議院運営委員会図書館運営小委員会 第3号
- 発言数
- 13 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1965/03/29
会議録
○細田小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。 図書館職員に賄雑費支給の件についてでありますが、国会職員の給与等に関する規程第十三条の規定により、国会開会中における国会事務の状況に従い、毎年年度末に賄雑費を支給しておりますが、今年も昨年と同様に、議院運営委員会の承認を得て支給いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○中嶋(英)小委員 きょう他の三人は党務で出られないので、私ゲストで申しわけないのですけれども、賄雑費の件について、同じ国会職員でありながら、一方が三千円なのに、国会図書館のほうは、八百人のうち二百十一人だけが千五百円、八十六人については千円、これは予算上そうなっているので、実際は全員に分けていいか悪いかわからないけれども、五百五十円だということですね。これはどうしてこういう差がつくのか、その点をまずお伺いいたします。
○岡部国立国会図書館副館長 国立国会図書館の職員の賄雑費につきましては、国会職員の給与等に関する規程にかかわらず、三十五年までは賄雑費の支給が全然なかったのでございます。それが三十六年から衆参両院の議院運営委員会の非常なお力添えによりまして、やっと支給することができるようになりまして、庁費の流用によりまして千円支給することに初めて相なったのであります。それが三十八年からようやく目を立てて、衆参両院の事務局と同じように正式に支給する運びとなったのでありますが、その際大蔵当局の査定を受けたわけでありまして、それはもう一つの手当、すなわち、国会特別手当というのがございますが、この国会特例手当が従来も衆参両院の半分、すなわち、衆参両院の職員に対しましては、国会特別手当が一月の〇・五を出すのでありますが、それに対して、国立国会図書館の職員には〇・二五、すなわち半分を出していた、その慣例によりまして、賄雑費は国会特別手当を基礎にするものでありますから、結局その国会特別手当と同じ割合で、衆参両院の三千円に対して、国会図書館のほうは千五百円ということになっておるのであります。しかも、衆参両院の事務局は全員がいま言ったような率で支給されるのに対しまして、国立国会図書館のほうは、特に、調査及び立法考査局でありますとか、国会分館の職員でありますとか、議員閲覧室に勤務する職員でありますとか、両院事務局の職員に準ずるような国会奉仕の体制にあるもの二百十一人に対してはその半分の千五百円、それからさらに程度の低い閲覧部、総務部その他の八十六名の職員に落しましては千円、それ以外の職員に対しましては、国会特別手当も賄雑費も全然支給されていないわけでございます。確かに、国立国会図書館の職員八百八名が衆参両院の事務局職員と同じように国会に勤務する、国会議員に奉仕する体制にないことは事実であります。御承知のとおり、整理部でありますとか、あるいは収書部でありますとか、連絡部の職員というのは、確かに国会図書館の他の面の仕事をやっておるという理屈はまことにそのとおりでございますが、現実には、こういうことでございますので、これが国立国会図書館の職員の人事管理につきまして非常な困難を生じておるということは仰せのとおりでございます。私どもといたしましては、この格差の是正に毎年努力いたしておるのでありますが、まことに努力不十分でこういうような状態になっておるのでありますが、今後もこの格差の是正につとめてまいりたいと思いますので、今後ともなお一段のお力添えを賜わるようにお願い申し上げます。
○中嶋(英)小委員 三十五年まではなかったのが、ついた。三十八年にまた変わった。こう変わってきていますね。変わってきているというのは、実情をよく知って変わっているだろうと思うのです。同時に、実情が変わりつつあった。また四十年というこの年でもしチェックすれば、案外三十五年のときに理解したものを三十八年で考えを変えたものよりもまたより以上に変えなければならぬ段階にきているのかもしれない。よく言われるのだけれども、大蔵当局との関係で——大蔵省も無理がないと思う。この辺にも予算局の設置の必要があると思うのですが、そうこまかく見ていられない、目の子勘定で要求の半分というようなこともやるし、やりくりの中で弱いところが犠牲になるという場合があると思うのです。 ここからちょっと速記をとめてもらいたいのですが……。
○細田小委員長 速記をとめて。 〔速記中止〕
○細田小委員長 速記を始めて。
○中嶋(英)小委員 ですから、先ほどお話があった人事管理上困るというような問題も、困っているだけではいかぬのであって、人事管理上、よく人が動かぬとか、何か問題が起きがちだというのは、やはり使っているほうの側で、こういったところを、やむを得ないとか、そのうちにとかいうことで、精一ぱい努力していない。管理職が精一ぱい努力してくれなければ、その下で働いている職員だって気持ちよく働けないというような問題もあるだろうと思うのです。私はなれないものですから、庶務小が終わったあとでこれからこの増額の問題が取り上げられるかどうかわからぬけれども、取り上げることに何か法的に無理がなければ、少なくとも実質は衆参両院と同じように働いている分野もある立法考査局その他は三千円にする、それからいまの千五百円というランクを三千円にし、千円というランクを千五百円にするということだけはぜひこの際実行してやったらどうか。その点は、もしきょう間に合わなければ、この段階で委員長の御協力を得て、大蔵当局といま一段の折衝をしてみたらどうか。私は、ほんとうは国会職員ならば全部同じにと思うのですけれども、一ぺんに無理なら、この際委員長にその点をお願いしておいたらどうか、こう思うのですが、他の先生方の御了解を得れば、ぜひそういう運びにお願いしたいと思います。
○細田小委員長 ちょっといまの点に関連しまして、先ほども庶務小で実は問題になったのですが、四十年度は予算上どういうふうになっているのですか。
○岡部国立国会図書館副館長 四十年度につきましても、できるだけ衆参両院との格差をなくすように努力いたしたのでありますが、結局四十年度におきましては、三十九年度に比しまして一割だけの増額を認められました。その内容は、結局職員八百人のうち二百十一人に対しては千五百円の一割増、それから八十六人に対しては千円の一割増ということでございまして、全くその点はただいまお話のとおりの実情でございます。ただいま支給していただこうというのは三十九年度の予算でございますが、これは三十七万三千円しかございません。それから四十年度は、先般御審議いただきましたのは、賄雑費はたしか四十万九千円だったと思いますが、非常に少額の金額しかないということでございます。
○中嶋(英)小委員 ちょっと速記をとめてください。
○細田小委員長 速記をとめて。 〔速記中止〕
○細田小委員長 速記を始めて。 それでは、重ねて申し上げます。 本件は、今年も昨年と同様に、議院運営委員会の承認を得て支給いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○細田小委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 本日は、これにて散会いたします。 午後三時二十三分散会