議院運営委員会図書館運営小委員会 第2号
- 発言数
- 23 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1964/03/27
会議録
○坪川小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。 まず、国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件について、御審議を願います。 —————————————
○坪川小委員長 図書館側から説明を求めます。鈴木図書館長。
○鈴木国立国会図書館長 ただいまお手元にお配りいたしております国立国会図書館職員定員規程の一部を改正する規程案について御説明を申し上げます。 この規程案は、昭和三十九年度の国立国会図書館の予算により、複写業務の拡充が認められたにつきまして増員されます新規の職員三人を、国立国会図書館の職員定員に加えることによりまして、現在の定員八百三人を八百六人に改めようとするものでございます。
○坪川小委員長 ただいまの館長の説明に対しまして、何か御質疑はございませんでしょうか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○坪川小委員長 御質疑がないようでございますから、国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件は、これを承認すべきものとし、本日の委員会に報告し、その承認を得ることにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○坪川小委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○坪川小委員長 次に、賄雑費支給の件についてでありますが、国会職員の給与等に関する規程第十三条の規定により、国会開会中における国会事務の状況に従い、毎年年度末に賄雑費を支給しておりますが、今年も昨年と同様の額を、本委員会の承認を得て支給いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○茜ケ久保小委員 昨年と同じというのを、ちょっと御説明願います。
○鈴木国立国会図書館長 これは毎年少しずつ上回らすつもりでやっておりますので、いまのところは幾らプラスアルファになるか正確には申し上げられませんけれども、大体昨年よりは上回って支給したいと思います。
○茜ケ久保小委員 昨年は幾らだったのですか。
○岡部国立国会図書館副館長 昨年は千円支給いたしました。
○茜ケ久保小委員 一人千円全員にですか。
○岡部国立国会図書館副館長 さようでございます。
○茜ケ久保小委員 ことしは、どのくらいふえるのですか。
○岡部国立国会図書館副館長 まだ最終額は決定いたしませんが、それよりも若干上回るようにいたしたいと考えております。
○茜ケ久保小委員 私はこの前図書館をずっと見せてもらったのですが、確かに図書館の職員と衆参両院の職員との国会議員に奉仕するという立場が幾らか変わっている点は、これはいなめませんけれども、やはり国会職員として、昨年は本院が三千円、図書館は千円で、三分の一なんです。これはやはり国会として、できれば三千円としたいのですが、いろいろな事情もあるようですから、三千円とはいかなくても、私はこの年度末は最低二千円くらいに上げるべきだと思うのです。こういった点で、私は先ほど庶務小委員会の話を聞いておってふしぎに思うのは、国会は国権の最高機関だとお互いに言っていますが、われわれに奉仕する職員については、むしろ一般官庁よりも冷遇されている点がある。これはおかしいと思うのです。それは、やはり私ども強いことを主張し、やる以上は、私どもの国会活動を助けてくれる国会職員には、私は意見を持っておりますが、もっと一般官庁と違ってやるべきだと思う。また、そうなくちゃならぬと思う。さらに、その中で国会図書館職員が差別をされているということは、やはりいかぬと思うのです。その理由もないではないようですから、私はこの際この年度末の手当を三千円と要求したいのですが、そうもいかぬとすれば、この際二千円くらいの程度に上げることはできないだろうか。そういう努力を館長はしたかどうか。あなたは館長としてあそこにどかっとすわっているが、あなた一人でやっているのじゃないのです。八百人の館員が実に穴ぐらのようなところで働いている、あの働きがあるから、館長としてあなたはあそこにすわっておれるので、自分の給与だけが上がったのではすまぬと思う。われわれもそれに対しては協力するから、あなたも協力してやるべきだと思うのです。したがって、館長はどう処理されるのか、やるのかやらないのか、はっきりしてもらいたい。
○鈴木国立国会図書館長 御承知のように、賄雑費というものは、予算上は昨年までは認められておらなかったのであります。ところが、図書館運営小委員の方々のお計らいによって、ようやく三十八年度から立目されたわけであります。それが昨年初めて立目されて、予算上認められたような次第でありまして、今三十九年度にはそれを若干上回って予算がとれたのも、また皆さま方のおかげだと感謝いたしておるわけであります。そのようにして毎年毎年少しずつでもふやして、その格差をなくしてまいろうと思って努力しておるわけであります。
○前田(榮)委員 国会図書館の職員も衆議院の本館の職員も同率にといういまのお話ですが、そのこと自体は私も別に異議はないのですけれども、国会図書館というのは、あながち国会だけの仕事をするのではない。日本の国会図書館というのは、国会以外の、国会に何ら関係のない図書館業務もやっておる。そこで、それとの区別はどうするか、それが現在どうなっているか。これをひとつお聞かせ願いたいのです。ちょっと区別がしにくいのじゃないかと思うのです。この本館の図書館分館につとめる人間、それから向こうの本館図書館につとめる人間、その他都内にある国会図書館分館につとめる人間、これらはどうするか。こういうことについて、現在はどうなっておりますか。
○鈴木国立国会図書館長 いま御指摘がありましたように、図書館員全部が国会奉仕に当たっているという現状では遺憾ながらないわけでございます。普通の場合には、立法考査局の職員は開会中は全部国会職員と同様な勤務体制を整えてやっております。その他、議員の閲覧室とかいろいろなところに勤務して、国会に関係している部分については、大体において国会職員と同様の勤務体制を整えておりますけれども、その他の部分については必ずしもそうでない。そこで、いま申し上げたように、大体三百名くらいの人については、国会職員と同様に認めてもらえるけれども、あとの職員については必ずしもそうはいかないという現状でございますので、この点、逐次サービス体制を改善しつつ、大蔵当局にも認識してもらい、また、職員もそういうつもりで働いて、だんだん格差をなくしていこう、こう考えておる次第でございます。
○安藤委員 ちょっとお尋ねしますが、必ずしも本館の分室と同一でなく、隔日勤になっているとか、あるいは勤務時間が非常に短いとか、あるいは労働作業が非常に軽微だとか簡易だとか、労働条件にそういう開きがあるのですか。
○鈴木国立国会図書館長 それはいま申し上げましたように、立法考査局あたりの人は、夜分国会が開かれていれば、いつまたレファレンスがあるかわかりませんので、国会が散会するまでいるわけでございます。普通の閲覧のほうは時間があって、八時なら八時で終わりますと帰るわけです。したがいまして、そこに勤務の時間の差というものが出てくるわけでございます。
○坪川小委員長 委員長からちょっと申し上げたいと存じます。これらの、ただいま各委員から御発言になりました点につきましては、かなり問題点もあるやに承っておりますので、いずれあらためました機会において、この問題点のみを集約いたしました委員会を開催いたしたいと委員長も考えておりますので、御了承を願いたいと思います。 本件につきまして、御異議ございませんでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○坪川小委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 本日は、これにて散会いたします。 午前十一時四十八分散会