沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
- 発言数
- 8 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1968/12/23
会議録
○中村委員長 これより会議を開きます。 沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。 八木徹雄君外三名から、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党の四派共同提案にかかる沖繩のパインアップル産業の育成強化促進に関する件について決議案が提出されております。 提出者から趣旨の説明を求めます。八木徹雄君。
○八木(徹)委員 ただいま議題になりました沖繩のパインアップル産業の育成強化促進に関する件についての決議案につきまして、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党の四党を代表して、私がその趣旨の説明を行ないます。 まず、その案文の朗読をいたします。 沖繩のパインアップル産業の育成強化促進 に関する件(案) 沖繩における。パインアップル産業の育成強化 については鋭意努力がつづけられ、今や同地の 基幹産業として、最も重要な輸出産業となって きたところである。此の時点に於てパインアッ プル罐詰等の自由化は沖繩経済に重大な影響を 与え、同産業の死命を制するものとなる。 よって政府は、これが自由化を当分の間行な うことのないよう格段の努力をはらうべきであ る。 右決議する。以上であります。 沖繩における。パインアップル産業は、本土の特恵措置にささえられて砂糖に次ぐ基幹産業となり、最も重要な輸出農産品の地位を占めるに至っていることは御承知のとおりであります。沖繩においては、相次ぐ振興計画に基づき鋭意品質の向上、生産費の低減、合理化に官民一体となって必死の努力を払ってきているのであります。 沖繩では、今般の残存輸入制限品目の自由化に関する対米折衝にパインアップルかん詰め及びジュースを含むとのきわめて憂慮すべき事態を重視し、多数の琉球立法院議員も急遽上京され、政府関係機関をはじめ本委員会の委員とも懇談の機会を得てその実情を訴えられたところであります。したがいまして、現在の時点において自由化を行なうことは、いままでの政府並びに関係者の努力は水泡に帰し、生産農家並びにかん詰め製造業界に壊滅的打撃を与えることになるばかりか、沖繩経済に重大な影響を及ぼすものと思われます。 政府は、沖繩パイン産業の合理化、健全化に関し適切な指導援助を行ない、体質の改善、生産費の低減を促進すべきであるが、当分の間パインかん詰め等の自由化を行なうことがないよう格段の努力を払うべきであると考えるのであります。 以上が本決議案を提案する趣旨であります。
○中村委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。 —————————————
○中村委員長 別に発言の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。 八木徹雄君外三名提出の決議案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○中村委員長 起立総員。よって、本決議案は可決されました。 ただいまの決議に対し、政府から発言を求められておりますので、これを許します。鯨岡総理府総務副長官。
○鯨岡説明員 政府といたしましては、ただいまの御決議の趣旨を十分に尊重いたしまして、慎重に検討してまいりたいと存じます。
○中村委員長 ただいまの決議について、議長に対する報告及び関係当局への参考送付等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 本日は、これにて散会いたします。 午前十一時二十五分散会