建設委員会 第2号
- 発言数
- 16 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1966/07/26
会議録
○委員長(松永忠二君) ただいまから建設委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る十六日、前川旦君が委員を辞任され、その補欠として大河原一次君が委員に選任されました。 —————————————
○委員長(松永忠二君) 建設事業並びに建設諸計画に関する調査として、台風第四号等による災害に関する件を議題といたします。 まず、政府から説明を聴取いたします。古賀河川局長。
○政府委員(古賀雷四郎君) 台風四号以降の被害につきまして御報告いたします。 お手元に、台風四号及び六月三十日ないし七月二日梅雨前線豪雨による被害状況、それから七月七日ないし十三日梅雨前線豪雨による被害状況、それから七月十五日ないし十九日梅雨前線豪雨による被害状況、この四枚の報告書があります。それについて簡単に報告いたします。 台風四号につきましては、お手元のプリントにありますように、関東周辺に相当の豪雨をもたらしまして、それによって被害を生じたわけでございますが、第二ページに被害状況が書いてありますように、直轄で約五十三億、補助災害で百四十億の被害を生じました。公共土木施設として二百二億の被害を生じております。特に表の第三ページにありますように、大きいのは直轄河川におきましては鬼怒川、それから小貝川、那珂川、鶴見川という首都周辺の河川が相当被害をこうむっております。それから直轄道路の被害は三十三カ所でございますが、これは一億三千五百万円でございまして、合計いたしまして直轄関係が五十三億であります。 それから補助災害につきましては、その次のページにありますように、福島県で十八億という大きな数字が出ております。それから茨城十二億、栃木十一億、埼玉十億、神奈川十七億、そういったところが災害を非常にこうむったところでございます。補助災害につきましては、百四十九億の災害を生じまして、合計二百二億となっております。 それからその次は都市施設の被害状況、それから住宅の被害状況が書いてございます。その対策といたしまして、建設大臣が被災後直ちに現地に行かれまして、鶴見川等につきまして御視察なさいました。直轄並びに補助災害につきましては、それぞれ緊急復旧個所につきましては工法協議等を行ないまして施工をいたしております。さらに、災害の調査を行ないまして予備費を要求することにいたしております。 台風四号はそれで終わりまして、六月三十日から七月二日までの間におきましては、直轄災害で二億、補助災害で二十八億の災害を生じ、合計三十億の公共土木施設の被害を生じております。 第一ページには気象概要を書いてございます。それから第二ページには被害状況を書いてございます。第三ページに、直轄の災害状況、河川の被害状況並びに砂防の被害状況を書いてございます。第四ページに道路、第五ページに補助災害の被災状況を書いてあります。それから第七ページに都市施設、第九ページに住宅の被害状況を書いてあります。 それから七月七日から十三日の梅雨前線豪雨による被害状況といたしまして、これは南九州地方並びに北陸地方に豪雨をもたらした分でございますが、それにつきまして、第一ページに各地の降雨量が書いてございます。特に南九州の鹿児島県の吉別府というところにおいては七百三ミリの豪雨をもたらしておりまして、このためにシラス地帯の崩壊が非常にはなはだしく、人命の死傷を生じております。 第二ページには被害の状況を書いてございます。直轄三億、補助災害二十八億で、合計三十一億の被害でございます。それぞれ補助災害、直轄災害の被害状況が書いてございまして、対策も書いてありますが、省略さしていただきます。 七月十五日から十九日まで新潟、山形地方を襲いました梅雨前線豪雨によります被害状況でございますが、第一ページに気象概要がございまして、特に、新潟県の二王子岳というところ、これは加治川の上流に当たりますが、五百四十三ミリの豪雨を降らしております・それから赤谷四百八十六ミリと、いまだかつてない雨量を生じております。 それから第二ページに被害状況がございますが、直轄で約七億、補助災害で七十六億、合計八十三億の被害を生じております。その他都市施設を入れまして八十四億となります。 その次のページに、各直轄河川の被害並びに直轄砂防の被害状況が書いてございます。それからその次に道路の被害状況が書いてございます。 それからその次に補助災害の状況が書いてございます。特に新潟におきまして千七百九十五カ所、五十九億二千六百万という被害を生じております。主として加治川を主としたあの周辺における胎内川、荒川等の川並びに佐渡の島における河川のはんらんによる被害でございます。 住宅の浸水等の被害につきましては七ページに書いてありまして、対策等につきましてこれに書いてありますが、建設大臣が新潟県を視察されたほか、災害調査団が被災後直ちに現地に行かれまして視察をされております。 以上簡単でございますが、御報告を終わらしていただきますが、なお、その被害別に簡単に状況を申し上げます。 台風四号につきましては、特に、先ほど申し上げたとおり関東周辺に豪雨を生じたわけでございますが、そのために各河川の流域とも浸水をいたしまして、特に鶴見川流域あるいは東京都の未改修部分の浸水あるいは荒川の河口周辺の浸水等いろいろあるほかに、がけくずれによる被害が相当生じております。 それから新潟県の七月十五日から十九日の豪雨によりまして加治川の堤防が十一カ所にわたり決壊いたしまして、支川を入れまして十三カ所破堤いたしまして、破堤の総延長が三千五百十メートルにわたっております。破堤の日時は、それぞれ個所によって違いますが、大体七月十八日の午前十時ころから引き続き破堤を始めまして、締め切りをそれぞれ開始いたしましたのが七月の十九日から直ちに始めたわけでございますが、現在までの従事延べ人員は二万二千名、内訳は、自衛隊で五千人、その他で一万七千人が従事いたしております。最終締め切りは、御承知のとおりにあの北蒲原一帯の浸水をもたらしました西長柄の四百六十四メートルにわたる地点の破堤でございまして、この締め切りは、締め切り途中で雨が降ったりいたしまして加治川の出水がありまして、そのために最終締め切りは、七月二十五日十六時五十分に締め切ることができました。ただいま鋭意それの強化につとめておる次第でございます。 なお、あの付近の約二万町歩以上にわたる耕地に浸水したわけでございますが、そのために内水の排除をどうするかということでいろいろありましたが、県知事の要請に基づきまして阿賀野川堤防の開さくをして内水の排除につとめたわけでございます。阿賀野川堤防の開さく工事の着手は、七月二十三日の午前七時から始められまして、翌日の五時十分に終わりました。掘さく土量としては約一万立米でありました。これを翌日の五時十分に完了しまして、相当量の水を排水することができたわけでございます。ただいまの冠水状況は約四千七百町歩にまだ浸水いたしております。それから締め切り地点からは、流入量はほとんどとまっておりますが、若干漏水等がございましてまだわずかばかり入っております。 なお、これの排水につきましては、新井郷川の水門、あるいは新井郷川の排水場、あるいは阿賀野川の堤防開さく地点、あるいは上流の地点等につきまして、さらに臨時ポンプを若干増強いたしまして排水につとめております。したがいまして、大体のところ、いま国道七号線の水深が三十センチほどございますが、乗用車を除いては通過可能な状態になっております。 それから国鉄白新線につきましては、一部不通の個所がありますが、本日十六時には大体開通できる見込みでございます。 一番浸水の激しかった豊栄町におきましても、道路がようやくあらわれてきまして、おのおの避難場所から家に帰るような状況がテレビ等でもごらんになれると思いますけれども、そういう状況になっております。今後さらに排水につとめまして、民心の安定を期するように努力いたしたいと思います。 以上簡単に御報告いたします。
○委員長(松永忠二君) 別に御発言もなければ、本件についてはこの程度にいたします。 —————————————
○委員長(松永忠二君) 請願第二三号、主要地方道岐阜揖斐川木之本線等の国道昇格に関する請願外十一件を議題といたします。 まず、専門員から説明を聴取いたします。 速記をとめて。 〔速記中止〕
○委員長(松永忠二君) 速記をつけて。 それでは、ただいま審議いたしました請願は、請願第二三号外六件は、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものとし、請願第一〇五号外四件は、保留とすることに決定して御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松永忠二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松永忠二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(松永忠二君) 継続審査要求についておはかりいたします。 土地収用法の一部を改正する法律案及び土地収用法の一部を改正する法律施行法案につきましては、閉会中もなお審査を継続することとし、本院規則第五十三条により、両案の継続審査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松永忠二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松永忠二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(松永忠二君) 継続調査要求についておはかりいたします。 建設事業並びに建設諸計画に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本院規則第五十三条により、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松永忠二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松永忠二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(松永忠二君) 委員派遣承認要求についておはかりいたします。 閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱い等を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松永忠二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十一時十一分散会