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48回国会衆議院1965/02/04

体育振興に関する特別委員会 第3号

発言数
18
登壇者
7
会派数
2
開催日
1965/02/04

会議録

大石武一自由民主党

○大石委員長 これより会議を開きます。  体育振興に関する件について調査を行ないます。  本日は、理事諸君との協議のとおり、昨年十二月十八日の「国民の健康・体力増強対策について」の閣議決定事項並びに各省の予算関係等について、内閣から説明を求めることといたします。松永内閣審議室長。

松永勇内閣官房内閣審議室長

○松永(勇)政府委員 御説明申し上げます。  お手元に「国民の健康・体力増強対策について」というのがお配りしてございます。これができます経緯につきましては、オリンピックを契機としまして、国民の健康、体力というものについてあらためて見直すというか、再検討する必要があるという考えが、強く政府部内に出てまいりました。その結果、関係各省と協議いたしまして、こういう面での新しい見地に立って今後の対策を進めていかなければならないであろうということから、検討の結果、このような閣議決定がなされたのであります。  この趣旨につきましては、そこに書いてございますように、「国の繁栄のもとは、たくましい民族力にある。たくましい民族力を育成するには、高い徳性、すぐれた知力とならんで強じんな体力を培うことが肝要である。わが国民の健康、体力は、年を追って改善の方向に向っているが、諸外国の水準に比べると、なお立ちおくれが痛感される。国民すべてが健康を楽しみ、ひいては労働の生産性を高め、経済発展の原動力を培い、国際社会における日本の躍進の礎を築くため、健康の増進、体力の増強についての国民の自覚を高め、その積極的な実践を図る必要かある。よって、これに関する行政上の施策を整備充実し、強力に推進するものとする。」こういう趣旨でございますように、この健康、体力というのは、ただスポーツというような狭い意味でなく、生まれおちてからの、特に乳幼児時代から一貫して国民の健康ということ、それが同時に、日本の労働の生産性を高め、経済発展の原動力をつちかうというようなところにも結びつく問題であるという認識のもとで、そして、このことが国民の自覚によって、すなわち、政府の行政施策だけでなく、国民みずからの力によって行なわれるものである。政府はその側面から、その行政施策をそれに沿うように整備し、また充実していかなければいけない、こういう観点のもとにつくられたものであります。  そこで、今後の基本方針としましては、「健康は、他から与えられるものでなく、自らつくり出すものであるので、国民の健康を増進し、その体力の増強を図るためには、国民の自主的実践活動を促進しなければならない。よって、政府は、国民が日常生活を通して、積極的にその活動にいそしめるような環境的諸条件の整備を図ることを目的として、次の事項について重点的推進を図るものとする。」ということで、「(1)保健・栄養を改善する。(2)体育・スポーツ・レクリエーションを普及する。(3)強固な精神力(根性)を養い育てる。」ということを目標といたしております。  今後の推進方策といたしましては、「政府関係各機関の施策の総合的推進を図る。」これがためには、「関係閣僚の会議を設ける。」「総理府に」行政事務ベースにおける「連絡調整機関を設け、計画的に推進する。前記に基づき、関係各機関において具体的施策を行なう。」具体的施策は関係各省が行なうという趣旨でございます。それから「健康の増進、体力の増強のための国民運動を提唱推進し、趣旨の普及徹底と実践的効果を高める。健康の増進、体力の増強に必要な施設の整備、指導者の養成、団体活動の育成等を計画的に推進する。」  施策の重点としましては、「政府関係各省庁にあっては、とくに次の事項に重点をおいて事業を推進するものとする。(1)国民の栄養改善を図るため、給食、栄養管理、栄養指導及び施設整備を重点的に実施する。(2)国民体力向上の基礎は、乳幼児にはじまる。このための母性保健、乳幼児栄養、健康管理を中心とする施策を強化する。(3)都市と農村、大企業と中小企業等における体力の格差の解消に資するため、保健栄養施設の整備等の施策を行なう。(4)体育・スポーツ・レクリエーションの普及は、学校、地域社会、職場等を通じ組織的に行ない、このため施設の整備、指導者の養成、集団訓練を強化する。(5)健康な生活に親しむための環境を整備するとともに、各種の健康つくり運動の実践を図る。(6)グループ活動の育成、余暇の善用、集団訓練の強化等を通じて精神力の涵養を図る。」  以上、この閣議決定は、趣旨、基本方針、今後の進め方におけるものの考え方というようなものを中心としてあらわしたものであります。今後こういうような趣旨に沿って、関係各省の施策の現状と、こういう趣旨から見たその問題点というようなものを協議し、それについて改正改善を加え、施策を充実していきたいという考えでございます。  一方、ここにございますように、この国民がみずから健康をかちとるという趣旨で、国民運動として、国民にこういう考えを基礎に広く、深く浸透させたいということで、国民の中から盛り上がる国民運動というものを期待し、一面それを促進したいという考えでおるわけであります。  以上が、この閣議決定になりました趣旨とともに、政府が今後進めようとする考え方でございますが、それでは、各省がこういう趣旨のもとで行なっておる現在の事業はどういうことであるかということを予算面から裏づけましたものが、大きな表で一覧表として掲げておるものでございます。  この表は、昭和四十年度予算に掲げられておりますものを掲記したのでございますが、この趣旨に合ってどの程度の予算が組まれておるか、これらを拾い出すことは、実はこまかい点に入りますと技術的に相当困難な点がございます。そこで、この閣議決定の趣旨に沿うて、各省がこれに該当すると思うものは、この閣議決定の基本方針の三つ、すなわち、保健・栄養の改善、体育・スポーツ・レクリエーション、強固な精神力、この三つの分類に分けて提出していただきたいということで各省から出していただいたものでございます。したがいまして、各省間には若干のそういうアンバランスもございましょうし、また、これに入るのがはたして適当であったかどうか、あるいはなおこういうものに漏れているものがあるかどうかという点も必ずしも確信はございませんが、一応そういう趣旨で集めましたものが、その次に目次として一覧表に揚げてございます。そこで、総額をちょっとごらん願います。一八ページ、最後のページにございます。そういう趣旨で集めましたものが三十九年度予算は三百七十八億四千九百万円となっております。それに対する今回の四十年度予算におきましては、同じ事項を拾いますと四百四十四億三千四百七十万円ということになっております。なお、この金額の中には、一般会計に計上された予算のみでなく、財政投融資等による金額も計上しております。こまかい事項にどういうものが入っているかということは、目次を見ていただきますと、先ほどの三つの項目に分けられております。「保健・栄養の改善関係」ということで、一から四十三まで揚げてございます。それぞれの所管はどこであるかということもそこに書いてございます。この事項の中身はどういうことであるかということは、本文のほうの備考欄に若干の説明が付加してございます。「体育・スポーツ・レクリエーション普及関係」としましては、四十四から七十二まで同様でございます。それから「精神力(根性)養成関係」としましては、七十三から百一までの項目。全項目として百一項目をこのように選んでここに整理した次第でございます。

大石武一自由民主党

○大石委員長 いま御説明を願ったのでございますが、このこまかいことにつきまして、一々説明してもらいますか。読んでいただいて後日またわからないところを説明してもらいますか。   〔「読まなくていい」と呼ぶ者あり〕

大石武一自由民主党

○大石委員長 読まなくていいですか。——それではそういたしましょう。そういたしますと、一応これで内閣審議室の説明は終わったわけでございます。  これについて御発言はございませんでしょうか。

川崎寛治日本社会党

○川崎(寛)委員 抽象的な閣議決定の説明があったわけでありますが、そこでこれからいろんな問題をこの特別委員会で検討いたしてまいるについて、閣議決定の一ページにあります。「諸外国の水準に比べると、なお立ちおくれが痛感される。」こういうことでありますが、それの具体的な数字を出して審議ができるように資料を提出していただきたいと思います。  それから次には、具体的な推進方策として、一政府関係各機関の施策の総合的推進を図る。」ということでありますが、関係閣僚の会議というものがどういうふうにできておるかということが一つと、次に連絡調整機関というものは具体的にどうなっているか、その中身を説明してもらいたい。

松永勇内閣官房内閣審議室長

○松永(勇)政府委員 関係閣僚の会議をつくることになっておりますが、現在はこの趣旨はこの決定によって了承されております。具体的にどういう大臣をもって関係閣僚会議として構成するかということは早々にやりたいと思っておりますが、この会議を開くと同時に関係閣僚会議にあげて議論していただくというか、御検討願う問題点というものの勉強をただいまいたしております。関係各省間でそういうもののある素案ができましたころを見計らいまして、この閣僚会議の正式決定をいたしたいと思っております。時期的にいつごろになるかということになりますと、まだ正確な見通しはつきませんが、この二月の末あるいは三月に入るころになるであろうか、その辺を目途に現在急いでいるわけであります。  同時に、政府の関係連絡機関と申しますのは、各省の連絡会議でございます。これもそういう閣僚会議の決定と同時に閣議決定をしていただくというつもりで準備を進めております。ただし、このほうは正式の各省の連絡会議ではございません。それまでは正式ではございませんが、事実上はその各省の連絡会議になるメンバーというものが常時連絡をはかりながら、そういう問題についていま検討している状況であります。

川崎寛治日本社会党

○川崎(寛)委員 一の資料は……。

松永勇内閣官房内閣審議室長

○松永(勇)政府委員 一の資料につきましては、後ほど文部省等から資料をとりまして提出いたしたいと思います。

大石武一自由民主党

○大石委員長 資料はあとで提出させます。

古井喜實自由民主党

○古井委員 資料の提出をお願いしたいと思いまして、さっき別途委員長までは申し出ておりましたが、第一には、国民の体力と体位の現状と傾向、主として文部省だろうと思うのですが、その資料。第二には、国民の健康水準の現状と傾向、これには健康水準をはかるためにはいろいろな指標が問題になると思うのですけれども、それは専門的に考えていただいて——主として厚生省だと思いますけれども、その資料をお願いしたいと思います。資料ができましたら、ひとつ一番よくおわかりになっている関係の当局のほうからその資料について説明をしていただきたい、そう思います。  それからその次に、この閣議決定の次第もあることでありますからして、根本論について私は多少質問をしたいと思いますので、承ると、河野国務大臣がこの閣議決定の発議をされたように聞きますので、河野国務大臣の御都合のいいとき御出席をお願いしたい。そこで私は御所見も伺いたいと思うし、質問もいたしたいと思いますので、そういうふうなお取り計らいを理事会等で御相談を願いたいと思いますから、よろしくお願いいたします。

大石武一自由民主党

○大石委員長 ただいまの古井さんの御発言のとおり、文部省関係と厚生省関係の資料を出すようにひとつ松永さんのほうから取り計らってください。  それから、それにつきまして資料のほかに説明も要りましょうから、いずれ文部省、厚生省のしかるべき人に来てもらって御説明していただくようにいたします。  それから、河野国務大臣の出席も了承いたしました。取り計らいます。

川崎秀二自由民主党

○川崎(秀)委員 質問してみてもしかたのないことですけれども、ものには主唱者というものがあるので、たぶんこれは河野国務大臣が閣議で言い出したことで始まっていると思うのですけれども、委員長に私は質問しようと思っておるのです。というのは、実はオリンピック後に国民体力の向上についての何か研究機関あるいは政策機関というものを自民党の党内に設ける、あるいは国会の常任委員会として設置をしようという声は、有志の間に河野国務大臣以前にもかぼそくあったことは事実なんです。けれども、オリンピックも終わったことであるし、民間の組織活動に自主的にまつことがいいだろうというのが常識論であった。ただオリンピックが終わると、どうしてもアマチュアスポーツが一時的にきても、クライマックスを過ぎる。したがって資金面では、オリンピック資金財団の余った金を配分するとともに、恒久的スポーツ振興資金財団をつくるべきだ。これは私の主唱であります。幸いにこれをいれられて、今日のようなものになったのですが、この委員会は非常に意義があると私は思うのです。意義はあるけれども、ある期間のものではない。国民体力向上に関する委員会というものが、百年も二百年も衆議院の中にあるということは考えられないことであって、つまりオリンピック大会でわが国の競技実力は遺憾なく発揮されたけれども、一般国民のスポーツ人口というものは非常に少ない。競技施設が少ない。国民のレクリエーションの場というものも与えられておらない。その意味で、将来、メキシコオリンピック大会あるいはその後に来たるオリンピック大会に、さらに充実した力を示すとともに、その底辺を養っていかなければならぬ。競技のほうもそうだけれども、国民体力の向上ということは、さらに重要なことではないかということで、いわばスポーツの一般普及、国民の栄養改善、この目的項目に掲げられているような趣旨でつくられたと思うのですが、委員長から一ぺんその主唱者にも質問をしていただいておいて、大体どのくらいのターム、期間を目的にこの委員会というものはできたのかということも、大体のめどというものも考えて、現に去年オリンピック大会をやってみると、日本の選手の体力というのは、いろいろな点から見られるのでしょうけれども、少なくとも中進国以上になった。からだだけでも、日本人のほうが選手団は大きかった印象を受けておる。もちろんスウェーデンとかアメリカとかソビエトなんという長身の国に比べれば低いけれども、タイ、アフガニスタンその他の国から比べれば、むろん長身であるし、体力もある。ですからこの委員会の期間というものは、おのずからある期間である。そして全力をあげて使命を全うしなければならぬと思うのですが、閣議決定をしたときに、そういう話題というか、ねらいというか、期間の問題についての取りきめあるいは話し合いというものがあったのかということを、委員長からお聞き取りしていただいておいて、まあ今日答弁をいただこうとは思わない、この次の委員会の冒頭にお答えいただきたいと思っておる次第なんです。

大石武一自由民主党

○大石委員長 ただいまの川崎さんの御意見につきまして、おそらく河野国務大臣が出席されれば、その中に一つの構想があると思いますから、それについて、いまの川崎さんの御質問に対するある程度お答えができると思います。  なお、私に対する御要望につきましては、国会関係の方面とよく検討いたしまして、次の委員会に御報告いたしたいと思います。

山中吾郎日本社会党

○山中(吾)委員 私も同じ意見なんで、委員長に要望をしたいと思うのですが、この特別委員会の性格を明確にしていただきたいと思います。文教委員会というのが別にありまして、教育というのは、学術、文化、体育と三つあって教育なんですから、体育関係がここに入れば、文教委員会は廃止してしかるべきだということになってしまうんですね。それで特別委員会をつくる場合については、いままで見ますと、一定の問題があって、解決するまで設置する、そういう特別委員会がある。あるいは災害のように、臨時に各省関係総力をあげて解決しなければならぬ、そういう場合に設置をするし、あるいは科学技術特別委員会のように科学技術庁という一つの行政庁があるから、そこで特別委員会を設置する。今度の場合、いずれにも該当しないのですね。それで河野大臣が閣議で発言されたのを新聞で私は推察しておりますと、オリンピックにつくった施設をどう有利に活用するかということと、それからオリンピックの成果を国民のものにするために処理をすべきだという発言のように私は聞いておりました。したがって明確に、これとこれを実現するためにこの特別委員会設置ということを、やはり委員の腹におさまるように、設置の目的が明らかにされないと、ただばく然と体育振興特別委員会では意味がないと思うのです。そして結局責任者というと、愛知大臣と体育局長を連れてきて、ここで政府に対して質疑をするということになるので、文教委員会の場合そうしたらそれについてどういうようにするか、具体的に問題になると、今度は意見が違ってきますとどうにもならなくなる。少なくともいま川崎さんの言われたとおり明確な、オリンピックのあとその成果を高揚するために具体的目標、施設の活用ということに限定されて、こういう到達点を明確にする、そうしたらまた大きい役割りを果たすと思うので、それは当然なこととして、明確に委員長から閣議の中身を具体化していただきたい。いまこれを見ますと、ばく然としていて、何だかわけがわからぬ、そう思うのです。それをひとつお願いしたいと思う。  次に、あとで相談されるということでございましたが、実は私前にタッチしておるので、ここで委員長に御要望しておきたいと思うのですが、神宮の第二野球場は、設置するときに非常に問題がありまして、与野党の文教委員が視察をし、関係者を呼んでアマチュア野球に主として使用させるという条件をつけてあれを設置したところが、プロ野球がほとんど占領するというような状況になっている。こういう時事問題でございますから、この特別委員会で論議されるのに適した問題だと思いますので、そういう経過を前提としてあれを善処されるように要望をしておきたいと思います。

大石武一自由民主党

○大石委員長 ただいまの山中さんの御意見、御質問でございますが、これは御要望どおり内閣なりあるいは国会関係で、どういう目的であるかを確かめてまいろうと思います。しかし、これは私個人の意見ですけれども、皆さまもそうだと思うのですが、私も皆さまと同じでありますが、この委員会が何のために設置されたのかという目標があまり明確でないと思うのでございます。しかしできた以上はこれを正しい目的のもとに、ですからそれは国会外の人にしいられるのでなく、われわれ委員会でこの目的を考えて、どのようにこの委員会を活用したならば、ほんとうにいろいろな日本国民の体育振興に資することができるかということを考えて、そのようにこの委員会を持ってまいりたいと思うのです。そういう意味で今後とも皆さまと十分な御懇談を重ねまして、委員会で、別に内閣等から強要されなくとも、われわれの間においてこれを持っていきたい、こう思いますので、ぜひともそのような皆さまのあらゆるお知恵を集めて、この委員会を運営してまいりたい、こう思います。  それから神宮野球場の問題でありますが、実は私もけさ新聞で拝見をいたしましたけれども、これは山中さんの御意見ごもっともだと思うのでございます。われわれ、この日本の体育振興に大事なことの一つは、やはりスポーツのアマチュアリズムを確立することが大切だと思います。そのための殿堂の一つが私は神宮野球場ではないかと思うのであります。そういう意味においてはアマチュアリズムが職業野球に汚される、ということばは適当ではありませんが、とってかわられるということは一つの大きな体育上の問題だと思います。これはぜひ当委員会で取り上げまして、これがなぜそうなったのか、経過並びにあり方をよく検討して、今後の持っていき方をできるならば解決の方向をもきめていきたいと思いますので、これは取り上げることにいたしたいと思いますが、いかがでしょうか。

前田榮之助日本社会党

○前田(榮)委員 神宮競技場の問題は、この前文教委員会でいろいろ検討いたしたのですが、究極の点は神宮側の経営難ということが解決つかなければ根本的な解決にならぬような情勢になって、そして最後にはうやむやのうちに放てきしたような結果になって、衆議院が進んで調査をした案件がかようなことになったのでは、衆議院の権威にもかかわることであります。したがって、手をつける限りにおいては、何らかの具体的な案をつくって、経済上の問題が問題ならその経済上の問題までも片づけなければいかぬという意気込みでやらないと、中途はんぱなことならやめたらいいと思うんですよ。理事会等でいろいろ意見を集めて、そして相当な見通しをつけてやるべきだと私は思います。

古井喜實自由民主党

○古井委員 きょうは説明を伺う程度でと思って来たのですけれども、だんだん話がはずんでくるようですから一言あれですが、ただいまのような問題をこの委員会で論議することも非常に重要であり、国会としてはそういう責任もあるでしょう。同時に、とかく個々の現実の問題に深入りをし過ぎるのが、私からいえば、いわば国会の弊害の一面だとも思うので、まあそういうことも必要であるが、同時に、格調の高い大きな見地から問題を進めていくということも必要じゃないかと思うのです。この委員会は体育の振興ということになっておりますけれども、体育というのは、からだづくり、つまり体力を向上させるという問題もあろうし、それから健康を増進させるという問題もあろうし、究極の大目的は体力と健康という問題だと思います。これを向上させることが中心問題でありますから、そう考えてみますと、役所のセクションからいうと、文部省もあろうし、厚生省もあろうし、労働省もあろうし、農林省もあろうしというわけで、いろいろな部局に関係してくると思うが、それぞれの部局などにあまり拘泥しないで、高い、広い見地からこの問題を推進するような貢献ができればたいへん有益じゃないかと私は思う。政府機関にまかしておくと、自分のなわ張りのことをちょこちょこやるだけになってしまって大目的がどうも失われてしまうように思いますので、そういう考え方もひとつ御考慮の上でこの委員会を運営していただきたい、私はそういうふうに思いますので、よろしくお願いします。

大石武一自由民主党

○大石委員長 委員長と委員のやりとりでおかしいようなことになりますけれども、委員会の運営の話でありますけれども、それでけっこうだと思います。私は、古井さんの御意見が当然この委員会の今後のあり方の中心になるのじゃないかと思います。ですから、そういうことでお互いしょっちゅう懇談する機会をつくりますから、いまのような御意見を中心にして、この委員会の進め方をひとつ方向づけていただきたいと思います。  それでは、次会は公報をもってお知らせすることといたしまして、本日はこれにて散会いたします。    午前十一時十三分散会

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