議院運営委員会 第27号
- 発言数
- 26 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1964/06/02
会議録
○委員長(田中茂穂君) 議院運営委員会を開会いたします。 衆議院議員・元衆議院議長大野伴睦君逝去につき弔詞贈呈の件を議題といたします。 事務総長の報告を求めます。
○事務総長(河野義克君) 衆議院議員・元衆議院議長大野伴睦君は、五月二十九日午前九時三十分、心筋梗塞症のため逝去されました。まことに哀悼の至りにたえません。理事会におきましては、元衆議院議長たることの前例にならい、院議をもって弔詞を贈呈することに決定をみた次第でございます。 弔詞の案文を朗読いたします。 弔 詞(案) 参議院はさきに衆議院議長として憲政の発揚につとめられまた国務大臣としての重責にあたられました衆議院議員従二位勲一等大野伴睦君の長逝に対しましてつつしんで哀悼の意を表しうやうやしく弔詞をささげます。
○委員長(田中茂穂君) 本件につきましては、ただいま報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(田中茂穂君) 次に、国会法第三十九条但書の規定による議決に関する件(米価審議会委員)を議題といたします。 政府委員の説明を求めます。松野農林政務次官。
○政府委員(松野孝一君) 今回、衆議院議員淡谷悠藏、舘林三百男、根本龍太郎、湯山勇、参議院議員白井勇、森八三一の六君を米価審議会委員に任命いたしたく、国会法第三十九条但書の規定により、両議院一致の議決を求めるため本件を提出いたしました。 以上六君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも米価審議会委員として適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに議決されるようお願いいたします。
○委員長(田中茂穂君) 別に御発言もなければ、米価審議会委員に、衆議院議員淡谷悠藏君、同舘林三喜男君、同根本龍太郎君、同湯山勇君、本院議員白井勇君、同森八三一君がつくことができると議決することに御異議でございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(田中茂穂君) 次に中央更生保護審査会委員の任命同意に関する件を議題といたします。 政府委員の説明を求めます。天埜法務政務次官。
○政府委員(天埜良吉君) 中央更生保護審査会委員尾崎士郎君は本年二月十九日死亡しましたので、その後任として藤野庄藏君を同審査会委員に任命いたしたく、犯罪者予防更生法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 同君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、多年山岡荘八の筆名で活躍している作家でありますので、中央更生保護審査会委員として適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されますようお願いいたします。
○中村順造君 この機会に一、二質問をしてみたいと思いますが、この「中央更生保護審査会委員の審査会出席状況」によりますと、かなり毎月ひんぱんにやっておられるようです。これはもちろん法律に、どういうふうな内容のものかということがうたわれているわけですが、ごく最近のものでいいですが、たとえば四月の分についでも差しつかえないですから、内容はどういうようなものが審査されたか、簡単に御説明を願いたいと思います。
○政府委員(天埜良吉君) 説明員に説明いたさせます。
○説明員(常井善君) 事務的な説明をいたさせていただきます。 まず数字で申し上げますと、昨年度——三十八年度でございますが、この中央更生保護審査会のいたしました仕事の内容は二種類ございます。一種類は、たとえば地方更生保護委員会で、仮出獄になりました者を取り消しいたしますが、その取り消しの処分に不服であるというような不服の申し立てが仮出獄者から参りますと、それを吟味いたしまして、その内容が不当であったかどうかというふうな審査をいたします機能がございますが、これが昨年度受理総数二十七件ございます。そのうち二十四件が処理済みでございます。それから第二でございますが、刑務所長あるいは地方の検事正、あるいは保護観察所長から恩赦の上申がございますと、これを審議する仕事がございますが、これがやはり三十八年度におきまして受理総数が百三十七件でございます。このうち百十六件が処理済みでございます。数字と仕事の内容を大まかに申しまして、最近の活動状況は以上のとおりでございます。
○中村順造君 この中央更生保護審査会では、刑余者の保護なんということはやっていないのですか。その点はどうですか。
○説明員(常井善君) 刑余者の保護には直接タッチしておりません。
○中村順造君 刑余者の保護というか、よく世間で問題になっているのは、刑余者が犯罪の内容によっては——たとえば暴力事犯などというのでは、なかなか正業へ更生できない。俗に足を洗うと言っているが、それがなかなか刑余者であるがゆえに洗われない、特に暴力事犯などで出獄した者は。そういう面に何らかの手厚い保護をしてやらなければ、本人は更生の意思があるけれども、なかなか正業につけない。したがって、また再び、悪の道に入るというようなことがあるわけなんです、現実に。そういう面の保護というか、それらのめんどうを見る機関は、これではやられないわけですか。中央更生保護審査会というのは審査会ですからあれてすが、何かそういう機関があるわけですか。
○説明員(常井善君) いま仰せの趣旨の機関といたしまして、各県庁の所在地に四十九ばかりございます保護観察所が、仰せの趣旨の仕事をしております。これは、満期——刑余者とおっしゃいます意味が、たとえばまるまる刑をつとめまして社会に出た者を意味いたしますと、この人たちにつきましては、社会に出てから六カ月の間、保護観察所は、本人の申し出がございました場合に、たとえば仕事を世話するとか、あるいは本人が手に左官の職を持って出てまいりましたけれども、その仕事をする立ち直り資金がないという場合に、資金を与えるとか、そういった点、あるいは帰る適当な家庭がございませんと、そういう者を泊めてやる施設を食事をつけて提供いたしますが、こういう仕事は保護観察所でいたしております。
○中村順造君 これは、あとでまた法務委員会でやればいいことだから、きょうはやめますがね。私の言っているのは、保護だとか、あるいは明らかに更生の意思のある者に対して、どういう政府がめんどうを見ているか。観察ということでなしに、私の言っているのは、暴力事犯など特に世間がきらっているわけですね、そういう者が更生の意思を持っている場合に、それを保護してめんどう見て、全く更生させるという必要があるわけですね。それを、いまの説明では、この中央更生保護審査会——審査会だけれども、保護という名前がついているから、そういうものをやっているのかと思いましたら、これは、やっていないようです。地方の四十九の保護観察所ですか、そういうものでやっておられるということだが、私の感じとしては、その保護の面が非常になおざりにされている。したがって、社会悪が依然としてあとを断たない。こういう面でお尋ねしたわけですが、あとでまた、法務委員会でやりますから、きょうはやめます。わかりました。
○委員長(田中茂穂君) ほかに御発言もなければ、中央更生保護審査会委員に藤野庄藏君を任命するにつき、同意を与えることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(田中茂穂君) 次に、緊急質問の取り扱いに関する件を議題といたします。 事務総長の報告を求めます。
○事務総長(河野義克君) 矢山有作君から、米国のいわゆる大陸だな法制定とわが国漁船の操業に関する緊急質問が提出されております。所要時間は十五分でございます。
○委員長(田中茂穂君) ただいま報告の緊急質問を行なうことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(田中茂穂君) 次に、外国派遣議員の報告に関しておはかりいたします。 先般、列国議会同盟一九六四年度春季会議に出席のため、本院から派遣せられました議員団の報告につきましては、前例により、口頭報告を省略して、報告書を本委員会の会議録に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時四十四分散会 ————・————