議院運営委員会 第4号
- 発言数
- 31 件
- 登壇者
- 8 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1965/01/22
会議録
○坪川委員長 これより会議を開きます。 まず、常任委員長辞任の件についてでありますが、今国会当初、内閣委員長外三常任委員長を除く十二常任委員長から辞任願が提出され、とりあえず議院運営委員長の辞任のみを許可し、その後任の選挙を行なったのでありますが、他の常任委員長辞任の件につきましては、先ほどの理事会のお話し合いのとおり、二十五日の本会議において、これを議題とするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○坪川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○坪川委員長 次に、常任委員長の選挙についてでありますが、ただいま御決定願いました各常任委員長の辞任が二十五日の本会議において許可されましたならば、引き続き、地方行政委員長外十常任委員長の選挙を行なうこととし、その選挙は、その手続を省略して、議長において指名することとするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○坪川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○坪川委員長 次に、特別委員会設置の件についてでありますが、今国会におきましては、委員四十人よりなる災害対策特別委員会、委員おのおの二十五人よりなる公職選挙法改正に関する調査特別委員会、科学技術振興対策特別委員会、石炭対策特別委員会と、新たに産業公害の対策を樹立するため、委員二十五人よりなる産業公害対策特別委員会、及び体育の振興をはかるため、委員二十五人よりなる体育振興に関する特別委員会の六特別委員会を設置することとし、二十五日の本会議においてその設置を議決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○坪川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 なお、委員四十人の各会派割り当て数は、自由民主党二十五人、日本社会党十三人、民主社会党二人、また、委員二十五人の各会派割り当て数は、自由民主党十六人、日本社会党八人、民主社会党一人となりますから、御了承願います。
○中嶋(英)委員 先ほど、常任委員長の辞任に伴う選任の問題並びに特別委員会の設置の問題が提出されまして、私賛成したわけでありますが、本来は、今国会をもって——さきに申し合わせができております第四十一国会の昭和三十七年八月九日付の申し合わせ、「国会の正常な運営については、共に責任を持つものとし、役員の構成はこの精神で行なうものとする。」次に「これが具体化については、国会法改正等に関する小委員会において検討するものとする。」これは御存じのように、自民、社会、民社、三党の国会対策委員長の出席を願い、議長、副議長立ち会いの上で申し合わせたものでありまして、今日までこれが具現化されていないことがむしろふしぎなわけであります。ぜひこの国会をもってこれを実施したい、こう考えておりました。たまたま国会法改正等の小委員会を開く時間のないうちにきょうの委員会になったわけで、この点まことに遺憾であります。したがって、この申し合わせをこの機会にもう一度明白に確認をした上で、これを一日も早く完全実施するように希望を持っているわけであります。次期国会にはぜひこれを実現したい、こう思っております。ただ、一部に、何かこの申し合わせについて疑義があるかのごときうわさを聞くのであります。たとえば、自民党の某領袖から、ああいうことは何もないのだ、こういうような発言があったそうでありますが、こういう点、自民党の理事のほうから、どういうことになっておりますか伺った上で、これを確認しておきたい、こう思うわけであります。
○伊能委員 ただいま中嶋委員からお尋ねのありました件につきましては、わが党といたしましては、もちろん、そのお読み上げになられた三十七年八月九日の当委員会並びに国会法改正小委員会等において了解点に達した点は、異議ありません。ただ、その後において、御承知のように、一昨年の通常国会の会期末等においては、あるいは社会労働委員会あるいは内閣委員会等において、この決定の趣旨に反するがごとき事態も起こったようなことは皆さま御承知のとおりでございますので、われわれとしては、あくまで三十七年八月九日に決定せられた趣旨、すなわち、国会の正常化並びにその運営については、各党が責任を持つ、したがって、国会の役員については、その精神で検討するということについては、異議はございません。そうして、さらにその時期等につきましては、ただいまお話しのように、今後国会法改正小委員会等で検討するということについても異議はないわけであります。
○中嶋(英)委員 時期について、何月何日から実施すると書いてないので、これはうっかりすると、これをいつまでも延ばされる可能性がある。ものをきめるというのは、それを実施するからきめるのであって、これはできるだけ早いほうがいいと思うのです。時期的にはやはり早く進めるというお考えだろうと思いますが、その点は御異議はありませんか。
○伊能委員 その点につきましては、当初の国会法改正小委員会等において論議をせられております各項目がございますので、それ一つということでなく、それらの項目を並行して逐次きめていくという趣旨においては、わが党としては了解いたしておりますので、その点御了解願いたいと思います。
○佐々木(良)委員 いま社会党の中嶋委員から出された問題でありますが、先ほどの理事会におきましても、同様な方針が再三確認をされたわけであります。したがいまして、私は、いま伊能さんからもお答えがありましたように、この懸案である正常化問題、四十一国会の申し合わせを出発点として生まれておるこの正常化問題は、はっきりと生きておるという確認がされたものと、この委員会においても確認されたものと了解をいたします。そしてその上に立って、その実施段階の時期、時期に応じてそれがだんだんと具現化していく、こういうふうに了解するものでありますし、それから、おのおのまだ検討しなければならぬ問題もありますから、それらが並行的に国会法改正等に関する小委員会で論議せられて、だんだんと実っていくものだと、こういう了解のもとに先ほどのお話を了解をいたしたいと思います。 それから、なお私のほうはこれとあわせまして、この正常化精神は、当然に各党が国会の運営に責任を持とうというのでありますから、各委員会の運営についても、私どもは事実上理事扱いをされておるが、正式な理事を派遣しておらない委員会が大部分であるわけであります。したがって、この問題についても、国会対策委員長会談のときや、それから議運の理事会においてたびたび要望申し上げておる次第であります。したがいまして、この問題もまた同じ正常化精神に沿っておるものでありますから、特に国会法改正等に関する小委員会におきまして、早急に何らかの具体的な結論がだんだんと実施されるものである、こういう期待を持っておりますので、ぜひそのように御了承をいただきたいと思います。
○下平委員 いま伊能さんから、従来の議院運営委員会で取り扱ってきた正常化の申し合わせ、それに各党間の申し合わせ等について御意見を聞きまして、私どももこの特別委員長問題解決を契機に、よりいい方向に前進していくのではないかと、こう考えております。それで、実は私どもとしては、数に案分せいという主張でありましたが、今回の議運の立場からすると、特別委員長を二つ案分するということについては、なかなか筋が通らぬと思うのです。しかし、これは、それに到達するまでのお互いの信頼感を深める一つの手段だと、こう考えまして、これはぜひこれから、いま確認されたことがより前進をするためのよき例として使っていかなければならぬ、こう考えておりますが、実は、その前提をなすものは、お互いの党間の信頼感だと思うのです。これがなかなか徹底をしなくて、私はその信頼感の中でも、特に議会の正常化を直接担当するのは当委員会だと思うのですけれども、当委員会におけるところのきまった事柄、これがときたまほごにされる事態があるわけです。これは与党がほごにしたとか、そういう意味ではなしに、ある意味においては野党側でもほごにするというような権威のない扱い方がされてきた感もいたしますので、幸い、きょう伊能さんの発言をされたこの問題に対する自民党の態度というものは、私どもは与党あるいは政府、そういうものを通じて一体の権威のある発言としてお伺いいたしましたので、ぜひこれからも、当委員会できまったことは確実に実行されるような、そういう中からお互いが信頼感を生み出していく、こういうように私たちは考えておりますので、ぜひお願いをしたい、こう思うわけであります。 —————————————
○坪川委員長 次に、国務大臣の演説に関する件についてでありますが、国務大臣の演説は、来たる二十五日午後一時から本会議を開き、内閣総理大臣、外務大臣及び大蔵大臣の演説をそれぞれ行なうこととするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 —————————————
○坪川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
○坪川委員長 次に、国務大臣の演説に対する質疑についてでありますが、国務大臣の演説に対する質疑は、来たる二十七日及び二十八日に行ない、質疑者の数は、自由民主党一人、日本社会党三人、民主社会党一人、日本共社産党一人とし、発言時間は、自由民主党四十分、日本社会党の第一順位者は四十分、その他は一人おのおの三十分とし、日本共産党は十五分とし、発言順位は、二十七日は、まず日本社会党一人、次に自由民主党一人とし、翌二十八日は、日本社会党、民主社会党、日本社会党、次いで日本共産党の順序で行ない、両日をもって国務大臣の演説に対する質疑を終了するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○坪川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
○佐々木(良)委員 いま二十七日と二十八日のことについてお話がありましたが、開会時刻は、二十七日は午後一時から、二十八日は午後二時からという話が先ほどあったのですが、そうですか。 —————————————
○坪川委員長 二十七日の本会議は午後一時、二十八日の本会議は午後二時開会ということで御了承願います。
○坪川委員長 この際、図書館運営小委員長から、報告のため発言を求められております。これを許します。細田吉藏君。 ————————————— 昭和四十年度国立国会図書館予定経費要求書 〔本号末尾に掲載〕 —————————————
○細田委員 昭和四十年度の国立国会図書館予定経費要求につきまして、図書館運営小委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、昭和四十年度予定経費要求の総額は、十億六千四百四万七千円でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、一億二千九十九万六千円の増加となっております。 以下、要求額のおもなものについてその概略を御説明申し上げます。 第一は、国立国会図書館の維持管理に必要な経費でありますが、その総額は、七億九千七百五十四万二千円でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、六千百四十六万円の増加となっております。この増加のおもなものは、職員の給与改定に伴う経費でございます。 第二は、国立国会図書館の業務を運営するために必要な経費でありますが、その総額は、二億二千二百二十六万円でございまして、前年度予算額と比較いたしますと、一千五百二十九万一千円の増加となっております。この増加のおもなものは、立法調査業務を充実するために必要な経費及び資料の収集、整理及び利用に必要な経費であり、このほか、目録、書誌等の作成に要する経費並びに科学技術関係資料の整備に要する経費であります。 第三は、国立国会図書館の営繕工事に必要な経費でございますが、総額四千四百二十四万五千円を計上いたしており、その内容は、国立国会図書館庁舎第二期に半に必要な基本設計委託費九百万円及び現在の庁舎の冷房設備に必要とする経費三千五百二十四万五千円となっております。 なお、今年十一月、アメリカ原子力委員会の資料の寄託を受けているアジア・太平洋地域における図書館の相互協力を促進し、ひいては、これらの地域における科学技術の発展に寄与するため、セミナーを開催するための経費百四十五万五千円を計上いたしております。 また、「雑誌記事索引・自然科学編」英語版の作成の経費に充てるため、当委員会の御承認を得て、アメリカ科学財団から、昭和三十五年度以降、所要の金銭の寄贈を受け、業務を遂行してまいりましたが、先般、アメリカ科学財団から、アメリカにおけるこの索引の需要度にかんがみ、昭和三十九年八月以降は、これを打ち切る旨の申し出がありましたので、これを機会に、この事業を中止することにいたしました。 なお、詳細は、お手元の資料並びに小委員会の会議録をごらん願うことといたします。 小委員会は、この予定経費要求を審議いたしました結果、本委員会は勧告を付さないで議長に送付すべきものと決定いたした次第でございます。 以上、御報告申し上げます。
○坪川委員長 ただいまの小委員長の報告に対し、何か御質疑はありませんか。——それでは、昭和四十年度国立国会図書館予定経費要求につきましては、小委員長報告のとおり決定し、国立国会図書館法第二十八条の規定による勧告は付さないで議長に送付するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○坪川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○坪川委員長 次に、庶務小委員長から報告のため発言を求められております。これを許します。小平久雄君。 ————————————— 昭和四十年度衆議院予定経費要求書 〔本号末尾に掲載〕 —————————————
○小平(久)委員 昭和四十年度における衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げます。 昭和四十年度の衆議院予定経費要求額は七十億九千四十三万四千円でありまして、これを前年度予算額六十二億七千九百四十四万九千円に比較いたしますと、八億一千九十八万五千円の増加となっております。 要求額のおもなものについて概略の御説明を申し上げますと、その第一は、国会の運営に必要な経費でありまして、五十六億六千九百四十六万九千円を計上いたしております。この経費は、議員、議員秘書及び職員の給与に関する経費、旅費、議案類印刷費、光熱水料、通信費等の事務費及び議員会館、議員宿舎等の維持管理に必要な経費でありまして、前年度に比し三億九千八百七十六万三千円の増加となっております。そのうちおもなものについて申し上げますと、新たに、立法事務費につきまして、その月額三万円を四万円とし、また、第一秘書及び第二秘書の滞在雑費の日領をいずれも六百円とし、閉会中雑費の月額をいずれも九千円として計上いたしております。 次に、議員の海外派遣に必要な外国旅費として六千八百九十万円を計上いたしております。 次に、自動車の更新でございますが、十七台分として一千五百三十万円を計上いたしております。 次に、新第二議員会館の竣工に伴う初度設備費といたしまして七千六百七十八万六千円を計上いたしております。 以上のほか、事務局の新規増員三十六人及びその他の必要経費を計上いたしております。 第二は、営繕工事に必要な経費といたしまして十四億一千三百九十六万九千円を計上いたしておりますが、このうちおもなものは、第二議員会館新営費十一億九千三百六十八万五千円、議員会館新営関連施設費一億二千百三十八万四千円及び赤坂議員宿舎建設費五千四百九十六万一千円等でございます。 なお、委員会室増築につきましては、その調査費として百五十万円を計上いたしております。 第三は、国会予備金に必要な経費として前年度同額の七百万円を計上いたしております。 本件は、一昨日の庶務小委員会において全会一致をもって決定されたものでありますから、どうぞよろしくお願い申し上げます。
○坪川委員長 ただいまの小委員長の報告に対し、何か御質疑はありませんか。——それでは、昭和四十年度本院予定経費要求につきましては、小委員長報告のとおり決定するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○坪川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○坪川委員長 次に、昭和四十年度裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所の予算要求の件について、事務総長の説明を求めます。 ————————————— 昭和四十年度裁判官訴追委員会及び昭和四十年 度裁判官弾劾裁判所予定経費要求書 〔本号末尾に掲載〕 —————————————
○久保田事務総長 裁判官訴追委員会の予算につきまして御説明申し上げます。 裁判官訴追委員会における昭和四十年度歳出予定経費要求額は、一千五百七十四万三千円でありまして、これを前年度予算額一千二百二十一万三千円に比較いたしますと、三百五十三万円の増加となっております。 この経費は、裁判官訴追委員会における委員長の職務雑費及び事務局職員の給与に関する経費並びに訴追事案の審査に要する旅費その他の事務費でありまして、前年度に比し増加となっておりますもののうちおもなものは、職員俸給等の増加によるものであります。 何とぞよろしく御審議いただきたいと存じます。 次に、昭和四十年度国会所管裁判官弾劾裁判所の歳出予算要求について、御説明申し上げます。 昭和四十年度国会所管裁判官弾劾裁判所の歳出予算要求額は、一千六百八十八万一千円でありまして、これを前年度予算額一千三百九十八万一千円に比較いたしますと、二百九十万円の増加となっております。 これは人件費等の給与改定に基づく自然増加によるものですが、この要求額を事項別に御説明申し上げますと、まず、裁判官弾劾裁判所の運営に必要な経費といたしまして、一千六百三十万九千円を計上しております。 これは当所の運営に必要な裁判長の職務雑費、裁判員の調査旅費並びに事務局の人件費、事務費等であります。 次に、裁判に必要な経費といたしまして、五十七万二千円を計上いたしております。 これは、裁判官弾劾法に基づく裁判官の弾劾裁判に必要な旅費、庁費等であります。 以上、簡単でありますが、概略の説明を終わります。
○坪川委員長 ただいまの事務総長の説明に対し、何か御質疑はありませんか。——それでは、昭和四十年度裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所予定経費要求につきましては、お手元の印刷物のとおり決定し、裁判官弾劾法第四条の二の規定による勧告は付さないで議長に送付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○坪川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○坪川委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、二十五日午後一時から開会することといたします。 また、次回の委員会は、同日午前十一時理事会、理事会散会後委員会を開会いたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後八時二十一分散会 ————◇—————