本会議 第16号
- 発言数
- 10 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1969/04/09
会議録
○副議長(安井謙君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。 —————・—————
○副議長(安井謙君) これより本日の会議を開きます。 日程第一、日本国とオーストラリア連邦との間の漁業に関する協定の締結について承認を求めるの件。 日程第二、日本国とユーゴースラヴィア社会主義連邦共和国との間の文化協定の締結について承認を求めるの件。 (いずれも衆議院送付) 以上両件を一括して議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(安井謙君) 御異議ないと認めます。 まず、委員長の報告を求めます。外務委員長山木利壽君。 〔山本利壽君登壇、拍手〕
○山本利壽君 ただいま議題となりました条約二案件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、オーストラリアとの漁業協定は、昨年一月、オーストラリアが沿岸から十二海里までの漁業水域を設定したことに対し、わが国としては、沿岸国による一方的な漁業水域の設定は国際法上認められないとの立場から異議を唱え、この水域におけるわが国の操業を確保するために交渉を行なった結果、署名されたものであります。 協定の内容は、わが国の船舶が過去五年間の年間操業水準の平均を越えない範囲で、オーストラリアの領海の外側、距岸十二海里までの水域のうち、オーストラリア本土周辺の特定水域においては一九七五年まで、また、パプア、ニュー.ギニア地域沖合いの特定水域においては一九七一年または合意されるその後の日まで、マグロ漁業に従事することを定め、また、わが国のマグロ漁船が、少なくとも一九七五年までシドニー外三つの港に寄港できることを規定しております。 次に、ユーゴースラヴィアとの文化協定は、戦後わが国が締結したアラブ連合、パキスタン等との文化協定の内容と類似したものでありまして、わが国とユーゴースラヴィアとの間の文化交流を促進するため、各種の便宜供与、文化活動の奨励、教授、学生の交換等について規定しておるものであります。 委員会におきましては、わが国とオーストラリアとの間の諸問題、わが国と諸外国との文化交流の問題等につき熱心な質疑が行なわれましたが、詳細は、会議録によって御承知願います。 四月八日、質疑を終え、討論採決の結果、両件はいずれも全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。 以上御報告申し上げます。(拍手)
○副議長(安井謙君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。 両件全部を問題に供します。両件を承認することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○副議長(安井謙君) 総員起立と認めます。よって、両件は全会一致をもって承認することに決しました。 —————・—————
○副議長(安井謙君) 日程第三、地方税法等の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。 まず、委員長の報告を求めます。地方行政委員長内藤誉三郎君。 〔内藤誉三郎君登壇、拍手〕
○内藤誉三郎君 ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案につきまして、地方行政委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、住民負担の軽減及び合理化をはかるため、個人の住民税の課税最低限度額の引き上げ、住民税及び事業税の青色事業専従者給与にかかるいわゆる完全給与制の実施、料理飲食等消費税、電気ガス税及び自動車取得税についての免税点の引き上げ等の措置を講ずるほか、宅地開発に伴い必要となる公共施設の整備に要する費用に充てるため、市町村が目的税として宅地開発税を課することができることとするとともに、地方道路譲与税の譲与基準の合理化並びに日本国有鉄道が納付する市町村納付金の軽減合理化等をはかろうとするものであります。 委員会におきましては、地方税制度の抜本的改革、住民税の課税最低限の引き上げ、料理飲食等消費税の軽減、非課税措置の整理、土地税制と供給対策等につき、熱心なる質疑がありましたが、その詳細は、会議録によって御承知願います。 質疑を終了し、討論に入りましたところ、本案に対し、日本社会党を代表して竹田委員より反対、自由民主党を代表して熊谷委員より賛成、公明党を代表して原田委員より反対の意見がそれぞれ述べられました。 採決の結果、本案は賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本案に対し、市町村、特に大都市の税源充実、住民税等住民負担の軽減等をはかるべきであるとの附帯決議案が各派共同により提出され、全会一致をもって委員会の決議とすることに決定いたしました、 以上御報告申し上げます。(拍手)
○副議長(安井謙君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。 本案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○副議長(安井謙君) 過半数と認めます。よって、本案は可決せられました。 本日はこれにて散会いたします。 午後一時十二分散会