内閣委員会 第16号
- 発言数
- 26 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1969/04/17
会議録
○藤田委員長 これより会議を開きます。宮内庁法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。 この際、おはかりいたします。本案に関して新東京国際空港公団総裁今井栄文君を参考人とし、意見を聴取したいと存じますか、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 なお、御意見は質疑をもって聴取することといたします。 —————————————
○藤田委員長 質疑の申し出がありますので、これを許します。淡谷悠藏君。
○淡谷委員 この法案は非常に簡単な法案のように見えておりますけれども、内容をしさいに検討いたしますと実に多くの問題をかかえております。これは先般強行採決をされました総定員法の場合の質疑でも申し上げましたけれども、農地法の今後のあり方、それから法律と法令との関係等はむろん非常に重大な今後の国会運営の問題点であります。特にこの法案が提出されましたおもなる動機は、新国際空港の建設に伴なうものであるだけに、この新国際空港の性格、意義というものがこの際鮮明にされませんと根本的に根底が狂ってくるような重大な意義を含んでいるのであります。先般いま少し私徹底して質問申し上げたかったのですけれども、委員長の強行採決により質疑が中断されまして、これは法案を通すためとおっしゃるかもしれぬけれども、国会の権威を保つためには審議は十分尽くさなければ保たれない。最後にはああいう手段をとられますと、国民全般の国会の権威に対する疑問が生じると思いますので、私はできるだけ刺激を避けるような低姿勢で質問いたしますから、ひとつ御答弁のほうもそういう意味で事実を明らかにするという形で御答弁を願いたいと思うのであります。 最初お聞きいたしたいのは、この前の同じ法案の審議の際に、運輸省のほうから羽田の空港は国内空港として使い、新国際空港は全部国際航空を扱うといったような御答弁があったようでございます。この点、もう一ぺん確認したいと思います。
○手塚政府委員 御質問のとおりでございまして、羽田のほうは国内線専用に使う、成田のほうは国際線専用に使う、そういうふうな空港配分を考えております。
○淡谷委員 先般要請いたしました資料を手元までお届け願っておりますが、東京国際空港における離着陸の回数、昭和四十二年のものとして、米軍機、MACチャーター機を含んで四千五百十四回、自衛隊機は三百九十四回、民間機その他は十万六千五百四十六回とありますけれども、この民間機とあるものの中には、国際空路をいく民間機がどれぐらい入っておるのか。成田空港と羽田空港との機能が全然別だとしますと、それが明らかにされなければならないと思いますが、民間機の中で国内航空をやっているのと国際航空のものと数をお分け願いたいと思うのであります。
○手塚政府委員 数字的には毎年いろいろ変動がございますが、概括的に申し上げますと、全体の二割が国際線、八割が国内線というふうに考えられたらよろしいかと思います。
○淡谷委員 自衛隊機はどうでございますか。
○手塚政府委員 四十三年度の数字で申し上げますと、数字といたしまして一月から十二月、暦年で三百三十七機でございます。ちなみに四十二年度は百九十七機の離着陸でございます。
○淡谷委員 この資料に基づいてお聞きしているのですが、四十二年度の三百九十四回のうち何回が国内で何回が国際かという問題です。
○手塚政府委員 ただいま御指摘の数字につきまして、ちょっと手元の資料が違っておるかと思いますが、至急取り寄せましてその内容を調べます。
○淡谷委員 これは国際空港、国内空港という機能を完全に分離するというのですから、この数字が明らかでありませんと年間を通じての回数がわからない。至急資料をお取り寄せ願います。待っています。
○藤田委員長 ちょっと速記をとめて。 〔速記中止〕
○藤田委員長 速記を始めて。
○手塚政府委員 四十二年度の数字で申し上げますと、四十二年度の離発着回数十一万一千二百五十四回……。
○淡谷委員 ちょっと、これは運輸省から出した資料なんですが、十一万一千四百五十四回になっておりますよ。
○手塚政府委員 四百五十四回でございますか。
○淡谷委員 四百五十四回。これは刷ったものをぼくはもらったのですよ。数字をでたらめにしちゃいけませんよ。数字はどうでも書けるだろうけれども、実際はやはりごまかしちゃいかぬのですよ。これはあなたのほうから出した資料ですよ。
○手塚政府委員 それではいま同じ資料を取り寄せますから、ちょっとお待ち願います。
○淡谷委員 これは私は数字にこだわるようですけれども、非常にふくそうしてきた空路の中に、二百回も違っておったのでは、ダイヤの組み方がないでしょう。これは列車なら衝突しますよ。運輸省が自分で出した資料です。ついこの間ですよ、もらったのは。当委員会で要求して、出してもらった数字と、きょうの御答弁が食い違うようでは、とても責任のある審議はできません。正確に出してください。 〔「休憩、休憩」と呼び、その他発言する者あり〕
○藤田委員長 ちょっと速記をやめて。 〔速記中止〕
○藤田委員長 速記を始めて。 それでは、運輸省の資料が来るまで暫時休憩します。 午前十一時六分休憩 ————◇————— 午前十一時四十九分開議
○藤田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
○伊能委員 委員長、議事進行。休憩前に淡谷委員から、政府提出の資料について政府答弁とのそごを来たしました点についてははなはだ遺憾でありますので、この点は、昭和四十二年度の羽田発着の総数、そのうち国際線、国内線、軍関係は米軍、自衛隊等の内容についてそごのないような明確な資料を提出していただいて、淡谷委員の納得のいく質疑に入られたい。 と同時に、淡谷議員へ提出せられました、本委員会における淡谷議員の要求に基づく資料が、たまたま本委員会全員に配られずして淡谷委員にのみ配付された、かような事態は委員会としては間間あることでございますから、それはそれで差しつかえないと思いますが、今後はそういう問題については、委員会として要求せられたものは委員会全員に配付せられるよう事務当局においては十分注意をしていただきたい。この点を委員長に申し上げておきます。 したがって、それらの問題が解明せられるまで休憩を願いまして、解明後に再開をしていただきたいことをおはかりをいただきたいと思います。
○藤田委員長 ただいまの伊能委員の動議に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤田委員長 異議なしと認めます。 それでは、本会議散会後再開することとし、暫時休憩いたします。 午前十一時五十二分休憩 ————◇————— 〔休憩後は会議を開くに至らなかった〕