法務委員会 第6号
- 発言数
- 8 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1966/02/11
会議録
○大久保委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 今回、はからずも私が当法務委員会の委員長の重責をになうことに和なりました。もとより私ははなはだ微力でございますが、練達たんのうなる委員各位の御協力を得まして、円満なる委員会の運営を行ないたいと存じております。何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手) 簡単でございますが、ごあいさつといたします。 ————◇—————
○大久保委員長 理事の補欠選任について、おはかりをいたします。 去る一月二十五日、理事鍛冶良作君及び横山利秋君の委員辞任に伴い、理事が二名欠員になっております。その補欠選任を行ないたいと存じますが、先例により委員長において指名するに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保委員長 御異議なしと認めます。よって、濱田幸雄君及び井伊誠一君を理事に指名いたします。 ————◇—————
○大久保委員長 この際、法務行政等に関し、政府の所信を求めます。石井法務大臣。
○石井国務大臣 本日は、今年初めての法務委員会でありますので、法務行政につきまして、私の心持ちを少しく申し上げてみたいと思うのでございます。 私は法務大臣に就任いたしまして以来、約半年を経過いたしましたのでございます。その間、ようやく法務行政の大綱につきまして、認識と理解とを深めることができたと存じております。今後はその上に立って、法務行政の全般にわたり、一そう職責の完遂に努力を続ける覚悟でありまするが、以下、当面する二、三の点につきまして申し述べたいと思います。 まず第一は、公務に従事いたしまする者の綱紀の粛正についてでございます。この点は、私が就任にあたりまして、当委員会で申し述べたところでありまするが、国政に携わる者がみずからの姿勢を正すことがすべての国政の根本でありまして、これなくしては、いかなる施策を講じましても、国民各層の理解と協力を得ることはできないものと思うのであります。私はこのような心持ちで公務に奉仕する者の綱紀の粛正については特に留意し、非違のあった者に対しては厳正な態度をもって対処してまいりたいと考えている次第でございます。 次に、次の世代をになう青少年の非行問題が重大な社会問題となっておりますことは、きわめて遺憾に存じております。この問題は政府のみならず、国民全体が協力一致してこれに当たらなければ解決できないものでありますが、私としましても、法務省所管各職員を督励いたしまして、非行青少年対策をさらに強力に推進する所存でございます。そのためには検察、矯正、保護を一貫した総合的な刑事政策の運用についてさらにくふうを加えまするとともに、立法の面におきましても、広く世論に耳を傾け、有効かつ適切な法制の整備に努力いたしたいと考えております。 第三には、日韓国交の正常化に伴いまして、在日韓国人について協定永住権が与えられることになりましたので、その事務処理を円滑に遂行するとともに、協定永住権を取得しない者との間に無用の摩擦、あつれきを生じないように留意いたしまして、日韓友好の増進につとめたいと考えております。 最後に、法務局その他所管各庁の老朽庁舎等の改築、職員の待遇改善等に特に留意いたしまして、法務省関係職員の士気を高揚するとともに、当面必要な諸法律の改正案を順次この国会に提案いたしまして、法務行政の運用に遺憾ないよう期しているのであります。 以上、私の気持ちを申し上げまして、法務委員の皆さまの格段の御協力をお願いする次第でございます。 何とぞよろしくお願いいたします。(拍手) ————◇—————
○大久保委員長 この際、志賀義維君から発言を求められておりますので、これを許します。志賀義雄君。
○志賀(義)委員 次画の法務行政に関する委員会のために、あらかじめ法務管の当局及び警察の関係の方に委員長からお伝え願いたいことがあります。調査事項であります。 最近の新聞に、アメリカ軍のモルヒン・シレットが韓国を通じて日本に密輸入されたという事件があり、次いで岩国のアメリカ軍基地から、その同じものが流れていると言われております。新聞に発表されたものよりもはるかに大量のものが密輸入され、あるいは盗まれて、ことにそれがアメリカ軍関係のものでありますが、その点について、麻薬の問題は、当法務委員会でもしばしば問題になっている重要事項であります。この点について、今日までの調査の結果、どういうふうになっているのか、これを調べていただきたいと思うのであります。そこで、委員長のほうから法務省並びに警察庁に対して御連絡の上、この次の質問のときに、その点に関する答弁を用意しておいていただきたいと思います。これをお願いしたいと思います。
○大久保委員長 承知いたしました。 次会は来たる十七日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午前十時四十分散会