地方行政委員会 第42号
- 発言数
- 16 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1964/06/26
会議録
○委員長(竹中恒夫君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。 連合審査会の開会についておはかりいたします。工業整備特別地域整備促進法案について、商工委員会と連合審査会を開会することにいたしたいと存じますが、さよう決することに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(竹中恒夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 委員会は暫時休憩いたします。 午後二時五十五分休憩 —————・————— 午後四時二十二分開会 〔理事西郷吉之助君委員長席に着 く〕
○理事(西郷吉之助君) ただいまから地方行政委員会を再開いたします。 委員の異動について報告いたします。六月二十六日付、熊谷太三郎君辞任、小林武治君選任。 以上であります。
○理事(西郷吉之助君) 工業整備特別地域整備促進法案を議題といたします。御質疑をお願いいたします。 〔理事西郷吉之助君退席、委員長 着席〕
○委員長(竹中恒夫君) 御質疑はございませんか。——他に御発言もないようでございますので、本案についての質疑は終了したものと認め、これより討論を行ないます。 御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。
○西田信一君 私は自由民主党を代表いたしまして、本法案に賛成し、あわせて各派共同提案にかかります附帯決議案を提出いたしたいと存じます。 この法案は、工業の立地条件がすぐれており、かつ投資効果も高いと認められる鹿島地区他五地区の地域について、工業の基盤となる施設等を一そう整備することによって、地域の工業の発展を促進するために、新産業都市建設促進法に準じた措置を講じようとするものでありまして、きわめて妥当な法案と考え賛成をいたすものであります。 しかしながら、工業整備特別地域の整備は、新産業都市の建設とともに、全国的な視野に立って、既成大工業地帯への人口及び産業の過度集中を防止し、あわせて地域格差の是正をはかるための国家的事業でありまして、これに対する国の財政責任が現行法のもとでは明確化されていないのであります。 さらに、これらの整備事業が、地域の地方団体において集中的に行なわれる関係上、地方団体の財政負担は相当な額に達する見込みでありまして、ぜひとも国庫補助率のかさ上げ等、特別の財政援助措置を講ずる必要があると思われます。 なお、その他産業公害並びに産業災害の防止等、今後留意すべき事項について、この際、各派共同提出にかかる附帯決議案を提出いたしたいと存じます。決議案を朗読いたします。 工業整備特別地域整備促進法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、左の諸点につき速やかに適切な措置を講ずべきである。 一 地方産業開発については、速やかに本法並びに新産業都市建設促進法等の関連法を併せ根本的に再検討すること。 二 工業整備特別地域繁備事業の地方負担の軽減を関るため、新産業都市の場合と同様に、実施に当たっては、国の予算および財政投融資を重点的に投入し、また地方債の活用を図るとともに、当該地方公共団体の負担力と事業の内容等を勘案して、補助率の引上げ等適当なる国庫による必要な財政措置を講ずること。 三 産業公害並びに産業産業災害の防止を回るため、工業整備特別地域整備事業の基本計画に、公害防止及び産業災害防止対策をおりこむ等万全の措置を講ずること。 四 工業整備特別地域整備事業の実施にともなう市町村の合併は、必要最小限にとどまるよう指導すること。 五 工業整備特別地域の区域の具体的決定に当たっては、その名称にこだわらず実体に即して善処すること。 以上であります。 何とぞ各位の御賛成をお願いいたしまして、私の賛成討論を終わります。
○委員長(竹中恒夫君) 別に御意見もないようでございますので、討論は終局したものと認め、これより採決を行ないます。 工業整備特別地域整備促進法案全部を問題に供します。本案に賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(竹中恒夫君) 全会一致であります。よって本案は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 次に、討論中に述べられました附帯決議案を問題にいたします。 本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(竹中恒夫君) 全会一致であります。よって本附帯決議案は、全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。 それでは、ただいまの附帯決議につきまして宮澤経企長官から所信をお述べ願います。
○国務大臣(宮澤喜一君) 全会一致の御決議でございますので、政府といたしましても、当然これを尊重いたすべきものと考えます。 なお、御決議の第二項につきましては、先ほど当委員会と商工委員会との連合審査の席上申し上げましたように、政府といたしましても速急に研究をいたしたいと存じます。
○委員長(竹中恒夫君) なお、本案の審査報告書につきましては、委員長に御一任願います。
○松本賢一君 この際、本法案に関連いたしまして、今後の国会運営の万全を期するために、本委員会において次のような申し合わせをいたしたいと思いますので御賛成いただきたいと思います。 申し合せ 地方産業開発に関する議員立法については、各党間で事前に充分協調を図ること。 こういう申し合わせをいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(竹中恒夫君) ただいまの松本君の御発言の申し合わせについて、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(竹中恒夫君) 御異議ないと認め、本委員会の申し合わせとすることに決定いたします。 —————————————
○委員長(竹中恒夫君) 次に、閉会中の継続調査並びに委員派遣についておはかりいたします。 閉会中の継続調査は、これを行なうこととし、その要求書の取り扱い並びに閉会中の委員派遣につきましては、いずれも委員長に御一任願いたいと存じますが、さよう決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(竹中恒夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ではこれで散会いたします。 午後四時三十分散会 —————・—————