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43回国会参議院1963/02/01

議院運営委員会 第5号

発言数
21
登壇者
6
会派数
3
開催日
1963/02/01

会議録

田中茂穂自由民主党

○委員長(田中茂穂君) 議院運営委員会を開会いたします。  まず、社会保障制度審議会委員の推薦に関する件を議題といたします。  事務総長の説明を求めます。

河野義克事務総長

○事務総長(河野義克君) 去る一月三十日付で、内閣総理大臣から本院議長あてに、本院議員小柳勇君及び藤田藤太郎君の社会保障制度審議会委員としての任期が二月十三日満了となるので、後任者の推薦を依頼いたしたい旨の文書が参りました。後任につきましては、両君の所属会派の日本社会党から、小柳勇君及び藤田藤太郎君を推薦されたい旨の届がありました。議長といたしましては、日本社会党から推薦がありました両君を内閣総理大臣に推薦いたしたいと存じていますので、御了承をお願いいたします。

田中茂穂自由民主党

○委員長(田中茂穂君) 本件につきましては、ただいま説明のとおり、社会保障制度審議会委員を推薦することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

田中茂穂自由民主党

○委員長(田中茂穂君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。   —————————————

田中茂穂自由民主党

○委員長(田中茂穂君) 次に、今期国会における内閣の議案提出予定に関する件を議題といたします。  まず、官房長官からその内容について御説明願いたいと存じますが、なお、理事会におきましては、内閣の議案提出に関し協議いたしました結果、議案審議の能率化等の見地から、自後できるだけ多くの議案を本院先議として提出すべき旨、意見の一致を見ておりまするので、官房長官におかれても、さよう御了知の上、この際これに対する内閣の御所信をもあわせてお述べ願いたいと存じます。

黒金泰美自由民主党内閣官房長官

○政府委員(黒金泰美君) お手元に配付してあります第四十三回国会政府提出予定法律案等件名調でございますが、それをおあけ願います。初めに総括がございますが、内閣初め総計で百人十一件の法律案を今のところ一応予定いたしております。そのうち予算に関連いたしますものが九十七件、ほかに条約が十四件ございます。その次のページからは、内閣、総理府を初めといたしまして、各所管別に法律案の件名とその提出の予定時期が書いてございます。この中で「済」となっておりますのは、提出が済んでおりまするし、「未定」となっておりますのは、まだはっきりした期日がきまらないものでございます。  この内容を要約して申しますと、本日までに提出済みのものが五十二件でございます。その五十二件の中で予算関係のものが四十四件あります。近日中に提出予定のもの、これは今印刷をしておりますので、そういうような状態でごく近いうちに予定しておりますが、それが五件ございまして、そのうち三件が予算関係のものであります。二月の上旬中には三十九件提出を予定しておりまして、そのうちで予算関係のものが三十件ございます。二月中旬までにさらに三十件提出し、そのうちに予算関係のもの二十件含んでおりますので、われわれといたしましては、二月の中旬までにぜひ予算関係のものは全部提出したいというような考えで努力をいたしております。なお、二月の下旬以降に予算関係以外のもの十五件ございます。あらに三月に多少からんだものも出て参りましょうが、できるだけ三月の早い機会に提出できるようにいたしておる次第であります。条約の承認案件は十四件ございます。本日までに五件提出されており、残りも準備のでき次第に提出をする心組みでございます。  なお、このほかに実は今この国会に提出するかどうか検討中の法案が二十五件、条約の承認を求める案件が十八件ございますが、これにつきましては、その出すか出さないか、御審議願うかどうか、この結論をなるべく早くつけたいと思いまして、調整を急いでおります。さらに御了承願いたいことは、今申し上げたのは現時点におきます一応の予定でございまするが、あるいはこの件数が多少減るかあるいは多少ふえるか、そういうこともございますので、この点は御了承願いたいと存じます。  今委員長からお話のありました、できるだけ案件を参議院に提出するようにというお話につきましては、御趣旨はそのとおりでありまして、でき得る限り御趣旨に沿いますように、今後ともに努力いたします。

田中茂穂自由民主党

○委員長(田中茂穂君) それでは、ただいまの官房長官の御説明に対しまして、御質疑のおありの方は順次御発言を願います。

米田勲日本社会党

○米田勲君 この案件をずっと所管のとおりに並べてあるのですが、このうち参議院先議になるのは、どこかに、しるしがついているのですか。

黒金泰美自由民主党内閣官房長官

○政府委員(黒金泰美君) いろいろと今検討いたしておりますが、もうしばらくその結論をお待ち願いたいと思います。

米田勲日本社会党

○米田勲君 いつごろに大体結論が出るか、先議案件について。

黒金泰美自由民主党内閣官房長官

○政府委員(黒金泰美君) いま下案の程度で、各方面と打ち合わせておりますから、いましばらくお待ち願いたいのです。できるだけ早くお返事申し上げます。

米田勲日本社会党

○米田勲君 それから今概括的な説明の中には、提出するかどうか検討中のものなど含めてだいぶあるようですが、実際今までの参議院の審議状態を考えてみると、いつでも会期のほとんどを衆議院が費して、会期末になると一括してこちらへたまり込むというような状況で、非常に参議院は毎回迷惑をしているわけです。それで、こういう提出するかどうかまだ検討中で、結論を容易に出せないような問題を、あまり長い期間検討されておって、そうしてそれが出すときまる、参議院の審議日数はまた衆議院に大方食われてしまってなくなる、勢いこっちでまた審議日数のないことにもからんでトラブルが起こるということで、運営上おもしろくないことが起こることが予想されるので、提出するかどうかをまだ決定していないものや、それから提出の時期が未定のものについては、できるだけ早くそのことを決定してもらわないと非常に困ったことが起こるということを、一応希望を申し上げておきます。

天田勝正民主社会党

○天田勝正君 これはまあ質疑というよりも、むしろ委員長を通じてお願いしておきたいのですけれども、すでに提出済みのものはそれぞれ内容が明らかでありますけれども、特にわれわれが関心を寄せるのは、本会議に説明を要するもの、これがどの会派にとって毛、理事会等でやはり協議をしなければならないことになると思います。それにはやはり大まかな内容ですね、改正なら改正の。それはこまかいことはとても言いがたいけれども、まあ改正の趣旨はこうだというようなものを急速にまとめていただきませんと、ちょっと後刻理事会で検討する場合にも困るであろうと思うのです。このことをひとつ委員長におかれて官房長官と相談されて急速におまとめ願いたい。お願いします。

田中茂穂自由民主党

○委員長(田中茂穂君) 天田君にお答えいたしますが、御趣旨は、重要法案の内容の大まかな改正の要点のようなものを求めたいと、こういうお尋ねでございますか。

天田勝正民主社会党

○天田勝正君 そういうことですけれども、重要法案かいなかを、どうせ後刻各会派それぞれ検討しなきゃなりませんでしょう。その際に、内容によれば、幾ら件名がぎょうぎょうしくても、そう重要と見なくてもいいものもあるし、いろいろ内容次第によって違うと思うのです。ですから、内容をことこまかく書くのじゃなくて、たとえば今度の私的独占は、人数をふやすのだ、この程度を知りたい。こういうことなんです。

田中茂穂自由民主党

○委員長(田中茂穂君) それでは、天田君の御趣旨はわかりましたので、後刻官房長官とも御相談いたしまして、できるだけ御趣旨に沿うようにお話し合いをいたしたいと思っております。

中村順造日本社会党

○中村順造君 官房長官にお尋ねしますが、条約関係の中で、従来問題になっておりますILO条約八十七号の批准が入っていないようですが、この点はどのようになっているのですか。一番終わりに条約十八件とあるのですが、二番の国際労働機関憲章を改正するもの、これは違うと思うのですが。

田中茂穂自由民主党

○委員長(田中茂穂君) 中村君にお答えいたしますが、しまいから七枚目の、上から条約の二項目目に「結社の自由及び団結権の保護に関する条約」というのがあります。

中村順造日本社会党

○中村順造君 官房長官、それではこれは、先ほど「未定」と書いてあるのは期日のことだということでございますが、そういうふうに僕は理解しているのですが、団結権の保護に関する八十七号は本国会に出されるというような理解をいたしていいのですか。

黒金泰美自由民主党内閣官房長官

○政府委員(黒金泰美君) 今の「結社の自由及び団結権の保護に関する条約」は提出をする。しかし、その期日がまだ未定であります。  なお、もし誤解があるといけませんが、出すか出さないか未定というのが、条約のについては、終りから二枚目に十八件ございます。それから法律のほうで出せるか出せないかわからぬというのがその前の五枚目。こちらのは時期のほうが未定である、こういうふうに御了解を願いたいと思います。

田中茂穂自由民主党

○委員長(田中茂穂君) ほかに御発言もなければ、本件につきましてはこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時五十六分散会    ————・————

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