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45回国会参議院1963/12/11

予算委員会 第1号

発言数
11
登壇者
3
会派数
1
開催日
1963/12/11

会議録

太田正孝自由民主党

○委員長(太田正孝君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  まず、委員の変更について御報告いたします。  去る十一月二十八日米田正文君が辞任せられ、鳥畠徳次郎君が選任されました。  本月三日、高瀬荘太郎君が辞任され、森八三一君が選任されました。  翌四日、天田勝正君及び向井長年君が辞任され、高山恒雄君及び基政七君が選任されました。  九日、小林武治君、古池信三君、松野孝一君及び川上為治君が辞任され、木暮武太夫君、村山道雄君、金丸冨夫君及び江藤智君が選任されました。  また、本日、木内四郎君が辞任され、塩見俊二君が選任されました。   —————————————

太田正孝自由民主党

○委員長(太田正孝君) 次に、理事の補欠互選を行ないます。  現在、当委員会におきましては理事が四名欠員となっております。その互選につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

太田正孝自由民主党

○委員長(太田正孝君) 御異議ないと認めます。  斎藤昇君、村山道雄君、市川房枝君、高山恒雄君を理事の補欠に指名いたします。   —————————————

太田正孝自由民主党

○委員長(太田正孝君) 次に、予備審査として送付されました昭和三十八年度一般会計補正予算(第2号)、昭和三十八年度特別会計補正予算(特第2号)、昭和三十八年度政府関係機関補正予算(機第2号)、以上三案を一括議題といたしまして、提案の理由の説明を承ることにいたしたいと思います。田中大蔵大臣。

田中角榮自由民主党大蔵大臣

○国務大臣(田中角榮君) 提案の理由を説明申し上げる前に、一言ごあいさつを申し上げます。  総選挙の結果、成立を見た第三次池田内閣に、不肖引き続き大蔵大臣を拝命いたしました。本委員会におきましては、本案に関し、来たる通常国会には明三十九年度総予算の御審議をお願いするわけでございます。  私も、政府委員も誠意を持って御説明に当たる覚悟であります。格別の御支援、御協力をお願い申し上げます。  政府は、今回、昭和三十八年度一般会計補正予算(第2号)特別会計補正予算(特第2号)及び政府関係機関補正予算(機第2号)を国会に提出いたしました。この補正予算は、前国会の解散により不成立に終わりました補正予算各第一号と実質的内容はほとんど同一でありますが、ここに予算委員会の御審議をお願いするにあたりまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計補正予算につき御説明いたします。  今回の一般会計予算補正による歳入、歳出の追加額は、それぞれ千二百四十二億円でありまして、この結果、昭和三十八年度一般会計予算の規模は、歳入、歳出とも二兆九千七百四十二億円となるわけであります。  歳出につきましては、国家公務員等の給与改善をはじめ、三十八年度当初予算作成後に生じた事由に基づき、特に緊急に措置を要することとなった経費を追加計上いたしております。  補正追加を行ないます事項のそれぞれにつき、御説明申し上げます。  まず、給与改善費でありますが、これは去る八月十日に行なわれた人事院勧告を尊重して、本年十月一日から国家公務員等の給与を改善するため必要な経費であります。  これに基づく一般会計の補正所要額は、一般会計職員分百五十七億円、特別会計繰り入れ分六億円、義務教育費国庫負担金分八十二億円及び補助職員分十七億円、合計二百六十二億円となっております。  次に、食糧管理特別会計への繰り入れであります。  これは、さきに三十八年産米の政府買い入れ価格が、当初予算における見込みを上回って決定されたこと等により、食糧管理勘定における損失が大幅に増加する見込みとなったので、同会計の経理運営の改善をはかるため、二百五十億円を同会計の調整勘定へ追加繰り入れするものであります。  第三は、農業共済再保険特別会計への繰り入れであります。  これは、本年春以来の長雨等による三十八年産麦の著しい減収に伴い、同会計農業勘定の支出する再保険金が当初の予定をはるかに上回り、その支払財源に不足を来たすことが見込まれますので、この不足を補てんするとともに、異常災害の発生に伴う支払い財源の不足に対処するため、同会計の再保険金支払い基金勘定へ繰り入れる等により、百六億円を計上いたしたものであります。  次に、災害復旧等事業費でありますが、三十八年発生災害にかかるものとして百五十七億円、過年発生災害にかかるものとして百五十八億円、合計三百十五億円を計上いたしております。まず三十八年発生災害につきましては、すでに既定の予備費をもって応急の措置を講じて参ったのでありますが、今回の追加は、三十八年度中の所要額から予備費よりの支出済み額を差し引いた今後の必要額であります。次に、過年発生災害でありますが、三十五年及び三十六年発生の災害復旧等事業につきましては、その後の実施状況を実地調査した結果に基づき、また、三十七年発生災害につきましては、三十八年度当初予算作成後確定した事業費及び補助率により所要額を追加計上いたしたものでありまして、これにより三十五年発生災害の復旧等事業は完了いたしますほか、三十六年及び三十七年発生災害につきましても、当初予算で予定したところを上回る事業の進捗が期待されるわけであります。  なお、財政投融資計画におきましても、一般会計における災害復旧等事業費の追加に伴う地方公共団体の資金需要の増加に充てるため、所要の追加を行なうこととし、災害の復旧に遺憾なきを期しております。  最後に、地方交付税交付金でありますが、これは歳入面におきまして、所得税、法人税及び酒税を追加計上いたしますことに伴い補正を必要とするものでありまして、その追加額は三百九億円となっております。  歳入につきましては、最近までの収納実績等にかんがみ、総額千二百四十二億円をすべて法人税等租税及び印紙収入の増加をもって充当することといたしておりまして、この結果、三十八年度の租税及び印紙収入は、合計二兆四千二百九十五億円となるわけであります。  次に、特別会計補正予算につき、御説明申し上げます。  特別会計におきましては、公務員の給与改善のため、厚生保険特別会計外六特別会計につき、また、主として一般会計予算の補正に関連して、交付税及び譲与税配付金特別会計外二特別会計につき、それぞれ所要の補正を行なうことといたしております。  最後に、政府関係機関補正予算につき、御説明いたします。  まず、日本国有鉄道におきましては、東海道幹線増設費に不足を生ずる見込みとなりましたので、収入支出予算四百四十三億円及び債務負担行為百九十九億円を追加いたしますとともに、日本電信電話公社におきましても、道路工事等に伴う支障移転工事が、予想以上に増加したため、九十億円の予算を追加計上することといたしております。  なお、これに伴い、財政投融資計画におきましても、日本国有鉄道につき三百三十億円、日本電信電話公社につき五十億円の資金を追加することといたしております。  以上、概要を御説明いたしましたが、詳細は政府委員をして説明いたさせます。何とぞ、御審議の上、すみやかに御賛同あらんことをお願いいたします。

太田正孝自由民主党

○委員長(太田正孝君) ただいま大蔵大臣の御説明に関し補足説明を聴取することにいたしたいと思います。佐藤主計局長。

佐藤一郎大蔵省主計局長

○政府委員(佐藤一郎君) それでは、私から簡単に補足説明を申し上げたいと思います。  説明の便宜上、お手元にお配りしてございます三十八年度補正予算の説明、これを半ば読みながら御説明いたしたいと思います。  一ページの総説は、ただいま大臣からの提案理由の御説明で尽きておりますので、省略させていただきます。  次に、二ページの一般会計でございますが、今回の補正によりまして、当初の二兆八千五百億円の予算が千二百四十一億八千七百万円加わりまして、二兆九千七百四十一億九千五百万円という規模になったわけでございます。以下に内訳がございますが、逐次御説明申し上げますので、この点の御説明は省略さしていただきます。  歳出でございますが、まず給与改善費が二百六十一億六千八百万円でございます。御承知のように本年八月十日に行なわれましたところの人事院勧告を尊重いたしまして、俸給表の合理的な改善並びに通勤手当、期末手当、勤勉手当等の増額を行なうことといたしまして、その実施期日を三十八年十月一日ということにいたしております。なお、特別職の国務公務員の給与につきましても、この勧告の趣旨に沿って改善を行なっております。また、義務教育の職員等の給与改善も同様でございます。その金額の内訳がその下にございます。総額二百六十一億六千八百万円となっております。  次に、食糧管理特別会計でございます。これはここにございますように、二百五十億円の追加額ということになっておるのでございます。この説明のちょっと下のところにもございますように、食糧管理特別会計の調整資金の現在高は三十七年度末における残高二百二十億円及び三十八年度当初予算において一般会計から受け入れました四百九十億円、合計七百十億円あるのでございます。ところが、御承知のように生産者価格の引き上げ等が行なわれました。その結果、赤字が当初の予定よりもだいぶふえまして、ここにございますように九百二十六億円に達することとなりました。そこで、それらの穴埋めをいたすために、二百五十億円の追加計上をいたしたわけでございます。  次に、農業共済再保険特別会計への繰り入れでございますが、追加額百六億一千四百万円でございます。これは、御承知のように、長雨等によりまして非常に本年の麦が減収をいたしました。そのために農業共済再保険特別会計の支払い再保険金に不足を生じたということになったために、一般会計から同会計農業勘定へ九十六億一千四百万円を繰り入れることにいたしました。なお、そのほかに異常災害の発生等による財源の不足に対処するために、再保険金支払い基金勘定というところへ十億円の計上をいたしました。この二口が合わさって、ここにございます百六億になっておるわけでございます。  次が、災害復旧事業費でございまして、三百十五億一千七百万の追加に相なっております。二番目のパラグラフから申し上げますと、三十八年発生災害については、その復旧のための所要額としては、すでに予備費から相当支出をしておるのでありますが、それを除きますと、百五十六億円となります。それから過年災、三十六、七災、こういうものにつきまして百五十八億円を追加計上しております。過年災のうちで三十五年と三十六年発生の災害につきましては、その後の実施状況等を実地調査した結果に基づいて査定をしたものでございます。また三十七年発生災害につきましては、三十八年度予算を作りましたときは、まだ事業費や補助率等が確定いたしておりませんでしたので、それを確定いたしました数字に基づいて計上しておるわけでございます。この結果といたしまして、三十五年発生災害の復旧は全部完了いたします。また、三十六、七発生災害につきましては、当初予算で予定した以上の進捗率が期待されることとなっております。  その下の所管別の内訳表は省略させていただきます。  次のページに参ります。  五番目の地方交付税交付金でございますが、これは例年追加予算の税源を所得税、法人税、酒税に求めておるわけでございまして、今回も増収が一千六十八億七千五百万になりますので、所定の率をかけましたところの交付税交付金をここに計上することといたしたわけでございます。  歳入につきましては、今回は特別の御説明を必要といたさないと思います。例によりまして、源泉所得税、法人税等が中心になっております。ただ、ここにまん中に修正減少額というのが十億七千百万円ございますが、これは、今般御承知のように、砂糖消費税を一キログラム当たり五円引き下げるという提案をいたしておりますので、それに見合うところの減収額十億七千百万円を計上してあるわけでございます。そのほかは、最近におけるそれぞれの税目の実績を勘案いたしまして計上いたしたわけでございます。  それから、七ページに参りまして特別会計でございます。  交付税につきましては、すでに申し上げておりますので、省略さしていただきます。  食糧管理特別会計につきましても、大体の趣旨をすでに御説明申し上げておりますので、この説明は省略さしていただきます。  それから、八ページに参りまして、農業共済再保険特別会計でございますが、これも先ほど申し上げましたように、再保険金支払い基金勘定に十億円、それから農業勘定に九十六億一千四百万円という二口の繰り入れを行なっておるということが、この説明に書いてあるのでございます。  それから、十ページの政府関係機関でございますが、日本国有鉄道につきましてまず申し上げますと、御承知のように、東海道新幹線に関しまして支出予算と債務負担行為が不足をしてまいりまして、支出予算につきましては四百四十三億円、債務負担行為について百九十九億円を追加いたすことといたしました。そうしてそれらの見合いの収入といたしましては、鉄道債券二百六十億円、資金運用部特別会計からの借り入れ金九十億円、そのほか資産充当九十三億円を充てることといたしております。  日本電信電話公社の補正でございますが、これは最近道路の整備が非常に進んでまいりまして、そのために工事進捗上支障を来たしている。その支障移転工事というのが予想外に伸びてまいりまして、そのためにどうしても工事費の追加が必要であるということになったわけであります。これらの財源といたしまして、電信電話債券七十五億円、資産充当十五億円ということで、合計九十億円を追加するということになっております。  次は、付表でございますので、説明を省略さしていただきます。簡単でございますが……。

太田正孝自由民主党

○委員長(太田正孝君) 以上をもちまして、三案に対する説明は終了いたしました。   —————————————

太田正孝自由民主党

○委員長(太田正孝君) 次に、調査承認要求についておはかり申し上げます。  今期国会開会中予算の執行状況に関する調査を行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。   「異議なし」と呼ぶ者あり〕

太田正孝自由民主党

○委員長(太田正孝君) 御異議ないと認めます。  要求書の作成及び手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

太田正孝自由民主党

○委員長(太田正孝君) 御異議ないと認めます。  本日は、これにて散会いたします。    午後六時五十三分散会    ————・————

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