務を行ないます。 委員の異動について御報告いたします。 七月二十一日、伊部真君が委員を辞任され、その補欠として鈴木強君が選任されました。 また、昨二十三日、木村睦男君が委員を辞任され、その補欠として長屋茂君が選任されました。 —————————————
○理事(山下春江君) 委員長辞任の件についておはかりいたします。 佐田委員長から、文書をもって、都合により委員長を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(山下春江君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○理事(山下春江君) この際、佐田君から発言を求められておりますので、これを許します。
○佐田一郎君 短い期間ではありましたが、いろいろ皆さんの御協力をいただきまして、つつがなく今日までまいりましたが、今後ともひとつよろしくお願いいたします。たいへんお世話になりました。(拍手) —————————————
○理事(山下春江君) これより委員長の補欠選任を行ないます。 つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○竹田四郎君 私は、委員長に長屋茂君を推選することの動議を提出いたします。
○理事(山下春江君) ただいまの竹田君の動議に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(山下春江君) 御異議ないものと認めます。よって、委員長に長屋茂君が選任されました。 ————————————— 〔長屋茂君委員長席に着く〕
○委員長(長屋茂君) 一言ごあいさつを申し上げさしていただきます。 ただいま皆さま方の御推挙によりまして委員長の重責をになうことになりました。まことに微力でございまするが、皆さま方の御協力を賜わりまして、円滑公正な運営を行なってまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 なお、いま一言づけ加えさせていただきまするが、私のこれまでの経歴上、経済関係の問題は一番うとくございます。当面、皆さま方、特に理事並びに委員の方々に御迷惑をおかけするような失態がないように心がけてまいりますので、どうか一そうの御協力、御指導をお願い申し上げます。(拍手)
○委員長(長屋茂君) 木村経済企画庁長官及び木部経済企画政務次官から発言を求められておりますので、この際、これを許します。 木村経済企画庁長官。
○国務大臣(木村俊夫君) 物価等対策特別委員会が開かれるにあたりまして、物価対策及び国民生活行政の基本姿勢についての所信の一端を申し述べ、本委員会委員各位の御理解と御鞭撻を得たいと思います。 わが国経済は、昨年後半以降景気の後退局面に入りました。いまだにこれを脱し切っておりません。 このような景気情勢を反映いたしまして、最近の卸売り物価はほぼ安定的に推移いたしておりますが、消費者物価は依然として根強い上昇基調にございます。 すなわち、本年に入りまして、季節商品が全体としてやや落ちつきを示しているものの、サービス料金、中小企業製品等の値上がりはなお顕著であり、消費者物価の先行きは必ずしも楽観を許さない情勢にあります。 申すまでもなく、物価の安定は国民の最大の関心事でありますので、私は、物価の安定を経済運営の最重点課題の一つとして、格段の努力を傾注してまいる決意であります。 長期的に物価を安定させる基盤を形成するためには、総需要の適正な管理を通じまして、わが国経済を安定成長の路線に定着させることが基本であります。同時に、最近における物価上昇が、経済の急激な発展に伴う経済各部門の生産性上昇格差に起因する面が大きいことにかんがみまして、農業、中小企業、流通サービス部門の低生産性分野においては、構造改善を積極的に推進してまいらなければならないと考えます。 特に、国民の日常生活に大きな影響のある生鮮食料品につきましては、長期安定的な生産体制の確立と流通機構の改善を通じまして、その価格の長期的安定のための諸施策を一段と強化してまいる所存でございます。 また、輸入自由化、関税率の引き下げ等の輸入対策は、これまでも物価対策の重要な柱の一つでありましたが、特に今日のわが国の国際収支の状況は、これらの施策を一そう意欲的に展開してまいることを可能ならしめているのでございます。したがいまして、政府といたしましては、物価対策の観点からも、過般決定を見ました八項目にわたる対外経済政策中の輸入政策を思い切って推進していく考えでございます。 さらに、公共料金につきましては、今後ともその引き上げを極力抑制することを基本としつつ、企業等の合理化を進めますとともに、合理的な公共料金体系のあり方についても十分検討を加えまして、物価安定の確保のために最大限の努力を払ってまいる所存でございます。 また、価格が競争機能を通じ適正に形成されることは物価安定上きわめて有効でありますので、独占禁止法の厳格な運用、事業許認可制の再検討等の施策を引き続き充実させていく考えでございます。 このほか、わが国物価の長期的安定を確保してまいりますためには、工業製品の寡占的価格形成の問題や賃金問題等について検討を進めていくことが、これまた肝要と思われますので、各種審議会等の場も活用しつつ、これら問題にかかわる実態の究明と、わが国経済社会に適合する有効な施策の樹立につとめてまいる所存でございます。 物価政策と並んで国民生活にとって重要な消費者行政につきましては、消費者保護基本法の精神に従いまして、各般の施策を鋭意進めてきておりますが、有害食品、虚偽表示等の事例はあとを断たない状況にあります。したがいまして、今後とも有害食品の防止、規格及び表示の適正化、あるいは消費生活にとりまして必要な情報の提供等、各般の施策を強力に進めてまいりたいと思います。 また、国民の日常生活上の諸問題につきまして円滑な情報、意見の交流をはかるため、昨年十月に国民生活センターを発足させましたが、一応準備期間も終わりまして、その活動も徐々ではございますが、本格化してまいっておりますので、政府といたしましても、今後その充実をはかりまして、国民との対話の場を確保していく考えでございます。 以上、私は、物価対策や生活行政について所信の一端を申し述べた次第でございますが、それらの諸施策を総合的立場から着実に実行することが何よりも肝要と考えております。本委員会及び委員各位におかれましても御支援と御鞭撻を賜わりますよう心からお願い申し上げる次第でございます。
○委員長(長屋茂君) 続いて、木部経済企画政務次官。
○政府委員(木部佳昭君) このたび経済企画政務次官を拝命いたしました木部佳昭であります。 委員会の皆さま方、また委員の諸先生方におかれましては御鞭撻と御支援を賜わりますよう心からお願い申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきます。 —————————————
○委員長(長屋茂君) 次に、継続調査要求についておはかりいたします。 当面の物価等対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本院規則第五十三条により本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(長屋茂君) 御異議ないと認めまして、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(長屋茂君) 御異議ないと認めまして、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(長屋茂君) 次に、委員派遣承認要求に関する件についておはかりをいたします。 当面の物価等対策樹立に関する調査のため、閉会中に委員派遣を行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(長屋茂君) 御異議ないと認めます。 つきましては、派遣委員の人選、派遣地、派遣期間等は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(長屋茂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、本院規則第百八十条の二により議長に提出する委員派遣承認要求書の作成等も、便宜委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(長屋茂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十一時二分散会