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55回国会衆議院1967/06/15

議院運営委員会 第24号

発言数
25
登壇者
6
会派数
3
開催日
1967/06/15

会議録

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 これより会議を開きます。  まず、本会議において趣旨説明を聴取する議案についてでありますが、内閣提出にかかる国債整理基金特別会計法の一部を改正する法律案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取し、質疑を行なうこととするに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、本案の趣旨説明は、水田大蔵大臣が行ない、右の趣旨説明に対し、日本社会党の只松祐治君から質疑の通告があります。  質疑時間は、十五分程度とするに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  質疑者の要求大臣は、お手元の印刷物のとおりであります。

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 次に、中元、暑中の虚礼廃止の申し合わせの件についてでありますが、その申し合わせ案文について事務総長の朗読を求めます。

久保田義麿事務総長

○久保田事務総長 朗読いたします。     申合せ  本院議員は、虚礼廃止の趣旨の徹底を期すべく、各党一致の決議をもつて、左の申合せをなし、厳にこれを励行し、議員本来の使命に専心せんことを期するものである。  一、印刷物等による個々の暑中見舞、及び印刷によるその返礼、または新聞、雑誌上の暑中見舞の広告はこれを廃止すること。  二、議員であるがための寄附及び冠婚葬祭に対する虚礼は一切これを行なわないこと。  三、各議員は、更に都道府県別に、本申合せの趣旨の励行徹底を図るよう協議申合せを行なう等実効ある措置をとること。  四、本申合せの趣旨に反した場合は、議院運営委員会において調査の上、何等かの方法によりこれを公表する等、適当な措置を講ずること。

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 それでは、ただいま事務総長から朗読のありましたとおり、本委員会において申し合わせを行ない、その趣旨の徹底方につきましては、報道機関を通じて一般に周知させるとともに、従来の慣例に従って、議長から各議員に申し合わせ文を印刷配付していただくこととするに御異議ありませんか。

勝澤芳雄日本社会党

○勝澤委員 これは、きのうもちょっと私も希望申し上げておきましたが、この申し合わせ文を見てみますと、従来と何ら変わりのない文なんですね。ですから、今回は特別な申し合わせ、取り扱いをするのだということで、もっと変わったといいますか、もっときついといいますか、何といいますか、変わりばえのする申し合わせをこの際すべきじゃないだろうかと思うのです。いまの委員長の御提案ですと、申し合わせをする、それからまた印刷をして各議員に出す、それで各人が暑中見舞を印刷して出しておるということの繰り返しをやっておるわけですね。ですから、そうでない、もう少し新たな角度から検討をして周知徹底して、それが実効があがるようにする。「議員本来の使命に専心せんことを期するものである」と書いてありますけれども、書いただけであって、やはり実行に移されるようにするにはどうしたらいいかということを、もう少し理事会の中で徹底した議論が行なわれて、そうして従来なぜこれが実行されていなかったのかということを究明して、その上に立ってどうすべきかということをきめなければいかぬと思うのです。いまのお話を聞いておりますと、いままでと何も変わりないように思うのですけれども、少しは変わって、少しは実効があがってお互いに申し合わせが守られるようなものになっているのですか、どうですか、この点御説明願いたい。

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 ただいまの勝澤君の御質疑に対しましてお答えいたしたいと思います。  その御趣旨においては私も全く同感でございます。したがって、従来の案文と変わりばえがしないというお話でもありましたが、従来の案文と違った点といたしましては、新たに第三の事項を入れましたこと、いわゆるその実施方法につきましては、周知徹底と厳粛にこれを実行に移すという観点から、きょう正副議長のお指図もちょうだいいたしましたので、きょう本会議散会後各党、すなわち自民、社会、民社、公明、共産の責任者に議長室に御参集をいただきまして、党派を越えてこの実行について党をあげて協力をいただきたいという旨、議長から各党に要請いたすということも、これは従来は行なわなかったことでございますが行なう、お願いするということとともに、新聞またNHKその他の報道を通じて、累次にわたって報知徹底をさせるということをいたしますとともに、第三にうたってありますがごとく、各府県の議員団において、各党派を越えた議員の間において、さらにその申し合わせの実施方に協力してもらうという要請もいたすことになっておりますので、その点は従来とはかなり前向きの姿勢においてその措置の具体化が変わってきたことを御報告いたして、御了承をいただきたいと思います。

林百郎日本共産党

○林議員 これは問題を提起するということで御検討を願いたいのですが、議員本来の使命に専心するために虚礼を廃止するというこの趣旨はけっこうなんですけれども、しかし、そういう趣旨を徹底するなら、もっと根本的に取り締まりをしなければならない問題がたくさんあると思うのですよ。たとえば政治資金規正法で、法人から何千万というような寄付をすることについても全くざる法にしておいて、夜はそういうような金を使って国会対策の費用とかなんとかということで、料亭や待合に自由に議員が出入りをする。そして選挙が近くなると、バスが国会の周囲を取り巻いて、地方から来ている議員に飲食を無制限に提供する。そういうことについては何の申し合わせもしないでおいて、そして暑中見舞だとか冠婚葬祭の儀礼的なことについてやることだけがまるで重大な問題のように、NHKにまで出して取り締まりをするということについては、やはり本末をあまり転倒しないように、国会議員としての良識に基づいてこういうこともやるように、そういうこともまたあわせて御考慮願いたい、こういうように私は意見を申し上げておきます。もちろん、基本的に議員の本来の使命に専心することはけっこうですけれども、本末を転倒しないようにひとつ御考慮を願いたい。

安宅常彦日本社会党

○安宅委員 林さんの発言は、それはわかるのです。だけども、その本末転倒ということばを真に受けると、そういうでかいやつをのがしておいてこんなことをやるのはけしからぬというように聞こえるのだな。

林百郎日本共産党

○林議員 けしからぬとは言っていない。

安宅常彦日本社会党

○安宅委員 これはほんとうに厳格に守っておるのがいるのですよ。私なんか金がないから、くやしいけれども出せないのだよ。だからほんとうの話、守らざるを得ない。これは「印刷物等による」ですから、字句についてはいいのですが、身内だとか、どうしても向こうから暑中見舞がくるのに出せないのだというようなでたらめをやるわけにはいかないと思うし、ちゃんと出さなければならぬと思いますけれども、そういうことを何年かやってきて守られない分が率直に言って多いのです。だけども守っている人もある。だからこれはきちっとやる。ところが、これは議員としてこういうことをやるのですから、たとえば待合で夜中にじゃかすかやっておるというのは、これは共産党はやらないだろうし、大体そっち側に並んでいる人がおもにやっているので、その政党のほうで自粛してもらう。それを摘発するのはこっちのほうですから、どうかそういうときにはやることにして、これはひとつ異議なく御決定願いたいと、私もそう思っているのです。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。

久保田義麿事務総長

○久保田事務総長 最初に、趣旨説明でございますが、国債整理基金特別会計法の一部を改正する法律案の趣旨説明を水田大蔵大臣が行ないます。これに対して日本社会党の只松祐治さんが質疑を行ないます。次いで、日程第一に入りまして、關谷内閣委員長が御報告になります。日本共産党が反対でございます。次に、日程第二は、川野社会労働委員長が御報告になります。全会一致でございます。次に、日程第三及び第四を一括して議題といたしまして、鍛冶決算委員長が御報告になります。この採決は、日程第三のうち昭和四十年度一般会計予備費使用総調書(その2)、これは日本社会党、公明党、日本共産党が反対でございます。そこで、これをまず採決いたしまして、次に、昭和四十年度特別会計予備費使用総調書(その2)と、なおあとの二件を一緒に採決いたします。次いで、日程第四の採決も、昭和四十一年度一般会計予備費使用総調書(その1)は日本社会党、公明党、日本共産党が反対でございますが、これをまず採決して、その次に、昭和四十一年度特別会計予備費使用総調書(その1)外一件を一括して採決いたします。したがって、採決は四回ございます。次いで、日程第五は、商工委員会理事の河本敏夫さんが御報告になります。全会一致でございます。次いで、日程第六は、床次文教委員長が御報告になります。日本社会党、民主社会党、公明党、日本共産党が反対でございます。  以上でございます。

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 それでは、本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開会することといたします。     —————————————

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明十六日金曜日午後二時から開会することといたします。  また、次回の委員会は、同日——同日は、実は御承知のとおりに横路節雄君が御逝去になりましたので、告別式等もございますから、委員会並びに理事会が少し変わりましたことをお含み願いたいと思いますとともに、皆さんとともに横路君に対し、心から御弔意を表し上げておきたいと思います。——午後一時理事会、午後一時三十分から委員会を開会いたします。     —————————————

安宅常彦日本社会党

○安宅委員 私は議長に質問したいことがあるのです。  現在各委員会を見ておりますと、定足数がそろわないまま委員会が開かれておる。それが半ば慣行みたいになって、どこもチェックする機関がない。国の権威を失墜する事件がたいへん起きておるときに、国会法上そういうことをきちっと守ることが議院の運営としては最低必須の要件ではないかと思う。こういうことについて議長さんがどういうふうにお考えになっておるか、ひとつお聞かせを願いたい、こういうように思います。  それではちょっと具体的に申し上げますが、たとえばそういう定足数が守られていない委員会で採決し、いろいろ論議されることは違法であって、定足数をそろえてから開会すべきである、こういうことを議長として意思を表明し、院の全般にわたってその意思を宣明する、こういう御意思があるかどうか、これもあわせてお伺いしたい、こう思うのです。

石井光次郎自由民主党議長

○石井議長 国会法にきめてある、また議院規則にきめてある問題が守られないようなことがあってはならぬわけでございますから、まずそれに従ってやっていただくし、またそういうつもりで私どもそれに準じて運営をしていくということは当然のことだと思っております。  また、委員会で話し合いがつかないような問題は、委員会において十分討議を尽くしていただいて、そして皆さん方の方向が出たものによってやっていくというようなことで、皆さん方と一緒に国会の運営を運んでいく、私どもかってな動きはやらないようにしていきたい、そういう心がまえでやっていきたいと思います。

勝澤芳雄日本社会党

○勝澤委員 常任委員会の定足数の問題と、それからもう一つの問題は、きのうも少し議論になりましたけれども、代理出席といいますか、委員会が始まるときだけ出てくる、あるいは採決するときだけ出る。しかも一日に二十本も三十本も法律案を上げるのに回って歩く、これは私は運営としてあまりいいことではないと思うのです。  それで、きのうも参議院の例などが出されまして、私もきのう参議院の人に会いましていろいろ聞いてみますと、衆議院はそんなルーズなやり方をしておるのかということで笑い話になったわけでありますけれども、これはやはり参議院でおやりになっておるように、委員会開会前にやはり代理は代理できっちりと認める。あるいは会議の途中でも、代理に出てきたときには中断をして、代理というものを委員長の発言で確認をし合う。そして一日二までしか常任委員会の兼任は認めない。こういうやり方というのを私は参考にすべきではないかと思います。ひとつこの問題は早急に——これは別に相談すべきことではないと思うのです。常識的なことだと思うのです。これはできるだけ理事会の中で討議して、早い間に実行に移すようにしていただきたいと私は思うのですけれども、これは委員長の御見解を賜わりたいと思います。

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 ただいまの勝澤君の御意見、きのうの国会正常化協議会においてもいい御意見が開陳されておりますし、これらの点は各党が実施に移す段階でございますから、ひとつそうした姿で早急に実施に移すよう、よく考慮しながら善処していきたい、こう思っております。

勝澤芳雄日本社会党

○勝澤委員 きょうはきっちりしておきますけれども、善処ということでなく、これは国会法の上からいって私は当然なことだろうと思います。特に与党の皆さんからいうならば、それは一日に三カ所も四カ所も回って歩くということも、特に新しい方々については、私はやはり抵抗を感ずるだろうと思うのです。これは当然なことだと思うのです。ですから、こういう点から考えて、きょうあたりの国会の模様を見てみますと、来週あたりからいろいろと各委員会の中で問題が起こってまいりますので、従来のようなことにならないような委員会の運営、あるいは議院運営委員会の運営、全体的な国会の正常化というものを考えるときに、特に私はそういう点は一歩前進をしながら検討し合って、従来と変わった形で問題点は解決される、事実行為として正常化が行なわれることがいわゆる国会正常化の協議会が持たれた趣旨だと思うのです。そういう意味で、私は期間を区切っては申しわけないのですけれども、来週早々あたりからそういうことが実施されるよう特に要望しておきます。

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 承知いたしました。善処いたしますという意味におきましては、正副議長と御相談いたしまして、各常任委員長などの協力が必要なんでございますから、そういうような場も持っていきたい、こう思っております。承知しました。

安宅常彦日本社会党

○安宅委員 私は善処——勝澤さんの意見でいいのですよ。ただ、定足数がそろわない委員会が開会されておることは国会法上遺憾である。そういうことは許すべからざることであるから、自後定足数に達した場合のみ委員会は開会するようにというようなことを議長が——これは何か委員会の審議に干渉するみたいな、そういう印象を与えないような、干渉ではないのですけれども、与えないような意味で、何らかの方法をもって宣明をする、院の中にそれを宣言することは、私はきょうだってできると思う。これは善処も考慮も何も要らない。これくらいはやれると思うのです。先ほどそういう宣明する意思がないかと私、議長に尋ねたのですが、委員長から、あなたかわってもいいから、そういうことをきょうじゅうに議長名で出しますというくらいは言えるじゃないか、重ねて私はお伺いします。

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 いまの御趣旨につきましては、十分議長とも協議いたしまして、それらの趣旨に沿うよう努力いたしたい、こう思っております。  本日は、これにて散会いたします。    午後一時三十四分散会

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