農林水産委員会 第35号
- 発言数
- 29 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1969/06/10
会議録
○丹羽委員長 これより会議を開きます。 農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。 この際、おはかりいたします。 昭和四十四年産生産者米価決定に関する件について、決議をいたしたいと存じます。 先刻の理事会におきまして御協議をお願いいたしておりましたが、ただいま各党間の協議がととのい、その案文がまとまりました。便宜私から案文を朗読いたします。 昭和四十四年産生産者米価決定に関する件(案) 政府は、本年産生産者米価決定については、食糧管理法第三条第二項の規定にのっとり、生産費及び所得補償方式に基づき、物価等経済事情の変動を考慮し、生産農民が再生産を確保できるよう決定すること。 なお、消費者米価については、物価及び消費者家計の安定の見地から据置くこと。 右決議する。 以上であります。 ただいま朗読いたしました案文を、本委員会の決議とするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○丹羽委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 この際、ただいまの決議について政府の所信を求めます。小沢農林政務次官。
○小沢(辰)政府委員 ただいまの御決議の趣旨を尊重いたしまして、努力をいたします。
○丹羽委員長 なお、ただいまの決議の関係当局への参考送付等の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○丹羽委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 ————◇—————
○丹羽委員長 農林水産業の振興に関する件について質疑の申し出がありますので、これを許します。稲富稜人君。
○稲富委員 私は、ただいま決議もされました四十四年度の米穀の政府の買い入れ価格につきまして、若干の質問をいたしたいと思うのでございます。これは農林大臣に質問いたすべきでございますけれども、農林大臣おられませんので、関係の方々から御答弁願いたいと思うのでございます。 まず、最初にお尋ねしたいと思いますのは、先般の本委員会の質問にも関連することでございますが、政府は、本年度の米価決定にあたりまして米審に諮問をいたしました。その諮問の要綱というものは、食管法に基づいてやるべきが当然である、かように考えます。しかるに、食管法の第三条第二項には、ただいま決議もされましたように、「生産費及物価其ノ他ノ経済事情ヲ参酌シ米穀ノ再生産ヲ確保スルコトヲ旨トシテ之ヲ定ム」ということが規定をされております。ところが、先般の米価審議会に諮問されましたその諮問の主文の中には、「米穀の需給事情を考慮して決定することにつき、」という、経済事情の中における需給事情という最も小範囲なものを限定して諮問されたということは、これは食管法の趣旨には沿わないことになってくるわけなんです。この点をわれわれは政府に強くただしたのでございますが、政府はそのとき、この需給事情の中にも経済事情は十分加味されているんだという農林大臣の答弁がありました。 それで私は、そのときに農林大臣に対しまして、しからば、この需給事情というような小さい範囲に限定して諮問がなされることは、諮問が食管法の趣旨にも反することになるから、米審に対して農林大臣は、この需給事情ということは、すなわち、食管法に定める第三条第二項の物価あるいは労賃というようなものを含んだ経済事情を参酌してという意味だということを補足説明をするかと言うと、明日米審がありますから、その点は説明するという答弁があったのでございますが、その点が補足説明されたのであるかどうか、この点をまず伺いたいと思うのでございます。
○小沢(辰)政府委員 当委員会におきまして、「其ノ他ノ経済事情」の中に米穀の需給事情というものが入るか入らぬか、それを考慮して決定することにつき御意見を問うというあの諮問が、違法であるかどうかという御議論がございました。私どもは、「其ノ他ノ経済事情」の中には、需給事情が入るんだという一貫した解釈を従来からとっているというお答えを申し上げました。 いま先生がおっしゃいましたように、しからば、この国会の議論を米価審議会に、大臣からそういう議論があったことをよく補足説明をしたらどうだというお問いにつきまして、大臣が、それはやりましょうと、当時私はおりませんでしたが、お答えをいたしたやに聞いております。翌日の米価審議会には、大臣からそういうようなお話も、また説明員のほうからもありましたし、また、政府側としての見解も同時に米審において披瀝をして、いろいろ御議論を願ったと私は信じております。
○稲富委員 今回の米審の答申等を見ますと、諮問されましたこの主文というものが、はたして広範の経済事情、すなわち物価その他の労賃等、そういうものを十分参酌して答申が出されたかということに対して非常に疑わざるを得ない。やはり政府が最初に諮問した需給事情のみを考えて答申をされた、こういうような点が非常に多いのであります。 この答申の内容をごらんになってもわかりますが、その中にも、「需給事情を考慮することは妥当であるとの立場の委員においては、」こういうことが書いてあります。この点から見ても、いま次官が御答弁なさいましたように、この需給事情というものは、経済事情という意味を加味したものであるということが大臣からさらに補足説明をされておるとするならば、たとえば、この答申の内容を見ましても、最後にあります「需給事情を考慮することは妥当であるとの立場の委員においては、」ということは、「経済事情を考慮することは妥当である」こういうことに置きかえられなければならないと私は思う。やはりこの「需給事情を考慮する」ということを答申の内容にはっきり示してあるということは、この諮問の主文の需給事情というものを尊重してやったものだといわなければいけない。 そうすると、大臣はこれを補足説明したとおっしゃるけれども、どういうような程度で補足説明されたか、そのわれわれの意のあるところは十分米審には伝えておられない、かように解釈をしなければできないと思うのでございますが、この点どういうことで補足説明されたか、もっと具体的に承りたいと思うのでございます。
○小沢(辰)政府委員 米価審議会におきましては、生産者代表の方々から、この答申の中にもありますように、「米穀の需給事情を考慮することは食糧管理法の趣旨にもとる」という立場から、非常にいろいろ繰り返し御議論がございました。したがいまして、大臣から申し上げましたのは、国会でそういう議論のあったことを申し上げたわけでございまして、先生方との質疑応答の詳しいことを申し上げるような立場ではなかったと思うわけでございます。 そこで、この経済事情の変動というものを、試算の場合に、家族労賃の評価がえのときにも、あるいは物財費の算定をするときにも、賃金、物価の上昇の点は、私どもの生産費調査によりまして得ましたデータをもって十分織り込んであるわけでございまして、「其ノ他ノ経済事情」の中で、特に今年はこういうような米穀の需給事情であるから、それを考慮に入れた決定をするということについての可否、この点も、当然方式と並んであわせて諮問をいたし、それについて御答申の中には、そういう生産費及び所得補償方式を基本とするということは妥当であり、米穀の需給事情を考慮することについては可否両論があった、ただ、妥当であるとする見解が多数といいますか、多くの委員からそういう発言があった、こういうことで、しかも、需給事情を考慮するならば政府の試算は妥当であろう、こういう答申でありますので、そのまま私どもは受け取っておるわけでございます。
○稲富委員 あまり長く質問しませんが、この答申をごらんになりますとわかるように、経済事情とか、あるいは物価とか労賃とかうたってない。文句は常に、第一から第二まで、この「需給事情を考慮する」という文句しか書いてないということは、この諮問の主文に需給事情ということで諮問されておるからそれにこたえたものである、こう言わなくちゃいけないと思う。 それで、最後の本年度の米価を決定するのは政府でございます。ただいま農林政務次官がここで答弁なさっていることは政府を代表する答弁だと、かように解釈いたします。それでわれわれは、ただいまの決議にもありましたように、少なくとも食管法の第三条第二項がが示しますように、「物価其ノ他ノ経済事情」ということは、労賃、それまでも含んだ経済事情をもって米価は決定すべきものであって、少なくとも米審に諮問をされたような、需給事情という限定された理由で決定すべきものではないのだ、この限定された需給事情を基礎として本年度米価を決定するということは、これは食管法の趣旨には沿わないのだということで、われわれは本日の決議がなされたと思うのであります。 それで、この際ひとつ政府代表としての次官から、本年度米価決定に対しては、この点は需給事情ではなくして、そういう限定したものではなくして、すなわち経済事情、これには物価、労賃、そういうものを含んだ経済事情、こういうことを加味して本年度の米価を決定すべきものであるということを、本委員会の趣旨に沿って、直ちに関係政府方面に連絡をとって、その趣旨を述べていただきたいということを、特にこの際要望したいと思いますが、政府を代表して次官の御答弁を求めたいと思うのであります。
○小沢(辰)政府委員 御趣旨はよくわかっておるつもりでございますが、私どもとしては、生産費及び所得補償方式を基本とするという立場の基本方針の中に、当然労賃の値上がりは評価がえのときに十分織り込んでございますし、また、物財費その他の経費の算定につきましては、物価の上昇等についても十分織り込んでいくことについてはっきりと方針を示し、それについては異議がないという全会一致の御答申をいただいておりまして、ただ、需給事情をこの際考慮するかどうかについては意見が分かれて、多数は考慮するのもやむを得ぬだろう、少数は考慮するのはむしろ食管法の趣旨にもとる、こういう御答申でございました。 ただ、本日ただいま当委員会でさらに、食管法のこの規定に基づきまして、物価その他の経済事情を考慮して決定をし、再生産を確保しろという御決議がございますので、この点を私どもとしてはさらに十分洗い直してみて、反省をしてみて、十分御趣旨を尊重し、そうして努力をさらにいたしたいと思います。
○稲富委員 なお、もう一点お尋ねしたいと思いますが、本年度米価決定に対しまして、われわれが新聞等で知るところによりますと、四十四年度の米価は、生産者米価は据え置きにして、総合農政費その他の何かの名目をつけて別個に金を支出しようというような方針があるやに承っております。私たちは、今日、わが国の農業についての総合農政の必要性は十分承知をいたしております。しかしながら、総合農政に対する対策費というものは、当然今日のわが国の農業を立て直す立場から政府が積極的に取り組まなくちゃいけない問題であって、かりそめにも本年度の生産者米価で、足らざるものをこれで肩がわりをするというようなことは、やるべきものではないと私は考える。 しかも、総合農政というものは、直ちに実りあるものではございません。将来実りのあるものである。その総合農政に政府が取り組んで、総合農政が樹立されたその後において、これで何とかしょうというならばうなずけるけれども、その総合農政は、いまさら計画しようとしても前進していない。実を結んでいない。そのときに、総合農政に肩がわりをするから、本年度の米価は据え置きにしてがまんをしてくれということは、私は農民の生産意欲をなくする結果になると思う。こういうことは、私は農政上政府のとるべきものではない、かように考えます。 それで、総合農政費は総合農政費でやり、本年度米価は本年度米価として、ただいま申しましたような、経済事情その他を参酌して、当然これは物価高あるいは労賃の上昇等から、本年度の生産費を償い得るような、次期生産を確保し得るような米価決定をやるべきが妥当である、かように私たちは考えるのでございますが、これに対して政府はいかなる考えを持っていらっしゃるか、承りたいと思うのであります。
○小沢(辰)政府委員 私どもは、あくまでも答申を尊重するという政府のたてまえ、並びに当委員会の決議の趣旨を尊重申し上げまして、今年度の米価の最終的な決定をいたすわけでございまして、総合農政の費用によってこれをすりかえるような考えはございません。先生のおっしゃっているのはどういう点の情報かわかりませんけれども、私ども政府としては、総合農政の費用をもって米価のすりかえにするようなことは、いままで考えておりません。
○稲富委員 最後に、この米審の答申を尊重して決定するとおっしゃったのでございますが、それだから先刻私が申し上げましたように、本年度の諮問の主文に、需給事情を参酌するという間違った諮問をやっている。基本的にそれによって答申されたその答申を尊重すれば、これは、食管法の趣旨に反した結果になってくるということをわれわれは憂慮するものでございます。 そういう点からいって、基本的にこの経済事情あるいは物価、労賃、そういうものを参酌して米価決定しなくてはいけないのに、諮問するときに、需給事情というものに非常にウエートを置いて諮問したことに、非常に問題があるということをわれわれは言っておるのだから、そういう点からいって、それは基本的にこの米審の答申というものを尊重するとおっしゃるかもしらぬけれども、その答申をなす基本的な諮問の主一文において、非常に遺憾な点があったということは、これはあなた方もお認めになっているだろうと私は思う。こういう点から、私たちはこの点を十分お考えにならなくてはいかぬ問題じゃないか、かように考えます。 ただ、答申を尊重するんだということばはいいけれども、答申そのものというか、また話は戻りますけれども、食管法の第三条の第二項のこの規定に沿うていないような、そういうような諮問がなされたというところに問題があるのであるから、その点は、答申を尊重しながらもそこにさかのぼって、政府は米価決定に際しては考えなくてはいけない問題があるということを、参考にする必要があるということを、十分考えていただきたいと思うのでございますが、いかがでございますか。
○小沢(辰)政府委員 過般の当委員会におきましても、ただいまの諮問の適法性、あるいは妥当であるかどうかをめぐりまして御議論がございました。私どもの大臣からお答えを申し上げましたように、政府としては妥当だという見解をもって、そこが先生方と、実は所見を異にいたしたわけでございます。 私どもは賃金の上昇あるいは物財費の値上がり、物価等の変動については、十分生産費・所得補償方式の算定の中で考慮をいたしておるわけでございまして、ただ、今年は特に需給事情を考慮した決定をすべきかどうかについて、この点については、さらにつけ加えて米価審議会の意見をお願いいたしまして、その答申をいただいて政府の判断の基礎にしたい、こういうことでお願いをしたわけでございます。先生のおっしゃることもわかるのでございますが、この点が食管法の趣旨にもとるというふうに、私どもとしてはどうも考えられない点は、これは、御意見と私どもの意見の相違のように思うわけでございます。
○稲富委員 時間がありませんから結論に入りますが、それで問題は、本委員会で決議したということは、需給事情のみを参考として本年度米価決定をするということはおもしろくないから、経済事情、物価、労賃、そういうものを勘案して今年度の米価は決定すべきであるということが、先刻の決議になったわけでございます。それで諮問の「需給事情を考慮して」という問題は、そういう意味ではなかったとおっしゃる。それはそれとして、あらためて本委員会の意思を尊重して、これは十分考えていただきたいということが一点。 さらにまた、少なくとも本年度米価決定にあたっては、農民が生産意欲をなくするような米価決定はやるべきではないという点から、農民の意思を十分尊重し、農民に希望を持たせ、農民が生産意欲を持つような米価決定をやるべきであるということを政府は肝に銘じて、本年度の米価を決定していただきたいということを強く要望いたしまして、これ以上質問をいたしましても、ただ水かけ論でございますので、その点は強く要望いたしまして、これに対する政府の決意を承りまして、私の質問を終わることにいたします。
○小沢(辰)政府委員 御承知のとおり、施政方針演説で総理がお述べになっておられますように、政府としての方針は、両米価を据え置くことになっておるわけでございます。したがいまして、現在でもその方針は変わらないと思いますけれども、当委員会の決議等の趣旨も尊重いたしまして、何らかの措置をそこにさらに加えることができるかどうか、目下十分検討をいたしておるところでございますので、できるだけ、先ほど申し上げましたように御趣旨を尊重して、何らかの措置ができますように、一そう努力をいたしたいと思うのでございます。
○稲富委員 私は、これで質問をやめるつもりでございましたが、そういう御答弁をされるとまた聞かなくてはならない。問題は、政府が本年度米価を据え置きにするという方針を、経済事情その他を参酌する前に決定しておるところに非常に問題があるわけです。それでは農民の生産意欲を阻害することになり、ひいては食管法の趣旨にも反する行為になりますから、最初政府はそういう方針を立てたとしても、その後における経済事情、あるいは物価状態、あるいは労賃の上昇状態、こういうものを考えて、時宜に沿うたような米価を決定することが妥当であり、これが食管法の精神に沿うゆえんであるのだということを言っておるわけです。そうしなければ、農民の次期生産を確保するという意欲もなくなってくる。そういうことをわれわれは憂慮するがために、政府は、最初はどういうことを総理大臣が言ったか知らぬけれども、たとえその方針であっても、その後の経済事情の変動、そういうことも参酌して政府は考えなくてはならない、そこに米価決定の基本がなくてはならないと私は思う。そういう点から、遺憾なきことを期するように政府に要望し、先刻の決議もなされたと思う。 ところが、また最初に総理大臣の施政方針演説で言ったことを繰り返して言われると、われわれがこれほど熱意を持って誤りないような方針を政府はとるべきであると言っておるにもかかわらず、これに対しては、御意見を尊重いたしますと言いながらも、尊重していないということになってくるのだから、これでは納得がいかないものでございますから、その点を政府は十分考えるべきではないかということを強く要望しておるのであって、その点ははき違えないようにしてもらわなくては困るのです。
○小沢(辰)政府委員 いや、先生の御趣旨が何らかの形で通りますように、私どもは総理のそういう据え置きの方針ということでずっと来ておるけれども、何らかそこに加えるものがあるのかどうか、目下検討いたしており、また努力をいたしておるということを申し上げたわけでございます。先生のいまおっしゃったような再生産の意欲を燃やすような、何らかさらに配慮ができるものならということで努力を申し上げると申し上げたわけでございます。
○稲富委員 その点もう一つ。再生産の意欲を燃やすためには、いま言うように、別な金を出すということではなくて、本年度の米価においてそれはなすべきである。本年度の米価決定というものと、それから総合農政費で出す、そういうものを切り離して、総合農政は総合農政として対策をやるとしても、本年度米価に対しては、農民の期待に反しないようなことをやるべきであるということ、これが非常に重要な問題であると私は思うのです。その点からひとつ米価決定に臨んでもらいたいということを、われわれは強く要望しているのであるから、その点もあわせて本年度米価の問題として考えていただくことが妥当である、かように考えるわけであります。 これで終わります。
○小沢(辰)政府委員 米価ずばりで、何かただいま私が考慮するとかしないとかいうことは、これはもう私どもの立場上、大臣が出ましても申し上げられないことは先生もおわかりであろうと思うのでございます。 ただ、先ほども申し上げましたように、総合農政でことしはいろいろな施策をやっておるから、それが米価のすりかえだというような、もちろんいま言われたような考えはないということもはっきり申し上げたわけでございます。さらに、いま先生が再生産を確保する意欲がさらに燃えていくようにという、その御趣旨といいますか、お気持ちといいますか、そういうような点も考慮して何らか措置がないかということについて、さらに一そうの努力をしたい、こういうことでございますので、御了承願いたいと思います。
○稲富委員 いつ米価が決定するかわかりませんから、ここで議論しておっても決定してしまったらしようがございませんから、われわれの意のあるところを、直ちにひとつ関係方面にお伝え願いたいということを申し添えまして、私の質問を終わります。 ————◇—————
○丹羽委員長 農地法の一部を改正する法律案を議題といたします。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。伊賀定盛君。
○伊賀委員 私の質問の順序になったのでありますが、いま承りますと、確かに政府・与党の方々が米価のほうにたいへん御熱心で、そちらのほうにおいでいただいておるということは、よく事情はわかりますけれども、しかし、米価だけが重要であって、農地法の一部改正が重要でないということは言えません。まして農地法というのは、今後の農村を大きく——今後の農業をどうするかという重要な問題でもございますので、この際、大臣の出席もございませんし、政府・与党の方々の出席もたいへん少ないようでございますので、私の質問を暫時留保いたしたいと思います。さよう委員長のほうでお取り計らいをいただきたいと思います。
○丹羽委員長 この際、暫時休憩いたします。 午後零時五十五分休憩 ————◇————— 午後二時五十九分開議
○丹羽委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 午前の会議に引き続き質疑を続行いたします。伊賀定盛君。
○伊賀委員 午前中に引き続きまして、委員長のたいへんな御熱意によりまして午後続会を見たのでありますが、ごらんのとおり、依然として委員の出席数が好ましい状態ではございません。特に与党の場合がそうでございます。午前中にも申し上げましたけれども、農地法の審議にあたりましては、私も人一倍だれにも劣らないだけの熱意を持っておりますので、場合によりますと、あるいは定足数に満たないままでもやりたいくらいな熱意を持っておりますけれども、しかし、それが前例になっては困りますから、やはり一応、神聖な委員会でございますから、暫時私の質問を留保いたしたいと思います。委員長でお取り計らいいただきたいと思います。
○丹羽委員長 ただいま伊賀定盛君の御発言のようでございますから、暫時休憩をいたします。 午後三時一分休憩 ————◇————— 〔休憩後は会議を開くに至らなかった〕