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59回国会衆議院1968/08/01

議院運営委員会 第1号

発言数
22
登壇者
5
会派数
4
開催日
1968/08/01

会議録

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員長 これより会議を開きます。  第五十九回臨時国会は本日召集されました。  お手元に配付いたしてあります協議事項について順次御協議願うことといたします。  まず、議員控室の件についてでありますが、議員控室は、従前どおりとするに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員長 次に、議席の件についてでありますが、議席は、従前どおりとするに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員長 次に、会期の件についてでありますが、今臨時会の会期につきましては、先般来の理事会におきまして種々御協議を願い、本日から十日までの十日間とすべきものと一応決定し、その旨議長までお伝えした次第であります。  本件につきましては、先ほど常任委員長会議が開かれ、議長から、各常任委員長の意見を徴されたのでありますが、その会議におきまして座長をつとめました私から、便宜その会議の結果を御報告申し上げますと、常任委員長会議におきましても、当理事会の決定と同じく、会期は本日から十日までの十日間とすべきものと決定し、その旨議長に答申いたした次第であります。  なお、議長において参議院議長と協議いたされました。  それでは、本件について御協議願います。

安宅常彦日本社会党

○安宅委員 いろいろといままでスナイダー発言の問題とか、沖繩返還の問題とか、たいへん大きな問題があって、これは日本の平和と独立の問題にとって重大な影響があることと、参議院の選挙の後になって突然あらわれておる食管制度の問題等については、これは米の値段をどういうふうにきめるかという問題だけではなくて、食管制度は守ります、だれよりもだれよりも農民を愛しますとか、総理自体が食管制度はいじらないとか、こういうことを言いながら、選挙が終わりますと、もう手のひらを返すような問題が続々と政府のほうから提案ないし示唆が出されておるわけです。こういう問題は、日本の農政全般に関する、農業政策全般に関する重大な変更ですから——本来、選挙というものは、きちっとした公約を国民に示して選挙をやるのがいいのであって、そこをぼかしておいて、ごまかしておいて、そうして選挙が終わったとたんにやるということはひきょうしごく、これくらい国民を愚弄したことはない。これは重大問題だ。そうすると、生産者米価、消費者米価、また人事院勧告、こういうものが出て、与党が常に主張しておる総合予算制度等の崩壊をわれわれ予想すると言っても、これは決して言い過ぎではないと思います。秋になれば人災か天災かと毎年論議される災害が出てくる。こういう問題で、総合予算制度そのものが崩壊していくのではないかという見解をわれわれは持っておる。  こういうことから、当然予算の問題もきちっとしておかなければならないというので、会期は当然一カ月は必要だ、こういう考え方をわれわれは随時あらゆる場所で主張してきたのですが、初めの実質審議はしない、あるいは所信表明演説もやらない、そういう態度を与党のほうでやわらげて、いろいろ検討してみたところ、実質審議する日数などを計算した結果、予算委員会の開会等について議運がどうのとうの言う筋合いはありませんけれども、そういうことも相当皆さんが党内で御論議賜わるというとともありましたので、私どもは理事会においてその事情を大体了として、十日でよろしいというととをきのう回答したわけです。いろいろと党内で論議がありましたけれども、やはり、いわゆる平和時において議院運営委員会が採決をやったり、そういうことの慣例をつくることもいかがかと思いますし、ひとつ真剣にやってみようという前向きの態度というものが見えますので、私どもはこれでよろしい、こういう考え方であります。したがって、いろいろ開会式の問題、参議院の院の構成等の関係もありますから、問題点はまだ残っておりますが、その辺はひとつ今後の国会運営が正しい方向に向かう、こういうことで、与党のほうでもぜひひとつ御配慮を賜わりたい、こういうふうに考えておる次第であります。したがって、十日に決定するということについては異議はありません。

池田禎治民主社会党

○池田(禎)委員 私どもは、この臨時会は、参議院の半数改選が行なわれたその後の臨時会でありますので、過去の前例その他等を勘案いたしまして、特に今度の選挙で公約されましたその公約を実現させる国会にすべきである、いわゆる実質審議を行なってその公約の実現を期してまいりたいということを主張してまいりました。ところが、自由民主党のほうは、意外に会期については固執されておりまして、そういう点もわれわれはいろいろ勘案いたしまして、会期については、必ずしも私どもは固執をして譲れないというような考えではなく、相当の柔軟性を持っておりました。しかし、この召集の段階におきまして、米価問題、スナイダー発言問題、こういう重大な問題が発生いたしまして、やはりこれは新しい事態である、新しい事態が発生したものである、こういう観点に立って、会期の件については多少の幅を持たしても、少なくとも実質審議が行なわれる臨時会にしなければならないという考え方に立ったわけであります。  したがいまして、私は会期の問題よりも実質審議を行なう、あるいは予算委員会を開く、農水だとかあるいは大蔵だとか、そういう委員会等におきましてそれぞれ実質審議ができるような期間というものがほしい、こういう主張をしてまいりました。自由民主党もいろいろお家の事情があって、その点はなかなか困難をきわめたようでありますが、これはこの際省くといたしましても、やはり私は率直に言って、政党的な立場からだけでものを言うのではなく、個人として言うならば、あまり痛いところに触れてもらいたくないという気持ちはわからぬわけではありませんが、さりとてこれほどの問題を起こしておいて、ほおかぶりをして、しかも国会が開かれるのに素通りしていくということは、国民に対して何とも申しわけのない次第であって、私は必ずしも大幅のものを求めなくとも、少なくともいま申し上げました当該委員会等を開いて国民の疑惑を解く、解明するという問題はぜひとも実質的にやってもらいたい、こういう主張をしてまいりました。  私は率直なことを言うならば、十日でなく、もっと短くとも、その期間の中において盛り込まれるなら必ずしも反対はいたさなかったのでありますが、逆算をいたしてみますと、やはりどうしても最低十日は要る、こういう観点に立ちまして、従来の主張を私どもは退けまして、そうして予算委員会が開かれ、各委員会で実質審議が各党間の配慮と努力によりまして行なわれまするならば、十日間でも私は賛意を表する、こういうことを言ってまいった次第でありますので、その意味を含めて同意をいたします。

正木良明公明党

○正木委員 公明党といたしましても、すでに理事会等で申し上げておりますが、特にこのたびの臨時国会は参議院選後の臨時国会であるということから、特に参議院選挙中の首相ほか政府首脳の発言の真意を確かめたい、これが一つ。  また、それぞれ公約をいたしておりますものにつきましての実現を政府に対して迫らなければならない、とれが二つ。  また、この参議院選を通じて国会の強い要望というものがたくさん感じ取られておるわけでありますが、そういうものを早急に政治の上に反映していかなければならない、これが三つ。同時に、参院選中また参院選後を通じて、内外の情勢が非常に変化をしておる。それに対応して実質的な審議、論戦を行なわなければならない。  このようなたてまえから、どうしても院の構成だけで終わるような臨時国会であってはならない、少なくとも三十日くらいの会期を持ったところの臨時国会によって十分審議を尽くしたいということをかねて主張してきたわけです。  ところが、自民党側のいろいろの御主張が、非常に短期の国会でこの国会を終わりたいという意向が非常に強くて、なかなか難航をきわめたのでありますが、しかし、少くとも私どもは予算委員会等各種委員会において実質審議を行なうに足る最小限の会期は確保したいという考え方を持っておりました。  ところが、結局最終的には一週間が十日という線まで出てまいりましたけれども、それ以上ということになると、採決に持ち込まざるを得ないというような情勢を感じ取ったわけです。そういう意味からいって、もし採決するというようなことになると、十日の線が後退して、またもとの一週間になってしまうかもしれない。それならばここで十分考慮しなければならないという強い考え方に迫られたわけですが、同時にまた、かねて議運においては、できるだけ話し合いによって決定しようという精神を私どもも尊重したいということもありましたので、きわめて不本意でありますけれども、十日間の会期に賛成せざるを得ないという考え方を持っております。  ただし、先ほど民社党並びに社会党からもそれぞれ発言がありましたし、私もいま申し上げましたように、予算委員会をはじめとする各委員会において実質的な審議が尽くされるということが何よりも大事なことでありますので、そういう点については、それぞれの委員会においてその要求を強く出していくと思いますけれども、議運においても配慮できる範囲において御配慮願いたいということをこの際強く要望しておきたいと思うわけであります。

安宅常彦日本社会党

○安宅委員 最後に私、申し上げておきたいことがあるのです。それは政府・与党あるいは議長にも、院の権威という立場からぜひ聞いていただきたいと思うのです。  特に米価問題ですけれども、本委員会で去年の六月までいろいろの論議があって、行政府が米価審議会の委員に国会議員を任命するについて、国会で議決していただきたいということであったのに、それが都合が悪くなると閉め出す、こんなばかな話はない。これは院の権威にも関する問題だというので、去年の六月までは各政党はきちっとしておった。最近になってそれがくずれて、われわれが心配しておったとおり、今日中立米審などという化けもの米審によって変なことになり、先ほど申し上げた農業政策の根本のたいへんな変換が行なわれようとしておる。こういう結果、たった半年くらいの間に急激に変わってきておる。これはわれわれは見通しておったところです。これが今日現実の面に出てきておるわけですよ。言っちゃ悪いけれども、米の問題について徹夜をしなければならなかった議院運営委員会の諸君だって与党の中には相当ある。政府与党一体だということを、都合のいいときにはそういうふうに言い、都合が悪いときには与党と政府とは別だというようなことを言い、与党が米価をきめるなどという、みずから院の審議権を放棄するようなことが今後も行なわれるとするならば重大なことであって、院の権威どこにあるかということになると思うのです。しかも、米価が、政府・与党できめると言いながら、きまらないきまらないで冷却期間を置こうじゃないか、臨時国会が終わってから、そうだそうだなんということなら、その間に臨時国会があるという厳然たる事実があるのですから、それをすり抜けてわき道を通ったり、あるいは飛び越していって、国民のほんとうの代表である国会というものが、ここに意思表示も何もできないような、実質審議をしない国会がもしあったとするならば、これは国民から糾弾されると思うのです。この衆議院、参議院というものは、こういう立場というものを——現在の法律関係はいろいろありますけれども、これは院の運営をやる議院運営委員会のお互いメンバーとして考えなければならぬ、私はそう思います。したがって、実質審議ができるという内容は非常に大きな重要な意味を持っておるのだということをひとつ御了解を願わないと、私どもせっかく十日間ということに同意をした真意がどこかに吹っ飛んでしまいますから、このことはひとつ与党の皆さんも、特に議長は院の権威を守るという意味からよほど深刻な、何といいますか、留意といいますか、そういうものを持っていただきたいということだけは言っておきたいと思います。

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員長 それでは、本委員会といたしましても、会期は、本日から十日までの十日間と決定すべきものと議長に答申するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員長 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員長 次に、小委員会設置の件についてでありますが、今国会も、本委員会に、国会法改正等に関する小委員会、図書館運営小委員会、院内の警察及び秩序に関する小委員会、及び庶務小委員会の四小委員会を設置することとし、各小委員の員数及び各会派割り当ては従前どおりとし、小委員及び小委員長の選任は、委員長において指名することに御一任願っておきたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  また、今会期中、小委員、小委員長及び理事の辞任並びに補欠選任につきましても、委員長に御一任願っておきたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員長 次に、特別委員会設置の件についてでありますが、委員四十人よりなる災害対策特別委員会、委員おのおの二十五人よりなる公職選挙法改正に関する調査特別委員会、科学技術振興対策特別委員会、石炭対策特別委員会、産業公害対策特別委員会、物価問題等に関する特別委員会、及び交通安全対策特別委員会、並びに沖繩及び北方問題に関する対策樹立のため沖繩及び北方問題に関する特別委員会を設置することとし、本日の本会議においてその設置を議決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、委員四十人よりなる災害対策特別委員の各会派割り当ては、自由民主党二十四人、日本社会党十二人、民主社会党三人、公明党一人、委員二十五人よりなる科学技術振興対策特別委員の各会派割り当ては、自由民主党十四人、日本社会党七人、民主社会党二人、公明党二人とすることとし、他の二十五人よりなる委員の各会派割り当ては、自由民主党十五人、日本社会党七人、民主社会党二人、公明党一人となりますので、御了承願います。     —————————————

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員長 次に、議事進行係の件についてでありますが、議事進行係は、従前どおり自由民主党にお願いすることとし、同党の山村新治郎君にお願いいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。

知野虎雄事務総長

○知野事務総長 まず日程第一、議席の指定は、議長において仮議席のとおり指定をされます。日程第二、会期の件について議長からおはかりいたします。日本共産党が反対でございます。次に、ただいま決定になりました特別委員会の設置につきまして議長からおはかりいたします。全会一致でございます。  以上でございます。

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員長 それでは、本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会することといたします。     —————————————

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明二日金曜日午後二時から開会することといたします。  また、次回の委員会は、同日午前十一時理事会、正午から委員会を開会いたします。  本日は、これにて散会いたします。    午後零時一分散会

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