議院運営委員会 第1号
- 発言数
- 23 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1966/07/11
会議録
○委員長(田中茂穂君) 議院運営委員会を開会いたします。 今期国会の会期に関する件を議題といたします。 常任委員長懇談会の経過等につきまして、事務総長の報告を求めます。
○事務総長(宮坂完孝君) 今臨時会の会期につきましては、本日、衆議院議長から本院議長に対しまして、会期を二十日間といたしたい旨の協議がございました。よって議長は、直ちに常任委員長懇談会をお開きになり、会期について各委員長の意見を聞かれましたところ、各常任委員長におかれましても、一致して、会期を二十日間とすることに異議がないとのことでございました。 以上御報告いたします。
○委員長(田中茂穂君) 別に御発言もなければ、今期国会の会期を七月三十日まで二十日間とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(田中茂穂君) 次に、特別委員会の設置に関する件を議題といたします。 理事会において協議いたしましたところ、次のとおり意見が一致いたしました。すなわち、 災害に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、災害対策特別委員会を、 当面の石炭に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、石炭対策特別委員会を、 科学技術振興に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、科学技術振興対策特別委員会を、 産業公害に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、産業公害対策特別委員会を、 当面の物価等に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、物価等対策特別委員会を、 また、公職選挙法改正に関する調査のため、公職選挙法改正に関する特別委員会を、それぞれ設置すること。 委員の数は、各特別委員会ともそれぞれ二十人とし、その会派に対する割り当ては、いずれも、自由民主党十一人、日本社会党六人、公明党二人、民主社会党一人とすること。 以上のとおりでありますが、右理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(田中茂穂君) 次に、開会式に関する件を議題といたします。 理事会において協議いたしました結果、今期国会の開会式は、明七月十二日午前十一時から、お手元の式次第により挙行することに意見が一致いたしました。 次に、事務総長から式辞案を朗読いたします。
○委員長(田中茂穂君) 本件につきましては、以上御報告いたしましたとおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(田中茂穂君) 次に、国務大臣の演説及びこれに対する質疑に関する件を議題といたします。 今期国会におきましては、近く内閣総理大臣の所信表明演説が行なわれる予定でありますが、この国務大臣の演説に対しましては、理事会において協議の結果、次の要領により質疑を行なうことに意見が一致いたしました。すなわち、 日取りは、七月十四日とすること。 時間は、日本社会党五十分、公明党十五分。 人数は、日本社会党二人、公明党一人。 順序は、日本社会党、日本社会党、公明党の順とすること。 以上のとおりでありますが、右理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(田中茂穂君) 次に、調査承認要求の取り扱いに関する件を議題といたします。 委員部長の報告を求めます。
○参事(小沢俊郎君) 内閣委員会外十一委員会から、お手元の資料のとおり、調査事件十四件につきまして、それぞれ調査承認要求書が提出されております。
○委員長(田中茂穂君) ただいま報告の調査承認要求に対し、承認を与えることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、今後、常任委員会から調査承認要求書が提出されました場合の取り扱いにつきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(田中茂穂君) 次に、今臨時会の召集に関する件について、柳岡君から発言を求められておりますので、これを許します。
○柳岡秋夫君 百九十日という非常に大幅な会期の国会が終わった直後に、政府は本日から臨時国会を召集されたわけでございますが、しかも、その意図するところを伺いますと、五十一国会で成立をしなかった、たとえばアジア開発銀行、これらの案件について成立をさせるためだと、まあこういう模様でございます。したがって、そういうことでは、これは明らかに、新憲法下における過去の国会の中でも見られなかった異例の臨時国会であり、憲法の精神にも違反するものじゃないかと、私どもは考えております。したがって、政府の、あるいは与党の、この政治的な責任を回避しようとする態度について、私どもは強く反省を求めたいと思います。そこで、まず政府のこうした五十一国会におけるみずからの不見識なり、あるいは失態というものに対して、責任をどのように感じ、また考えておられるか。この点を官房長官からお聞きをしたいわけでございます。
○国務大臣(橋本登美三郎君) 御承知のとおり、今度臨時国会をお願いしましたのは、主たる案件は継続審査になりましたアジア開発銀行関係の条約並びに法案であります。これは皆さんも十分御承知のとおりに、前国会でどうしてもこの関係案件だけは成立をせしめたい。というのは、なるほど払い込みの期日は九月末ではありますけれども、その前に、御承知のとおりに開銀総裁として渡辺君が立候補いたしております。関係各国にも、ぜひ日本から総裁を出したい、これの候補は渡辺君であると、こういうことで、関係各国にもすでにこれの交渉を進めておるわけであります。さような次第でありますからして、この開発銀行関係の条約案が通っておりませんと、はたして日本はこの開発銀行に対してどこまでの熱意があるのかどうか、かつまた、東南アジア開発を口にしておるけれども、実際上どこまでほんとうに関心があるのかどうか、単に事務的なことでおくれたとは考えられないという考え方を、これは関係各国は持つわけであります。したがって、払い込み期間に間に合えばいいということじゃなくして、その前に、いま申したような総裁候補に出ておるのでありますからして、この総裁をぜひとも日本から出すというためにも、一日も早くこの条約及び関係法案が通過することがやはり前提になります。これは国際信用の上からいっても、いや、これは必ずあとで通るのだ、こういって説明する性質のものではありませんので、前国会におきましても、御承知のように党をあげて皆さんにもお願いをいたしておったわけでありまするが、最終段階でついに継続審査に相なってしまった。かような事情がありますので、臨時国会の性質上、いわゆる会期延長等はもちろん考えておりません。けれども、実態はいま申したような事情で、どうしても一日も早く、この関係案件を成立せしめることが、日本の国際信用に傷をつけないのみならず、今後の運営にもさしっかえが起きない。こういう意味であって、今回のような措置を——今後ともこういうようなやり方をやろうとは考えておりません。いわゆる例外中の例外であるという点は、政府も、また私ども自身も、十分理解をしておって、かつ、このような状態であるからぜひお願いをしたいという、かような意味で臨時国会をお願いしたような次第であります。
○柳岡秋夫君 いま官房長官からお話の協定なりあるいは法案の内容についての重要性と申しますか、それについては私どもも承知をしておりますので、したがって、百九十日間というような長期の国会の中で十分それはお互いの努力によってできることではなかったかと思いますが、それがたとえば、祝日法の取り扱いをめぐっての政府・与党の態度というものが、私はこうした結果を招いたものであるというように思います。したがって、当然その責任は政府・与党が負うべきでありますし、この臨時国会のごとき召集は、私は今後前例として残したくはないというような気持ちを持っております。しかも、社会党としては、憲法なりあるいは国会法に基づいて、成規の手続を経て、臨時国会の召集について過去に政府に対して要求をしたことがございますけれども、そういう際はなかなか召集をしないというような経過を見ますと、今度の臨時国会の召集は明らかに政府・与党がいわゆる召集権という職権を乱用した召集ではないか、国会ではないかというふうに考えます。したがって、今後こうした国会の召集は絶対にやらない、あるいは野党から、与党もそうですけれども、臨時国会の召集について成規の手続をして要求した場合には直ちに開く、こういう方針と申しますか、そういう政府の態度を、ひとつこの際、私は明らかにしていただきたい。そのことをお願いして、この質問と申しますか、意見を終わりたいと思います。
○委員長(田中茂穂君) 御要望でございますが、官房長官、何かございますか。
○国務大臣(橋本登美三郎君) お話のとおり、国会運営についていろいろの問題があったことは皆さん御承知のとおりでありまして、その点については、国会運営は皆さんのほうのお仕事でありますから、私からとやかく申し上げることは遠慮させていただきたいと思います。 なお、野党側から臨時国会の召集を希望する場合、政府はこれに対してなかなか応じないというお話でありますけれども、もちろん原則としては、成規の手続を経て召集を要求されれば当然応じる考えでおります。ただ、過去においてさような例があったということは、たとえば災害の場合の召集ですが、実際上の調査等が十分に整っておりませんために、議員の皆さん方にも事情を申し上げて、もうしばらく待ってほしいというようなこともあったやに、私は承知をいたしておりますが、できるだけこれは、もちろん国会はいわゆる国民の政治の場でありますから、柳岡さんのおっしゃったように、最善の努力をして御要望に沿いたい、かように考えております。
○委員長(田中茂穂君) ほかに御発言もなければ、これにて暫時休憩いたします。 午後四時三十九分休憩 〔休憩後開会に至らなかった〕 —————・—————