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46回国会参議院1964/06/16

議院運営委員会 第30号

発言数
11
登壇者
3
会派数
2
開催日
1964/06/16

会議録

田中茂穂自由民主党

○委員長(田中茂穂君) 議院運営委員会を開会いたします。  まず、電波監理審議会委員の任命同意に関する件を議題といたします。  説明を求めます。古池郵政大臣。

古池信三自由民主党郵政大臣

○国務大臣(古池信三君) 電波管理審議会委員金子鋭及び田上穣治の両君は六月二日任期満了となりましたが、金子鋭君を再任し、田上穣治君の後任として杉村章三郎君を任命いたしたいので、電波法第九十九条の三第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。  両君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも公共の福祉に関し公正な判断をすることができ、広い経験と豊富な知識を有するものでありますので、電波監理審議会委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。

田中茂穂自由民主党

○委員長(田中茂穂君) 別に御発言もなければ、電波監理審議会委員に金子鋭君及び杉村単三郎君を任命するにつき、同意を与えることに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

田中茂穂自由民主党

○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。   —————————————

田中茂穂自由民主党

○委員長(田中茂穂君) 次に、日本電信電話公社経営委員会委員の任命同意に関する件を議題といたします。  説明を求めます。古池郵政大臣。

古池信三自由民主党郵政大臣

○国務大臣(古池信三君) 日本電信電話公社経営委員会委員大和田悌二及び中山素平の両君は、五月十六日任期満了となりましたが、大和田悌二君を再任し、中山素平君の後任として谷口孟君を任命いたしたいので、日本電信電話公社法第十二条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。  両君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも広い学識と豊富な経験を有するものでありますので、日本電信電話公社経営委員会委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。

永岡光治日本社会党

○永岡光治君 前の電波監理審議会委員の場合にも同様のことが言えるのではないかと思いますが一言申しておきたいと思います。相当多数の審議会委員や電電公社の経営委員会委員を選ばれるわけでありますが、私ども前から、そういう意向をもって郵政当局にそのことをお願いしているわけでありますけれども、何と申しますか、一般大衆と申しますか、庶民の利用者としての代表と申しますか、庶民代表というものが、こういう両方の委員会には必要ではないかという気がいたしまして、そのことを交代の時期にはひとつ考えてもらえないだろうかという話をしておるのでございますけれども、その点を郵政当局としては考慮されたのかどうか。どういうように考えておいでになるか、それが第一点。  それからもう一つは、交代される場合における人選ですけれども、これは電波監理審議会とか電電公社経営委員会に限らず、政府全般のこの種委員会の委員任命についてであります。交代時期は相当事前にわかっておるわけでありますから、そういう場合には、ひとつ社会党のほうの意向もくんでくれないかということをずいぶん申し上げたこともあると思うわけです。もちろん単数の推薦だけでなくて、複数の推薦もしておると思うのでありますけれども、ほぼきまってからどうだろうかと言われてくると、人事の問題だけに、拒否するというのは非常にむずかしい実情じゃないかと思います。その際に、おまえたちは、議運の委員の立場にあるし、国会の議員でもあるのだ。自分の所属の委員会でもあるしするので、わかっていそうなものだ。前もって郵政当局に、そういうことを申し出たらいいじゃないかということを言えないわけではないのでありますけれども、それは、いつ幾日が交代時期かということは、なかなかわかりかねるところでありますので、これは事前に十分相談なさるというか——もちろん、この任命権というものは政府にあるわけですから、最終的には政府の権限になるわけでありましょうけれども、事前のそういう了解といいますか、相談といいますか、そういうものは、やはりあったほうがいいのではないか。複数の中で、比較的多数の者が見て無難な人がやればいいのじゃないかという気がしているわけでありますけれども、そういう手続について将来どうお考えになっているのか。この二点について、大臣にひとつただしておきたいと思うのです。

古池信三自由民主党郵政大臣

○国務大臣(古池信三君) お答えいたします。  まず第一点の日本電信電話公社の経営委員会委員につきましては、いわゆる大衆と申しましょうか、利用者全般を代表するような人が入ったほうがいいのではないか。こういうふうな御意見であると存じますが、もとより、それもごもっともな御意見と存じております。しかしながら、これは膨大な電信電話公社の経営というものについて、これをその委員の職責において料理していく。こういう非常に重要な責任を持った委員でありますので、やはり事業の経営ということに相当深い経験と学識を持っている人を充てることが、やはり必要ではなかろうか。かように考えております。もっとも、ただいま五名の経営委員がおりますが、このうちで、新聞界あるいは言論界と申しましょうか、いわゆる世論の代表というふうな形で、操觚界を代表して高田元三郎君がすでに経営委員になっておられます。今回は中山素平君、御承知のような銀行家でありますが、この人が従来非常な努力をしていただいて、経営の面において大きな寄与をなさっておるわけであります。どうしても大きな建設工事等をやっていく上において、金融のエキスパートというものがやはり必要であると、こう考えた次第であります。そこで谷口孟君は、中山君同様に、銀行家として金融方面における非常なベテランでございますので、今回は中山君の後任としては最も適当である。こういう考えで任命をしたい。かような決意をした次第でございますので、そういう点は何とぞ御了解をいただきたいと思います。  それから第二点の、あらかじめ議運におはかりをして御相談申し上げるということは、これは、しかるべきことと私ども考えておりますが、何さま重要な人事というものにつきましては、とかく事前に漏れやすいものでありまして、これが新聞等に出ますということは、その御本人に対しましても非常な社会的影響もあり、また政府としても、あまり早くこれがあらわれるということは困るような事情も出てまいりまするので、したがって極秘に進めておるわけでありまするが、今後かような任命につきましては、極秘のうちにおいてもできる限り早く議運の皆様に御相談を申し上げたい、こういうつもりで私はおりますから、この点も御了承いただきたいと存じます。

永岡光治日本社会党

○永岡光治君 第一点のほうの問題で、ただいま大臣の答弁があったわけですけれども、経営委員ですから、経営についての知識がないという者は、もちろんこれはとるべきじゃないと思うんですけれども、私の考えは、電電公社についても、利用者の立場から、経営というものは一体どうあるべきかということは当然考えてしかるべきじゃないか。経営そのものについて、庶民だから経営の能力がないかというと、私はそれはそうじゃないと思う。一般の利用者であり、町で小さな商売をやっておってもあるいは庶民であっても、経営能力の非常にすばらしい人もある。委員を見ますと、五人ともほとんど、経営者とか重役さんとか、そういうような関係で会社に従事しておる。経営の能力はもちろんこれは十分だと思いますけれども、全部がそうでなくってもいいんじゃないか。たとえば大臣からお話がありましたように、谷口さんは金融の権威——金融の権威がはたして適当であるかという問題も一つあると思うのであります。それは一つあってしかるべきだと思いますが、これは必ずしも金融でなくてもいいんじゃないかと思うのです。これは何も経営のほうで銀行関係にタッチしていなければならぬということはないと思うので、金の必要が出てくれば、それはその意味で、公社のほうで政府当局なり金融関係のほうに話をすればいいし、経理担当の公社の理事もいるわけでありますから、私はそう心配しないでもいいと思う。まあ言いたいことは、電電公社の経営というものは、これはどうしてもサービス事業ですから、サービスを受ける立場の人からも、もっと庶民としての利用者といいますか、大口の利用者もあるでしょう、新聞社その他あるだろうと思うのですけれども、そういった庶民大衆というものの中から、利別体系というものはどうあるべきか、こういうふうにサービスしてほしいということが、やはり経営の面であらわれてもいいじゃないか。同時に、そういう面とあわせて、経営能力のある人は私はさがせると思うのです。そういうものをひとつ考えたらどうかということでありますので、まあこれは、きょうは承認することにやぶさかでありませんが、将来ひとつそういう方向での検討も十分考えていただきたいということを要望しておきたいと思うのです。

田中茂穂自由民主党

○委員長(田中茂穂君) ほかに御発言もなければ、日本電信電話公社経営委員会委員に、大和田悌二君及び谷口孟君を任命するにつき、同意を与えることに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

田中茂穂自由民主党

○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後二時四十三分散会

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