石炭対策特別委員会 第6号
- 発言数
- 8 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1964/04/22
会議録
○委員長(岸田幸雄君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。 まず、先ほどの委員長及び理事打合会について御報告いたします。 本日は、予備審査のため本委員会に付託されました鉱山保安法の一部を改正する法律案の提案理由を聴取した後、産炭地域振興について参考人の出席要求に関する件をおはかりいたすこととなりましたから、御了承をお願いいたします。 —————・—————
○委員長(岸田幸雄君) では、本日予備審査のため本委員会に付託されましたる鉱山保安法の一部を改正する法律案を議題といたします。政府から本法律案の提案理由の説明を聴取いたします。福田通商産業大臣。
○国務大臣(福田一君) 鉱山保安法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。 労働者の人命の尊重は、申すまでもなく何よりも大切なことであります。このため、政府といたしましては、これまでも鉱山の保安の確保につきましてはできる限りの努力を払ってきたところであり、この間において、鉱山の保安の状況は漸次改善されているのでありますが、鉱山、特に石炭鉱山における重大災害の発生はなおあとを断たず、特に昨年十一月、不幸にして三井三池炭鉱におきまして多くの尊い犠牲者を生じましたことは、深く遺憾とするところであります。 政府といたしましては、今後このような大災害を再び繰り返すことのないよう、保安監督の強化、保安教育の徹底、保安融資の充実等を中心として鉱山保安行政を一段と強化したのでありますが、鉱山保安に関する法規につきましては、鉱山における保安の確保の基礎をなすものでありますので、特にその万全を期すべく、鉱山保安法の改正及び運用の各般にわたりまして、各界の専門家からなる中央鉱山保安協議会に慎重な検討をお願いいたしておりましたところ、今回保安管理組織の整備等、当面法改正を要すべき事項につきまして答申を得ましたので、本答申に基づいてこの法律案を提出することといたしました。 改正の第一は、保安統括者制度を新設する等鉱山における保安管理組織を整備したことであります。現行法におきましては、鉱山における保安管理体制の頂点に立つものとして保安管理者及び副保安管理者の制度を設けているのでありますが、これを技術的有資格者に限定しております関係上、鉱業所長とその鉱山の保安最高責任者が必ずしも一致しないといううらみが生じてまいったのであります。もとより鉱山における保安の責任者は、同時に資金、労務その他鉱業実施の全般の事項についての最高の責任者であることが望ましいのでありまして、このため、この際、新たに保安統括者の制度を設け、鉱業所長、鉱山長等をもってこれに充てることとし、さらにこれを技術面から補佐するものとして、保安技術管理者及び副保安技術管理者制度を新設し、保安管理者及び副保安管理者制度は廃止することとしたのであります。 改正の第二は、保安監督員補佐員制度を新設して鉱山における自主的な監督組織を整備したことであります。鉱山における自主的な監督組織といたしましては、現在保安監督員の制度が設けられておりますが、災害、特に日常発生せる事故の未然の防止をはかりますためには、現場に働く鉱山労働者の保安に関する意見がこの監査機能にさらに十分に反映することが望ましいと考えられるのであります。このことが今回保安監督員を補佐するものとして補佐員制度を新設し、その一人は鉱山労働者の過半数の推薦により選任させることを企図いたしました理由であります。 以上二点がこの法徒案の改正の要旨でありますが、この法律改正と相まちまして、さらに石炭鉱山保安規則等の関係省令についてもその整備充実をはかり、鉱山保安行政の万全を期してまいる所存であります。 何とぞ慎重御審議の上、御賛同くださいますよう、お願いいたします。
○委員長(岸田幸雄君) 以上で提案理由の説明を聴取いたしました。事後の審査は後日に譲ることといたします。 —————————————
○委員長(岸田幸雄君) 次に、当面の石炭対策樹立に関する調査を議題といたします。 本調査の一環として、産炭地域振興に関する調査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(岸田幸雄君) 御異議ないと認めます。なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(岸田幸雄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ちょっと速記やめてください。 〔速記中止〕
○委員長(岸田幸雄君) それじゃ速記を始めてください。 本日はこれをもって散会いたします。 午後一時四十七分散会 —————・—————