議院運営委員会 第1号
- 発言数
- 22 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1965/10/06
会議録
○委員長(田中茂穂君) 議院運営委員会を開会いたします。 今期国会の会期に関する件を議題といたします。 常任委員長懇談会の経過等につきまして、事務総長の報告を求めます。
○事務総長(宮坂完孝君) 今期国会の会期の件につきましては、議長は、本院規則の定めるところによりまして、昨日、常任委員長懇談会を招集され、各委員長の意見を徴されたのでありますが、内閣委員長外九委員長は、会期はなるべく長期間とし、七十日間以上とすべき旨を述べられ、また、法務委員長、社会労働委員長等五委員長は、四十日間以内で十分である旨の御意見を述べられました。また、昨日午後八時十分に、衆議院議長から本院議長に対しまして、会期を七十日間といたしたい旨の協議がございましたが、本院議長の正式回答に至らないまま、同日午後九時十九分、衆議院から、同院は第五十回国会の会期を七十日間と議決した旨の通知書を受領いたしました。 以上御報告申し上げます。
○委員長(田中茂穂君) 御意見のある方は御発言を願います。
○柳岡秋夫君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま問題になっておりまする会期の問題について、わが党の意見を述べると同時に、衆議院で決定をされました七十日の会期について反対をいたしたいと思います。 まず、その理由の第一点は、いま国民がこの臨時国会に期待をしている問題は、何と申しましても、年々の物価の値上がりから来る生活苦に対して、国会でどう対策を立てていくか、あるいは公共料金が軒並みに値上げされようとすることの対策をどう打ち立てるのか、あるいはまた、過般の人事院勧告の問題をどうするのか、あるいは、不況対策をどうするのか、それからさらには、先般の幾つかの台風によって災害を受けたその災害対策をどうするのか、これらを急務の問題として国民が期待をしていると思うのでございます。したがって、当然この国会は、これらの問題をまず優先的に審議をし、そうして国民の負託にこたえるという責任を私どもは持っていると思うのでございます。しかるに、昨日の佐藤総理の記者会見等を拝聴いたしてまいりますと、この国会は何としても日韓の条約を批准をするのだ、それが第一義的な問題である、こういうようなことを表明しており、先ほど申し上げましたような国民の要望する問題についてはほとんど触れられていないということは、私は非常に遺憾であると思うのであります。 しかも、その日韓の条約を見てみますると、その内容等について日韓両国に非常な食い違いがある。最も基本となる管轄権の問題等については、韓国並びに日本の政府の解釈が食い違っているということは、私どもとしては、これはもはや先例のない、条約のていさいをととのえないものであると言おざるを得ないのでございます。そうした内容にも問題のあるものを、なぜこの国会で審議をしなければならないのかということは、この日韓条約の持つ本質というものを、私どもはやはり考えてみなければならないと思うのでございます。その本質は、いまさら言うまでもございませんけれども、明らかにこの日韓条約は、日韓の反共軍事体制の強化、さらにはベトナム戦争への協力、こういう意図があるということを考えますると、どうしても、この国会で私どもは日韓の条約についての批准をするということはできないのでございまして、この国会はあくまでも経済的な、あるいは最近の政治的な問題、あるいはベトナム戦争を中止をさせるというような国民の要望にこたえた国会というふうに考えなければならぬと思うのでございます。 したがって、そういう観点からまいりますると、この国会の会期については、七十日は必要としない、少なくとも私どもは四十日前後の会期で十分であるというふうに考えます。 さらに、もう一つの問題点は、昨日の衆議院段階における非民主的な会期の決定の問題でございます。過去の先例を見てみましても、昭和二十八年の第十六国会までは確かに採決による会期の決定というものはあったようでございますけれども、その後いずれの国会におきましても、会期の決定におきましては、ほとんど全部各党の完全一致のもとに決定されております。それぞれの党の見解の相違、あるいは主張が相違しておっても、民主的な議会運営の立場から、お互いに譲り合って会期を決定するということが、私は国会の慣行としてぜひとも打ち立てられなければならないと思うのでございます。強行採決、あるいは議長職権によるところの開会によってこの七十日という会期が決定されたということについて、私は政府与党の責任というものを強く追及したいと思うのでございます。 そういうような観点からも、私どもはこの政府与党が提案をする七十日の会期には反対をし、私どもの主張する四十日前後の会期でこの国会を終了する、こういうことを私どもの意見として申し上げておきたいと思います。
○鍋島直紹君 私は自由民主党を代表いたしまして、昨日衆議院において決定せられました本国会の七十日間の会期に対して、賛成をいたします。
○委員長(田中茂穂君) 他に御発言もなければ、これより採決をいたします。 今期国会の会期を、十二月十三日まで七十日間とすることに賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(田中茂穂君) 多数と認めます。よって会期は、十二月十三日まで七十日間とすべきものと決定いたしました。 —————————————
○委員長(田中茂穂君) 次に、特別委員会の設置に関する件を議題といたします。 理事会において協議いたしましたところ、次のとおり意見が一致いたしました。すなわち、 災害に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、災害対策特別委員会を、 当面の石炭に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、石炭対策特別委員会を、 科学技術振興に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、科学技術振興対策特別委員会を、 産業公害に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、産業公害対策特別委員会を、 当面の物価等に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため、物価等対策特別委員会を、 また、公職選挙法改正に関する調査のため、公職選挙法改正に関する特別委員会をそれぞれ設置すること。 委員の数は、各特別委員会ともそれぞれ二十人とし、その会派に対する割り当ては、いずれも自由民主党十一人、日本社会党六人、公明党二人、民主社会党一人とすること。 以上のとおりでありますが、右理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(田中茂穂君) 次に、議事協議員選任の件を議題といたします。 議事協議員八人の会派割り当てにつき理事会において協議いたしました結果、自由民主党五人、日本社会党二人、公明党一人とすることに意見が一致いたしました。 右理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 それでは、先例により、割り当て会派推薦者の氏名を報告いたします。
○参事(小沢俊郎君) 議事協議員といたしまして、自由民主党から鍋島直紹君、亀井光君、栗原祐幸君、温水三郎君、丸茂重貞君、日本社会党から大矢正君、柳岡秋夫君、公明党から渋谷邦彦君が、それぞれ推薦されております。
○委員長(田中茂穂君) ただいま報告のとおり議事協議員を選任することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(田中茂穂君) 次に、小委員会の設置に関する件を議題といたします。 理事会において協議の結果、今期国会においても従前どおり、本院の庶務関係事項審査のため、委員九人からなる庶務関係小委員会を、また国立国会図書館の運営に関する事項について審査するため、委員九人からなる図書館運営小委員会を、それぞれ設置すること。その会派別構成は、いずれも、自由民主党五人、日本社会党三人、公明党一人とすることに意見が一致いたしました。 右理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 それでは先例により、割り当て会派推薦者の氏名を報告いたします。
○参事(小沢俊郎君) 庶務関係小委員といたしまして、自由民主党から鍋島直紹君、亀井光君、栗原祐幸君、江藤智君、熊谷太三郎君、日本社会党から柳岡秋夫君、瀬谷英行君、山崎昇君、公明党から渋谷邦彦君が、また図書館運営小委員といたしまして、自由民主党から鍋島直紹君、亀井光君、栗原祐幸君、北畠教真君、近藤英一郎君、日本社会党から大矢正君、渡辺勘吉君、前川旦君、公明党から渋谷邦彦君が、それぞれ推薦されております。
○委員長(田中茂穂君) ただいま報告のとおり小委員を選任することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 小委員の方は、本会議散会後、御参集の上、小委員長の互選を行なわれるようお願いいたします。 なお、今後、議事協議員及び小委員の辞任及び補欠の申し出があります場合の取り扱いにつきましては、便宜、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認めます。
○委員長(田中茂穂君) 次に、調査承認要求の取り扱いに関する件を議題といたします。 各委員会提出の調査承認要求につきましては、本委員会の議を経て議長がこれを承認する例でございますが、今期国会は各委員会開会の時間的な都合もございますので、本件の取り扱いにつきましては、あらかじめ委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認めます。 暫時休憩いたします。 午前十一時九分休憩 〔休憩後開会に至らなかった〕