本会議 第32号
- 発言数
- 22 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1965/04/15
会議録
○議長(船田中君) これより会議を開きます。 ————◇————— 議員請暇の件
○議長(船田中君) おはかりいたします。 議員岸信介君、同久保田円次君及び同小島徹三君から、海外旅行のため、四月二十一日から五月十日まで二十日間、議員田中彰治君から、海外旅行のため、五月二日から本会期中、右いずれも請暇の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船田中君) 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。 ————◇————— 緊迫するベトナム情勢に関する緊急質問(松 本七郎君提出)
○海部俊樹君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。 すなわち、この際、松本七郎君提出、緊迫するベトナム情勢に関する緊急質問を許可されんことを望みます。
○議長(船田中君) 海部俊樹君の動議に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船田中君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加せられました。 緊迫するベトナム情勢に関する緊急質問を許可いたします。松本七郎君。 〔松本七郎君登壇〕
○松本七郎君 私は、日本社会党を代表し、日とともに深刻化するベトナム情勢とこれに対する日本の態度について、佐藤首相並びに関係閣僚に対し、政府の所信をたださんとするものであります。(拍手) すでに御承知のように、アメリカは昨年八月のトンキン湾事件以来、きわめて計画的かつ継続的に北ベトナムに対して挑発と攻撃を加え、南ベトナムでは毒ガスや無差別焼夷弾などの残虐兵器を使用する一方、北ベトナム侵攻のエスカレーション作戦を展開しております。しかも、無視できないのは、アメリカがこの気違いじみた侵略行動に韓国軍隊を動員したのを初め、台湾、フィリピン、タイなどまでも巻き込み、さらには日本に対してもいろいろな形で協力を強要し、紛争の国際化をはかっていることであります。(拍手)こうしたアメリカの北ベトナム爆撃、エスカレーション作戦の行き着くところは、中国に対する危険な予防戦争のたくらみであることは、もはやだれの目にも明らかであります。(拍手)いまやベトナム紛争は、単なるインドシナ地域だけの問題ではなく、全アジア並びに全世界の平和にかかわる重大な局面を迎えているといわなければなりません。(拍手) 南ベトナムのかいらい政権が崩壊の危機に直面し、民族解放統一戦線、ベトコンの勝利が間近に迫ったことに逆上した、このアメリカの戦争挑発の冒険政策は、全世界の世論のきびしい批判の的となっております。いまではアメリカの国内でさえ、良識ある人たちから政府の反省を求める声がわき上がっていることは周知の事実であります。特にアジアでは、アジア人の気持ちを全く無視したアメリカのやり方、アジア人同士を戦わせるように仕向けているこのやり方に憤激の声が高まっております。(拍手)日本国民がいかにアメリカの戦争政策に対する批判を強め、ベトナム人の民族自決や、紛争の平和的解決を望んでいるかは、連日の新聞社説、投書、テレビ、ラジオなどによって明らかであります。首相は、一体こうした国際世論や国内大衆の気持ちをどう認識しておられるのか、まずそれをお尋ねしたい。 この重大局面に際して、内閣発足以来、口を開けば、アジア外交、自主平和外交を唱え、アジア人の気持ちはアジア人でなければわからないなどと広言してきた佐藤首相が、ベトナムの悲惨な現実に目をそむけ、紛争の平和的解決のために、アメリカの北ベトナム爆撃の即時停止を呼びかける勇気も持たず、一言半句の忠言をもなし得ないでいる姿は、いまさらのように対米追随外交を一歩も脱し得ないものとして、国民の失望を買っております。(拍手)首相が口先だけで幾ら平和のため、アジアのためと美辞麗句を並べましても、国民はもはやあなたを信用しないでしょう。 大切なことは、急迫した事態に直面して具体的にどう行動するかということです。カナダのピアソン首相は、ジョンソン大統領に向かって北爆中止を直書しました。マレーシア問題とポンド危機をかかえている弱みから、もっぱら対米同調を余儀なくされているイギリスでさえ、米軍の毒ガス使用には忠告をしたというではありませんか。本年一月の日米会談で大いに自主対等を売りものにしたあなたが、この重大時期にも、相変わらず対米追随を事としているのは、一体どのような弱みがあるためでしょうか。(拍手) 世界はこうした日本の自主性のないことをよく知っているようです。来日中のフォール元フランス首相は、日本政府の自主性のなさをやんわりと皮肉っています。ウ・タント国連事務総長は、その平和呼びかけの際に、アジアの大国をもって任ずる日本に何の連絡もあいさつもしなかったではありませんか。日本に呼びかけてみても、日本はアメリカの顔色をうかがうばかりだからと見切りをつけたからであるといわれております。(拍手)首相が、日本の自主性を主張し、アジア外交を叫ぶのであれば、アジア人の声に謙虚に耳を傾け、直ちにアメリカに対して、北ベトナム爆撃や、中国に対する挑発を停止し、南ベトナムへの軍事介入を中止するよう率直に提言すべきであります。(拍手)首相のこれに対する見解を承りたい。 もともとベトナム紛争は、初めフランスに、続いてアメリカにささえられた南ベトナムのかいらい政権と民族解放統一戦線、ベトコンとの戦いであります。その国内紛争にアメリカが軍事介入したところに今日の事態の根源があります。このベトナム紛争の解決には、一九五四年のジュネーブ協定という重要なよりどころがあります。政府が真にベトナム情勢を憂え、アジアの平和確立をこいねがうならば、直ちに関係各国に対し、平和的な話し合い解決のための国際会議の開催を積極的に呼びかけるべきであります。首相にその決意ありや、お伺いしたい。 先ごろ現地を視察した松本俊一特使も、このことを率直に提案されたと聞いております。首相特使の報告がどう具体化されたのか、時期を見てなどという逃げ口上は許されません。時期を見ているうちにベトナム人民の惨禍はさらに増大し、アメリカの爆撃拡大による全面戦争の危険も、さらに増大するのであります。いまは一刻も争うときであります。 次に、ベトナム情勢と日米安保条約との関係についてお尋ねいたします。 日本が、真にベトナム、ひいてはアジアの平和確立のために貢献しようとするのであるならば、日本みずからがアメリカの黒い手に加担しない立場を堅持しなければなりません。この意味でわれわれは、アメリカの南北ベトナムにおける軍事行動に、沖繩を含む在日米軍基地が、直接または間接に使用されている現状に、重大な関心を示さざるを得ないのであります。政府は、日米安保条約第四条にある、いわゆる極東の範囲を拡大解釈しまして、ベトナムを極東の周辺ということで安保条約のワク内だと強弁しております。そして一方では、補給のための在日米軍基地の利用や、一たん沖繩基地に移動した上での作戦行動は、事前協議の対象にならないといった論法で、在日米軍のベトナムへの軍事行動に無限の自由を供与しているのでございます。まことにおそるべき条約の乱用であり、対米従属の表明であります。(拍手)政府は、日本の安全のためと称した安保条約が、アメリカの極東軍事冒険政策の足がかりとなっていることを認めるほかないと思うが、この点について明確な解釈を示されたい。(拍手) さらに、基本的にはアメリカの行動は、安保条約第一条、すなわち、「締約国は、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、慎むことを約束する。」との規定に全く違反しております。これだけでも安保条約はアメリカみずからがすでに踏みにじっているのであります。この批判に対しまして、政府は、アメリカの行動を正当化し、アメリカの行動は北からの侵略に対し南ベトナムの独立と自由を守るために軍事介入しているのだ、したがって、これはアメリカの自衛行為であるなどと強弁しております。しかし、南ベトナム自身の正当化ならまだしも、アメリカが遠いアジアに軍事介入して、南北ベトナムの人民に塗炭の苦しみと悲しみを与えていることが、何で自衛行為の名に値しましょうか。(拍手) 政府はさらに、このアメリカの行動を国連憲章第五十一条にいう集団的自衛権で正当化しょうとしております。しかし、南ベトナムは国連加盟国でも何でもなく、アメリカのかいらい政権にすぎない。アメリカの行動とそれを正当化する日本政府の解釈は、明らかに国連憲章の歪曲であると断ぜざるを得ません。(拍手)一体、政府は、国連憲章第五十一条あるいは日米安保条約第一条及び第四条と、ベトナムの事態との関連を法的にどう解釈しているのか、明確な見解を示されたい。政府は、具体的に直ちにアメリカに対し、いかなる名目にせよ、ベトナムの作戦行動に在日米軍基地を使用することを一切拒否する旨を申し入れる決意があるかどうか、伺いたいのであります。(拍手) さらに私は、今日急テンポで推進、強行されている日韓交渉が、ベトナムをめぐるアジアの緊迫した情勢と密接に結びついており、アメリカの反中国軍事政策の一環をなしていることを指摘せざるを得ません。首相はこれまでそのことを否定してまいりましたが、交渉相手の韓国がアメリカの強い圧力によってその軍隊をベトナムに派兵し、近くその増強をはかるなど、現実に戦争に巻き込まれている姿を見るならば、われわれの指摘の正しかったことが実証されていることはだれの目にも明らかであります。アメリカの野蛮な北進攻撃がいつ朝鮮の三十八度線に飛び火するか、北緯十七度線と三十八度線は直結しているとの危機感を抱かざるを得ません。われわれは、ここにあらためて一新しい意味を込めて日韓会談の即時中止を要求するものであります。(拍手)それでもなお政府は、日韓交渉とベトナム情勢が無縁であると強弁されるのか、 この点をお尋ねしたいところであります。 ここで私は、生活のために身の危険をおかして米軍のLST輸送に乗り組み、ベトナム作戦行動に従事させられている日本人の存在に注目したいのです。政府は、これを安保条約のワク内での協力だとして積極的に米軍の労務者雇い入れをあっせんする意向すら表明しております。まことに危険きわまる考えだといわねばなりません。政府は、いかなる日本人であろうと、一人でもアメリカの軍事冒険政策の巻き添えとならないように、むしろアメリカに対して、一切の日本人の使用禁止を要求すべきであります。また、アメリカの北爆拡大は、日本と北ベトナムとの平和友好の貿易関係に大きな脅威を与えております。これについても、政府がいかなる保障を考慮しておられるのか、責任ある回答をいただきたいと思います。 アメリカは、いまや国際世論のきびしい批判に苦慮し、特に、アジア各国に自国の侵略的な立場を理解させ、浸透させるために、ロッジ特使を派遣することをきめたといわれております。われわれは、このロッジ氏の来日を、むしろ逆に、米国に対する説得の絶好の機会として利用するだけの勇気を政府が持つことを期待したいと思います。特に、われわれは、最近アメリカ政府首脳が、中国爆撃の意図をほのめかし始めたことに深い警戒の念を禁じ得ません。かつて中国を侵略し、中国の広大な領土と中国人民の抵抗のエネルギーの前に、どろ沼戦争の愚かさを悟らされたわれわれは、アメリカが同じ愚かな道をたどることに、友人としてきびしく警告する義務があるのではないでしょうか。同時に、日本と中国の間に、絶対不戦の誓いを抱くわれわれは、アメリカが中国爆撃の暴挙をおかすとき、日本国民のアメリカに対する反感がどのような形で爆発するやもはかり知れぬということを、アメリカに十二分に認識させる必要があるのではないでしょうか。これこそが、アメリカの誤れる極東軍事冒険政策を破局の一歩手前で転換させるきっかけとなり、一助ともなることを、この際特に指摘いたしまして、私の質問を終わります。(拍手) 〔内閣総理大臣佐藤榮作君登壇〕
○内閣総理大臣(佐藤榮作君) ベトナムの問題につきまして、緊急質問をただいま松本君がなされました。もちろん、この問題につきましては、私の所見はしばしば他の委員会等におきまして披露いたしておりますから、私の考え方、いわゆる不拡大ということについて、また、非常に関心を持っておるということは、よく御承知のことだと思います。また、私自身は、機会あるごとに、わがほうの考え方をアメリカに十分連絡をとっております。 もちろん、かかる問題について最も大事なことは、事態を正しく認識することだと思います。(拍手)一方的宣伝だけに迷わされて立論するごときは、お互いに慎まなければならないことだと思います。(拍手)たとえば、日本に対して、アメリカがその協力方を働きかけてきたとか、かような事実はございません。また、アメリカが国際紛争の拡大を希望しておるとか、かような事実もございません。十分正しく事態を認識して、しかる上でいろいろの意見を立てるのが当然のことだと思います。 私は、今日のこの紛争地域の不拡大、これを心から希望いたしておりますし、ただいま申し上げますように、アメリカに対しても、機会あるごとにその意向を述べております。したがいまして、北ベトナムの爆撃、北爆そのものを決して好ましいものとは思っておりません。しかし、今回のかような事態は、北ベトナムの南ベトナムに対する政策や態度というものが問題であると思います。この際、大事なことは、相互に独立を尊重し、これを侵さぬということが一番大事なことだと私は確信いたします。(拍手) また、この問題につきましては、国際会議を開催し、また、その意味合いにおきまして、関係国の足並みがそろって問題解決の糸口が会議の席上において求められるということが最も望ましいことだと、かように思っております。この点は、私が委員会等において述べたところでございます。 また、アジア人のアジア、あるいはアジア人でなければアジア人の気持ちはわからない、私は、今日もなおその考え方を持っております。わが国がこの立場に立って、平和的解決に寄与したいというこの気持ちは、国民とともどもに私も持っておるところであります。しかるに、現状は、南ベトナムにおける反政府活動を北ベトナムが支援しているということが重要な要因となっているので、米国を一方的に責めるということは適当でないと私は思います。(拍手)私ども日本は、申すまでもなく、アメリカに対してよき友邦として忌憚ない意見を述べ、そうして誤りなきを期し、平和解決への努力をしたい。先ほど申しましたように、相互に独立を尊重し、これを侵さぬ、こういうことに格段の留意をはかっていきたいと思います。 また、わが国の設備あるいは基地、施設区域をいわゆる戦闘作戦行動のために使用する場合——現状におきましては使用はいたしておりません。したがいまして、現状においては、いわゆる事前協議なども行なわれておりませんが、しかし、この紛争が長くなりますと、各方面から誤解を受けることもあろうかと思いますので、この意味におきましても、私どもの正しいあり方、また、平和を心から願っているという立場におきまして、一日も早く紛争が解決することを心から願っておる次第であります。 最後に、日韓交渉、これは申すまでもなく、今回の軍事的な問題とは関係はございません。これは全然無縁であります。したがいまして、私は、日韓交渉は、双方の大多数の国民の支援によりまして支持するところでありますので、その観点に立ちまして、不自然な状態を自然に直す、こういうことで早く解決いたしたい、かように思っております。 また、ロッジ氏が最近日本を訪問するということでありますが、こういう機会こそ、お説のように、たいへん私どもの主張を明確にする機縁だ、かように思いますので、十分話し合ってみたい、かように私は思います。 以上、お答えいたします。(拍手) ————◇————— 日程第一 運輸省設置法の一部を改正する法 律案(内閣提出)
○議長(船田中君) 日程第一、運輸省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。 〔発言する者あり〕
○議長(船田中君) 委員長の報告を求めます。内閣委員長河本敏夫君。 ————————————— 〔報告書は本号末尾に掲載〕 ————————————— 〔河本敏夫君登壇〕
○河本敏夫君 ただいま議題となりました運輸省設置法の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案の要旨は、航空局の所掌事務に、委託による飛行場の工事の施行に関する事務を加え、港湾建設局に飛行場の建設等の施行に関する事務を分掌させることとし、港湾審議会に港湾の管理に関する重要事項をも調査審議させることとするほか、定員を百七十三人増員することなどであります。 本案は、二月一日本委員会に付託、二月四日政府より提案理由の説明を聴取し、慎重審議を行ない、四月十三日、質疑を終了いたしましたところ、施行期日を「公布の日」に改め、定員の改正規定は、四月一日から適用する旨の自民、社会、民社一発共同提案にかかる修正案が佐々木委員外二名より提出され、趣旨説明の後、討論もなく、直ちに採決の結果、本案は全会一致をもって修正案のとおり修正議決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○議長(船田中君) 採決いたします。 本案の委員長の報告は修正であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(船田中君) 起立多数、よって、本案は委員長報告のとおり決しました。 ————◇—————
○議長(船田中君) 先刻の松本七郎君の質問に対し、答弁漏れがあるとのことであります。外務大臣椎名悦三郎君。 〔国務大臣椎名悦三郎君登壇〕
○国務大臣(椎名悦三郎君) LSTの輸送に関する御質問でございます。これは日本から軍需物資を輸送しておるのでございますが、ベトナムに対する輸送は、いわゆる安保条約のワク内の仕事でございますが、これに日本の船員が乗り組んでおるのはどうかという御質問のようであります。これは日本人の雇い入れに関しましては、国内法に基づいていわゆる職安の手を通じて雇い入れておるのでありまして、それは別に強制している意味でも何でもない、自由意思によってこの仕事に従事しておるのであります。 危険の問題に関しましては、特にLSTの船長に普通以上の権能を与えて、日本船員の保護のためにはいろいろな特別の権限を与えておるというように、非常にアメリカ軍といたしましても配慮を払っておる次第であります。これは、もしもこれ以上の危険があの地域に生じました場合には、またその状態に応じて適当に考えたいと考えます。 それから、国連憲章の五十一条は、いわゆる集団的安全保障、この問題は加盟国のみであって、加盟国外のものが入っておる場合にはこれに違反するのではないかというお話でございましたが、国連憲章の精神を広く適用することにつきましては広く認められておるところであります。 なお、安全保障条約第一条において、武力行使をもって領土的あるいは政治的野心を達するためにさような行動をとるということは禁じられておることは御承知のとおりでございますが、侵略に対する自衛は、これは禁じておるのではないのであります。(拍手)
○議長(船田中君) 日程第二、昭和三十八年度一般会計予備費使用総調書(その2)外四件(承諾を求めるの件)、日程第三、昭和三十九年度一般会計予備費使用総調書(その1)外二件(承諾を求めるの件)、日程第四、昭和三十九年度一般会計国庫債務負担行為総調書、右九件を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。決算委員長堀川恭平君。 ————————————— 〔報告書は本号末尾に掲載〕 ————————————— 〔堀川恭平君登壇〕
○堀川恭平君 ただいま議題となりました昭和三十八年度一般会計予備費使用総調書(その2)外四件、並びに昭和三十九年度一般会計予備費使用総調書(その1)外二件の事後承諾を求めるの件、及び昭和三十九年度一般会計国庫債務負担行為総調書について、決算委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 昭和三十八年度一般会計予備費使用総調書(その2)外四件は、昭和三十九年一月から三月までの間に使用を決定したもので、その総額は六百七十三億円余で、昨年十二月二十五日本委員会に付託され、本年二月一日大蔵省当局より説明を聴取いたしました。 また、昭和三十九年度一般会計予備費使用総調書(その1)外二件は、昭和三十九年四月から同年十二月までの間に使用を決定したもので、その総額は一千五十一億円余で、本年二月二十六日本委員会に付託され、四月十三日大蔵省当局より説明を聴取いたしました。 本月十三日以上各件について質疑を終了、同日、採決の結果、昭和三十八年度一般会計予備費使用総調書(その2)外四件については全会一致をもって、昭和三十九年度一般会計予備費使用総調書(その1)外二件については多数をもって承諾を与えるべきものと議決した次第であります。 次に、昭和三十九年度一般会計国庫債務負担行為総調書につきましては、同年度一般会計において、新潟地震に伴う官庁施設災害復旧に三億円余の範囲内で国の債務を負担する行為をすることといたしておるのであります。 本件は、本年三月四日本委員会に付託され、四月十三日大蔵省当局より説明を聴取し、同日、審議を終了し、採決の結果、全会一致をもって異議がないと議決いたした次第であります。 詳細は会議録によって御承知願うことにいたしたいと思います。 以上、御報告申し上げる次第であります。(拍手) —————————————
○議長(船田中君) これより採決に入ります。 まず、日程第二の五件につき採決いたします。 五件は委員長報告のとおり承諾を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(船田中君) 起立多数。よって、五件とも委員長報告のとおり承諾を与えるに決しました。 次に、日程第三の三件につき採決いたします。 三件は委員長報告のとおり承諾を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(船田中君) 起立多数。よって、三件とも委員長報告のとおり承諾を与えるに決しました。 次に、日程第四につき採決いたします。 本件の委員長の報告は異議がないと決したものであります。本件を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(船田中君) 起立多数。よって、本件は委員長報告のとおり決しました。 ————◇—————
○議長(船田中君) 本日は、これにて散会いたします。 午後二時五十九分散会 ————◇————— 出席国務大臣 内閣総理大臣 佐藤 榮作君 外 務 大 臣 椎名悦三郎君 大 蔵 大 臣 田中 角榮君 運 輸 大 臣 松浦周太郎君 国 務 大 臣 小泉 純也君 出席政府委員 内閣法制局長官 高辻 正巳君 ————◇—————