議院運営委員会 第51号
- 発言数
- 45 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1969/07/24
会議録
○久野委員長 これより会議を開きます。 まず、委員派遣承認申請の件についてでありますが、内閣委員長から、委員派遣承認申請書が提出されてまいりました。 派遣の目的等について、事務総長の説明を求めます。
○知野事務総長 内閣委員長からの委員派遣承認申請書。一、派遣の目的は、自衛隊及び基地の実情調査のため、一、派遣委員の氏名、内海英男君、佐藤文生君、塩谷一夫君、塚田徹君、葉梨信行君、藤田義光君、古内広雄君、淡谷悠藏君、木原実君、受田新吉君、永末英一君、伊藤惣助丸君、鈴切康雄君の十三名、派遣の期間は、七月三十一日から八月二日まで三日間、派遣地名は、広島県及び宮崎県ということになっております。
○久野委員長 それでは、本件は、事務総長から説明のありましたとおり、これを承認すべきものと議長に答申するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久野委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○久野委員長 次に、公聴会開会承認要求の件についてでありますが、法務委員長から、出入国管理法案について公聴会を開会いたしたいとの承認要求書が提出されてまいりました。 本件は、これを承認すべきものと議長に答申するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久野委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○久野委員長 次に、裁判官訴追委員辞職の件についてでありますが、同委員である松田竹千代君から、辞職願が提出されております。 本件は、本日の本会議において決定するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○安宅委員 これは私は、異議ありというのは意味深長な考え方があるから、異議ありということばでつつしんで言ったんですが、本会議で承認することについては異議はありませんが、ただ本日の本会議ということになりますと、私はその前にぜひ議長にただしておきたいことがある。そういう意味で異議ありと言ったんで、ひとつ発言さしていただきたい。いいでしょう、委員長。 これは実は議長にお伺いしたいのですけれども、この問議長あっせんなるものを議長が出そうとした。そのときには——大体いままでは議院運営委員長に、こういう状態だからどうだろうか、議運のほうでひとつ何とかしてもらえないか、大体そういうものであったわけです。それはそうでない場合があるかもしれませんが、そういうものだった。ただ、この前の場合には、各党の幹事長、書記長あるいは国会対策委員長に来てくれ、こういうことで議運は飛び越えて、いわゆるあっせん案なるものが出された。判こついたとかつかないとか、了解がついたとかつかないとか、いろいろ出てきましたですね。こういうことについて議院運営委員会というのは一体どういう役割りをするのか、議長は、御存じの上で議長に就職されたと僕は思うんです。こういうことについて、ひとつ議長の見解を聞きたいと思うのです。
○松田議長 ただいまのお話については、私のほうとしては、あえて議運を飛び越えて云々という考えはなかったのでありまするけれども、各党からの申し出が先に参り、順次その申し出を承った。そうしてああした裁定案を——社会党さんは参加できなかったのでありまするけれども、その他の党では同意して、その趣旨でやりたいということが決定されましたので、あえて議運を飛び越えてやったわけじゃありませんから、その点御了解願います。
○安宅委員 各党から申し入れがあったからこういうふうにやったので、各党間で議会が運営されていくということだったらそういうことになりますね。各党間で運営されておる実情は実情として、その場合に、各党からそういう申し入れがあるのだが、議運はどうだろうか、あなたのほうでそういうことについて何か話ができないものだろうか、そういうことをいままではやっておったのですがね。何か特殊な、特別な今後の国会運営について議長さんは——何も慣例どおりやれなんていうことを言っておるわけでもありませんが、別な抱負があっておやりになったのか、それを聞きたいですね。
○松田議長 いや、そういうものはございません。そういう時間の余裕もなかった、相次いでの申し入れがあった、その結果でありまして、自今はむろんそういうことにならないと思います。
○安宅委員 私は、議運に相談がなかったのがおもしろくないと言っておるのじゃない。そういうことについて、議長が、特別な御抱負があってああいうことをやられたのかということを聞いたのです。私は何もここで議論しようとは思いません。しからば本日の場合、各党から申し入れがあった。そうしてその場合には、先ほどの問題を抜きにいたしましても、いままでどおりだったら、夜になっても議長が、大体話し合ってその返答というものを、ぜひ来てくれと夜中でもお呼び出しになった。こういう手続を踏まれておる。しかもきょうの申し入れば、私の党がそういう申し入れをしたから、おそらく各党とも同じかもしれないという想定に基づいて私は質問しようと思っておるのですが、同じでなかったらごかんべんください。いま新聞紙上や、自民党の相当の幹部の皆さんや、そういう方々が、公式の場面ではないにいたしましても、きょうは文教委員会で強行採決になるだろうというような意味のことをおっしゃっておる。それを裏づけて各新聞にいろんなことが書いてある。今晩やるだろう、きょうやるだろうといろんなことが書いてある。あなたは社会党が参加しなかったと言いますが、参加しないのではなくて、あれは逆の提案をしておるのです。そういう保証はどこにありますかということは、保証は議長がやるべきである。そうでなければ、幾ら文章で書いても何にもならぬという逆提案をしておるんですね、あのときは。あなた方のほうでは強行採決はしない、あるいは物理的抵抗はしないとか、いろんなことを書きました。私らも物理的抵抗なんかする気はありません。ただ強行採決しないのだというのだったら、はっきりして、それぞれ少数意見、各党の発言はこれを確保する。確保するように努力するとは書いてない。そういうことにまで議長が承認して、あっせん案なるものが成立したと私どもは聞いております。そうしたならば、そういうことがあるんじゃないか。それは事前に、未然に議長がそういうふうにならないように措置をすべきだという申し入れのときには、それは、あなたはそのとおりするのが当然だと思いますがね。そういう申し入れがあって、みずから進んであっせん案をおつくりなさって、各党とも相当の党がこれに対して同意したのですから、だから、言うなればそういう事態というものは心配をしておられるのかおられないのか。おられるから、聞くところによれば文教委員長をお呼びになったそうですね。そういうことについて心配しておられないのかおられるのか、それをはっきり聞いておきたいですね。
○松田議長 きょうも社会党さんのほうの申し入れ、公明党さんのほうからも申し入れがあって、私も同感であります。どこまでも強行採決というような事態にならぬように特別の努力をしたい。何と申しましても、国会正常化が最大の課題であると私は思う。そこでさっそく文教委員長に来てもらって、そうしてそういう事態にならないように特別にひとつ考慮を払って、そうした強行採決の事態に至らぬように特に注意をし、お願いをしておいた次第であります。
○安宅委員 くどいようですが、そうしたら文教委員長はどういうふうにお答えになったでしょう。そうして文教委員長のお答えの中に、強行採決はしない、各党の質問者は全部確保するということは、あなたがあっせんに乗り出して、自民党に所属する委員長さんですから、当然判こをついた範疇に入っておる人ですから、そういう言明があったのでしょうか、なかったのでしょうか。
○松田議長 委員長のお話によると、もうすでに三十数時間にわたって審議を尽くしてきておるから、どうしても本日中にひとつ採決の運びに持っていきたいというような意思でありましたので、さらに自民党の国会対策その他幹事長と話をして、そういう事態にならぬように話を進めようとしている次第であります。
○安宅委員 わかりました。そういう話を進めようとなされておる。この前は議運というものを飛び越えたつもりはなかった、こうおっしゃいました。したがって、きょうは議運の委員会はすでに日程どおり開かれているわけでありますが、議運の委員会が終わった後も、私どもは議運と御相談がある、当然飛び越えない、このたびはこういうふうに私は理解しますし、それから、そういう事態になっておるものを打開しないで、このまま議長さんがこの事態に対処する、こういうことをなさらないと私は確信いたしておりますが、そういう御相談が当然あるものと私は理解しております、いままでの答弁によれば。そういうふうに理解していいでしょうか。
○松田議長 私はまだふなれでありますので、御指摘くださるような御注意はつつしんで承り、御趣旨に沿うように考慮したいと思います。
○安宅委員 私ども率直に言いますと、議長さんに最後に結論のようなことを言いますけれども、何か夜中あたりいきなりぶんなぐられそうなことがわかっておって、今度会議は正常に——まだ正常だから、今晩何かそうでないみたいなことを予想はしておっても、いまのところ正常だから本会議は正常にやりなさいと言われると、何をという気はありますよ、そういう気持ちは、率直に申し上げれば私らあります。この辺は考えた上で対処してもらわないと、議長さんは、議運を飛び越えたつもりはありません、そういう事態のときには必ず申し入れに対しては夜中まで呼んで、こういう回答がありましたからと言っていままでは返答してきておったわけです。その返答もまだ各党になさっていないと私は思います。なさっていない理由としては、やはりその後幹事長やそういう方々を呼んで何とかしようと思っておられる、こういうことがまだ回答になっていない理由だと私は思っているわけです。そのとおりでいいでしょうね、議長、返答がないのは。
○松田議長 そのとおりです。まだ引き続きやるという考えです。
○安宅委員 わかりました。 委員長に申し上げておきますが、そういう御相談があるということですから、たいへんけっこうなことであります。したがって、私どもは、そういう事態に対処するための会合は、当然本会議の前にあるべきものだと思っておりますから、善処されるようにお願いいたします。
○久野委員長 議長から諮問があれば、当然御協議いただくように措置をとりたいと思います。
○安宅委員 わかりました。以上で終わります。
○勝澤委員 引き続いて議長にお尋ねいたしたいと思うのですが、いまの議長のお話ですと、三十数時間の審議をしたので本日中に採決まで持っていきたい、こういうような文教委員長の御返事があったようないま答弁があったわけですが、そういたしますと、議長あっせんというものとかけ離れたことが行なわれようといたしておる、こういうふうに思えるのですが、そういうことでしょうか。
○松田議長 いや、そういう話があったということを申し伝えただけでございまして、しかし、私はそれで満足しているわけではないのであります。さらに審議を尽くすようにということを申したのであります。
○勝澤委員 それであなたは、これから自民党の国会対策委員長なり幹事長をお呼びになる。
○松田議長 そういうわけです。
○勝澤委員 じゃ、お呼びになった事情によって、ぜひわれわれ議運の委員に御相談を願いたいと思う。よろしゅうございますね。
○松田議長 はい。
○久野委員長 本件は、本日の本会議において決定するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久野委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○久野委員長 次に、裁判官訴追委員の選挙の件についてでありますが、ただいま御決定願いました訴追委員辞職の件が本会議において許可されましたならば、引き続き、同訴追委員の選挙を行なうこととするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久野委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 なお、自由民主党から千葉三郎君を候補者として届け出てまいっております。 この選挙は、その手続を省略して、議長において指名することになりますから、御了承願います。 —————————————
○久野委員長 次に、国土開発幹線自動車道建設審議会委員の選挙の件についてでありますが、同委員に、自由民主党から佐々木秀世君を候補者として届け出てまいっております。 本件は、本日の本会議においてその選挙を行なうこととするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久野委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 なお、この選挙は、その手続を省略して、議長において指名することになりますから、御了承願います。 —————————————
○久野委員長 次に、緊急質問の取り扱いに関する件についてでありますが、日本社会党の楢崎弥之助君から、沖繩における毒ガス事件に関する緊急質問が、民主社会党の永末英一君から、沖繩におけるVX致死性ガス貯蔵に関する緊急質問が、また、公明党の渡部一郎君から、米軍の沖繩におけるVX毒ガス事件ならびに岐阜におけるミサイル事故に関する緊急質問が、それぞれ提出されました。 右各緊急質問は、本日の本会議において行なうこととし、質問時間は、おのおの十五分程度とするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久野委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 質問者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。
○久野委員長 なお、日本共産党の松本君から緊急質問の要求がありましたが、御遠慮願うことになりましたので、御了承願います。
○久野委員長 次に、本日地方行政委員会の審査を終了した昭和四十二年度及び昭和四十三年度における地方公務員等共済組合法の規定による年金の額の改定等に関する法律等の一部を改正する法律案について、委員長から緊急上程の申し出があります。 本案の緊急上程は、議場内交渉で決定するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久野委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○久野委員長 次に、本日の議事日程第六、国有林野の活用に関する法律案に対し、自由民主党の菅波茂君及び日本社会党の工藤良平君から、討論の通告があります。 討論時間は、おのおの十分程度とするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久野委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○久野委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
○知野事務総長 まず最初に、裁判官訴追委員辞職の件をおはかりいたします。次に、裁判官訴追委員の選挙と国土開発幹線自動車道建設審議会委員の選挙でありますが、一括して議長の指名に一任するの動議を可決しまして、議長から指名される予定でございます。次に、ただいま御決定になりました沖繩における毒ガス事件に関する緊急質問三件を許可いたします。緊急質問が済みましたところで日程に入りまして、日程第一は、藤田内閣委員長の御報告がございまして、修正であります。日本社会党、日本共産党が反対でございます。日程第二、第三は、田中大蔵委員長の報告がございます。修正でございます。全会一致でございます。日程第四は、始関建設委員長の御報告がございまして、日本共産党が反対でございます。日程第五、第六は、一括して丹羽農林水産委員長の御報告がございます。日程第五は全会一致でございますが、日本共産党が棄権でございます。日程第六については、ただいまの討論がございます。採決は日程第五、第六は別になりまして、日程第六につきましては、日本社会党、公明党、日本共産党が反対でございます。修正でございます。日程第七は、大久保商工委員長の御報告がございます。修正でございます。全会一致でございますが、日本共産党が棄権でございます。次に、場内交渉がまとまりましたならば、ただいまの地方行政委員会の委員長の御報告が謝る予定でございます。修正でございまして、全会一致でございます。 以上でございます。
○久野委員長 それでは、本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開会することといたします。 —————————————
○久野委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明二十五日金曜日午後二時から開会することといたします。 また、次回の委員会は、同日午前十一時理事会、正午から委員会を開会いたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後一時十四分散会