議院運営委員会 第37号
- 発言数
- 30 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1964/06/18
会議録
○福永委員長 これより会議を開きます。 このたびの新潟地震の被災地に対する議員派遣の件でありますが、今回新潟地震により、各地の方々が不測の惨禍をこうむられましたことは、まことに痛心の至りにたえません。 ここに深甚なる同情を申し上げます。 つきましては、新潟地震の被災地に対し、慰問のため、先ほどの理事会において、次の基準によって議員を派遣することに話し合いがまとまりました。 すなわち、派遣地は、第一班は新潟県、第二班は山形県及び秋田県とすること、派遣人員は、第一班六名、第二班六名とし、両班の各会派別構成は、自由民主党三名、日本社会党二名、民主社会党一名とすること、派遣日数は、第一班は三日間、第二班は四日間とすること、見舞い金は、議員一人三千円ずつ拠出願い、新潟、山形及び秋田の三県に贈ることとし、新潟県に百万円、山形県に三十万円、秋田県に十万円とすること。 以上のとおりでありますが、このとおり決定するに御異議ございませんか。
○谷口議員 共産党の代表を入れてくれといっても、なかなか皆さんわかったといってくれないような気がするのですが、実は共産党のほうでは、きょう林君を現地へやっておるのです。それで、皆さんのほうのこの議院から派遣される代表団に、向こうへ行っている林君が合流して、行を一緒にするというようなことは許していただけませんでしょうか。
○福永委員長 たまたま偶然その行動がともになるというようなことはないということも言い切れぬと思います。しかし、院から派遣した一行の一員として行動されるということには了承しがたいのです。
○谷口議員 たまたま一緒に行動してもいいということの御了解は得られますか。
○福永委員長 それはどうも、行った人の中で——われわれがいいと言うのは、ちょっとこれは……。もう行かれたのですか。
○谷口議員 ええ、きょう行ったのです。
○福永委員長 もう行かれたのなら、一緒ということは……。
○谷口議員 ただ、国会から行った議員団と一緒に行動する場合には、行きにくいところへも行けるという場合もありますし、いろいろ便宜がある。そういう点がありますから、経費その他の問題で、一人の派遣議員として共産党も入れてもらえれば、私は非常にうれしいのですが、そうはできないにしても、いいでしょうが。
○福永委員長 ここでどうというのもなんですから、派遣した一行の諸君に一任することにしておきましょう。
○谷口議員 しかし、それはおかしいですね。
○福永委員長 ここでは、正式に派遣する者をどうさせるかということをきめますので……。
○谷口議員 その代表団に入れるか、行を一緒にしてもらうかということは別です。向こうへ行って都合のいいことになる場合もあると思いますが、しかし、行った代表団に一任するというようなことでなく、ここでそんなことがきめられないですか。
○福永委員長 きめようとするなら、それは同一というわけにまいりません。それよりしようがない。
○谷口議員 行動は一緒にできないということですか。
○福永委員長 できないといって、それは自動車が一台の自動車のあとにちょうど走っていったとか、事実上そういうことはあり得ると思うのですけれども、われわれがその行動をともにせよとか——いまきめましたように、各班の構成はこういうことである、こういうことをきめましたから、そのほかの人が一緒に行けば、やはりこの派遣議員団と同じようにみなしてというようなことは、ここでちょっときめにくいのです。
○下平委員 谷口さん、それはここで格式ばってきめないで、いままでの慣例どおりでいいじゃないですか。たとえば、この間私は林さんと一緒に行ったのですが、別にきめたのじゃなくて、現地で中山委員長に話して、ぼくもそういう形で参加している。ここで参加を正式にきめる、きめないということになると、党派別にきめることで、共産党は団員じゃないということ、それ以外のことは言えないが、支障ないと思うのです。現に、ぼくは、この間四日間林君とずっと一緒に行動してきている。ぼくも団員じゃなかった。
○谷口議員 そう言われるとすると、共産党をはずすというのがおかしいということになる。
○福永委員長 それはやはり数でなんですから、四百六十七名全部派遣するなら、共産党ははずしません。ただし、一個班六名で二個班というと、これはそこへ入れないからと言われても困る。
○谷口議員 ですから、私はそんなことを言っているのじゃない。下平さんのおっしゃるとおり、たまたま行っているのだから、皆さんと一緒に歩いた場合には、一人よりも都合よく見ていかれるという便宜もあり得るわけです。
○福永委員長 歩いたらいかぬと言っているのじゃないのです。だけれども、ここでは、そういうことはきめることじゃないのです。きめることは、いま正式に言ったことしかきめられぬから、あとは現地でしかるべく、こういうことを私は申し上げたので、それ以上はっきりきめろとおっしゃれば、それは一緒というわけにはいきませんと言うより言いようがない。
○谷口議員 現地でしかるべくというのは、現地の代表団のところに林君がついていくことがあり得るということを認めていただくことになりますな。
○福永委員長 認めるということばをおっしゃるからいけないので、認めるとか認めないとかいうことを言わずに……。
○谷口議員 そうすると、共産党の議員は、たまたま行っておるのに、国会から派遣する議員と一緒に便宜上歩くというようなことすらいけないということをおっしゃるのですか。
○福永委員長 いけないとは言っていないのです。
○佐々木(秀)委員 いけないとも、いいとも言っていない。
○柳田委員 いいとも言えない。
○谷口議員 ですから、私どもは代表団としてでなく行っているのですから、代表団の諸君と行動をともにするということもここで認めてもらえぬだろうかということを言っておるのです。
○柳田委員 こうしたらどうですか。いまのように言われるならば、これは正式の派遣議員じゃない、しかし国会議員の一員であることは間違いない。たまたま現地に行っておられて、現地の事情で行動をともにされることはあり得ても、それは議員の個人の行動までも議院としては規制できない、そういうように理解されたらいいじゃないですか。だから、共産党は事実問題を言っておられるのか。ものの考え方を言っておられるのか。事実問題を言われるなら、事実問題に対しては、ここでははっきりよいとは言えないし、悪いとも言えない。
○福永委員長 谷口さん、いいじゃないですか、わかり切ってものを言っているのですから。もうそこら辺にしましょう。 このとおり決定するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福永委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 この際、暫時休憩いたします。 午後一時四十六分休憩 ————◇————— 〔休憩後は会議を開くに至らなかった〕