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48回国会衆議院1965/02/11

議院運営委員会 第7号

発言数
22
登壇者
7
会派数
4
開催日
1965/02/11

会議録

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 これより会議を開きます。  まず、特別委員会設置の件についてでありますが、内閣提出にかかる、結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案等、関連法律案の審査をなすため、委員三十人よりなる国際労働条約第八十七号等特別委員会を設置することとし、明十二日の本会議においてその設置を議決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中嶋英夫日本社会党

○中嶋(英)委員 ただいまの御提案については賛成でありますが、ILOの問題については、最近当事者間の接触も何か前進の気配を感ずるわけでありまして、国会で論議するのも大事でありますが、論議の前に、当事者間で円満に話し合いが進むということのほうがむしろ望ましいと思うわけであります。批准はした、法律は通った、しかし労使慣行は国際的には批判をされるというような、そういう事態のないように、この点、与党である自民党のほうで政府と連絡の上で、十分当事者間の話し合いが前進できるような配慮をすることを期待したいわけでありますので、この点の御意見を伺いたいと思います。  なお、そのためには、委員会ができたからもうすぐとんとんということでなくて、当然十分な時間も必要となるわけでありますので、その辺のところも十分考えた上で、問題は、国際的にりっぱな批准の態度であり、批准後の姿勢もりっぱだ、そういうことをわれわれは期待しておるわけであります。この点についても、自民党のお考えをお聞きしたいと思います。  なお、今度の問題については、一括提案されておるようでありますが、その他の関係法案等についても後日問題になると思いますが、条約の批准と関連法案とは、前々回以来の国会での審議の様子を見ても、その内容においても不即不離の関係にあるというところがありますので、ひとつこれは一括提案と同時に、審議も一括にし、採決も一括にする、こういう点を条件として提出いたします。

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員 ただいまの第一点の御意見並びに御希望につきましては、わが党としては誠意をもって善処いたします。政府にもその旨しかと伝えたいと思います。  第二点については、私どもも同感でございます。  第三点については、これは当該特別委員会においてさような形で当然審議せらるべきものと思いますので、私どもは当該委員会がそういうような審議をされることを心から希望するもので、その点について異議ありません。

佐々木良作民主社会党

○佐々木(良)委員 いま中嶋委員からの質問というか希望意見に対しましてお話があったようでありますが、この特別委員会の設置にあたりましては、御承知のように、もう六、七年前からの経緯があって、そうしてそのつど同じことを繰り返しておるわけであります。事前にいろいろ自社両党の間で話し合いをされて、その話し合いというものが、一体どういう性格のものであるのか、両党を拘束するものやら、ひそひそ話みたいなものやら、それから今度はそれが審議の場でどういうふうに明らかにされるものやら、ほんとうをいうと、わけのわからぬものであったわけであります。したがいまして、昨年の第四十六国会の四月二十二日につくられたこの特別委員会をつくる際におきましても、その前にその問題がずいぶん問題になりまして、わが党とそれから自民党との間に、最後には書記長、幹事長会談まで行ないまして、そうして書記長、幹事長会談の席上で、ちまたに伝えられておるところの自社両党の話し合いの内容というものは何かということを聞いて、そうして、ついに、いろいろな経緯がありますが、その話し合いの内容をはっきりと書きつけにしてそのときには出されて、そうして、そのことを私どもは報道機関にも提示して、こういうものであるらしい、しかしながら、その自民党とわが党との書記長、幹事長会談の結果は話し合いができた、話し合いをしておるものはこういうものだ、しかしながら、このものについては、あくまでも国会の審議を通じて十分に国民に納得される状態ができ上がるということが条件になるのであるから、これは国会審議の出発点だとわれわれは考えておる、だから、どうかひとつ民社さんも、こういう話し合いをされておるけれども、あらゆる角度から十分審議をしていただきたい、こういう話が了解をされまして、そうして私どもは、それならばこれはイロハの立場から出発いたしますよという立場で、この委員会に事実上入ることを了承したのでありますが、今回も、聞くところによると、ほんとうをいうと、この前及びこの前々よりも、もっと何だか話がぼやっとしたような話でありますけれども、私どもいまさらその内容をどうこう言おうとは思いませんが、あくまでもこの委員会において、問題は正々堂々と国民の前に明らかに論議されるものであろうという前提に立ちたいのでありますが、その辺は、われわれが考えるとおりでよろしゅうございますか。

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員 私も、佐々木理事のおっしゃるとおりの考え方で異議ありません。

佐々木良作民主社会党

○佐々木(良)委員 いま私の申し上げましたように、いろいろな問題もあろうけれども、すべてこの委員会でもって、国民の前に論議をされるのだという前提に立つことを明らかにいたしましたが、ここで繰り返して、私は理事会で長いこと申し上げましたことを申し上げようとは思いませんが、これは御承知のような経過がありまして、わが党は特別委員会をつくって、この関係の議案を一括審議することには反対でありまして、わが党の立場は、ILO八十七号条約はあくまでも批准を促進すべし、一日も早く批准すべしという立場に立ち、同時に、これに便乗して、政府が現在の労働関係を改悪するような法案は一切これにくっつけるべきではないという立場から、便乗改悪反対という立場をとっておるわけであります。そうして、これはわが党だけの見解であるかもしれませんが、そういう立場に立って見るときに、五案件のうちで、条約案件と直接関係ある法案というのは、公労法と地公労法のおのおの四条、五条の各三項、つまり条約が通れば当然それに抵触するのが公労法、地公労法の四条三項、五条三項であります。したがって、直接関係する議案というのはこれだけでよろしいという立場に立つわけです。しかし、御承知のように、一つの法律の中で条文だけを審議するというのはおかしな話で、事実上できませんから、私は、今回設置されようとするところの特別委員会には、八十七号条約といまの意味で直接関係あるところの公労法、地公労法、この三案件を一括して審議しようとするものだ、こういうふうに理解をするわけであります。したがって、なお同じような立場で自民党はおられるかもしれませんが、他の国家公務員法及び地方公務員法というものは、おのおの内閣委員会、地方行政委員会に付託さるべきものだ、こういう観点に立つわけであります。したがいまして、私は、ただいま委員長のはかられましたところの特別委員会は、申し上げました三件をかけるための委員会だ、こういうふうに了承するわけであります。このような立場に立って、全会一致の原則に従っての特別委員会の設置を了承するわけであります。御了承いただきたいと思います。

下平正一日本社会党

○下平委員 いま民社党さんからいろいろ立場の表明がありましたが、私どもとしても、特別委員会をぜひこの際設置しろ、こういう立場ではないわけです。特にいま中嶋君から言いました三項の問題、特別委員会を設置したけれども、その扱い等については一切特別委員会にまかせるのだ、これは委員会のたてまえ上当然だと思いますが、この際三項について皆さん方の御意見を参考までにお話しいただきたいのは、特別委員会を設置するということは、このILO条約並びにそれに関連する法案というものは密接不離である、したがって、条約並びに関係法案というものを整備をして、そうして国内の労使慣行というものがうまくいくようにする、これが趣旨だと思うのです。そのために特別委員会をつくるのでありますから、与党の皆さん方の考え方としても、特別委員会では当然条約並びにこれに付随をする国内法というものは、同時に可決をされるものだ。もちろん委員会を拘束するわけではありませんが、与党の立場としてこの点をひとつ明確にしておいていただきたい。

伊能繁次郎自由民主党

○伊能委員 私どもも、ただいま中嶋委員並びに下平委員の御意見につきましては、お話のとおりの趣旨であれば、全く同意見であります。

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。

谷口善太郎日本共産党

○谷口議員 委員長……。

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 ちょっと申し上げておきますが、御了承のごとく、共産党はこの委員会における構成の上においてはオブザーバーとしての御出席を願っておりますので、そうした意味において御発言があれば、簡単にひとつお願いしたいと思います。

谷口善太郎日本共産党

○谷口委員 採決してしまったので、済んでいるわけですけれども、簡単に申し上げます。  私どもは特別委員会設置に反対です。このことだけはっきりしておきます。

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 いま申し上げましたように、オブザーバーの立場での方でありますから、議決には直接関係なきことを、あらためて委員長から申し上げておきたいと思います。  なお、委員三十人の各会派割り当て数は、自由民主党十九人、日本社会党九人、民主社会党二人と相なりますので、御了承願います。  なお、国家公務員法の一部を改正する法律案及び地方公務員法の一部を改正する法律案の取り扱いについては、追って御協議を願うことにいたします。     —————————————

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 次に、委員派遣承認申請の件についてでありますが、昨日、石炭対策特別委員長から委員派遣承認申請書が提出されてまいりました。派遣の目的等について事務総長の説明を求めます。

久保田義麿事務総長

○久保田事務総長 派遣の目的は、日本炭礦高松鉱業所の施業案等に関する問題の実情調査、派遣委員は、加藤高藏さん、壽原正一さん、中川俊思さん、中村重光さん、受田新吉さん、派遣の期間は二日間、派遣地名は福岡県でございます。

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 それでは、本件は、ただいま事務総長から説明のありましたとおり、これを承認すべきものと議長に答申するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、調査の必要上、往復とも航空機を利用することについて、当委員会の承認を求めてまいっておりますが、これを承認するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 次に、農業基本法に基づく昭和三十九年度年次報告及び昭和四十年度農業施策について、赤城農林大臣から発言の通告が参っております。  本件は、明十二日の本会議においてこれを行なうこととするに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、右の発言に対し、日本社会党の東海林稔君から質疑の通告があります。  質疑時間は、十五分以内とするに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————

坪川信三自由民主党

○坪川委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明十二日午後二時から開会することといたします。  また、次回の委員会は、同日午前十一時理事会、理事会散会後委員会を開会いたします。  本日は、これにて散会いたします。    午後七時三十分散会

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