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46回国会衆議院1964/01/21

議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号

発言数
13
登壇者
4
会派数
2
開催日
1964/01/21

会議録

坪川信三自由民主党

○坪川小委員長 ただいまより図書館運営小委員会を開会いたします。  本日は、昭和三十九年度国立国会図書館予定経費要求につきまして審査をお願いいたしたいと思います。     —————————————  昭和三十九年度国立国会図書館予定経費要求書   〔本号末尾に掲載〕     —————————————

坪川信三自由民主党

○坪川小委員長 まず、鈴木図書館長から説明を求めます。

鈴木隆夫国立国会図書館長

○鈴木国立国会図書館長 国立国会図書館の昭和三十九年度予算要求につきましては、格段の御尽力をいただきまして、厚くお礼申し上げる次第でございます。  これより、国立国会図書館の昭和三十九年度予定経費要求につきまして御説明申し上げます。  まず、昭和三十九年度予定経費要求の総額は九億二千二百五十三万五千円でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、六千六百七十六万三千円の増加と相なっております。  次に、要求額のおもなものについての概略を予算要求額事項別表によって御説明申し上げます。  まず第一に、国立国会図書館の維持管理に必要な経費でありますが、その総額は七億九百六十七万一千円でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、六千八百四十五万九千円の増加と相なっております。この増加のおもなものについて申し上げますと、まず、職員の給与改定に伴う経費として五千七百八十五万七千円を増加いたしております。  また、支部上野図書館の特別修理のための経費といたしまして、二百一万円を計上いたしております。  第二に、国立国会図書館の業務を運営するために必要な経費でありますが、その総額は二億一千二百八十六万四千円でございまして、前年度予算額と比較いたしますと、三百三十万四千円の増加となっております。この増加のおもなものについて申し上げますと、まず、立法調査業務を充実するために必要な経費でございますが、総額一千二百九十二万七千円でありまして、七十八万九千円を増加いたしております。  次に、図書館の資料収集整理及び利用に必要な経費は、総額三千八百七十九万八千円でありまして、五百九十三万六千円を増加いたしております。  このほか、目録書誌等の作成に要する経費は、総額一千二百二十七万三千円でありまして、百八十三万四千円を増加いたしております。  また、写真複製業務の改善及び拡充に要する経費として、八百四十六万五千円を増加いたし、総額一千百十七万七千円と相なっております。  次に、印刷カード作成業務に要する経費は、総額七百四十五万四千円でありまして、三百六十二万八千円を増加いたしております。  また、科学技術関係資料の整備に要する経費は、総額一億一千五百六十万円でありまして、三ヵ年計画の完了に伴い、前年度に比して一千七百八十九万八千円の減少と相なっております。  なお、業務の拡充のために、新たに三名の職員を増員することとなっております。これにつきましては、いずれ国立国会図書館職員定員規程の改正をお願いいたしたいと考えております。  以上、まことに簡単な説明でございますが、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。

坪川信三自由民主党

○坪川小委員長 ただいまの館長の説明に対しまして、何か御質疑がございませんか。

茜ケ久保重光日本社会党

○茜ケ久保小委員 先ほど雑談で申し上げたのですが、私の調査するところによると、国会の職員の中で図書館の職員の待遇がかなり低いという実情が出ております。これは図書館長の手腕のないためか、あるいはいわゆる議運小委員会の何か手落ちか知りませんが、とにかく実態はそういうことである。同じ国会の職員でありながら、院内につとめる職員と図書館につとめる職員の待遇に格差があるということはいけないと思います。それについて、館長から、その実態と、それに対する館長としての何かこれを実現するための熱意があるかどうか聞きたい。

鈴木隆夫国立国会図書館長

○鈴木国立国会図書館長 いまお話がありましたとおり、職員の待遇につきましては、衆参の職員と差がありますことは事実でございます。これは私らといたしましては、その点を縮めようとして、年々縮めてまいってはおりますけれども、なおはなはだしい差があります。これについては、大蔵当局に対しても、毎年その説明をいたしまして、理解してもらっておりますが、勤務の実態が違いますので、同様にはなかなか一挙にはいきかねております。しかし、皆さま方の御協力を得まして、今後ともその差を縮めることに努力してまいりたいと考えております。

茜ケ久保重光日本社会党

○茜ケ久保小委員 館長の説明で、私も内容を調査しておりますから、わからぬことはありませんが、しかし何といっても、館長をはじめ館の首脳部の諸君が、ほんとうに自分の部下の実情を把握して、これじゃいかぬということならば、そうばく大な費用ではないようですから、大蔵当局だってかなり理解をして協力できると思う。またわれわれは、議運のこの図書館小委員としても、やはりほっておけぬ問題でありまして、私どもも責任を感じます。したがって、来年度予算はここに大体出ておりまして、待遇改善に五千七百八十五万幾らのものが出ておりますが、これはおそらく自然増の形であろうと思います。したがって、今後われわれとしても図書館運営の是正をするとともに、やはり職員の待遇改善に関して、館長以下幹部諸君もひとつ努力してもらいたいし、われわれ小委員としてもそれに協力して、なるたけ早くそういった格差がなくなるように努力してもらいたい。私どもももちろんやります。私はまだ図書館の実態を見ておりませんが、早急に図書館の実態を見てあれしたいと思います。これは図書館の幹部諸君に対する要望と、われわれ小委員お互いも、図書館小委員会などというと、いままで聞くところによると、簡単に済んだようでありますが、これではいかぬと思います。最高機関である国会の頭脳でありますから、その頭脳をりっぱにしていただくように、その点を一つ要望しておきます。

坪川信三自由民主党

○坪川小委員長 ただいまの御発言につきましては、委員会といたしましても、十分考慮、善処いたしたいと考えております。  他に御発言ございませんか。

竹内黎一自由民主党

○竹内小委員 近代文学図書館の関係はどうなっておりますか。

鈴木隆夫国立国会図書館長

○鈴木国立国会図書館長 お答えいたします。あれは、衆参両院の議運の御了承を得まして、上野の図書館に寄託することに契約ができ上がりまして、そして、昨年末でありましたか、約二千冊くらいが第一回として上野に運ばれる手順になっておると承知いたしております。

竹内黎一自由民主党

○竹内小委員 わかりました。

坪川信三自由民主党

○坪川小委員長 他に御質疑ございませんですか。——ないようでございますので、、それでは、昭和三十九年度国立国会図書館予定経費要求につきましては、お手元に配付の印刷物のとおり決定いたし、議院運営委員会においては、勧告を付さないで議長に送付すべきものとし、本日の委員会において、以上の審議の経過並びに結果を私から報告いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

坪川信三自由民主党

○坪川小委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  本日は、これにて散会いたします。    午後零時十九分散会      ————◇—————

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