運輸委員会日本国有鉄道の事故防止対策に関する小委員会 第8号
- 発言数
- 3 件
- 登壇者
- 1 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1964/05/14
会議録
○進藤小委員長 これより運輸委員会日本国有鉄道の事故防止対策に関する小委員会を開会いたします。 きのうに引き続き国鉄の事故防止対策について調査を行ないます。 この際、懇談に入ります。 ————◇————— 〔午後二時二十五分懇談会に入る〕 〔午後二時三十三分懇談会を終わる〕 ————◇—————
○進藤小委員長 懇談を終わります。 本小委員会といたしましては、現在まで国鉄の事故防止策について調査をいたしてまいりましたが、次回の委員会において小委員長よりこれまでの調査の経過を報告いたしたいと存じますので、御了承をいただきたいと存じます。 なお、その際に、ただいまの懇談会で決定いたしました小委員会の結論事項をあわせて報告いたしたいと存じます。 その案文を朗読いたします。 一、人命尊重の精神を更に徹底させること。 一、国鉄経営上企業的センスの必要なことは勿論であるが、そのため安全性が第二義的とならないよう十分配慮すること。 一、過密ダイヤ等に見られる如く、過去の投資不足が事故の原因となる場合が多いので今後投資の大巾拡大とくに保安対策を重点とした長期計画を樹立しそれに必要な資金を確保すること。 一、踏切事故の絶滅を期するため、立体交叉化の推進、踏切設備の改善、踏切の整理統合等を積極的に行うこと。又これらのため、中央地方を通じ関係行政機関による協議体制を確立すること。 一、大都市交通の混雑緩和のため時差通勤をさらに強力に行うよう措置すること。 一、事故発生時における救援体制とくに関係機関の連絡等について万全を期すること。 一、踏切警手の権限を強化明確化することについて検討すること。 一、事故防止に関する技術研究体制をさらに強化すること。 一、新技術を実用化する場合においては、その安全性について十分な試験期間をもうけること。 一、信号回路とくに線路のいわゆる横の情報伝達網の整備について研究すること。 一、安全に関する職員の量的質的充実をはかるととも一にその養成について遺憾なきを期すること。 一、職員の給与改善、休養宿泊施設の整備につとめること。 一、運転事故に関する特別審判制度の可否について検討すること。 一、車輪の取替、レールの保守に万全を期すること。なお軌道試験車の増備につとめること。 一、自動列車停止装置その他の保安装置の取りつけを速かに完了すること。 一、曲線部の線路間隔の増大、隣接線防護施設の整備、安全側線の改良等施設の改善を行うこと。 以上の事項を主体にした報告を行ないたいと存じますが、案文の点につきましては御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○進藤小委員長 御異議なしと認め、さよう決しました。 本日は、これにて散会いたします。 午前二時三十七分散会