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43回国会衆議院1963/07/04

農林水産委員会 第46号

発言数
13
登壇者
2
会派数
2
開催日
1963/07/04

会議録

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  湯山勇君外十三名提出、農林漁業団体職員共済組合法の一部を改正する法律案を議題といたします。

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 提案者から提案理由の説明を聴取いたします。湯山勇君。

湯山勇日本社会党

○湯山議員 私は、提案者を代表して、ただいま議題となりました農林漁業団体職員共済組合法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたしたいと存じます。  農林漁業団体職員共済組合法は、農林漁業団体役職員の年金制度を確立することによって、そこに働く人々が、将来に明るい希望を持ち、安心して業務に専念できるようにするため、去る昭和三十三年四月に制定されました。しかしながら、当時、国家公務員共済組合法を全面的に改正して、給付水準を公共企業体等職員共済組合法並みに大幅に引き上げようと審議中であったにもかかわらず、改正前の国家公務員共済組合法を骨子として制定されました。そのため、農林漁業団体職員共済組合法の制定直後、昭和三十三年五月に国家公務員共済組合法が改正され、また、これに準じていた私立学校教職員共済組合法が昭和三十六年六月に改正され、さらに昭和三十七年九月に地方公務員共済組合法が全面的に国家公務員共済組合法に準じて制定されるなど、他の共済組合が給付水準の一元化の方向に向かって改正された中で、農林年金制度のみが給付水準の面で著しく立ちおくれるという現状になっております。  さらに、厚生年金も、近い将来に給付水準の大幅引き上げを行なう段階にあります。今日、農林漁業団体職員共済組合法のすみやかな改正を行なわなければ、本制度設立の目的がそこなわれるおそれが強いといわなければなりません。農林年金も発足以来満四年を経過し、この間の実績も十分に把握でき、法改正を行なう準備も十分に整っております。したがいまして、農林漁業団体職員共済組合法を改正し、給付内容等の改正をはかることによって、農林漁業団体役職員が、将来に希望を持って職務に専念し得るようにすべきであると考えるのであります。以上が本案を提案する理由であります。  以下、本案の内容について申し上げます。  まず第一に、標準給与の引き上げを行なうこととし、標準給与の等級及び月額を最低七千円から最高十万円までの三十一等級に改め、平均標準給与月額の算定基準を最終三年間の平均とすることにいたしました。  第二に、退職給付の改善を行ない、退職年金の年金額を、平均標準給与年額の百分の四十に相当する額とし、組合員期間二十年をこえる年数一年につき、平均標準給与年額の百分の一・五に相当する額を加算して支給することにするとともに、最低保障額を九万六千円とし、最高限度を平均標準給与年額の百分の七十に相当する額といたしました。なお、最低保障額は物価値上がりに対応してスライドさせる規定を設けております。また、退職一時金の計算の基礎となる組合員期間に応じた日数を十日から五百三十二日までに改めることにいたしました。  第三に、障害給付の改善を行ない、障害年金の支給要件たる廃疾の程度を一級、二級、三級の三種類に区分し、また職務上の傷病による廃疾と職務外の傷病の廃疾とに区分し、職務上の傷病による廃疾についてはすべての組合員を、職務外の傷病による廃疾については組合員期間半年以上の組合員を対象として支給することとしました。そして、障害年金の額は、平均標準給与の年額に、職務による年金の場合は一級〇・八、二級〇・六、三級〇・四、職務によらない年金の場合は一級〇・五、二級〇・四、三級〇・三の率を乗じて得た額とし、最低保障額を設けることといたしました。また、組合員期間十年以上二十年未満の者に支給する障害年金は、十年をこえる年数一年につき平均標準給与年額の百分の一に相当する額を、組合員期間二十年以上の者に支給するときは、二十年をこえる年数一年につき平均標準給与年額の百分の一・五に相当する額を加算することといたしました。また、障害一時金は平均標準給与月額の十二月分に相当する額を支給することにいたしました。  第四に、遺族給付の改善を行ない、職務上の傷病による死亡についてはすべての組合員の遺族を、職務外の傷病による死亡については組合員期間十年以上の組合員の遺族を対象として支給することとし、職務による障害年金を受ける権利を有する者が、職務によらずに死亡したときは、その者の遺族に支給することといたしました。  そして、職務による遺族年金の額は、平均標準給与の年額の百分の四十に相当する額に組合員期間が二十年をこえるときは、そのこえる年数一年につき平均標準給与の年額の百分の一・五を加算することとし、職務によらない遺族年金の額は、組合員期間二十年以上の場合は、その死亡した者が受けるべきであった退職年金の額の百分の五十に相当する額を支給し、組合員期間が十年以上二十年未満の者に対しては、平均標準給与年額の百分の十に、組合員期間が十年をこえるときに、そのこえる年数一年につき平均標準給与の年額の百分の一を加算する額を支給することといたしました。  また、年金額の最低保障額を四万八千円とし、最高限を平均標準給与の年額の百分の七十といたしました。  また、遺族一時金の計算の基礎となる組合員期間に応じた日数を十日から二百三十二日までに改めることといたしました。なお、年金者遺族一時金の制度は廃止することといたしました。  第五に、国の補助は給付に要する費用の百分の十八に相当する額に引き上げるとともに、掛け金の負担は、組合員及びその組合員を使用する農林漁業団体等が、四十五と五十五の割合で掛け金を負担することといたしました。  第六に、以上の給付内容の改善にあわせて、従来不十分であった諸規定の整備を行なうことといたしました。  以上がこの法律案の提案の理由及び主要な内容の説明であります。何とぞ慎重に御審議の上、すみやかに御可決くださいますようお願いいたします。      ————◇—————

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 次に、閉会中審査に関する件についておはかりをいたします。  すなわち、内閣提出にかかる土地改良法の一部を改正する法律案及びいずれも本院議員提出にかかる漁業基本法案、土地改良区の財政の再建に関する特別措置法案、甘味資源の生産の振興及び砂糖類の管理に関する法律案、水産物の価格の安定等に関する法律案、水産業改良助長法案、農林漁業団体職員共済組合法の一部を改正する法律案並びに農林水産業の振興に関する件、農林水産物に関する件、農林水産業団体に関する件、農林水産金融に関する件、農業災害補償に関する件、右各件につきまして、閉会中もなお審査を行ないたい旨議長に対し申し出たいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。      ————◇—————

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 次に、閉会中委員派遣に関する件についておはかりいたします。  閉会中審査案件が付託になりまして、その審査のため現地に委員派遣の必要が生じました場合は、その調査事項、派遣委員、派遣期間、派遣地等の決定を委員長に御一任願い、議長に対し委員派遣の承認申請を行ないたいと存じますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。      ————◇—————

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 次に、請願の審査を行ないます。  今国会において当委員会に付託になりました請願は、全部で六百八十三件であります。  これより日程第一から第六八三までの各請願を一括して議題といたします。  まず、審査の方法についておはかりをいたします。  各請願の内容につきましては、請願文書表等により御承知のことと存じますし、さらに先刻理事会におきまして慎重に御検討をいただきましたので、この際、各請願についての紹介議員よりの説明等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 御異議なしと認めます。よって、直ちに採決いたします。  本日の請願日程中、第一ないし第一二、第一四ないし第二三、第三六ないし第四五、第四七、第四八、第五一、第五二、第五五、第五六、第六〇ないし第六八、第七〇ないし第七五、第七八、第八二ないし第八五、第一一〇、第一一二、第一一三、第一二五ないし第一二七、第一三二、第一三四、第一三七、第一三八、第一四五、第一五〇ないし第一五七、第一六〇、第一六八ないし第一七三、第一七六ないし第一八四、第一八七ないし第二〇一、第二一二ないし第二一四、第二一六、第二一九ないし第二二四、第二二六ないし第二三〇、第二三三、第二三四、第二三六ないし第四五三、第四五五ないし第六八三の各請願は、いずれも採択の上内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。  次に、日程第二四ないし第三五、第五七ないし第五九、第七六、第七七、第七九、第八〇、第八六ないし第一〇九、第一一一、第一一四ないし第一二四、第一二八ないし第一三一、第一三五、第一三六、第一三九、第一四〇、第一四六ないし第一四九、第一六七、第一七四、第一八五、第一八六、第二〇六ないし第二一〇、第二一五、第二二五、第二三五の各請願につきましては、いずれも議決を要しないものと決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。  なお、ただいま議決いたしました各請願に関する委員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。     —————————————

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 なお、本日までに本委員会に参考送付されました陳情書は、木炭産業振興に関する陳情書外百七十五件であります。右、念のため御報告いたしておきます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時四十一分散会      ————◇—————

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